プログラミングを学ぶ場合、プログラミングスクールを利用すると良いでしょう。スキルを持っている専門家に教えてもらうことで、しっかり学べるはずです。プログラミングスクールの数は非常に多いですが、その中から特におすすめできるものをご紹介していきます。
基礎から学べるプログラミングスクール
プログラミングスクールは、パソコンのシステムを作るために必要なプログラミングを学べるサービスです。プログラミングに精通した専門家が講師となって、サービスの利用者に教えていきます。そして、高度な分野に特化したスクールもありますが、初心者向けに基礎から教えるというところも少なくありません。カリキュラムの内容は、基礎を学ぶだけであったり、基礎から実践レベルまで学べたりするなど、スクールによって異なります。また、学習スタイルも、スクールごとに違いがあります。実際に教室に通って学ぶところもあれば、インターネットを通じてオンラインで学ぶスクールも多いです。
おすすめプログラミングスクール4選！
それでは、数多くあるプログラミングスクールの中から、おすすめを4つ、ご紹介していきます。
AIエンジニア講習 セミナー/講座/研修
AI開発に関するプログラミングスキルを、3日かけて学ぶスクールです。AI開発の基礎的な知識から、実際にプログラミングを行う方法まで、ひと通りの内容を段階的に学ぶことができます。最終的には、画像認識モデルの作成など、高度な開発ができることを目指します。目標は高いですが、基礎から始めていくため、プログラミングに関する初心者でも受講可能です。
そして、会場でのセミナー受講とライブウェビナー、eラーニングの3通りから選べるという特徴があります。どれを選択しても、講義の内容は変わりません。そのため、自身に合っているかどうかで選ぶと良いでしょう。また、オリジナル教材として、PDF形式のガイドを受け取れます。受講後も閲覧可能なので、復習に使って理解を深められるでしょう。
Python講習 セミナー/講座/研修
プログラミング言語である、Pythonに特化したスクールです。2日間という短期間で、Pythonを応用レベルまで使えることを目指します。しっかり学習すれば、Pythonを使った画像処理や、AI分析に必要となるデータ可視化について、深い知識を得られるでしょう。スクールの対象となる人は幅広く、Pythonに触れたことがないという初心者でも問題ありません。
そして、学習スタイルは、会場受講とオンライン会議システムを使ったライブウェビナー、講義を録画したeラーニングが用意されています。会場受講とライブウェビナーは講師に質問ができ、eラーニングは1年間視聴し放題という特徴があります。よって、質問した方が理解しやすい、何度も受講したいなど、希望する学習スタイルに応じて選んでください。
RUNTEQ
将来的にエンジニアとして働くことを想定して、プログラミングを学ぶスクールです。ひとりで開発ができるレベルを目指し、1000時間をかけて学ぶという特徴があります。学習スタイルは、個人に合わせて選ぶことが可能です。毎日同じ時間学んだり、週末に集中させたりするなど、色々な学習スタイルがあります。そのため、働きながらプログラミングを学ぶことも、不可能ではありません。そして、学習していく中で気になることがあった場合、講師に質問することができます。質問回数の制限はないため、問題をその都度解決することで、挫折せずに学習を続けられるでしょう。
codecamp プログラミングコース
Webサービス開発に関する、プログラミングを学べるスクールです。ログインや商品の購入などWebサービスに欠かせない機能を、プログラミングで作れるようになることを目指します。基本的には、オンライン教科書で学んだ後で、レッスンを受ける形です。教科書には課題が付属しているので、しっかり理解できているかどうかを確認しながら進めていけます。レッスンはマンツーマンであるため、個人に合わせたカリキュラムを実現可能で、わからない部分はその都度講師に質問できます。そのため、初心者でも特につまずくことなく学習を進めていけるでしょう。レッスン時間は毎日7時から23時40分までの間から指定できるため、プライベートが忙しい人でも受講可能です。
初心者におすすめしたいプログラミング言語
プログラミング言語には、非常に多くの種類があります。そのため、どれを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。では、初心者はどのプログラミング言語を学べば良いのか、使用目的ごとに説明します。
