【2024】E資格の試験日はいつ? 試験日までに勉強して合格を目指そう!

E資格とは、AIのなかでもディープラーニングに関する内容が出題される資格です。AIが急速に進化する現代で、知識を証明できる資格として注目を集めています。

本記事では、E資格の試験日や出題内容を解説しています。試験日までにやっておきたいことも紹介しているので、入念に準備をして、E資格の合格を目指しましょう。

E資格の試験日はいつ?

E資格の試験日はいつ?

E資格は毎年、2月と8月の年に2回開催されます。ちなみに、2024年の試験日は下記のとおりです。

開催回開催日
2024#1
  • 2月16日(金)
  • 2月17日(土)
  • 2月18日(日)
2024#2
  • 8月30日(金)
  • 8月31日(土)
  • 9月1日(日)

3日間あるうち都合の良い日を選択できるので、スケジュールを調整して臨めます。なお、今回申し込みをしない方は、2025年の2月に向けて勉強に取り組むと良いでしょう。

また、E資格は試験日から逆算して、約2ヶ月半ほど前から申し込みが可能です。申し込み自体は試験日の前日23:59まで受け付けていますが、試験会場は先着順のため、上限に達すると違う会場を選択しなければいけません。

そのためにも、試験日までに余裕を持ってE資格の申し込みをしましょう。なお、E資格の申し込み方法は、こちらの記事で解説しています。スムーズに申し込みできるように、ぜひご覧ください。

【2024】E資格の申し込み方法の手順!よくある質問や予約完了までの流れを解説

E資格とは

E資格とは

E資格は2018年から開始された、比較的新しい資格です。E資格とはどのような内容か、またG検定との違いについても解説します。

AIエンジニア向けの資格

E資格とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が認定するAIエンジニア向けの資格です。E資格のEとは、エンジニアのEから名づけられています。

近年AIの発展が著しく、さまざまな企業でAIを活用する動きが見られます。しかし、ディープラーニングに精通している人材は、まだまだ少ないのが現状です。

そこで、ディープラーニングを深く理解して、実装できる能力を持つ人材を増やすために、E資格が誕生しました。

試験の概要

E資格の試験概要を表にまとめたので、ご覧ください。

試験日年2回(2月、8月)
受験資格JDLA認定プログラムを試験日の過去2年前に修了していること
試験時間120分
試験会場全国各地
出題範囲数学的基礎
機械学習
深層学習の基礎
深層学習の応用
開発・運用環境
(※E2024#2から適用)
受験費用(税込)
  • 一般:33,000円
  • 会員:27,500円
  • 学生:22,000円

先ほども紹介しましたが、E資格の試験日は毎年2月と8月の、年に2回行われます。試験会場は全国各地に設けられており、申し込む際に希望する会場を選択できます。

E資格は受験資格が定められており、JDLA認定プログラムを試験日の2年以内に修了していなければいけません。申し込もうとしても「E資格の受験資格を満たしていなかった」とならないよう、気を付けましょう。

上記の表のとおり、E資格は年に2回しか開催されず、受験費用も決して安くはありません。1回で合格できるよう、試験日までに対策しましょう。

G検定との違い

E資格と似た名前の資格に、G検定があります。G検定もE資格と同じく、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する試験です。

どちらも、ディープラーニングに関する知識が問われますが、対象者や難易度が異なります。G検定のGとは、ジェネラリストの頭文字から来ている言葉のため、基礎的な内容が主に出題されます。

一方で、E資格は先述のとおりエンジニア向けの資格のため、より深い内容が問われます。そのため、難易度だけを比較すると、E資格のほうが高いです。

こちらの記事では、G検定の難易度や勉強法を詳しく解説しています。G検定にも興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

【2024】G検定の難易度とは?高い理由やG検定の勉強方法も解説

E資格の試験日までに知っておきたいこと

E試験の試験日までに、以下の2つを確認しておきましょう。

  • 出題内容
  • 難易度

出題内容を把握できていると、勉強内容を絞れるため効率よく対策できます。E資格の出題内容と難易度を見ていきましょう。

また、上記の動画でもE資格の難易度について解説されています。2分程度で視聴できるため、あわせてご覧ください。

出題内容

E資格の出題内容は、下記のとおりです。なお、2024年8月の試験日より適用されるシラバスを紹介しています。

数学的基礎
  • 線形代数
  • 確率・統計
  • 情報理論
機械学習
  • 機械学習の基礎
深層学習の基礎
  • 順伝播型ネットワーク
  • 深層モデルのための最適化
  • 深層モデルのための正則化
  • 畳み込みニューラルネットワーク
  • リカレントニューラルネットワーク
  • Transformer
  • 汎化性能向上のためのテクニック
深層学習の応用
  • 画像認識
  • 物体検出
  • セマンティックセグメンテーション
  • 自然言語処理
  • 音声処理
  • 生成モデル
  • 深層強化学習
  • 様々な学習方法
開発・運用環境
  • エッジコンピューティング
  • 分散処理
  • アクセラレータ
  • 環境構築

