DXのおすすめeラーニング3選!DXを自宅や会社でeラーニングとして学ぼう

企業で行う業務を自動化したり効率化する取り組みが進んでいます。その際に役立つのが、DXです。こちらでは、DXを理解するとともに、おすすめのeラーニングを、特徴を踏まえてご紹介します。さらに、DXをeラーニングで学ぶメリットについても考えます。

DXとは?

DXは、デジタルトランスフォーメーションの略語です。経済産業省が2018年に打ち出したDXの定義は、企業がデータとデジタル技術を活用し、自社のビジネスモデルを競争力強化のために変革することとしています。顧客や社会のニーズに対応した形で自社の市場価値を高めるために、社内で蓄積してきたデータと最新のデジタル技術を融合させ、グローバル社会にあっても競争力をつけ、各業界で優位になることを目指すのが、DXのベースにある考え方といえるでしょう。

単にデジタル化や自動化を進めるというのではなく、自社に最も合った形でDXを進める必要があるため、同じくDXを目指していたとしても、企業の置かれている現状や方向性によってやるべきこと、改革すべきことは違ってくるに違いありません。

DXを学ぶおすすめのeラーニング

DXを推進するにあたり、DXについて学び、企業内に浸透させることが必要になりますが、その際に有用なのが、学びの場や教育です。こちらでは、DXを学ぶのにおすすめのeラーニングをいくつかご紹介します。

NTTLSの「DX eラーニング」

最初に取り上げたいのが、NTTLSが提供する「DX eラーニング」です。デジタル技術が今までにないほど進化している中、AIやIoT、データ分析の素養を会得している人材がどの企業でも求められています。その点を視野に入れ、各分野の最先端技術や知識が得られるとして人気があるのが、こちらのeラーニングです。

NTTLSの「DX eラーニング」は3つのシリーズに分けられ、DXのレベルや活用の方向性に応じて学べるようになっています。まず一つが「ビジネスにおけるデータ利活用の基礎」で、データ分析に関するスキルを磨くため、事例を上げながらプロセスを学んでいきます。こちらは、データ分析の初学者や業務でデータ分析を企画する立場にある方が対象になります。どちらかというと、DXについてある程度の知識や知見があり、業務改善のために活用することに視野を置いたものといえます。

2つめのものが、「デジタルトランスフォーメーションの基礎」です。これからDXを進める段階にある企業向けで、全社員を対象とした内容のもので、デジタル活用や利用の重要性を学ぶのに役立ちます。3つめのシリーズが「デジタルリテラシー講座」で、DXの土台となるデジタル知識を分野別に、かつ体系的に幅広く学ぶのによい内容となっています。こちらは、DXにかかわる人だけでなく、ITやデジタルにかかわる仕事をしたい方なども利用できるに違いありません。

いずれのシリーズも、1講座あたり約10分程度のものを11つから25つ提供する形になっており、業務間のちょっとした時間や隙間時間を利用して学ぶのに適しています。各カリキュラムは、IT研修などで経験を豊富に積んだ講師が作成したものを、スライドや音声で解説する内容となっており、初心者からある程度の知識がある方にも理解しやすいのが特徴です。

insourceの「DXの基礎理解」

DXとは何かに始まり、DXをどのように活用すべきかを事例を通して学びたい方におすすめのeラーニングが、insourceの「DXの基礎理解」です。DXが注目される背景にあるものをひも解きながら、社内で活用する方法を実例から理解できる内容となっています。さらに、DXを推進するにあたりおさえておきたい基本的な考え方や活動方法なども扱っているので、これからDX推進プロジェクトを立ち上げる企業に役立つことでしょう。

insourceの「DXの基礎理解」は、全部で5つの動画で成り立っており、それぞれが10分までの短いものです。テキストや理解度を図るテストなどもないため、視聴のハードルが低いこともメリットです。こちらのコンテンツは、サンプル視聴も用意されているので、中身を見てから導入すべきか検討できるのも利点といえるでしょう。

さらに、このeラーニングは、レンタル視聴プランと買い切りプランの2つが選べます。企業が社員向けにこちらのeラーニングを活用するのに適しているのが、買い切りプラントです。社内で何度でも利用できるとともに、複数の社員で視聴することも可能です。納品方法も、データ・USB・DVDの3つから選択できます。レンタル視聴プランは、社員数が少なく、一度視聴できればよいと考える企業に向いています。

AI研究所の「DX完全攻略ハンズオンセミナー」

短期間にDXを習得し、実務で使えるようになってほしいと考える企業に人気のeラーニングが、株式会社VOSTが運営するAI研究所の「DX完全攻略ハンズオンセミナー」です。こちらのeラーニングのゴールは、DXの基本的な知識と仕組みを理解し、DXを構築するのに必要な技術を身につけ、データを扱えるようになることです。実際のDX構築方法を学び、実務で活用するスキルを習得できるのも、こちらの講座の特徴です。実践編では、クレジットカード審査が可能なAIや作業を自動化するRPAの作成方法に加え、3Dプリンタの出力方法など、単なる知識だけでなく実装までを学ぶので、自社で取り入れたいサービスのイメージができるはずです。

AI研究所の「DX完全攻略ハンズオンセミナー」が、たった1日で応用レベルまで学習できるのは、こちらのカリキュラムを作成した講師陣の存在が大きいといえます。特別技術講師として、東京大学で最先端のAI研究を行っている教授や、人工知能先端研究センターの初代センター長を務めた逸材を登用し、AIを使いこなすことに視点を置いた、凝縮された内容のカリキュラムが出来上がりました。

なお、AI研究所の「DX完全攻略ハンズオンセミナー」は、eラーニングだけでなく、対面学習ができる会場受講や、会場が遠くても参加可能なライブウェビナーのシステムもあります。その中でもeラーニングは、申し込み後1年間、会場受講と同じ内容を何度でも視聴でき、料金も他の形式のものより安くなっているのでおすすめといえます。

DXをeラーニングで学ぶメリット

DXは、eラーニングだけでなく、通信教育や研修、独学などでも学べます。では、DXをeラーニングで学習するのがおすすめの理由はどこにあるでしょうか。

まず一つとして、学習する時間や場所が限定されない点がメリットです。研修などに赴く時間をカットできるので、忙しい人であっても、場合によっては通勤時間などを使い、学ぶ時間を確保しやすいのが利点といえます。また、eラーニングはイラストや画像が盛り込まれた動画を通し、わかりにくい概念を学ぶのに適しています。これはまさに、新しい考え方であるDXを習得するのに最適な方法といえるでしょう。内容が濃くクオリティの高いeラーニングを利用すれば、講師の質などに左右されず、誰でも一定レベルの学びを得ることができます。

業務を効率化・自動化するのに役立つDXのおすすめのeラーニング

業務を自動化し、企業競争力を高めるのに役立つDXは、導入が待ったなしとなっています。全社員がDXの必要性を理解し、スムーズに導入できるようにするには、eラーニングなどを活用し、DXを学ぶことがポイントになります。こちらでおすすめのeラーニングをいくつか紹介しましたが、まずは自社が目指すべき方向性を明確にすることが大切です。そのうえで、実務に役立つ内容のeラーニングを選択するとよいでしょう。

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