アイアクト、障害対応をAIチャットボットで効率化するソリューションを開発へ!

こんにちは!AI研究所の石川です。
本日のtopicsは、AIチャットボット「Cogmo Attend」で障害対応の効率化を行うソリューションをご紹介します。

株式会社アイアクトは、シンプルな自動応答からDXでの高度でイノベーティブな応答に利用できるAIチャットボット「Cogmo Attend」と、株式会社アシストが販売する、「統合システム運用管理JP1(以下、JP1)」「運用オペレーション自動化Micro Focus Operations Orchestration(以下、OO)」「機能テスト最適化Micro Focus UFT One(以下、UFT)」などと連携し、ビジネスチャットで障害対応を行うソリューションを開発しました。
また、お客様企業PoCに関しては、2021年3月に完了しました。

ソリューション開発の背景

システムやITツールのクラウド化、SaaS化がこの10年で進む中、基幹システムはまだオンプレミス、レガシーな構成で運用をする企業が多くあります。事業の根幹を支える基幹システムの刷新には数年以上の時間を要する一方、コロナ禍での働き方の変更を余儀なくされる今日では、レガシーなITマネジメント・運用が現場の負担にもなり、人材確保での経営課題にもなってきています。しかしながら、基幹システムの早急な刷新は経営リスク、ITマネジメントの継続性の観点から必ずしも最適な方法ではなく、別の解決策が求められていました。
この解決策として、既存のITマネジメントに手を加える部分は最小限とし、各機能をAIチャットボットを中心とした、ITMS(ITマネジメントサービス)、RBA(Run Book Automation)、ビジネスチャットで連携させることで、最も負荷のかかる障害対応の効率しました。

ソリューションの内容

現場の担当者は、ビジネスチャットを見て、ビジネスチャット内で指示するだけで障害対応の初動を行うことができます。
障害の検知はJP1やOOなどのITMSで行い、障害内容をCogmo Attendに通知します。Cogmo Attendは通知内容を自動でビジネスチャットに表示し、担当者に障害があったことを知らせると同時に、AI検索により過去の対応履歴や対応マニュアル、システムのマニュアルから関連するファイルやページをビジネスチャットに提示します。担当者はこの検索結果を見ることでどのような対応をすべきか探す手間なく、そのままビジネスチャット内でCogmo Attendに「再起動」「健全性確認」などを指示することで、Cogmo Attendと連携したITMSが自動で処理を実行、その処理結果をビジネスチャットに表示することができます。

このソリューションを応用することで、お客様が長年かけて培ってきたITツール・システムの運用にクリティカルな影響を及ぼす改修を行うことなく、新しい働き方に合わせた障害対応やITマネジメントを実現することができるようになります。

 

ITマネジメント方法はそのままに、AIチャットボット『Cogmo Attend』でDXな障害対応を実現する、新たなソリューションに注目です!

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