専門学校でもAIを学ぶ時代に~これからのAI教育とは?

皆さんは、高校、大学、高等専門学校、短大、そして専門学校どんなところで教育を受けてきたでしょうか。

最近だとAI(人工知能)を学べる専門学校まで出てきたということで、今回はその様子をご紹介します。

ご紹介する専門学校は、OCA大阪デザイン&IT専門学校さんです。
創立以来「産学連携教育」を推進されていることが特徴で、各業界で一線で活躍する企業の方々を講師として迎えていらっしゃる、ユニークな専門学校です。各分野のプロフェッショナルから直接学ぶことで、単なる知識教育ではなく、実際の社会や業界の最新情報を交えた実践に近い教育ができることが売りのようです。

グラフィックデザインやイラスト、ゲームCGクリエーターやアニメーションなど、デザイン関連の学科と、ゲームプログラマーやホワイトハッカーなど、IT関連の学科があり、なんと最近流行りのe-sportsの学科もあるそうです。

そんな中、今期から「AIクリエイター専攻」という学科が新設され、授業の1科目をAI研究所にて担当させていただいております。
なんともかっこいい教室ですね!

私たちの担当しているのは週2日間、3ヶ月のクラスです。AIの概要についてと、AIの仕組み、データの処理やPythonによる機械学習プログラミングなどを教えています。
カリキュラム全体の3分の1程度が終わったタイミングでこの記事を書いているのですが、全員が楽しんで授業を受けてくれているので嬉しい限りです。

日本全体でのAI教育はどうでしょう?
実は、2019年3月に出された、「AI戦略」というものがあります。

AI戦略(有識者提案)及び 人間中心のAI社会原則(案) について

この中では、来るべきAI時代に向けての戦略ということで、AI教育についても言及されています。その中では、数理分野の興味を引くために小中高でSTEAM教育を推進したり、確率統計や線形代数などの基礎を学んだりする内容で、高校では文理問わず年間100万人の規模でデータ関連の教育がなされる計画もあります。

AIを正しく理解し、それを正しく使いこなせる人材が、これから必要になってくるため、対応できる人材を育成しよう、という考え方ですね。

私たちAI研究所を運営する株式会社VOSTも、これからの社会必要となる中心に来るべき未来に向けてAIだけではなく、今後は技術、特にIT技術の超短期間での習得と実践が必要になってきていると思っています。
そのために、クラウド3DCAD・AI・深層学習、IOTなどの教育にも力を入れています。
是非AI以外の最新技術についても学んでみてください。


https://vost.co.jp/service/

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