引用:一般社団法人日本ディープラーニング協会「E資格の試験範囲(シラバス)

2024#2(試験日:2024年8月)からのシラバスでは、機械学習や深層学習のアルゴリズムの項目が追加されています。出題内容をよく確認して、試験日までに学習を進めましょう。

難易度

難易度の参考データとして、過去に開催された試験の合格率を表にまとめました。

開催回合格率
201869.44%
2019 #163.31%
2019 #267.82%
2020 #168.04%
2021 #178.44%
2021 #274.53%
2022 #174.00%
2022 #271.79%
2023 #172.57%
2023 #268.45%
2024 #172.61%

参照:一般社団法人日本ディープラーニング協会「『E資格2024#1』開催概要

合格率だけを見ると各回60~70%前後で推移しているため、難易度の高い資格だとは思わないかもしれません。しかし、E資格は数字以上に難しい資格です。

なぜなら、受験生は事前にJDLA認定プログラムを受講して、しっかりと対策しているにもかかわらず、10人に3~4人程度は落ちているからです。

また、E資格は出題範囲が広いものの過去問がないため、対策するのがさらに難しくなります。そのため、シラバスをよく確認して、試験日までに繰り返し学習することが大切です。

なお、E資格の試験日までに行う勉強時間の目安は、以下の記事で紹介しています。試験日から逆算してどれくらい勉強すべきか、スケジュールを立てるためにもチェックしておきましょう。

E資格の勉強時間はどれくらい?おすすめの勉強方法も解説

E資格の試験日までにすること

E資格の試験日までにやること

E資格の合格を目指すために、試験日までにすることは以下の2つです。

  1. JDLA認定プログラムを受講する
  2. 復習をする

E資格はJDLAプログラムを修了していないと、受験できません。ここでは、E資格の対策ができるおすすめの、JDLA認定プログラム講座を紹介します。

JDLA認定プログラムを受講する

E資格の試験日までに受講したいおすすめの講座は、AI研究所の「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」です。

受講期間4日間
受講形態会場受講・ライブウェビナー・eラーニング
費用(税込)206,800円→キャンペーン中は138,600円
(eラーニングのみ184,800円→キャンペーン中は76,780円)

E資格対策ディープラーニング短期集中講座では、短期間の集中学習で最短合格を目指す講座です。受講形態は、会場受講・ライブウェビナー・eラーニングの3つがあるため、あなたの都合にあわせて学習が可能です。

まずは、E資格対策講座の事前オンライン学習で、数学や機械学習などの基礎知識を習得します。初回講義の前に事前学習動画を視聴しておけば、講座の内容が理解しやすくなるため推奨されています。

そして、計4回の講義では、統計分析、Pythonプログラミング、モデル実装などの幅広い知識を学習します。実践的な課題を通して習得してくため、実務で役に立つ知識・スキルが身に着きます。

また、各単元が終わるごとに理解度を確認する小テストを実施するため、効率よく復習できます。全4回の講義が終了したら、試験問題の対策を行います。実際のE資格試験と同様に、4択問題形式で解いていくため、本番さながらの緊張感で取り組めます。

復習をする

JDLA認定プログラムを受講したあとは、学習した内容を試験日までに繰り返し復習しましょう。せっかく学んだ内容でも、時間が経つとどうしても忘れてしまいます。

なお、先ほど紹介したE資格対策ディープラーニング短期集中講座では、復習に役立つテキストが受講後にもらえます。

また、計527ページにわたるPDFの暗記用テキスト資料も配布されるので、試験日の前日まで復習が可能です。ぜひ受け取って、合格の可能性を高めましょう。

E資格の試験日のまとめ

本記事では、E資格の試験日や出題内容などを解説しました。E資格の試験日は年2回、2月と8月に行われます。

2024年に開催される試験は、2024年8月30日(金)・8月31日(土)・9/1(日)です。申し込みは試験前日の23:59まで可能ですが、直前になって慌てないように余裕を持って行いましょう。

E資格の試験日までに行うことは、JDLA認定プログラムの受講と、学習した内容の復習です。講座を受けても忘れてしまっては意味がないので、試験日までに油断せずに勉強に取り組みましょう。

なお、E資格でおすすめの講座は、AI研究所の「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」です。計4回のハンズオン講義と試験問題対策で、最短で合格を目指す講座です。

受講後は復習に便利なテキストが配布されるため、試験日までに何度も勉強できます。毎年2月と8月に行われる試験日までにE資格をしっかり対策して、合格を目指しましょう。

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