エンジニアの転職には転職サイトの利用がおすすめ!メリット・デメリットやおすすめサービスを紹介

人々の生活においてITは欠かせないものとなっており、次々と新しい技術が誕生しています。IT業界では人材不足が続いており、企業側としては優秀なエンジニア探しに躍起になっている状況です。

そのような状況下で、エンジニアが転職先を見つける際に転職サイトの利用がおすすめです。では、なぜ転職サイトを利用するのがおすすめなのでしょうか。

本記事では、エンジニア向けの転職サイトとの概要や選び方、そしておすすめサービスを紹介します。

エンジニアの転職サイトとは

エンジニアの転職サイトとは、エンジニアが転職先を探す際に利用するサービスのことです。転職サイトは数多くあるものの、エンジニアの転職に特化しているのが特徴です。

大まか流れとしては、ホームページ上に求人情報が掲載されており、自分の希望する条件で検索して希望する転職先を見つけます。そして、エントリーして必要書類を提出して、面接などを受けて採用可否が決まります。

このとき、転職サイトの利用によって費用は掛かることは特にありません。エンジニアの転職サイトには、主に以下3つの形式があります。

  • 総合型
  • 特化型
  • スキルマッチ型

総合型とは、エンジニアだけでなく幅広いジャンルの求人情報を確認できるサービスとなります。未経験者向けの求人も多いため、実務経験がまだ2年未満などの経験が浅いエンジニアにおすすめの方式です。

特化型とは、エンジニアだけでなく幅広いジャンルの求人情報を確認できるサービスとなります。エンジニアとしての基本スキルがあるエンジニアが、キャリアアップする際に利用するのに最適な方式です。

スキルマッチ型とは、自分がどのようなスキルがあるのかを事前に診断を受けて、その結果をもとに最適な転職先をマッチングしてくれるサービスです。より自分に合った転職先を見つけやすく、大幅な年収アップを狙える場合もあります。

エンジニアの転職サイトを利用するメリットとデメリット

エンジニアが転職サイトを利用して転職先を見つけることにより、メリットとデメリットがあります。メリットとデメリットの詳細は、以下のとおりです。

メリット

エンジニアの転職サイトを利用することで、より多くの情報の中から効率よく転職先を見つけることができるメリットがあります。ホームページに掲載されている求人情報を、自分に合った条件で検索できるので理想の転職先を見つけやすい点が魅力的です。

また、便利なサービスを登録から転職後まで無料で利用することができます。さらに、書類の添削や面接対策などもおこなってくれるサービスもあるので便利です。

デメリット

転職サイトを利用する場合、基本的に自分で求人をチェックして探す必要があるため、手間がかかるデメリットがあります。転職エージェントの利用の場合は自分に合った転職先を探してもらえるため、それと比較すると自分で対応すべき行動が多いのは事実です。

また、あくまでも企業側が提供した情報のみで判断しなければならないため、転職のミスマッチが発生するリスクもあるでしょう。

おすすめのエンジニア転職サイト5選

実際にエンジニアが転職する際に、おすすめの転職サイトとして以下6サービスがあります。

  1. doda
  2. Green
  3. paiza転職
  4. ギークリー
  5. ビズリーチ

各サービスの詳細について、紹介します。

doda

dodaは、ITエンジニアなどの技術職に関する求人が多い特徴があります。転職サイトの機能だけでなく、エージェントやスカウトの機能もあるため、より手軽に転職先を見つけたい際におすすめです。

転職に関するノウハウが豊富なアドバイザからのアドバイスを受けられるサービスもあり、転職活動で不安に感じることがあれば気軽に相談できます。ITエンジニアの転職に特化している「dodaエンジニアIT」というサービスがあるなど、エンジニアにとって心強い存在です。

Green

Greenは、転職エージェントに近いサービスとなっており、人事担当者より直接スカウトがあり、企業と直接連絡を取ることができます。登録者層は20代から30代がメインであり、若者が転職する際におすすめのサービスです。

