Hmcomm、AIによる電話受付サービス「Terry」のβ版リリースを開始へ!

こんにちは!AI研究所の石川です。
本日のtopicsは、Hmcomm株式会社が発表した、音声認識AIによるチャットボット「Terry Pro.」のSaaSモデルをご紹介します。

“音”から価値の提供を目指す、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)発ベンチャーHmcomm株式会社は、音声認識AIによるチャットボット「Terry Pro.」 にて培ったノウハウを基に、SaaSモデルを開発したことを発表しました。それに伴い、β版ユーザーによる機能検証結果をフィードバックした付加価値の高いサービス(SaaS)を提供することを発表しました。
なお、このSaaS版は2022年冬に正式版リリースを予定しています。

これまでの課題

これまで、ユーザー様がもつ課題は以下のようなものがありました。

・リモートワークなどで外線が取れない。
・集中したい時に電話が鳴って作業が中断する。しかも営業電話だったりする。
・会議などでオフィスに人がいなくなる時に電話がかかってくると、出られない。
・そもそも人が少ない会社だと、立場関係なく電話対応をしなければいけない。
・社員が電話に慣れていないと取次に時間がかかる、要件確認が不十分で二度手間だ。

サービス概要

既存のTerry Pro.は高度なシステム連携を行う前提で設計されていることから個別のシステム開発が必要な場合もありましたが、外線電話の受付業務用途に機能をしぼることで、安価かつ、システム改修をせずにすぐに提供できる仕組みを構築しました。
現在、十数社様に対してβ版の提供を行いながら、機能のブラッシュアップと、導入実証実験を行っています。β版ユーザーについては、現在も引き続き募集をしています。
外線電話における電話応対業務の効率化、人件費削減等の効果検証および、より便利で付加価値の高まる使い方、拡張・連携サービスモデルの開発等、マーケットインでのサービス開発をおこないます。
さらに、大企業の1部署から中小企業の代表電話までをカバーするため、月額1万円程度での提供を目指し、オンラインで申し込み後、即日でのサービス利用が可能となるSaaSモデルでの提供を予定しています。

想定される利用シーン

・大企業(支店)での部署外線受付
・中堅中小規模での部署外線受付、または会社代表電話受付
・営業時間外、または休日の電話受付

 

音声認識AIによるチャットボット「Terry Pro.」 を基にリリースした、β版SaaSモデルに注目です!

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