近年、AI技術は急速な進化を遂げ、不正検知システムの開発や生産ラインの自動化など、各業界でAIエンジニアの需要が急増しています。しかしAIエンジニアとして活躍するためには専門的な知識とスキルが欠かせません。そこで注目されているのが、AIエンジニアのスキルを証明する「E資格」です。
この記事では、E資格でおすすめのJDLA認定プログラム講習を、価格面と合格率に拘り7選紹介します。
E資格講習はJDLA認定プログラムから選ぼう
E資格は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が認定するAIエンジニア向けの資格です。
E資格の取得は、ディープラーニング(AIが大量のデータから複雑なパターンを学習する技術)の基礎知識を理解していることを証明します。正式名称は「JDLA Deep Learning for ENGINEER」です。
E資格の講習で得られる受験資格
E資格を受験するには、必ず運営元であるJDLAが認定した、「JDLA認定プログラム」を受講しなければなりません。受講するだけでなく、それぞれの講習で定められた修了条件をクリアし、修了者NOを取得し、E資格受験申込しなければなりません。
E資格の合格率
E資格は、一般的に高難易度の資格に分類され、試験内容は応用数学、機械学習、深層学習、開発・運用環境が含まれます。試験はCBT形式で、合格率は約70%です。合格率だけ見ると難易度が低く感じられますが、現役のエンジニアが受験するケースが多く、そのために合格率が引き上げられていることを忘れてはなりません。
E資格講習選びで失敗しない7つのポイント

現状JDLA認定プログラムだけでもE資格の講習は27社もあります。その中から、自分に最適で合格に繋げられるE資格講習を選ぶなら、以下のチェックポイントに沿って比較検討していただくのがおすすめです。
以下リストはより最適なものを選べるよう、優先順位順にピックアップしています。
- 受講形式:自分に最適な受講形式か
- 口コミ:口コミサイトやSNSで複数評価をチェック
- カリキュラム:現状の自分のレベルで合格を目指せるかチェック
- 日程:申込期日までに確実に修了し修了証が得られるか
- 費用:カリキュラムなど相対的にみつつ予算内のものを選ぶ
- フォロー体制:質問時などの対応有無や方法、期限を見ておく
- 講師の質:講師の経歴や指導歴を見ておく
まず最初に見るべきなのが、ご自身に無理なく続けられる受講形式が選べるかどうかです。質問を直接できる環境で、他の人もいて緊張感があるほうが良いなら、対面受講を選ぶのが最適でしょう。逆に忙しい仕事などの合間をぬって、自分のペースで着実に進めていきたいならeラーニングなどWeb上で学ぶ方式がおすすめです。
気になるE資格講習をいくつかピックアップしたら、②~⑦をそれぞれチェックしましょう。E資格合格には相応の勉強時間が必要とされることから、長期間の講習も多いです。そのため高額なE資格講習も多いので、リーズナブルなものを見て思わず申し込んでしまった、という方も少なくありません。
E資格対策ディープラーニング短期集中講座のように、リーズナブルで短期型でもしっかりと合格率83%以上を出すE資格講習もありますが、全て同じように成果につながる保証はありません。ご自身が抑えておくべき内容がしっかり学べるのか、フォロー体制はどうか、そうした情報で見落としているネガティブポイントはないかを口コミなどでしっかり確認していくと、ご自身に最適なE資格講習が選べるでしょう。
E資格の講習を選ぶポイントについては以下の記事も参考になります。
E資格のおすすめ講習7選!
E資格の講習の中でも合格率が高い講習・料金が安めの講習、認知度の高い講習に厳選してピックアップしてみました。
| セミナー名 | 運営元 | 修了率 | 合格率 | リーズナブル | 受講期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| E資格対策ディープラーニング短期集中講座 | GETT Proskill | 99.2% | 83%以上 (累積) | ◎ | 短期 | 2025#2の合格者3.5人に1人が受講 |
| ディープラーニング講座 | AIJobColle | 非公開 | 91.67% (2022#2) | × | 長期 | 同社の機械学習・数学学習講座受講レベルが前提 |
| 全人類がわかるE資格講座 | AVILEN | 非公開 | 非公開 | △ | 長期 | 前提知識は必須 2025#2では合格者数144名を輩出 |
| ディープラーニングハンズオンコース | キカガク | 非公開 | 非公開 | △ | 短期 | 短期間のハンズオン講座 |
| AIエンジニア育成講座 | デトロイトトーマツ | 非公開 | 91% (2024#2) | 〇 | 短期 | 前提知識は別講習 |
| E資格 for Global AI Engineer | zero to one | 非公開 | 非公開 | △ | 短期 | アメリカ発の教育手法を採用した教材を使用 |
| ゼロからわかる やさしいディープラーニング講座 | エム・ティ・ストラテジー | 非公開 | 非公開 | ◎ | 短期 | 修了期限がなく気がすむまで学習可能 |
E資格対策ディープラーニング短期集中講座

