こんにちは!AI研究所の石川です。
本日のtopicsは、株式会社ObotAIがリリースした、Microsoft 365のユーザーサポートAIチャットボット「ObotAI 365Biz」をご紹介します。
株式会社ObotAIは株式会社 ピーエスシーのデータ協力の元、Microsoft 365の使用方法等問い合わせにリアルタイムで自動応答する、AIチャットボット「ObotAI 365Biz」を2021年8月よりリリースしました。
「ObotAI 365Biz」とは
ObotAI365Biz は、マイクロソフトの Gold コンピテンシーパートナーであるピーエスシーが培ってきたナレッジを元に開発した、Microsoft 365 ユーザー及びヘルプデスク担当者支援に特化した多言語 AI チャットボットです。SharePoint 等お客様の社内イントラ、業務ポータルサイト等に学習機能付き多言語 AI チャットボットを導入する事で、 24 時間 365日、ユーザーが抱える Microsoft 365 の操作方法や、機能・仕様面等に 対する質問への回答が可能になります。
また、多言語データ(英語、中国語)も当初か らプリセットし、アプリケーションの仕様変更、バージョンアップ等で発生する Q&A の 更新 にも定期的に ObotAI が全ての言語で対応します。それによりグローバル企業などの 外国人スタッフも容易に利用することが可能です。
取り組みの背景
コロナウィルス感染拡大・働き方改革の影響に伴い、急激にテレワークが広く浸透される事となった昨今、特にヘルプデスク担当者は PC のキッティングやオンラインミーティングツールの導入、リモートアクセス増加による新たなセキュリティポリシー等新たな業務が増加しています。そのような状況下でも、Microsoft 365 に関わるユーザーサポートの質量は減少するどころか増加の一途を辿っています。
3. 利用イメージと役割について
「ObotAI 365Biz」は、
- 社員のMicrosoft 365利活用を推進したい
- ユーザーサポートの負担が大きい
- アップデートが多く把握しきれない
等の様々な課題に対して、以下のように対応します。
① 500件以上の Q&A を標準搭載し、AI が最適な答えを選定しリアルタイムに回答します。
② 仕様変更にも即時対応する為、最新のアップデート情報もフォローアップします。
③ 自動応答の為、24時間365日問合せ対応可能以上の様な仕様で課題解決を実現します。
④ 当初から多言語対応(日本語・英語・中国語)の為、多国籍企業でも利用可能です。
ObotAIの役割
約50自治体におけるAIチャットボットシステムの運用実績を最大限に活かし、チャットボットの保守および機能向上、および多言語化を担います。
ピーエスシーの役割
マイクロソフト Gold コンピテンシーパートナーとして、お客様企業への マイクロソフト製品の導入・運用・保守・サポートを多数担当し、2020年・2021年と「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー」を2年連続表彰しました。
これまでのMicrosoft 365 サポート実績を元に、チャットボットの Q&A データ設定およびチューニングを担います。
今後の展望
以下の機能も2021年秋より順次サービス提供予定です。
・Microsoft 365ユーザー固有のQ&Aに対応
・Microsoft Teamsとの連携
・多言語対応の追加(日本語・英語・中国語簡体・中国語繁体に加え韓国語・ロシア語・タイ語・ベトナム語)
・有人チャットへの切替機能
時間的・場所的な制約無く、Microsoft 365ユーザー並びにヘルプデスク担当者の業務効率化、生産性向上に向け、最大限のサポートを目指します。
チャットボットによる自動応答で業務効率化、生産性の向上だけではなく、社員の活用レベル標準化を実現する、Microsoft 365の使用方法等問い合わせにリアルタイムで自動応答したAIチャットボット「ObotAI 365Biz」に注目です!