AI技術の進化とともに、ディープラーニングの専門知識を持つエンジニアの需要が高まっています。その中で、日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供する「E資格」は、AI技術者としてのスキルを証明する重要な資格として注目されています。
しかし、E資格を取得するためには、JDLAが認定するプログラムの受講が必要です。
本記事では、E資格JDLA認定プログラムの16社の比較と選び方、さらに特におすすめのJDLA認定プログラムやE資格を受験するメリットまで幅広く解説します。
これからE資格取得を目指す方にとって、役立つ情報を徹底的に比較しながら紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
E資格の受験に必須のJDLA認定プログラムとは
E資格は、E資格を運営するJDLA(日本ディープラーニング協会)が定めた認定プログラム講座を過去2年以内に修了することが受験資格と定められています。
JDLA認定プログラムは、民間事業者や高等教育機関が提供するもので、シラバスに沿った内容か、などを審査の上JDLAが認定したものです。2026年現在では、教育機関を含む27のJDLA認定プログラムがあります。JDLA認定プログラムではないものを受講しても、E資格の受験資格が得られませんので注意してください。
E資格の受験にあたっては、受験料のほかに、上記JDLA認定プログラムを受講費用が必要と覚えておきましょう。
また、どんなJDLA認定プログラムがあるのかは、JDLA公式サイトでチェックできます。
JDLA認定のプログラムの中にはE資格合格までフォローしてくれるだけでなく、その後の実務に活かせる実践的な内容まで学べる以下のような講座もあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。以下は、2025#2(8月)のE資格合格者の3.5人に1人が受講していた、確かな合格実績のあるJDLA認定プログラムです。
E資格とは?
E資格は、機械学習のディープラーニング(深層学習)を実装する能力を認定される資格です。
AIに関する資格のひとつで、特にディープラーニングの理論を正しく理解し、最適な方法で実装するエンジニアに向けての資格になります。日本はIT後進国と言われており、将来的に事業で活躍するディープラーニングのエンジニアが不足すると危惧される現状を踏まえ、特に注力すべきと考えたディープラーニングの認知度を高め、エンジニアの知識・能力の担保と向上を目的にスタートされました。
難易度・合格率
E資格の合格率は以下のようになっています(公式発表)。
| 試験 | 合格率 |
|---|---|
| 2024#1 | 72.61% |
| 2024#2 | 66.23% |
| 2025#1 | 68.26% |
| 2025#2 | 70.26% |
E資格は合格者の約半数が現役のIT関連エンジニアで、次いで多いのが大学生・大学院生です。大学レベルの応用数学がシラバスに含まれること、また専門的なディープラーニングの知識とスキルがないと正答できない問題であり、受験者もこうした層に偏っているため、合格率が引き上げられているのが現状です。
難易度の高いAI関連資格として有名なのが、E資格であることを踏まえて対策しておかないと合格は難しいでしょう。
合格に向けJDLA認定プログラムで学んでおくべきシラバス
E資格は主に、機械学習を理解する上での確率や統計学などの数学的知識と機械学習アルゴリズム、またPythonプログラミングを用いた実装に関する問題が出題されます。
これまでのシラバス(試験範囲)改定では、ディープラーニング技術利用企業増加を鑑みて、分散処理・エッジコンピューティングに関する知識も必要になることを踏まえたシラバス改定なども行われました。E資格が「これから求められるエンジニア必要なこと」ができるのかを問う資格であろうとする姿勢がうかがえます。
2026年2月のE資格試験までは、以下表がシラバス(試験範囲)に指定されています。
2026年8月の試験からは以下表に加え、下記改定が実施されることも公式発表済みです。
- パープレキシティ ・Shifted window・Next token prediction・RAG・自己回帰・
Integrated Gradientsの追加 - CAM・正則化項の係数・IoTデバイス関連の削除
| 科目名 | 具体的な内容 |
| 数学的基礎 |
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| 機械学習 |
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| 深層学習の基礎 |
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| 深層学習の応用 |
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| 開発・運用環境 |
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その他の試験内容や出題範囲については下記記事でも詳しく解説しています。
受験料
E資格の受験料は以下です。
- 一般:33,000円
- 学生:22,000円
- 会員:27,500円
試験日程・申込期日
E資格は年2回(2月と8月)試験が行われており、それぞれ申込期日も設けられています。以下に直近の試験日程をまとめましたので、ご覧ください。
| 試験名 | 2026年 第1回 E資格(エンジニア資格) |
|---|---|
| 試験日 | 2026年2月20日(金)~2026年2月22日(日) |
| E資格受験の申し込み期間 | 2025年12月1日(月)~受験日前日23:59まで |
E資格JDLA認定プログラム16選を徹底比較
それではE資格の受験資格であるJDLA認定プログラムの16つの講座を比較していきます。