興味のある企業に「気になる」を送れば、面接前にカジュアル面談を受けることもできます。掲載されている情報は画像などが多く、雰囲気を掴みやすいメリットもあるでしょう。

paiza転職

paiza転職は、ITやWebエンジニアに特化している転職サービスです。通常、転職先を探す際には転職先の職種や地域を選択するのが一般的です。

一方paiza転職では、スキルチェックによって一定以上のスコアを獲得すれば企業からスカウトを受けることが可能です。また、開発サービス内容によって転職先を検索できる機能があり、より自分に合った転職先を探しやすいメリットもあります。

ギークリー

ギーグリーは、ITやWeb、ゲーム業界の転職に強みがあるサービスです。10,000件以上の転職実績があり、平均年収アップ率が81%程度とキャリアアップを目指すのに最適です。

内定までの平均日数は30日と比較的スピーディーであり、IT職種に精通しているアドバイザーが手厚くサポートしてくれます。未経験からの異業種転職支援もおこなっているので、これからエンジニアとして活躍したい方にもおすすめです。

ビズリーチ

ビズリーチは、ビジョナルグループが提供しているハイクラス向け転職サイトとして知られています。テレビCMでもお馴染みであり、知名度は高いでしょう。

総求人数は80,000件を超えており、様々なジャンルのエンジニアの求人から自分にあった転職先を見つけることができます。IT関連職の求人が総求人数の55%程度もあり、エンジニア関連の求人に強みがあることが分かります。

ヘッドハンターが多く所属しているため、単純に求人数が多いだけでなく、より好条件な転職先が多い点も魅力的です。一部機能を利用する際には課金が必要になりますが、利用する価値の高いサービスです。

エンジニアの転職サイトで転職を成功させるための方法

エンジニア向けの転職サイトを利用しても、必ずしも自分の希望する転職先を見つけることができる確証はありません。そこで、自分が希望する転職先を見つけるために以下の対応を図りましょう。

Web履歴書・職務経歴書を適切に作成する

転職サイトを利用して転職先を探す場合でも、Web履歴書や職務経歴書の作成が必要です。この書類を使用してエントリーして、選考を受けなければなりません。

Web履歴書や職務経歴書を作成する際には、単純に職務経験欄に担当した業務を羅列するだけでは説得力がありません。自分がエンジニアとしてどのような業務を担当したのか、それによりどのような成果を上げたかを端的に記載してください。

また、Web履歴書や職務経歴書の自由記入欄は、空欄にせずなるべく記入すると良いでしょう。

書類の見直しを徹底する

Web履歴書や職務経歴書などの提出する書類については、誤字脱字が無いように徹底的に確認した上で提出してください。誤字脱字があるだけで相手に対して雑な人間という印象を与えてしまいかねません。

Web履歴書の場合、入力項目だけでなく選択式で項目を選択していく場合があります。この場合でも、選択ミスが発生しがちであるためよく確認しましょう。

さらに、すべての項目を問題なく入力しても、最後に保存する際にエラーとなって作成途中のものを提出してしまうケースも多いです。念には念を入れて、提出前にすべての項目をチェックしましょう。

社員面談やカジュアル面談に積極的に参加する

転職サイトの場合、転職先の情報などがデータとして確認可能です。画像や動画などを用いて紹介されている場合がありますが、実際に企業風土などを確認するためには訪問してみないと分からないものが多いでしょう。

社員面談やカジュアル面談などに対応している企業の場合、積極的に参加することでより転職を希望する企業のことを理解できます。また、企業側にも自分のことをアピールする機会も生まれるため、積極的に参加することをおすすめします。

オンライン面接の対策をおこなう

新型コロナウイルスの影響により、対面による面接ではなくオンライン面接をおこなう機会も増えてきました。特に、エンジニアの場合はオンライン面接が採用される場合が多い傾向にあるため、面接に向けての対応が必要です。

使用するデバイスがオンライン面接に対応しているのか、途切れることなく安定して通信できる環境が整えることができるかが重要です。また、対面と違って画面に向かって話すための練習も欠かさず実施しましょう。

エンジニア向けの転職サイトのまとめ

エンジニアが転職サイトで転職先を探すと、効率よく仕事を探せるメリットがあります。また、求人数が多い傾向にあるためより自分に合った転職先を見つけやすいものです。

ただし、転職サイトを使用すれば必ずしも転職先を探せるわけではありません。是非、本記事で紹介した内容を参考にして、より好条件な転職先を見つけましょう。

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