近年、AI技術は急速な進化を遂げ、不正検知システムの開発や生産ラインの自動化など、各業界でAIエンジニアの需要が急増しています。2016年にはGoogle DeepMindが開発したAlphaGoが世界トップ棋士を破り大きな話題となりました。
しかし、AIエンジニアとして活躍するためには、専門的な知識とスキルが欠かせません。そこで注目されているのが、AIエンジニアのスキルを証明する「E資格」です。
この記事では、E資格でおすすめの講習を4選ご紹介します。
E資格とは
E資格は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が認定するAIエンジニア向けの資格です。
E資格の取得は、ディープラーニング(AIが大量のデータから複雑なパターンを学習する技術)の基礎知識を理解していることを証明します。正式名称は「JDLA Deep Learning for ENGINEER」です。
E資格は、一般的に高難易度の資格に分類され、試験内容は応用数学、機械学習、深層学習、開発・運用環境が含まれます。試験はCBT形式で、合格率は約50%です。
E資格とG検定の違い
E資格と似た資格にG検定があります。E資格とG検定の違いは以下の通りです。
資格の種類 | E資格 | G検定 |
対象者 | ディープラーニングエンジニア | AI・データサイエンスに関わるビジネスパーソン |
試験範囲 | 応用数学 機械学習 深層学習 開発・運用環境方法 | 人工知能の定義 機械学習の具体的手法 ディープラーニングの概要 |
難易度 | 高(実践レベル) | 低~中(基礎レベル) |
目的 | ディープラーニングエンジニアとしてのスキルを証明 | AI・データサイエンスの概要を理解 |
主催はどちらも日本ディープラーニング協会(JDLA)です。E資格の難易度と難易度が高い理由については、以下の記事に詳しい情報が記載されています。
E資格で講習を利用するメリット
近年、E資格に注目が集っているものの、難易度の高さから「独学では合格できなかった」という意見も耳にします。
そこで、効率的な学習方法としておすすめなのが「E資格対策の講習」です。モチベーションを維持しながら合格を目指せるので、AIエンジニアを目指す多くの方が利用しています。
効率的に学習できる
E資格の講習を利用するメリットは、効率的に学習できることです。講習では、試験範囲を体系的にカバーしたカリキュラムが提供されるため、初心者でも着実にステップアップできます。
経験豊富な講師による指導は、学習時の疑問点や不明点もスムーズに解決できます。最適なスケジュールと教材で学習を進めるため、学習計画の作成や教材選びに悩む必要もありません。E資格取得を目指す方にとって、効率的かつ充実した学習環境を提供します。
実践的なスキルが身に付く
E資格の講習では、実践的なスキルが身に付きます。ディープラーニングモデルの構築、画像認識アーキテクチャの実装、学習データの前処理など、実際に手を動かしながら習得できます。
さらに、最新の技術動向を取り入れ、現場で即戦力となるカリキュラムを提供しています。E資格取得を目指している方はもちろん、実践的なスキルを身につけたい方にもおすすめです
合格率がアップする
E資格の講習を受けると、合格率がアップします。講習では、試験の範囲をしっかりカバーした内容が提供され、合格に必要な知識やスキルを効率的に身につけることができます。
経験豊富な講師による指導で、学習もスムーズに進みます。また、質問対応も充実し過去問演習や模擬試験も行うため、試験対策も万全です。
E資格で講習を利用するデメリット
E資格の講習を利用するデメリットについて解説します
料金がかかる
E資格の講習を利用するデメリットは、料金がかかることです。講習費用は数万円以上かかるケースが多く、網羅的な講座を受講する場合は数十万円の費用がかかることもあります。
オンライン講座は比較的リーズナブルですが、やはり独学と比較すると料金がかさんでしまいます。E資格の講習を利用するかどうかは、費用と効果をよく考えて判断することが大切です。