料金から受講形式、受講完了日数や前提知識の有無などを比べているのでぜひ参考にしてください。
| 講座名 | 料金(税込) | 受講形式 / 日数 | 前提知識 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 特におすすめ! E資格対策 ディープラーニング短期集中講座 | こちらに詳細を掲載 (キャンペーン中) | 選択可能 | なし (事前オンライン学習:全8時間30分) | キャンペーン割引あり |
| AIエンジニア育成講座 (E資格講座) |
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| 「E資格」向け認定プログラム |
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| 【修了証発行の必須条件】 「機械学習」「ディープラーニング」の全ステップの課題修了 |
| E資格 for Global AI Engineer |
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| 全人類がわかるE資格講座 |
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| 3ヶ月で現場で潰しが効く ディープラーニング講座/ ラビットチャレンジ |
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| E資格対策講座 |
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| なし |
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| E資格対応パッケージプラン講座 |
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| なし | 専門実践教育給付金の対象 |
| ディープラーニング ハンズオンセミナー |
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| あり(動画コンテンツ) | |
| 現場で使える ディープラーニング基礎講座 |
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| 専門実践教育給付金の対象 |
| DL4E Deep Learning for Expert ディープラーニング基礎講座 (E資格対応版) | オンサイト or オンライン 料金問い合わせ |
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| AIエンジニアリング講座+ E資格対策講座 | オンライン(法人特化)
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| 問い合わせ | 他事業者への委託によるオンライン講座 (富士通ラーニングメディア・東芝ビジネスエキスパート・日立アカデミー・NTTラーニングシステムズ) |
| Deep Learning 入門 (JDLA E資格対応) |
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| 実務で使える ディープラーニング講座 |
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| 【E資格受験の必須条件】 JDLA認定プログラム(当講座)受講を修了し、最終試験に合格 |
| E資格対応 ゼロからわかる やさしいディープラーニング講座 |
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| なし | 【E資格受験の必須条件】 すべての演習問題の回答が完了し、修了試験に合格 |
| E資格対策講座 |
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| スマートフォン対応 |
こちらを見て、自分に合ったJDLA認定プログラムを選択して受講しましょう。認定プログラムの内容や料金は随時変更される場合があるので、各社の公式ページで詳しく確認してください。
上記の講座を受講とあわせて、「E資格模擬テスト AIスキルチェック」で一度自分の知識を確認してみると良いでしょう。
安くて高合格率のおすすめJDLA認定プログラム

安さ・合格率の高さ・修了率の高さ・カリキュラムの充実度・サポートの充実度から、おすすめのJDLA認定プログラムの講座「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」をご紹介します。
| セミナー名 | E資格対策ディープラーニング短期集中講座 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 54,780円〜 |
| 開催期間 | 4日間 |
| 受講形式 | 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング |
| JDLA認定プログラム修了報告期限 | 2026年2月4日(水)23:59まで |
おすすめポイント①短期集中型である
E資格対策ディープラーニング短期集中講座は、JDLA認定プログラムの中でも1,2を争う短期集中型の講座です。E資格の受験資格を最短で得られるだけでなく、合格の先にある「エンジニアとして即戦力になれるスキル」の育成にも力を入れているJDLA認定プログラムであることも特徴です。
ご自身の現在のスキルレベルをチェックすることもできます。以下で無料でチェックできるので、まずは力試しからされてみても良いでしょう。
おすすめポイント②合格者に選ばれる講座である
