【2025】DXセミナーおすすめ5選!初心者から応用レベルまで学べる

DX推進を行うために必要な知識を補うために、DXセミナーの受講を検討する人は少なくありません。
DXセミナーは短期間で集中的にDX推進に必要な知識やスキルを習得できるため、効果的な学習手段です。

ただしセミナーの講座数はとても多いので、自分に合ったものがどれか分からず選びにくいですよね。
今回は、おすすめのDXセミナーとDXセミナーの失敗しない選び方を紹介していきます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?

DXとはDigital transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称で、直訳すると「デジタルの変容」という意味です。

2018年に経済産業省が発表した「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」によると、DXの定義は
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」
とされています。

要するに、DXは「企業がデータやデジタル技術を用いて、競争上の優位を確立する」といった「目的のあるアプローチ」のことです。
もっとDXについて基本を知っておきたいという方は下記記事を参考にしてください。

DXとは?活用事例やDXを学習する方法などを徹底解説

DXセミナーおすすめ5選を徹底比較

これまで、DXセミナーのメリットや選び方について説明してきましたが、ここからは実際に開催されている数あるセミナーのうち、特におすすめの5つのセミナーを比較して紹介します。

DXセミナー名特徴受講形式
DX完全攻略ハンズオンセミナー
  • 体験型
  • 講師に質問し放題
  • コストパフォーマンスが良い
対面・ウェビナー・eラーニング
「事例紹介」お客さまと実現するビジネス変革
  • 動画型
  • 事例紹介からDXを学ぶ
動画
デジタルトランスフォーメーション入門講座
  • 基礎から広くDXを学ぶ
  • プレミアム会員あり
動画

デジタル時代のコーポレートコミュニケーション戦略

  • 有識者による講演やパネルディスカッション
  • オンライン形式
  • 視聴無料・事前登録制
ウェビナー
データ×AI活用で実現する組織変革
  • 有識者による講演や協賛社セッション
  • オンライン形式で実施
  • 視聴無料・事前登録制
ウェビナー

①DX完全攻略ハンズオンセミナー

DX完全攻略ハンズオンセミナー

DX完全攻略ハンズオンセミナーは、株式会社VOSTが運営するメディア「AI研究所」が開催するDXセミナーです。

このセミナーは、オンライン開催としては珍しい体験型学習(ハンズオン形式)を取り入れたセミナーで、手を動かして実践しながら学べるため、学習効率が非常に高いことが特徴です。

オンライン形式では、講師とリアルタイムでやり取りしながら進めるウェビナー形式や、好きな時間に動画を視聴できるeラーニング形式があり、現地に行って受けられる会場受講もあるため、都合に合わせて選ぶことができ、多くの人が受講できます。

DXに関してまったく知識がない方でも、講義全体を通して基本的な仕組みやビジネスでの活用方法までを幅広く理解できるカリキュラムとなっており、DX推進に関わる方であれば誰もが納得いく知識を得られるセミナーです。

さらに、今なら「eラーニング形式」は期間限定で受講料が安くなっているので、この機会に申し込みましょう。

②「事例紹介」お客さまと実現するビジネス変革

事例紹介:お客さまと実現するビジネス変革 ─『ForePaaS』は、三菱総合研究所が主催するオンラインセミナーで、データ利活用を通じたビジネス変革の課題と解決策について学ぶ機会を提供しました。このセミナーは、実際の失敗事例や課題克服の具体例を通じて、オールインワンデータプラットフォーム「ForePaaS」を紹介し、企業のDX推進を支援する内容となっています。

学習内容

  •  データ活用における過去の失敗事例や課題を振り返り、ビジネス変革の成功要因を解説。
  • 「ForePaaS」を活用したデータ利活用の具体例を紹介し、短期間で効果を実現する方法を提示。

形式と利便性

  • 約40分のオンラインセミナー形式(講演30分、質疑応答10分)で実施。
  • セミナー終了後もアーカイブ視聴が可能で、いつでも内容を確認可能。

対象者

  • DX戦略の具体化に課題を感じている役員やマネージャー。
  • デジタル革新を目指す経営者やITシステム部門のリーダー。
  • BIツールやAI・データ分析ツールの業務適用に課題を抱える方。

