ChatGPTのプラグイン10選!おすすめ機能や内容を徹底比較

ChatGPTをより便利に使える機能があればいいのに、と考えたことはありませんか。ChatGPTのプラグインなら、そんな願いに柔軟に応えてくれることでしょう。ChatGPTのプラグインの利用方法やおすすめのプラグインの情報をお伝えしますので、参考になさってください。

ChatGPTのプラグインとは?

ChatGPTのプラグインは、ChatGPTの拡張機能です。プラグインを取り入れることで、デフォルトのChatGPTの応答ではできなかったことに対して柔軟に対応できます。例えば、プラグインを使うと、最新情報の取得、画像やグラフの表示といった利便性の高い拡張機能が簡単に使えるようになり、ChatGPTでできることの幅が広がります。

実際にChatGPTでプラグインを活用するには?

ChatGPTのプラグインを使う上では、まず、無料プランではなく、有料版のChatGPT Plusに加入してユーザーになることが必要です。有料会員になると、チャットボットの左下画面からChatGPTの設定を行うこができ、プラグインの設定にアクセス可能になります。デフォルト設定のβ(ベータ)機能であるWebブラウジングとプラグインを有効化に切り替えれば、プラグインが利用できます。

プラグインを有効にすると、GPT-4の項目に「Plugins Beta」という項目が表示されます。「Plugins Beta」をクリックすると、最初は「No plugins enabled」(プラグインなし)と表示されます。同じ画面に表示される「Plugin store」をクリックすると、プラグイン一覧が開きます。プラグイン一覧を参照し、自分が使いたいプラグインを見つけたら「install」をクリックして、インストールしましょう。

ChatGPTのプラグイン10選!

有料版のChatGPT Plusで使えるプラグインには、どのような種類があるのでしょうか。活用できるシーンごとに分けて、おすすめのプラグインをご紹介してゆきます。日常生活からビジネスシーンまで幅広いシーンで使えるプラグインがあるので、用途に合わせて上手に選んでくださいね。

Webサイトや動画の要約ができる「WebPilot」

指定したURLのWebページから情報収集するためのプラグインです。情報を入力すれば、すぐに該当するWebページの内容を抽出して提示してくれる仕組みです。ネットの最新ニュースや複数のサイトからの商品価格情報といった情報を自動的に一括で取得でき、時短で効率よく情報収集が叶います。

YouTube動画派におすすめの「VideoInsights.io」

動画サイトとして定評のあるYouTube動画を要約して短い動画にまとめてくれるプラグインが「VideoInsights.io」です。長時間に渡るYouTube動画が気になっているにも関わらず、視聴のための時間が確保できないというという人のニーズに応えてくれます。

音声なしで快適にアニメを探せる「GIF Search」

音声なしでアニメーション・動画を表示する「GIF」の検索ができる便利なプラグインです。プラグインを使用すればすぐにChatGPTで「GIF」の情報を検索できます。

トレンドをばっちり把握したい時に役立つ「Now」

Googleトレンドと、X(旧:Twitter)から最新の動向や話題を瞬時に把握できるプラグインです。「現在のXのトレンドを教えて」といった簡単なプロンプトを出すだけで、トレンド感のある回答をえることができます。流行に乗り遅れないために、トレンドをキャッチして楽しむために、大いに活用したいプラグインです。

紙媒体の解読に便利な「ChatOCR」

PDFなどにデジタルで保存されている紙媒体のデータを瞬時に読み取れるプラグインです。活字だけでなく、手書きの文字も含めて画像で取り込んで、編集可能なデータに変換するOCR技術を搭載した機能性の高さが魅力です。ChatGPTとの連携によって、誤字やスペルチェックはもちろんのこと、文法チェックや文章の要約も行うことができます。アナログ式の紙媒体からデジタルへの情報交換がスムーズに行える画期的なプラグインです。

収集した情報を表やグラフにしてくれる「Noteable」

情報整理したものを表やグラフ化したりすると、ChatGPTで得た膨大な量の情報を上手に整理して使いこなせるようになります。表やグラフ化に役立つプラグインが「Noteable」です。簡単な指示を出すだけで、「Noteable」プラグインが全ての情報に関する分析を行い、情報を分かりやすく示すための表やグラフを作成してくれるのです。データが可視化されることで、データの全体像や傾向がさらに把握しやすくなります。コーディングが不要なので、プログラミングに慣れていない人でも安心して使えます。

テキストから動画を作成してくれる「Visla」

「Visla」は、人間が作成したテキストをもとに、AIが動画を生成してくれるという優れた機能を持つプラグインです。動画のトーンやテーマを指定すると、その指示に合う動画が生成されます。生成された動画は、Youtubeをはじめ、InstagramやTikTokなどにも投稿可能で、SNSを通して動画を発信する楽しみを知ることができます。

地図機能を多様なシーンで使いこなせる「Maps」

日常生活でもビジネスシーンでも、適切な地図があると、移動がスムーズに行いやすいものです。位置情報検索をするだけで、適切にGoogleMAPの地図表示ができるのが、Mapsのプラグインです。来訪先のオフィスの確認や、旅行の行き先を調べる際など、幅広いシーンで活用できます。

汎用性の高いアプリと関連付けて使える「Bardeen」

Bardeenは、Slack、Gmail、Notion、Google Sheetsといった業務上使う機会が多い30以上のアプリケーションと連携してできます。様々なアプリをしっかり連携できるので、業務効率化が進むことでしょう。

嗜好に合う理想の日本酒に出会える「sakenowa」

最後にご紹介するのは、プライベートシーンでゆっくりお酒を楽しむ時間をさらに上質なものにするための一助となる「sakenowa」プラグインです。自分の好みに合ったお酒の銘柄をおすすめしてくれ、レビューや風味チャートといった観点からもお酒に関する情報を提供してくれます。さらには、酒蔵のある場所や似ている銘柄や紹介までしてくれ、さながら日本酒ソムリエのような役割を果たしてくれるプラグインです。

ChatGPTのプラグインを利用するメリット

ChatGPTはそのままでも便利そうですが、ChatGPTのプラグインを利用するメリットについて解説していきます。

ChatGPTの弱点を補強する上でプラグインは大切な要素

ChatGPTは、優れた生成AIチャットボットですが、基本的な機能だけでは不十分な点があるのも事実です。そのため、チャットボットを適切に取り入れることで、欠点を補い、さらに機能性を高めてChatGPTを使いこなすとよいでしょう。ChatGPTの弱点が気にならないようなさらに高度な使い方が実現するというのは、プラグインを使うメリットです。

プラグインをシーンに合わせて賢く利用しよう

ChatGPTのプラグインには、実に600以上ものプラグインが存在します。ChatGPTが苦手とする画像処理関係を補強できるプラグイン、汎用性の高いアプリと連携させて利便性を向上するためのプラグインなど、プラグインを利用することで、ChatGPTの活用の幅はさらに広がります。「Noteable」や「Bardeen」などのプラグインを賢く活用して、業務効率化ができれば、仕事にゆとりが芽生えるでしょう。「sakenowa」や「Maps」を利用すれば、余暇の過ごし方がより充実した上質感のあるものになるはずです。

ChatGPTのプラグインについてまとめ

ChatGPTの拡張機能にあたるChatGPTのプラグインは、実に600以上の種類があり、ChatGPTの利便性をさらに高めるための役割を担っています。無料版ではなく、有料版のChatGPT Plusに加入することで、ChatGPTでプラグインが使えるようになります。地図機能を活用したいなら「Maps」、情報を表やグラフ化したいなら「Noteable」と目的に応じたプラグインを選んで使いこなしてください。

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