【今さら聞けない】AI スピーカーとは?できることを徹底解説

AI スピーカーという言葉をよく耳にする時代になりました。
現在、家電量販店やショッピングサイトでも人気があり、様々な機器が販売されています。

しかし、AI スピーカーは具体的に何が出来るのか、どんな機能が搭載されているのかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、人気のAIスピーカーができる事や購入する際の選ぶポイントなどをご紹介します。今さら聞けないという方や購入を検討している方の参考にしていただければ幸いです。

AI スピーカーの概要

AI スピーカーとは、人工知能AIが搭載されたスピーカーです。
一般的なスピーカーは、音声や音楽などオーディオにおける電気信号を音に変える装置を指します。

それに対し、AI スピーカーは音声認識・操作に対応したAI アシスタントが内蔵され、インターネットにも接続されているため、人間が話しかける声だけであらゆる操作が可能です。
一般的によく知られるAIアシスタントが、iosに搭載の「Siri」やAndroidに搭載の「Google アシスタント」になります。

AI スピーカーはスマートスピーカーとも呼ばれ、オーディオスピーカーとは全く異なる装置なのです。

AI スピーカーによる処理の仕組み

AI スピーカーは、具体的にどのような仕組みで音声を認識し、人間の代わりに様々な操作を行うのでしょうか?
AI スピーカーの販売メーカーにより多少異なる点はありますが、一般的なAI スピーカーの仕組みをご説明します。

AIスピーカーの流れ

AI スピーカーは、音声認識機能と自然言語処理を組み合わせ、人間の声に反応し様々な要求や質問を理解して処理を行います。具体的な流れは以下となります。

  1. 人間がAI スピーカーに向かい、音声を発する。
  2. AI スピーカー内蔵のマイクが人間の声を拾い、データ変換を行う。
  3. インターネットを経由し、データをAIアシスタントに送信する。
  4. AIアシスタントがデータを理解し、情報の処理を行う。
  5. 情報をデータに変換し、スピーカーに送信する。
  6. AI スピーカーが人間が理解できる文章として読み上げたり、様々な操作を行う。

音声認識機能

人間の声を聞き取り、文字に変換して理解する技術です。
AIにおける機械学習の1つで、人間の声をデータ送信するため、音声信号からデータ信号に変換します。

データ信号に変換された音声は、AIアシスタント(クラウドサービス)に送信され、膨大なデータベースと照らし合わせ、テキストに変換されます。

自然言語処理機能

文字を理解して意味を処理する技術です。
自然言語とは、私達人間が日常的に使う話し言葉や書き言葉を指します。

自然言語は、様々な単語や句の組み合わせで構成されています。
加えて、曖昧な表現や1つの単語で複数の意味を持つ多義語、文脈により意味が変化する場合もあるでしょう。

これらの複雑な言語をコンピュータが理解できるよう内容を抽出し、意味の分析を行います。

AI スピーカーでできること

AI スピーカーでできること

AI スピーカーは、音声認識機能と自然言語処理機能を駆使して、一体どのようなことができるのでしょうか?AI スピーカーが出来る主な機能を詳しくご紹介します。

1.音楽・動画再生/操作

音楽の再生は、AI スピーカーで最も使用用途として高い機能でしょう。
曲名や歌手名を指定する他、ジャンル指定や曖昧な雰囲気の表現で「〇〇な曲をかけて」などのリクエストに応じる事が可能です。

また、音楽や動画の配信ストリーミングサービスを契約されている方は、AI スピーカーと連携を行うと自分のお気に入りの曲や映画を視聴できるので、より幅広いエンターテイメントが楽しめるでしょう。

加えて、AI スピーカーをTVと連携させると、TV画面にYoutubeなどの動画を呼び出して再生することもできます。

2. スマート家電の操作

AI スピーカーの機能で最も注目されている機能が、スマート家電の操作です。
AI スピーカーと連携できるスマート家電があれば、「電気を点けて」など音声でAI スピーカーに指示を出す事で家電の操作が可能です。

別途スマート家電を購入する必要がありますが、スマート家電との連携で、家電をコントロールできるため、生活がより便利になります。家電のリモコンが見当たらない時や両手が塞がっている時など、カーテンや鍵の開閉などの操作が音声のみでできます。

3.各サービスとの連携

AI スピーカーの種類によっては、各サービスとの連携が可能です。
例えば、Amazon Ecoを購入し、Amazonと連携を行った場合は、音声で「〇〇を注文して」と指示を出すとネットショッピングができます。

消耗品なども思いついた時に「〇〇をカートに追加して」と指示を出すと、商品がカートに自動で追加されるため、買い忘れもありません。この他、オーディオブックの再生などAmazonが提供する各サービスの操作が音声のみで行えます。

※Amazon Ecoでネットショッピングを行う場合は、Amazonプライム会員であることが条件になります。

4.情報収集/検索

AI スピーカーには、AIアシスタントが内蔵されており、Web上の検索エンジンとも連動しています。そのため、音声でAI スピーカーに質問を尋ねれば、気になる事をすぐに検索できる機能があります。

PCやスマートフォンなどを操作して検索する手間が省けるため、非常に便利です。

5.スケジュール管理

あらゆる予定の設定を行うと、AI スピーカーが各設定に応じてスケジュール管理を行います。
例えば、アラームやタイマー、カレンダー機能を音声で登録すると、設定した時刻や日程に合わせてAI スピーカーが通知します。