講師の専門性

  • DX部門のエバンジェリストである天野厳斗氏が、豊富な経験を基に具体的かつ実践的なアプローチを解説。

このセミナーは、DX推進に必要な具体的な知識や実践方法を学びたい方に最適な内容となっており、特に企業内でデータ活用やDX戦略を担うリーダー層に役立つ内容です。

③デジタルトランスフォーメーション入門講座

デジタルトランスフォーメーション入門(文系でもよくわかる)講座は、Udemyで提供されているDX学習のための人気講座で、初心者から中級者まで幅広い受講者に対応しています。この講座は、DXリテラシーを高めるためのビジネスアーキテクト養成講座として設計され、毎年内容が最新情報に基づいて改訂されている点が特徴です。

Udemy講座ならではの柔軟性と学習環境

  • 2.5時間のオンデマンドビデオで、時間や場所を問わず学習が可能。
  • スライドを用いたWebinar形式で、PCやタブレットでの受講を推奨。
  • 学習期間の制限がなく、修了後には証明書が発行される。

講座内容

  • DXの基本概念から、ビジネスや業務への実践的適用までを網羅。
  • デジタル戦略や業界構造の変化、DXプロセスの具体例などを含む7つのセクション構成。
  • 初心者でも理解しやすいよう、文系ビジネスマン向けに平易な言葉で解説。

対象者と目的

  • DXを基礎から学びたい初心者、DX推進の具体的課題を抱える方、デジタル戦略を含む経営改革を目指す方に最適。
  • 特に、中小企業や非技術職の受講者にも分かりやすい内容で構成。

講師の専門性

  • DX研究所のエバンジェリストである荒瀬光宏氏が担当し、長年の経験に基づく実践的な知識を提供。
  • 著書「1冊目に読みたいDXの教科書」との連動も特徴的。

このUdemy講座は、DXに関する基礎から実践までを学び、企業の変革を推進する知識を得たい方にとって、質の高い学習環境を提供しています。企業のDX推進に携わる全ての方にとって、価値ある内容となっています。

④デジタル時代のコーポレートコミュニケーション戦略

日経オンラインセミナー『デジタル時代のコーポレートコミュニケーション戦略~顧客体験と企業価値を高めるコーポレートサイト変革~』セミナーは、デジタル化が進展する時代におけるコーポレートコミュニケーション戦略の最適化をテーマに、顧客体験の向上と企業価値の最大化を実現するための視点や手法を議論する内容です。基調講演、企業講演、パネルディスカッションを通じて、コーポレートサイト変革の重要性や具体的な成功事例を共有します。

セミナー内容

  • デジタル時代の経営戦略におけるコーポレートコミュニケーションの重要性を基調講演で解説。
  • コーポレートサイトを活用した顧客体験向上やインサイドセールス最大化についての実践的な知識を企業講演で紹介。
  • 成功企業によるUX向上の具体的事例をパネルディスカッション形式で共有。

講師の専門性

  • 入山章栄氏(早稲田大学大学院教授)による経営戦略とデジタル接点の解説。
  • 余田拓郎氏(慶應義塾大学教授)や後藤洋氏(トライベック株式会社代表)によるコーポレートサイト変革の実践的ヒント。
  • JCOMや大日本印刷など成功企業の代表者が具体例を交えたディスカッションに参加。

セミナー構成

  • 基調講演(14:00〜14:30)
    経営戦略としてのコーポレートコミュニケーションの位置づけとDXの役割を解説。
  • 企業講演(14:30〜15:00)
    顧客接点としてのコーポレートサイトの役割と効果を具体的に提示。
  • パネルディスカッション(15:00〜15:40)
    UX向上に向けた実践プロセスと今後の展望を成功事例とともに議論。

視聴形式と参加方法

  • オンライン形式でNEONセミナールームにて実施。事前の会員登録が必要。
  • 参加者にはリマインドメールで視聴方法を案内。視聴ページのリンクから簡単に参加可能。

