AIエンジニアの独学方法7選!必要なスキルとおすすめ独学で効率化しよう

AIエンジニアになるためには、学習をしてスキルを身に着けなければなりません。その学習自体は、独学でも可能です。では、AIエンジニアの独学方法にはどういったものがあるのか、AIエンジニアに必要なスキルと一緒に解説していきます。

AIエンジニアに最低限必要なスキル

AIエンジニアに必要なスキル

それではまず、AIエンジニアに最低限あった方がいいスキルを紹介します。

プログラミングスキル

AIエンジニアになるためには、プログラミングスキルが必要不可欠です。特に、AI開発の分野で使用されることが多いプログラミング言語、Pythonは、ある程度使いこなせなければなりません。プログラミングスキルがなければ、当然AI開発ができないので、AIエンジニアとして働くことは不可能です。また、JavaやC+といったプログラミング言語のスキルが使われる場面もあります。そのため、Python以外の言語についても学んでおいた方が良いでしょう。

応用数学に関するスキル

AIエンジニアになるためには、応用数学のスキルも必要です。AIエンジニアの主な仕事は、AIシステムの開発あるいは、AIを使用したデータ分析です。そのどちらも、数学的な知識がなければ不可能です。そして、AIエンジニアになってから、数学的知識を身に付けるのも難しいです。そのため、少なくとも、微分と積分、線形代数、基礎統計学については、あらかじめ学習しておくことが大切です。

有能なAIエンジニアになるために必要なスキル

ライブラリとフレームワークを使いこなすスキル

AI開発の現場で使用されることが多いPythonには、ライブラリとフレームワークが豊富に用意されています。そして、特定の機能があらかじめプログラムとして作り上げられているライブラリとフレームワークを取り入れることで、効率的なAI開発を行えます。もちろん、ライブラリもフレームワークも使用せず、一からAI開発を行うことは不可能ではありません。しかし、労力を抑え、短期間でAI開発を行うエンジニアになるには、ライブラリとフレームワークを使いこなせるスキルは必要です。

データベースを使いこなすスキル

AIエンジニアは、数多くのデータを取り扱うこともあります。AI開発に使用する学習用データや、AIを使用して分析をするためのデータなど、種類は様々です。そういったデータが保管されているデータベースは、スキルがなければ使用できません。全てのAIエンジニアが、データベースを使うとは限りませんが、データベースを使えるエンジニアであれば、活躍できる場面は増えるでしょう。そのため、データベースを使いこなすスキルも身に付けておいた方が良いです。

分析ができるスキル

AIエンジニアは、AIを使用して分析をすることもあります。AI開発だけでなく、分析も行うことができれば、AIエンジニアとして活躍できる場面は広がります。そして、将来的にAI分析の需要が高まる可能性は高いので、分析ができるスキルも身に付けておきましょう。

AIエンジニアの独学方法7選

AIエンジニアの独学方法

上記のAIエンジニアに必要なスキルを元に、最適な独学方法をいくつか紹介していきます。

書籍を使用して学ぶ

AIエンジニアの独学方法として定番なのは、書籍を購入した上での学習です。世の中には、AIエンジニアになりたいという人を対象とした書籍が数多く市販されています。また、AIの基礎が書かれたものや、機械学習を専門的に取り扱ったものなど、AIエンジニアの独学で使用できる書籍は数多くあります。そういった書籍を持ち運べば、いつでも学習することが可能です。書籍を使用した学習は、原則として、知識を身に付けることが中心となります。そのため、AIに関してよく知らないという人が、基本的な知識を習得するために書籍を使用すると良いでしょう。

AIエンジニアの資格の一つ「G検定」に独学で合格したい人は、こちらの記事もご覧ください。

G検定の問題集のおすすめは?合格につながる学習方法もご紹介!

