【2024】G検定アプリは使える?特徴やメリット、合格のための勉強法を解説!

G検定対策に役立つアプリとして、「G検定アプリ」という名のアプリケーションが存在します。聞いたことがあったり気になっているものの「実際にG検定対策として役立つのだろうか」と、疑問を抱く方もいるでしょう。

今回の記事では、そんなG検定アプリの詳しい概要や特徴についてご紹介します。また、その他G検定の合格に直結するような学習サイトや勉強方法について解説します。

本記事を読むことでG検定アプリの概要およびメリットがわかり、正しく活用できるようになるため合格がより確実なものになるでしょう。ぜひご一読いただき、参考にしてください。

G検定の概要

G検定の概要

まずはG検定アプリの前に、G検定の概要について解説します。G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(以下JDLA)が運営するAI関連資格です。

G検定を取得することで「AIやディープラーニングを実務で扱えるだけのスキルを持っている」ということが証明できます。なお、G検定の概要を一覧にまとめると、以下のようになります。

主な目的・AI、ディープラーニングの知識を有していることを証明する
・AI、ディープラーニングのビジネス活用スキルを証明する
正式名称G検定
運営団体JDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)
試験日程毎年3・7・11月
受験資格なし
受験料一般 13,200円(税込)
学生 5,500円(税込)
(両者ともに2年以内の再試験の場合は半額)
会場オンライン
試験時間120分
出題数220問
出題内容・人工知能(AI)の概要
・現代における人工知能の傾向
・機械学習の手法の具体例
・ディープラーニングとは
・ディープラーニング手法の具体例
・統計数学
合格率約60%前後
主な対象受験者・これからAIを実務で扱うビジネスマン
・専門的なスキルより、汎用的かつ幅広いノウハウを身につけたいジェネラリスト

また、G検定のより詳しい概要を知りたい方は、以下の動画も参考にしてください。

G検定アプリの概要・特徴

G検定アプリの概要・特徴

引用:G検定アプリ公式サイト

「G検定アプリ」とは、スキルアップAIが運営・提供を行う学習アプリのことです。

本番の試験で出題される問題が全320問収録されており、解いていくごとに記録を残すことが可能です。そのため自分の得意不得意、間違えやすい箇所などの自己分析がかんたんに行えるメリットがあります。

スマホやタブレットにアプリをインストールするだけで気軽に利用できるため、学習効率の向上に役立ちます。なお、アプリの詳細を一覧は以下のとおりです。

運営会社スキルアップAI(株式会社スキルアップNeXt)
収録問題数320問(2024年2月時点)
対応デバイススマートフォン / タブレット
ダウンロード可能サービスApp Store / Google Play
利用料1,200円(税込)(買い切り制)
開発者JDLA(日本ディープラーニング協会)

開発はG検定運営元のJDLAが担当

運営・提供はスキルアップAIですが、アプリの開発を担当しているのはG検定の運営元であるJDLAです。試験を熟知している講師や担当者が開発に関与していることから、出題率の高さや傾向の正確さなどの信頼性が高いことが大きな特徴です。

有効な試験対策として使えるうえ、一定の条件を満たせばバッジがもらえるなど、飽きずに学習できる工夫も施されています。

G検定の最新シラバスに対応

G検定は、変化や進化の激しいAI分野を取り扱う資格なので、シラバスの変更が目まぐるしい傾向にあります。そのため、数年前のテキストや問題集であっても、出題内容や傾向が大きく異なる可能性が高いです。

その点G検定アプリなら、すべての問題が最新のシラバスに対応しています。頻繁に改定を繰り返すシラバスにも瞬時に対応できる点は、アプリならではの大きな魅力といっていいでしょう。

常に最新の問題傾向に沿って学習ができるため、試験の合格率アップが期待できます。

G検定アプリはG検定合格に使える!

G検定アプリは、合格にたいへん役立つアプリです。書籍やインターネットを用いた独学に比べて、学習効率がいいためです。

問題集をアプリで解くような感覚なので、アウトプット中心の学習ができます。そして解いた後はどの部分をどのくらい間違えたかを都度解析してくれる点が、書籍にはない大きな魅力です。

アプリのインストールに多少のお金はかかりますが、費用対効果が高いので損はありません。

G検定アプリのメリット

G検定アプリのメリット

G検定アプリのメリットは多々ありますが、とくに大きなものは以下の3つです。

  • 学習内容の分析や解析がかんたんにできる
  • 利用料金が安い
  • 時間や場所にとらわれずに学習できる

それぞれ解説します。

学習内容の分析や解析がかんたんにできる

学習内容の分析・解析を自動で行ってくれるのは、アプリならではの最大のメリットといっていいでしょう。

間違えた箇所、間違えやすい箇所を可視化できることは、自分の得意不得意が理解できるということです。得意不得意が理解できれば、あとは不得意な部分を集中的に学習すれば、自然と点数は伸びていくものです。

自己分析をせず、結果だけを見てがむしゃらに問題を解いてしまう方は少なくありません。数値化して分析しつつ学習することで確実性も増すので、周りと差をつけられるでしょう。

利用料金が安い

G検定アプリの利用料金は、購入時の1,200円(税込)のみです。買い切り制となっているため、月額制でもなければインストール後に追加料金が発生することもありません。