対象者

  • DX推進やデジタル戦略に課題を抱える経営者やマネージャー。
  • コーポレートサイトやデジタル媒体の活用を検討している企業の担当者。
  • 顧客体験やUX向上を目指すマーケティングおよびIT部門の関係者。

本セミナーは、日本経済新聞社とトライベックの協賛により開催され、業界の専門家や成功事例を持つ企業が登壇します。最新のデジタル戦略やコーポレートコミュニケーションの手法を学びたい企業や個人にとって、価値ある内容が提供されるイベントです。視聴費用は無料でありながら、具体的な事例や実践的な知識が得られる貴重な機会です。

⑤日経オンラインセミナー「データ×AI活用で実現する組織変革」

日経オンラインセミナー『データ×AI活用で実現する組織変革~デジタルテクノロジーの活用で営業部門はどう変わるべきか~』セミナーは、デジタル時代における営業組織の変革をテーマに、データやAIを活用した営業戦略の最適化と生産性向上を議論する内容です。基調講演、協賛社講演、特別講演を通じて、最新の営業DXやAI活用事例を具体的に共有します。

セミナー内容

  • 営業生産性を向上させるためのデータとAIの活用方法を基調講演で解説。
  • 営業DXやAIの業務活用を進める具体的な取り組みを協賛社講演で紹介。
  • 日清食品ホールディングスの生成AI活用事例を通じた組織力向上の実例を公開。

講師の専門性

  • 倉本由香利氏(マッキンゼー・アンド・カンパニー パートナー) 営業生産性向上とAI活用について解説。
  • 久永航氏(Sansan株式会社) 営業DXの実現に向けた具体的なステップを提示。
  • 綾部賢人氏(セールスフォース・ジャパン) マーケティングと営業の強化計画を具体的に説明。
  • 成田敏博氏(日清食品ホールディングス 執行役員・CIO) 全社的な生成AI活用施策を紹介。

セミナー構成

  • 基調講演(13:00〜13:40)
    営業生産性を倍増させる組織設計とAI活用について議論。
  • 協賛社講演(13:45〜15:20)
    営業DXの進め方、AIとデータ活用、営業データ活用の事例を4つのセッションで展開。
  • 特別講演(15:25〜15:45)
    日清食品グループの生成AI活用推進事例とその成果を公開。

視聴形式と参加方法

  • オンライン形式でNEONセミナールームにて実施。事前の会員登録が必要。
  • 参加者にはリマインドメールが送付され、視聴ページのリンクから簡単に参加可能。

対象者

  • 営業部門のDX推進や生産性向上に課題を抱える経営者、マネージャー。
  • データやAIを活用したマーケティングや営業戦略に興味がある企業の担当者。
  • 組織力を向上させるためのデジタルツール活用を検討している方。

このセミナーは、営業DXやAI活用を検討している企業にとって、実践的な知識と最新事例を学べる絶好の機会です。業務改善を目指す多くの企業にとって有益な情報が提供されます。視聴は無料ですが、事前登録が必要ですのでお早めにお申し込みください。

DXをセミナーで学習するメリットと独学のデメリット

DX関連の教育に関しては数々の専門書が発売されているため、それらを活用して独学することも困難ではありません。
しかし、独学には下記のようなデメリットがあります。

  • わからない部分があっても聞けない
  • 理解が遅いため学習期間が長くなる
  • 情報が古い場合がある

DXセミナーは、基本的にDXに精通した講師の講義を受けられるため、こういった心配がありません。

ウェビナーなどでは、その場で質問できますし、オンデマンドセミナーの場合でも講師の連絡先が案内されていることがほとんどです。

しかも、ほとんどのセミナーは半日から1週間程度で受講できるようになっているため、学習期間も非常に短く実践のためにフットワークを軽くして知識を習得できます。

また、DX推進に使うツールの説明などでは、書籍では最新の情報が追いにくいことがあります。
リアルタイムで受講できるセミナーであれば、専門家である講師が最新の情報にまで言及できるため、そういった心配がなくなります。

DXセミナー選びのポイント

DXセミナー選びのポイント

DXセミナーは開催数も多く、種類も様々で自分に適しているものを選ぶ基準がわかりにくいことでしょう。
ここからは、DXセミナーの中で自分に適しているものをどのように選べば良いのか、ポイントを解説します。

