AI講習の中でもおすすめのものを4つ紹介!

近年目覚ましい発展を遂げているAI(人工知能)。それに伴い、AIについて学べる講習も増えてきています。あまりにも選択肢が多すぎて、どの講習が自分にとって最適なのかわからないという方もいらっしゃることでしょう。今回の記事では初心者でもついていきやすいAI講習を全部で4つ紹介していますので、講習選びの参考にしてください。

そもそもAIって何をするものなの?

そもそもaiって何をするものなの?

AIは(Artificial Intelligence(アーティフィシャル インテリジェンス))の略で、人間が普段行っている知的な活動、例えば認識、推論、学習などをコンピュータ上で模倣・再現する技術のことです。この言葉が初めて公に使われたのは1956年のことで、ダートマス大学の科学者であったジョン・マッカーシー教授が提唱したとされています。

なお、2024年現在においてもAIという言葉に対する明確な定義はなく、研究者や使う人によってその意味は異なっています。そもそも人間自身が「人間の知能、知性とはこういうものである」と明確に定義できてない以上、それを模したAI、すなわち人工知能も現状では明確に定義できないのです。

AIが今話題になっている理由は?

1956年に提唱されたAIが今になって話題になっている理由はいくつかあります。1つ目の理由として、AIを十分に機能させるための環境が整ってきたことがあげられます。すなわち安価で大量にデータを保存できるストレージ、高度な計算ができるコンピュータ、高速で安定した回線などが普及したことで誰もが大量のデータを簡単に扱えるようになり、その結果AIを活用しようとする企業や個人も増えたのです。

また、2つ目の理由として、AIは我々の生活をより豊かで便利にする商品やサービスに化ける可能性がある、つまりは企業から見れば「利益が出る」チャンスであると考えられている事があげられます。すでにAIを事業の一部に組みこんでいる企業も少なくありません。

例えばパナソニックコネクトは自社開発のAIアシスタント「ConnectAI」を導入し、業務生産性の向上や社員のAIスキル向上に取り組んでいます。

このような取り組みを行っている企業はもちろんパナソニックコネクトだけではありません。先進的な企業はすでにAIをマーケティング、勤怠管理、生産計画などの幅広い分野に活用しています。

AIのさらなる具体的な活用方法について知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

AIを活用したインフラ点検とは?事例やメリット・デメリットをご紹介

今AIを学ぶことにどんな意義がある?

「AIを学ぶのはエンジニアだけで十分。自分がAIについてわざわざ学ぶ必要はない。」このような考えでは、加速するビジネスに取り残されるかもしれません。もっと簡単に言うと、AIに対して無知でいることが原因で、失業するはめになるかもしれません。

オックスフォード大学と野村総研の研究によれば、「10年~20年以内に日本の人口労働の49%の仕事がAI導入によってなくなる可能性がある」とのことです。

もちろんこれはあくまで数ある推測のひとつであり、実際に未来がどうなるかはわかりませんが、技術の進歩によって特定の仕事がなくなるのはめずらしいことではありません。

一方で、AIが普及すれば、AIを使役するという新しい仕事も産まれます。そのような新しい仕事を確保するためにも、AIについて学ぶことが大切です。

初心者でも学びやすいAI講習4選

初心者でも学びやすいai講習4選
AIに関して学びたいと思い書籍を手に取ったものの、書いてあることがよくわからず挫折してしまった、という経験をしたことがある方は多いかと思います。ここではそのような方にもおすすめの初心者向けAI講習を全部で4つ紹介いたします。

AIチャットボット入門セミナー

  • 受講方法:eラーニング
  • 料金:4万4000円

AIチャットボットセミナーは、最速でAIチャットボットの作り方、活用法がわかる初心者向けのセミナーです。チャットボットとは、AIを活用した自動会話プログラムです。通常のチャットは人間同士で行いますが、チャットボットでは人間とAIが会話します。

AIチャットボット入門セミナーの最大の特徴は、AIについて全く知らない未経験者でも受講できることです。ではそのぶん内容が薄いのかというとそんなことはなく、チャットボットの活用事例から仕組みと特長、さらには種類までしっかりと学べます。最終的には実際に稼働するチャットボットをつくるところまで行います。実際に手を動かして学ぶので、頭に入ってきやすいのが大きなポイントです。

AIエンジニア育成講座

  • 受講方法:会場、ライブウェビナー、eラーニング
  • 料金:16万2800円(会場、ライブウェビナー)、14万800円

AIエンジニア育成講座は、最速でAIプログラミングのプロになるための講座です。AI初心者でも3日間のトレーニングでAIプログラミングの基礎から応用まで一通り学ぶことができます。

実際の講座ではプログラミングのための環境の構築から機械学習モデルの実装、基礎的なAIプログラミングの実装、AIの制度を向上させるためのプログラミングの実装などを行います。会場、もしくはライブウェビナーで受講する場合、最小開催人数は4人です。eラーニングならば1人でも好きな時間に学べます。

AIプロフェッショナル人材育成コース

  • 受講方法:会場、ライブウェビナー、eラーニング
  • 料金:35万2000円

AIプロフェッショナル人材育成コースは、最速でAIプログラミングのプロになるための講座です。プロフェッショナル人材育成と名前がついていますが、初心者でも学べます。初めてのPython学習からAI基礎アルゴリズム、さらには開発環境の構築、実際のAIの開発まで一通り学べるのがポイントです。

開発できるAIは多岐にわたります。例えば機械の異常検知システム、画像識別アプリケーションなど、自身のニーズにあったものが作成可能です。

ビジネス向けAI完全攻略セミナー

  • 受講方法:会場、ライブウェビナー、eラーニング
  • 料金:5万2800円(会場、ライブウェビナー)、4万4800円(eラーニング)

ビジネス向けAI完全攻略セミナーは、最速でビジネスに使えるAIを作る技術を習得するための講習です。これまで紹介してきた他の講習・セミナーと比べると、よりビジネスに特化した内容になっています。

さらに他の講習も気になるという方は、こちらの記事も参考にしてください。

AIエンジニアの講座で一番おすすめなのは?選び方や口コミを調査

自分にあったAI講習の選び方

自分にあったai講習の選び方

一口にAI講習といっても、その内容は様々です。選択肢が多いため、どの講習を選べばいいか迷ってしまうこともあるかと思いますが、その際には以下の点をチェックしてみてください。

何を学びたいのか明確にしておく

例えば、エンジニア向けと営業・企画担当向けで講習の内容は異なります(前者のほうが高度であることが多いです)。何を学べばより自分のためになるのか、事前に考えておきましょう。

自分自身のレベルを把握しておく

AI講習と一口に言っても、そのレベルは超初心者向けから上級者向けまで様々です。身の丈に合わない講習を選んでしまってはついていけませんし、だからといって簡単すぎる講習を選んでしまうと退屈するだけで終わってしまいます。

受講形式を確認する

受講形式は大きく会場、オンラインライブ、eラーニングの3つに分けられます。会場やオンラインライブ形式はその場で質問できるという点で優位です。一方、eラーニングはその他の形式と比べて料金が安く抑えられていることが多いです。どの方式も一長一短なので、自分にあったものを選びましょう。

費用を確認しておく

AI講習は決して安いものではありません。比較的安価なものでも数万、みっちり学ぶとなると数十万かかることもあります。安い買い物ではないので、事前によくサービスを比較しましょう。

まとめ

AI講習と聞くとハードルが高いと思われるかもしれませんが、今回紹介したものはいずれも初心者でもついていけるものばかりです。腰を据えてAIを学んでみたいと思った方は、受講を検討してみてはいかがでしょうか。

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