無料学習サイトを活用して学習する

書籍と似たような形で学べるのは、サイトを閲覧しながらの学習です。AIエンジニアを育てることを目標としたサイトは数多くあり、無料のものも少なくありません。そのようなサイトを選択すれば、大きなコスト負担がないまま、学習を進めていけます。大抵の学習サイトは、パソコンとスマートフォンの両方に対応しているため、インターネット環境さえあれば、スマートフォンを活用して、出先で学ぶということも可能です。

有料の学習サイトに登録して学ぶ

AIエンジニアの勉強方法

AIエンジニアを育てることを目的とした学習サイトには、有料のところもあります。無料の学習サイトは、一方的に情報を発信していて、利用者がそれを読むという形になっていることが多いです。それに対して有料のサイトは、カリキュラムが充実していたり、順序立てて学んでいけたりするなど、内容が整っている傾向があります。また、独学ではわからない部分を、メールやチャットなどで質問できるサポートを行っているサイトもあります。そのため、完全な独学では不安だという人は、有料サイトに登録することを考えると良いでしょう。

Pythonを使用してプログラムを作成する

AIエンジニアで必要なスキルは、ただの知識ではありません。実際にプログラムを作れるスキルが必要不可欠です。そのため、AI開発の現場でよく使用されるPythonをインストールして、実際にプログラムを作っていくということも大切です。Python自体は、無料でインストールできます。よって、パソコンを持っている人はなるべく早い段階でPythonをインストールして、どういったものなのかを確かめておくことをおすすめします。そして、書籍や学習サイトで得たスキルを、実際にPythonを使ってよりしっかり身に付けるという、組み合わせをするのも良いでしょう。

動画を参考にしながら学ぶ

書籍や学習サイトの代わりに、動画サイトを利用して学ぶという方法もあります。無料で視聴できる動画サイトであれば、コスト負担がないまま学習を進めていけます。そして、一時停止しながらであれば、自分のペースでゆっくり学ぶことも不可能ではありません。動画を視聴しながら学ぶ方法のメリットは、具体的な操作手順がわかりやすい点です。そのため、Pythonを使用していく中で、分からない部分が出てきたら、動画を視聴してその部分をカバーするという学習スタイルを選択するのも良いでしょう。

Pythonの独学方法を知りたい方には、こちらの動画がおすすめです。

AIエンジニア育成講座を活用して学ぶ

独学をしたいけれども、具体的な方法がわからないという人には、株式会社VOSTが提供するAIエンジニア育成講座がおすすめです。専門家の指導を受けるセミナーですが、会場受講やライブウェビナーだけでなく、eラーニングも選択できるので、独学のために利用することが可能です。名前の通りAIエンジニアを育てることを目的とした講座で、3日間でAIに関する基礎から応用に至るまで、ひと通りのことを学べます。そして、eラーニングは、視聴開始から1年間は有効なので、必ずしも3日間で学習を終えなければならないわけではありません。時間をかけてじっくりと独学をすることが可能です。

E資格対策ディープラーニング短期集中講座で学習する

AIエンジニアとしてのステータスを身に付けるためには、ディープラーニングに関するE資格を取得するという方法があります。そのE資格取得を目的にしたE資格対策ディープラーニング短期集中講座を、独学の教材として使用するのもひとつの手です。eラーニング形式を選択できるため、独学も可能です。E資格取得が主な目的なので、ディープラーニングが中心の内容となっていますが、事前学習によってAIに関する基礎的なことから学べます。よって、AIエンジニアとして最終的にE資格を取得するつもりであれば、この講座を選ぶと良いでしょう。AIに関するひと通りのことを学んだ上で、E資格の受験資格も得られるので、早い段階でAIエンジニアになれる可能性が高いです。

自身に合った独学方法で効率的に学ぼう

AIエンジニアのスキルは、独学でも身につけることが可能です。ただ、効率的に学習するのであれば、自身に合った独学方法を選ばなければなりません。合わない方法だと、スキルを身に着けられない恐れがあります。そのため、紹介してきた方法の中で、どれが良さそうか、よく考えましょう。

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