日時の制約がある
E資格の講習を利用するデメリットには、日時の制約も挙げられます。講習は特定の日程や時間帯に行われるため、仕事や他の予定との調整が必要です。スケジュールが合わない場合は、参加が難しくなります。
また、講習期間中は他の予定を立てることも制限されます。ただし、近年ネットで学習する講習やアーカイブ動画で学ぶeラーニングなどもあり、E資格取得に向けた選択肢も広がってきました。
E資格の講習を選ぶポイント
E資格の講習は数多くあり、どのサービスが良いか分かりにくいと感じている方もいるようです。そこで、E資格の講習を選ぶ際のポイントを以下に示します。
- 費用:自分の予算に合った講習を選ぶ。各サービスの料金体系を比較し、価格帯を検討する。
- 内容:自分のレベルに合った内容の講習を選ぶ。カリキュラムの内容を確認し、不足している部分を補える講習を選ぶ。
- 講師:経験豊富な講師による指導で効率的に学習を進められる。講師の経歴や指導歴を確認し、自分に合致する講習を選ぶ。
- 口コミ:実際の受講者の口コミを参考にする。口コミサイトやSNSで複数の評価を比較し、信頼性の高い講習を選ぶ。
- 開催日程・場所:自分の都合に合わせた開催日程・場所を選ぶ。会場受講が利用できない場合はオンライン学習も視野に入れる。
- フォロー体制:講習後も質問や疑問に対応できる講習を利用する。ラインやチャットツールなど、質問形式も確認する。
E資格の研修を選ぶポイントについては以下の記事も参考になります。
E資格でおすすめの講習4選
それでは、E資格でおすすめの講習を4選ご紹介します。
AI研究所のE資格対策ディープラーニング短期集中講座
AI研究所が提供するE資格対策ディープラーニング短期集中講座は、日本ディープラーニング協会(JDLA)の認定プログラムで、わずか4日間で効率的にE資格の合格を目指します。
講座は会場受講とライブウェビナー、eラーニングの3種類で提供され、基礎知識から深層学習の理論と実装、過去問演習、試験問題解説まで幅広い内容に対応。専門スタッフによる充実のフォロー体制やE資格徹底攻略テキストの無料配布により、受験対策を徹底的にサポートします。
キカガクのAI・データサイエンスを習得する長期コース
キカガクのAI・データサイエンス長期コースは、6ヶ月間でAI・データサイエンスのスキルを習得する学習プログラムを提供しています。
現役のデータサイエンティストによる実践的な指導や豊富な演習、無料の質問対応・個別指導を行い、修了後はデータサイエンティストとして活躍する方も多数。Python入門からディープラーニング、ビッグデータまで幅広く対応するカリキュラムで、無料体験も用意されています。
AIジョブカレのディープラーニング講座
AIジョブカレのディープラーニング講座は、日本ディープラーニング協会の認定講座で、修了試験に合格するとE資格の受験資格が得られます。
深層学習のプロフェッショナルが作成・監修した実践的なカリキュラム、事例を交えた講義が特徴です。演習や体験を重視したハンズオン演習で、画像認識、音声処理など実務で必要なスキルを学ぶことができます。
株式会社AVILENの全人類がわかるE資格講座
株式会社AVILENの「全人類がわかるE資格講座」は、日本ディープラーニング協会認定のE資格プログラムで、合格率は87.5%、E資格6期連続合格者数No.1を誇ります。機械学習講座とセットで受講すると、E資格講座の一部修了要件が免除されます。
分かりやすい動画講義、AIモデルの構築・評価を体験できるプロダクト開発試験、試験本番対策コンテンツが特徴です。オンライン完結の学習方法で、学習アドバイザーとのビデオ通話やフィードバック、質問コミュニティなどサポート体制も充実しています。
まとめ
E資格の講習を選ぶ際には、予算内で学べるか、無理なく学習できるか、JDLA認定プログラムに対応しているかをチェックしましょう。
講習を選ぶ際には、今回の記事で紹介したおすすめの講習を選択するとよいでしょう。