Webサイト制作の基本言語
Webサイトを制作するためにプログラミングを学びたいのであれば、JavaScriptをおすすめします。Webサイトに、動きを付けられるのが特徴のプログラミング言語です。ブラウザでWebサイトにアクセスした際、クリックでメニューを出したり、スクロールでアニメーション演出が出たりする仕組みには、JavaScriptが影響しています。JavaScriptがなければ、簡素なWebサイトしか作れません。したがって、現代の高度なWebサイト制作をするのに欠かせない、基本言語として扱われています。
アプリ開発の基本言語
プログラミングでアプリ開発を行いたい場合は、Javaがおすすめです。汎用性の高い言語で、企業システムやWebサイトなど、色々な環境に対応することができます。そのため、アプリ開発に用いても安定稼働しやすく、稼働速度が遅くなることもほぼありません。よって、実際にWebアプリやスマートフォンアプリの開発現場で、積極的に使用されています。また、C#やC++などの言語も、アプリ開発向きです。どちらもJavaに似た性質をしていますが、C#は主にスマートフォンアプリ開発に特化している傾向があります。それに対してC++は、Webアプリの開発が得意です。それぞれ得意分野が異なるため、違いを把握した上で選びましょう。
AI開発の基本言語
プログラミングで人工知能のAIを開発するのであれば、一番の候補となる言語はPythonです。プログラミングの部品として使用できるライブラリや、プログラムの骨組みになるフレームワークが豊富という特徴があります。ライブラリには、AI開発に欠かせない、機械学習に関するものが数多く用意されています。そして、AIの骨組みにできるフレームワークも多いです。そのため、Pythonのライブラリを駆使すれば、高度なAIも効率的に開発できます。ライブラリとフレームワークがAIに最適であるため、PythonがAI開発の現場で使用されることは非常に多いです。
プログラミングスクールの選び方とは
プログラミングスクールの選び方としては、重要視すべきポイントを意識することが大切です。では、実際に何を重視すれば良いのか、解説します。
使いたい言語に対応しているところを選ぶ
プログラミング言語には、非常に豊富な種類があります。そして、どの言語に対応しているのかは、スクールによって異なります。そのため、自分が使いこなしたいと考えている言語に、対応したスクールを選ばなければなりません。使いたいプログラミング言語に対応していることは、スクールを選ぶ際の第一条件にしても良いでしょう。
講師やカリキュラムの質が良いこと
プログラミングを教える講師や、カリキュラムの内容は、スクールによって差があります。そのため、何も考えずに選ぶと、プログラミングにあまり詳しくない講師や、悪質なカリキュラムのスクールに当たるかもしれません。そうならないように、講師の実績や保有スキル、カリキュラムなどはしっかり調べましょう。講師に豊富な実績があって、カリキュラムの内容を事前に事細かく説明しているスクールを選ぶと、問題なく学べるはずです。
続けやすい学習スタイルであること
プログラミングスクールの学習スタイルは多種多様ですが、人によって相性の良し悪しが違います。教室に通って直接学べる方が頭に入りやすいという人もいれば、ビデオを何度も見直した方がスムーズに学べるという人もいるでしょう。もし、相性の悪い学習スタイルを選べば、たとえカリキュラムの内容が良質でも、学習を継続するのが困難になります。したがって、相性の良い学習スタイルのスクールを選ぶことが大切です。
サポート体制が充実していることも大切
プログラミングの学習では、わからない部分が出てくるなどで、壁に突き当たる可能性が高いです。そのような時に、サポートをしてくれるスクールを選ぶと良いでしょう。講師に質問ができるなど、サポート体制が充実しているスクールであれば、挫折することなく学習を続けられるはずです。
プログラミングスクールを利用して効率的に学ぶ
プログラミングは、独学で学ぶことも不可能ではありません。ただ、独学だと時間がかかってしまう上に、挫折するリスクがあります。そのため、なるべく短い時間でスムーズにプログラミングスキルを習得したいという人は、プログラミングスクールを利用した方が良いでしょう。ご紹介してきたおすすめの中から、自身に合っていそうなものを選んでください。