開催場所で選ぶ

DXセミナーは大きな会場で行われる「会場受講」、自宅やオフィスからでも参加できる「オンライン形式」などさまざまですが、新型コロナウィルス感染拡大防止が騒がれる昨今、オンライン形式が主流になっています。

会場受講はほとんどが都市部で行われるため、地方に住んでいる方や都内の移動を避けたい方などはオンライン形式がおすすめです。

受講料で選ぶ

セミナーには受講料が高いものが多いですが、そういったセミナーは講師のサポートが受けやすかったり、内容が充実していたりする場合が多いです。

ただし、「どんなものかな?」と軽くDXに触れたいだけの方にとっては手が出しにくいかと思います。
最近では、受講料無料のセミナーもたくさんあるため、まずは無料のセミナーで試してみると良いでしょう。

ただし、無料のセミナーは情報の抜け漏れやサポートの不足などの懸念もあるため、まずは無料のセミナーを受けてみて、それから有料のものを受講すると良いでしょう。

日程で選ぶ

DXセミナーに限らず、セミナーは日時が指定されているものや、eラーニング形式やアーカイブ配信のように期間が決められているものがあります。
予定が合えば日時が決まったものを受けても良いですが、時間の融通が効くeラーニングやアーカイブ配信のものがおすすめです。

いずれにせよ、数時間で終わるものから数日間開催されるものがあるので、予定や内容に合わせて選ぶ必要があります。

定員・参加条件で選ぶ

DXセミナーは、比較的すぐに定員に達してしまうことが多く、予約が始まったらすぐに登録が必要です。
また、セミナーによっては参加条件として役職や事業規模などの制限を設けているものもあるため、申し込み前には注意が必要です。

オンラインやアーカイブ配信の場合は、定員や参加条件に関して寛容な場合が多いため、選択肢の豊富さという意味ではそちらがおすすめです。

DXセミナーの特徴の違い

DXセミナーの特徴の違い

DXセミナーにもたくさんあり、どのセミナーを受けようか迷う人は下記ポイントを押さえてセミナーの違いを見極められるようになりましょう。

講義内容の違い

DXセミナーには、求める分野や知識レベルによってさまざまな講義内容のものがあります。
ここでは、DXセミナーの講義内容の主な種類について説明します。

DX推進の取り組み方が知れるセミナー

DX推進に必要な「DXを進めていきたいけどどうしたら良いのかわからない」「何から始めれば良いのかわからない」という方は、DXの定義・推進における課題・考え方など、DXについて詳しく学べるセミナーがおすすめです。

最先端DX技術の事例・最新動向が知れるセミナー

DXを推進するうえで欠かせない技術やデータについて学べるセミナーもあります。

DXのためのAI、RPA、IoT、VR、AR、ブロックチェーン、APIなどの技術や活用法、注意点、ビジネスへの取り入れ方の他、事例や最新動向なども学べます。

AIやITの基礎知識が知れるセミナー

事業内容によっては、今までAIやIT技術にふれる機会が少なかったという企業様もいらっしゃることでしょう。

セミナーは基礎知識から学べる初心者向けのものもあるため、DX推進にあたり、最初に知っておきたい知識を身につけておきましょう。
基礎を学んでおくことで、その後の応用にも活かしやすくなります。

対象者の違い

DXセミナーは知識レベルの他にも、DX推進においておかれている立場ごとに対象者を絞ったものがあります。

ご自身の役割に近いセミナーが開催されていれば、それに参加するのが最も効率的です。
ここでは、DXセミナーの主な対象者について解説します。

営業・マーケティング向け

営業やマーケティングにおけるDX推進は、「自社の商品・サービスの売上をのばすこと」あるいは「新規ビジネスで市場参入すること」です。
近年のDX推進が最も求められているとされるこの分野のセミナーは人気が高く、数も豊富です。

SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)などの各種ツールの使い方やビジネスでの活用方法について紹介しているところが多く、システムの提供元となる会社が主催しているものが多いです。