27社あるJDLA認定プログラムの中でも特におすすめなのが、GETT ProskillのE資格対策ディープラーニング短期集中講座です。この講座は短期間で効率的にE資格の合格を目指すもので、高い合格率と履修率を誇ります。
専門スタッフによる充実のフォロー体制やE資格徹底攻略テキストの無料配布、必要な方には事前講習までがセットで、受験対策を徹底的にサポートします。受講形式も豊富なので、忙しい方でもライフスタイルに合わせた受講が可能です。
セミナー名 E資格対策講座 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 54,780円〜 開催期間 4日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング
AIJobColle ディープラーニング講座
AIJobColleのディープラーニング講座は、E資格の認定プログラムとして提供されている講習の一つです。実務を意識したカリキュラムが特徴で、単なる試験対策にとどまらず、現場で活用できるスキル習得を目指した内容になっています。
Pythonを用いた実装や演習が多く取り入れられており、手を動かしながら理解を深められる点が魅力です。また、講師への質問やサポート体制も整っているため、独学では理解が難しい部分も解消しやすい環境が用意されています。実践力を重視したい方に適した講習といえるでしょう。
AVILEN E資格対策講座
AVILENの講座は、理論と実務の両方を意識した内容が特徴です。E資格対策に必要な知識だけでなく、ビジネスでの活用を見据えた学習が可能です。
オンラインで受講できるため、仕事と両立しながら学習しやすい環境が整っています。実務にもつながるスキルを身につけたい方に適しています。
キカガク 長期コース
キカガクの長期コースは、数学や統計の基礎から丁寧に学べる点が特徴の講習です。AI分野が初めての方でも理解しやすいように構成されており、体系的な知識を身につけることができます。
講義だけでなく演習も充実しており、インプットとアウトプットをバランスよく行える点も強みです。基礎からしっかり学びたい方に適しています。
AIエンジニア育成講座(デロイト トーマツ)
デロイト トーマツが提供するAIエンジニア育成講座は、実務を強く意識したカリキュラムが特徴です。E資格対策として必要な理論だけでなく、ビジネス現場での活用を前提とした内容が含まれているため、実践的なスキルを身につけたい方に適しています。
企業研修としても活用されている講座であり、体系的にAI技術を学べる構成になっています。単なる資格取得にとどまらず、実務レベルで活躍できる人材を目指す方に向いています。
E資格 for Global AI Engineer
E資格 for Global AI Engineerは、グローバルな視点でAI技術を学べる講習です。英語での学習要素が含まれる場合もあり、海外の技術トレンドに触れながら知識を習得できる点が特徴です。
ディープラーニングの基礎から応用まで幅広くカバーされており、国際的な環境で活躍したい方や、最新の技術動向を意識して学びたい方に適しています。
ゼロからわかるやさしいディープラーニング講座
zero to oneのディープラーニング講座は、初学者向けに設計されたわかりやすい内容が特徴です。数学やプログラミングに不安がある方でも理解できるよう、基礎から丁寧に解説されています。
段階的に学習を進めることができるため、AI分野が初めての方でも無理なく取り組めます。これからE資格を目指す方や、まずは基礎を固めたい方に適した講習です。
E資格で講習を利用するメリット4つ

E資格は難易度の高さから、「独学では合格できなかった」という方も珍しくはありません。効率的な学習方法としておすすめなのが「E資格対策の講習」ですが、E資格研修を受けるメリットは実際あるのか、見ていきましょう。
JDLA認定なら受験資格が得られる
E資格は、受験するためにJDLA認定のE資格講習を受けることが必須となっています。受けないとE資格を受験することはできません。
ただ、E資格の講習の中でもJDLA認定を受けている講習と受けていない講習があるので、できれば「JDLA認定プログラム」となっている講習を選べば一石二鳥で学ぶことができます。
効率的に学習できる

E資格の講習を利用するメリットは、効率的に学習できることです。講習では、試験範囲を体系的にカバーしたカリキュラムが提供されるため、初心者でも着実にステップアップできます。E資格講習は、最適なスケジュールと教材で学習を進めるため、独学と比べ、学習計画の作成や教材選びに悩む必要もありません。E資格取得を目指す方にとって、効率的かつ充実した学習環境が用意されます。
実践的なスキルが身に付く
E資格の講習では、実践的なスキルが身に付きます。ディープラーニングモデルの構築、画像認識アーキテクチャの実装、学習データの前処理など、実際に手を動かしながら習得できます。最新の技術動向を取り入れ、現場で即戦力となるカリキュラムを提供するE資格研修もあります。E資格合格だけでなく、実践的なスキルを身につけたい方にもおすすめです。
合格率がアップする
E資格の講習を受ければ、効率的にポイントをおさえて学ぶため、合格率がアップします。講習では、試験シラバスをカバーしたカリキュラムが提供され、合格に必要な知識やスキルを効率的に身につけることができます。
E資格の合格点を知りたい方は、以下の記事で解説していますので、併せてご覧ください。
E資格で講習を利用するデメリット

ここでは、E資格の講習を利用するデメリットについて解説します。
料金がかかる
E資格の講習を利用するデメリットの最たるものとなりうるのは、料金がかかることでしょう。10万円以上の費用が掛かるE資格研修も少なくありません。
とはいえ安さで選ばれがちなポイント的に学ぶ短期講習や、オンライン講座は比較的リーズナブルですが、網羅的に学べないこともあります。JDLA認定講座の受講が必須となるE資格対策として、効果的に自分にあった研修を選びましょう。
日時の制約がある
E資格の講習を利用するデメリットには、日時の制約も挙げられます。対面講習やオンライン講習は、特定の日程や時間帯に行われるため、仕事や他の予定との調整が必要です。E資格対策ディープラーニング短期集中講座のように、eラーニング対応の講座や、アーカイブ動画で学ぶオンライン学習などもありますので、ご自身にあった受講形式のものを選びましょう。
E資格のおすすめ講習についてまとめ
E資格の講習を選ぶ際には、予算内で学べるか、無理なく学習できるか、JDLA認定プログラムに対応しているかをチェックしましょう。
ぜひ今回紹介したE資格の講習から、自分に合う講座を選んでみてください。