月額制や従量課金制の学習アプリが主流な中、安価な購入費さえ払えば使い放題というのは非常にリーズナブルといっていいでしょう。

時間や場所にとらわれずに学習できる

スマホやタブレット端末で動作するアプリケーションであることから、時間や場所にとらわれずに学習できる点も魅力です。たとえば電車やバスでの移動時間を利用して、できる時間だけでサクッと問題集を解くことができるので、時間を有効活用することに繋がります。

G検定合格に役立つ学習サイト

この章では、G検定の合格につながる学習サイトを、以下のとおり3つご紹介します。

  • AI研究所「JDLA認定 G検定対策講座」
  • JDLA「G検定の例題・過去問」
  • AVILEN「G検定スキルチェックテスト」

上記で紹介した「G検定アプリ」と併用することで、さらなる合格率アップを実現できますので、ぜひ参考にしてください。

AI研究所「JDLA認定 G検定対策講座」

AI研究所「JDLA認定 G検定対策講座」

 

AI研究所が運営する「JDLA認定 G検定対策講座」は、合格を目指す初心者にも適した講座です。運営元「JDLA」からの認定を受けているため信頼性に長けており、最新シラバスの活用で出題範囲の全攻略が狙えます

完全オリジナルの自社開発カリキュラムを最安5,500円(税込)で提供しているため、学習にあまりお金をかけられない方にも安心です。さらに東京大学や慶応大学の教授が特別技術顧問として講師を担当しているなど、サポート体制も充実しています。

AIの基本的な仕組みからアルゴリズムの取り扱いなどの応用的な内容まで、合格に必要な知識を最短で習得したい方におすすめです。

G検定セミナーの詳細はこちら

JDLA「G検定の例題・過去問」

JDLA「G検定の例題・過去問」

引用:JDLA「G検定の例題・過去問」

運営元のJDLAが公式で公開している例題および過去問題です。問題数は14問と少ないものの、本番さながらの難易度のものを無料で利用できることがメリットです。

運営元公式ということもあり、より出題率の高い問題を厳選されているため、ここにある14問は必ずおさえておくべきといえます。本格的な試験対策というよりも受験に二の足を踏んでいる方、また「試験がどの程度の難易度なのか」を確かめたい方におすすめです。

AVILEN「G検定スキルチェックテスト」

AVILEN「G検定スキルチェックテスト」

引用:AVILEN「G検定スキルチェックテスト」

こちらは、試験合格に必要なAIやディープラーニングについての知識を判定できる、簡易的な試験問題集です。

問題数は全20問と少なめではありますが、すべて解くことで「合格に必要なスキルがどのくらいついているか」を可視化できます。レベル判定、そしておすすめの試験対策方法を教えてくれるので、効率のいい学習が実践できるでしょう。

こちらも完全無料で利用できるので、学習初期段階の方におすすめです。その他にも、G検定を書籍で学習したいという方は、以下の記事も参考になります。

G検定の本を選ぶならどれ?おすすめ10選と失敗しない選び方を紹介!

G検定合格のための勉強方法

G検定に合格するための勉強方法はさまざまですが、とくに有効なものとして挙げられるのは以下3つです。

  • 過去問題を用いたアウトプット中心にする
  • 間違いやすい問題にはカンペを用いる
  • 時間をかけずテンポよく解けるよう訓練する

それぞれ解説します。

過去問題を用いたアウトプット中心にする

合格のためには、インプットよりもアウトプット中心の学習をしたほうがはるかに効率がいいです。アウトプットを行わないと、自分の得意不得意がわからず、分析・改善のしようがないためです。

3割程度のインプットで積極的に過去問題に挑戦し、「どの部分がなぜわからないのか」「なぜこの解答を選んだのか」に着目しながら進めていくのが得策となります。

間違いやすい問題にはカンペを用いる

過去問題集を用いたアウトプットを繰り返していると、自ずと自分の苦手分野がわかるようになります。その苦手分野の克服がどうしても難しければ、「カンペを作って試験中に確認できる状態にしておく」という対策もひとつです。

G検定はオンラインで行われるため、試験中に確認することは可能だからです。非推奨ではあるものの、こういった対策をとっている方は一定数います。

ただG検定は問題数が多く、素早く確認できるようまとめておかないとタイムロスを招くので気をつけましょう。

G検定はカンニングできる?G検定のカンニングについて徹底調査

時間をかけずテンポよく解けるよう訓練する

G検定の出題数は全部で220問です。制限時間は120分なので1問にかけていい時間はわずか2分弱ほどとなります。

丁寧にじっくり考えているとあっという間に時間切れになるので、わからない部分は飛ばすなど、テンポよく解く練習をする必要があります。

その他にもG検定に受かるための学習法を知りたい方は、以下の記事も参考になります。

G検定の難易度は?合格率や受かるための学習方法を解説!

まとめ

G検定アプリは、合格のためにたいへん役に立つアプリといっていいでしょう。ネット環境さえあれば時間や場所を問わず、かつ安い料金で自分の解答の傾向などを分析できるからです。

運営元のJDLAが開発に携わっているということもあって、確実性や信頼性はお墨付き。スキマ時間にうまく活用することで、着実にスキルを伸ばせることは間違いありません。

とはいえアプリのみに頼るのではなく、学習サイトや講座、書籍などと併用して学習することで、より合格を確実なものにできます。ぜひG検定アプリを学習手段として取り入れ、合格を掴み取ってください。

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