2025年8月に実施されたE資格試験の、合格者3.5人に1人がこちらの受講生でした。合格率70%前後のE資格ですが、この講座の通算合格率は83%超え。しっかり成果に結びつけられる短期集中型のJDLA認定プログラムであることがお分かりになるのではないでしょうか。
おすすめポイント③初心者でも経験者でも成果が得られる
基礎はE資格合格に必要な機械学習アルゴリズムの仕組みを理解する、応用ではニューラルネットワークを実装できるようになるというように、基礎から段階的に学べるカリキュラムになっているので、未経験の人も安心です。
初学者にとっては理解しづらい専門的な分野は、無料の事前学習でしっかりカバーされているのも特徴です。(経験者でも希望すれば無料で事前学習できます)
おすすめポイント④受講形式が自由に選べる
費用を安く抑えたい、自分のペースで学びたいという人に嬉しいeラーニングではもちろん、他の受講者や講師とリアルでコミュニケーションを図りながら学びたい人向けの対面講座もあります。
自習用コンテンツや教材も充実(現役コンサルタントが独自開発したオリジナルテキストと、試験直前まで使える暗記用のテキストあり)し、オンラインでも質問しやすい環境が整っているのもポイントでしょう。
おすすめポイント⑤修了率がとにかく高い
修了率は99.2%と高く、学びやすい環境が整っていることもうかがえます。JDLA認定プログラムを受講しても、わからない、辛いと離脱されてしまう方もいらっしゃるようですが、このE資格対策ディープラーニング短期集中講座なら、安心して修了まで学べるでしょう。
E資格のJDLA認定プログラム講座の選び方5つ
E資格のJDLA認定プログラムを選ぼうと思っても、たくさんあるので迷ってしまいますよね。
そんな時は下記の選び方を参考にしてください。
- 自分はE資格の何を知りたい・学びたいのか明確にする
- 過去問や例題があるプログラムを選ぶ
- E資格を受験するための予算を決める
- 対面が良いかリモート受講が良いかで決める
- 本当にJDLA認定かしっかり確認する
このようなポイントを確認して、お気に入りのJDLA認定プログラムを絞ると良いでしょう。
JDLA認定プログラム講座を受講するメリット

E資格合格に向けて、JDLA認定プログラムを受ける最大のメリットは、「試験対策と受験資格取得が同時にできる」ことでしょう。
JDLA認定プログラムは、シラバスに合ったものが認定されるため、E資格合格に必要な知識を厳選して、効率的に学べるものです。加えてE資格に必要な知識は実務にも直結していて、認定プログラムでは現役のコンサルタントやエンジニアから直接学ぶことができるのもメリットの一つです。
JDLA認定プログラムでE資格について学びながら受験資格を得られます。せっかく受講するなら、実務にも活かせるスキルが学べるJDLA認定プログラムを選んだ方が良いでしょう。
E資格のJDLA認定プログラム講座でよくある質問
それでは、E資格のJDLA認定プログラムについてよくある質問に回答していきます。
セミナーや講座でしっかり学んでおくと良いでしょう。
さらに、E資格を取得することで転職しやすくなるのか?について詳しく書かれている記事がありますので、気になる方はぜひ以下の記事をご覧ください。
【企業・教育機関】E資格JDLA認定プログラム認定を受けるには

日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供する「E資格」に対応する認定プログラムを開講するためには、JDLAの認定を受ける必要があります。この認定プロセスは、事業者や教育機関が提供するカリキュラムが、JDLAの定めるシラバス基準を満たしているかを確認し、適切な内容であることを証明するためのものです。
以下では、認定を目指す事業者や教育機関がJDLA認定を取得するための手順を詳しく解説します。
①JDLA認定プログラムへの問い合わせ
最初のステップとして、JDLA公式ウェブサイトや認定プログラム提供機関に問い合わせを行い、プログラムの詳細について確認します。この段階では、プログラム内容や学習の目的に合うかを検討するため、質問や相談を重ねることが重要です。
②書面面談と資料送付
問い合わせ後、提供機関と書面面談を行います。この面談では、認定プログラムのカリキュラムやシラバスの対照表についての説明が行われます。その後、必要な書類(申込書、シラバス対照表、カリキュラム資料)を提供機関から送付されます。
③書類チェックと申請受付
提出された書類を基に、提供機関側で内容を審査します。この段階で書類に不備がある場合、再提出が求められることがあります。問題がなければ、申請が正式に受理されます。書類提出後は、確認メールや申請料の支払い案内が送付されます。
④JDLA認定プログラム審査と修正
提供機関による「プログラム審査」が行われます。審査の内容は、シラバスの基準に適合しているかどうかのチェックです。必要に応じて、プログラム内容の修正が求められる場合もあります。この修正プロセスを経て、最終的な審査結果が確定します。
⑤JDLA認定プログラム料の支払いと登録書の送付
プログラム審査が完了した後、登録申請書が提供機関から送付されます。申請書の内容に従い、認定料を指定の方法で支払います。この支払いが完了することで、登録が正式に進みます。
⑥JDLA認定プログラム登録の完了通知
全てのプロセスが完了すると、JDLAまたは提供機関から認定登録の完了通知が送付されます。この通知を受け取ることで、JDLA認定プログラムへの登録が正式に完了となり、受講が可能になります。
E資格のJDLA認定プログラム比較についてまとめ
E資格は、今後多くの企業に導入されるであろうAI・ディープラーニングについての資格になります。AIのエンジニアになる人だけでなく、AIに関係する職業についている人や興味のある人はチェックしておく必要がありそうですね。
また、E資格の受験を考えている人は、受験資格で必須のJDLA認定プログラムを受講する必要です。
いくつかの中から選んで受講することができるので、自分に合ったプログラムを選択し、E資格受験合格の役に立てるようにしましょう。