アラームやタイマーの音は一般的な電子音のほか、自分の好みの音楽や楽曲を設定できるため、気分よく過ごせるという利点もあるでしょう。

6.リマインド管理

AI スピーカーには、リマインド機能もあります。
作業中などで手が話せない時、タスクが沢山あって多忙な時などもあらかじめリマインド設定をしておくことで、AI スピーカーが通知します。

これにより、大切な予定を忘れてしまうということを防げるでしょう。

7.データの読み上げ/送信

AI スピーカーに話しかける事で、様々なデータの読み上げが可能です。
例えば、住所を設定した周辺の天気予報や気温、時刻、ニュースなどのデータの読み上げができます。

忙しい朝など、様々な情報をまとめて知りたい時は非常に便利です。
さらに、AI スピーカーはメールの送受信にも対応しています。

受信メールは読み上げ、送信メールは作成したい内容の文章を伝えるとメール作成を行うため、PCやスマートフォンを使わず、手軽にメールが確認出来て便利です。

8.メモ機能

AI スピーカーには、メモの音声入力機能もあります。思いついたアイデアなどをAIスピーカーに話すことで、メモとして保存するため大変便利です。

AI スピーカーが苦手なことはある?

AI スピーカーでできる様々な機能をご紹介しましたが、AI スピーカーが苦手なこともあります。
具体的に解説します。

複雑な指示は理解不能

AI スピーカーに限らず、AI全般に該当する事ですが、複雑な指示には対応が困難な場合があります。AIに指示を出す際は、「明日の天気を教えて」など、できる限り簡潔に細分化した文章で指示を出す事をお勧めします。

比較することは困難

例えば、AとBの異なる店舗でCという商品を購入する際に、Aの店舗とBの店舗どちらの店舗がよりCを安く購入できるかと比較検討する場合があります。
このような場合は、Aの店舗でCの価格を調査・記憶した上で、Bの店舗のCの価格を調査する必要があり、AIにとっては複雑な工程です。

AIは日々進化しているため、今後は不明ですが、現時点では比較する事ができません。
比較検討を行う際は、人間の手でPCやスマートフォン等を使い、調査する必要があります。

AI スピーカーを選ぶポイント

AI スピーカーを選ぶポイント

前述したように、AI スピーカーについては様々な種類があります。それぞれの機能も異なるため、どんなAIスピーカーを購入するべきか迷うこともあると思います。
そのような方に向けて、AI スピーカーを選ぶ際のポイントをご紹介します。

AI スピーカーの購入を検討されている方は、判断材料にしていただければ幸いです。

搭載されているAIで選ぶ

AI スピーカーにより、搭載されているAIアシスタントは異なります。
例えば、Amazon Ecoの場合はAlexa(アレクサ)、apple製品の場合はSiri(シリ)、Google製品の場合はGoogle(グーグル)となります。

搭載されているAIアシスタントにより得意な機能も異なり、通話機能の有無やiphoneとの連携が必須などそれぞれの特徴もあるため、自分のライフスタイルに合わせたAIアシスタントを選ぶことをお勧めします。

また、直接AIスピーカーに何ができるのか?と聞いてみる事で、できることを例に挙げて教えてくれるでしょう。

利用目的で選ぶ

自分がどんな目的でAIスピーカーを使用したいかを明確にしておく事が重要です。
AIスピーカーには、それぞれ独自の機能があるため、「日常で利用する各種サービスとの連携を行いたい」「スマート家電を操作したい」など、利用目的が異なるとAI スピーカーの選び方も変わってきます。

品質で選ぶ

音楽・映画を楽しみたいという方は音質重視でAI スピーカーを選びましょう。
BOSEなどオーディオメーカーが販売しているAIスピーカーは、通常のAIスピーカーと比較すると音の品質も良く、より豊かな音質を楽しめると思います。

AIスピーカーにより360℃音が広がる、臨場感がある、バランス重視など音質の個性も多種多様です。

サービスで選ぶ

AmazonやGoogleなど日常的によく利用するサービスがある場合は、対象のサービスとの連携に特化したAI スピーカーを選ぶのも良いでしょう。
例えば、前述したAmazon Ecoは、Amazonの各種サービスがより便利になる、Google NestはGoogleを日常的に使用する方に便利になる特徴があります。

サイズで選ぶ

自宅のインテリアにこだわりがある方は、AIスピーカーのサイズ選びやデザイン性にも注目です。スタイリッシュなデザインや丸みを帯びたデザインなど、インテリアやデザインを重視して選ぶのも良いでしょう。

モニターの有無で選ぶ

基本的には音声のみで操作可能なAIスピーカーですが、モニター付きのAIスピーカーも販売されています。タッチパネルを操作したいなど視覚的な情報を得たいといった方には、モニター付きのAIスピーカーが良いでしょう。

さらに、カメラ機能がある場合はビデオ通話も可能です。

人気のAIスピーカーを導入してQOLを向上させよう!

今回は、人気のAIスピーカーができる事や購入する際の選び方などをご紹介しました。
AIスピーカーは、両手が塞がっている時でも音声で指示を出すだけで様々な生活の補助を行うため、大変便利な製品です。

AIスピーカーができることや購入の際の選び方のイメージがつきましたら幸いです。
AIスピーカーは現在、各メーカーより様々な機種が販売されています。

AIスピーカーの購入を検討している方は、利用目的や機能、品質、サービスなどを確認した上で、ご自分に合ったAIスピーカーを選ぶことが大切です。
ぜひこの機会に、AIスピーカーを家庭に導入して生活を豊かにしてみませんか。

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