必要に応じていくつかのセミナーに参加し、自社に必要なシステムを選定するという考え方で参加するのも良いでしょう。

経営層・人事向け

経営・人事向けのDXセミナーは、DX推進によるデータ活用で経営方針を考えたり、全社向けにDX人材の育成方法などを学べたりします。
DXで最も重要な「DX人材をどのように確保するか」ということを理解できるので、全社でDX人材育成を計画していたり、データドリブンによる経営を検討していたりする経営層におすすめです。

経理・財務部門向け

経理や財務部門では、ペーパーレス化が急速に進み、データを取り扱う業務が増えたことで、このタイミングでデータを利活用して業務効率化を検討する動きが加速しています。

これによって、請求書や注文書などもデジタルデータに移行しているため、それらを管理するシステムやツールを活用したDX推進の知識も必要になっています。

このように、経理部門ではお金を取り扱う手続き類や、ツールの活用方法に関する講義内容のセミナーがおすすめです。

中小企業向け

中小企業にとっては、DXは競合他社との差別化のために重要な役割を担います。

大企業に対抗するため、業務効率化や生産性向上を求められる中小企業ですが、組織がコンパクトであることを考慮すればDX推進はやりやすいといえます。

実際に、DX戦略によって大きく成長した企業なども、自社事例紹介のために登壇することもあるため、会社規模に関わらず新たな発見に期待できるのが中小企業向けのDXセミナーです。

DX完全攻略ハンズオンセミナーの詳細はこちら

DXセミナーを受ける際の注意点

「DXセミナーを受けに行ったけれど、あまり学習効果がなくて自社のDX推進に役立てなかった。」という話はよくあります。
そうならないためには、DXセミナーを受講する前に注意しておくことがあります。

ここからは、DXセミナーの申し込み前における注意点を説明します。

ITスキル(プログラミング以外)が必要な場合がある

DX推進のほとんどはITスキルが不要ですが、ビジネスでよく使われているMicrosoft Office 365などもうまく活用すれば効果的なITツールになります。
そういったツールの紹介を主としたセミナーでは、最低限のITスキルがあった方が、学習効率が高まります。

また、DXセミナーではプログラミング習得を目的としたものもあるため、そういった場合は前提となる知識レベルを確認したうえで参加しましょう。

業種・職種が合っていないと学習効果が薄くなる

すでに解説したように、営業・人事・経理・中小企業など、DXセミナーによっては自身のおかれる立場や役割を限定した内容の講義があります。

「DX人材育成をしたいのに、売上向上ツールを紹介された」など、ご自身の求めている内容と合っていないと学習効果が薄くなってしまうため注意が必要です。

講義内容をよく理解したうえでセミナーを選ぶ

上記で挙げたような、レベルや業種以外にも、自身に合わない内容のセミナーは多分に存在します。
一口に「DX」といっても、それはツールや手段の一種であり、目的が異なればDXの内容も異なることがほとんどです。

講義内容を確認するうえでは、「どこに活かせる知識か」ということをよく把握した上で受講するようにしましょう。

DXセミナーで会得できる技術

DXセミナーで会得できる技術

ここではDXセミナーで得られる技術について解説していきます。

DX化を進める能力

会社や事業をDX化したい、と言った場合に何をすべきなのか、具体的にどのように進めて行くか先導することができます。
DX化について詳しく知りたい人は下記記事を参考にしてください。

【2024】DX化とは?事例や類似語との違いを解説

DXコンサルティングの能力

DXセミナーを受けてDXの技術を会得すれば、他社にDXコンサルティングに入ったり、DXコンサルティングの案件を取ることができるようになります。
DXの知識があまりない企業はまだまだたくさんいるので、需要はとても多いでしょう。

DXのおすすめセミナーについてまとめ

DXセミナーは、DXを推進する上で必要な知識やスキルを、短期間で効率よく習得できるためおすすめの学習方法です。

せっかくセミナーを受けるのなら、自身のスキルや担当・役割に合ったセミナーを受講したいものです。

セミナーの講義内容をよく理解した上で、自分が今必要な知識やスキルに関するものを選び、DX人材として1日でも早く活躍できるようになりましょう。

【2023】DXのおすすめセミナー5選!初心者OKや得られるスキルを比較
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