E資格を取得するためには、JDLAの認定する特別な認定プログラムを受講・修了する必要があります。しかし、E資格の認定プログラムは複数のスクールや教育機関が提供しており、どれを選べばよいのか迷ってしまう人も多いでしょう。
この記事では、E資格の認定プログラム18選を徹底比較し、それぞれの特徴や違いを分かりやすく紹介します。さらに、特におすすめのE資格認定プログラムや、自分に合ったE資格認定プログラムの比較ポイントについても解説します。
E資格の取得を目指している方や、これからE資格の認定プログラムを比較検討しているという方は、ぜひ参考にしてください。
E資格とJDLA認定プログラム
E資格を受験するためには、JDLA(日本ディープラーニング協会)が認定する「認定プログラム」を修了する必要があります。ここでは、E資格に関する基本情報と認定プログラムの概要、さらに難易度、勉強時間の目安、G検定との比較について整理します。
- E資格の認定プログラムとは
- E資格の難易度と合格率
- E資格の合格に必要な勉強時間の目安
- E資格とG検定との比較
①E資格の認定プログラムとは
E資格の認定プログラムとは、JDLAが正式に認定した教育プログラムのことです。E資格を受験するためには、試験日の過去2年以内にこの認定プログラムを修了している必要があります。
E資格の認定プログラムでは、ディープラーニングの理論や機械学習アルゴリズム、数学の基礎、Pythonによる実装など、AIエンジニアに必要な知識を体系的に学習できます。
また、E資格の出題範囲に沿ったカリキュラムが組まれているため、認定プログラムによって効率的に試験対策を進められる点も特徴です。
②E資格の難易度と合格率
E資格は、ディープラーニングの理論理解と実装知識の両方を問われる高度な試験として知られています。E資格の試験ではニューラルネットワーク、畳み込みニューラルネットワーク、最適化アルゴリズム、自然言語処理などの幅広い分野が出題されるため、数学や機械学習の基礎知識が求められます。
JDLAが公開している過去のデータによると、E資格の合格率はおおむね60~70%程度とされています。一見すると比較的高く感じられるかもしれませんが、受験者はE資格の認定プログラムを修了したエンジニアや研究者である点に注意が必要です。
「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」は、合格率83.3%以上という高い実績を持つおすすめの認定プログラムです。このように合格率の実績の高い講座を選ぶことが、初心者が合格を目指す近道といえるでしょう。
③E資格の合格に必要な勉強時間の目安
E資格に合格するためには、一般的には100~300時間程度の学習時間が必要とされています。数学や機械学習の基礎がない場合は、さらに時間がかかる可能性があり注意が必要です。
E資格の合格には、アルゴリズムの理解やモデルの仕組みを説明できるレベルまで理解を深める必要があるため、実践的に学べるE資格の認定プログラムを比較検討することが重要になります。
④E資格とG検定との比較
E資格とG検定は、どちらもJDLAが実施するAI関連資格としてよく比較されます。しかし、E資格とG検定の対象者や試験内容には大きな違いがあるため、しっかりと比較して違いを理解しておくことが重要です。
E資格とよく比較されるG検定の特徴は、次のとおりです。
- エンジニア以外でも受験しやすい
- オンラインで受験できる試験
- AIのビジネス活用の理解が重視される
- E資格より難易度は比較的低い
- AIリテラシーを証明できる
このようにG検定はAIの基礎知識や活用方法を理解していることを証明する資格であり、ビジネス職や企画職、マネジメント職など幅広い職種の人が受験しています。
一方、E資格はディープラーニングの理論理解や実装スキルを問うエンジニア向け資格である点が大きな特徴です。また、E資格の受験には特別な認定プログラムを修了する必要もあるため、機械学習や数学、PythonによるAI実装など、より高度で専門的な知識が求められます。
そのためAI分野でのキャリアを目指す場合、まずG検定でAIの基礎知識を身につけ、その後E資格の認定プログラムを受講してE資格に挑戦するというステップを踏む人が比較的多く見られます。
E資格はAIエンジニアとしての専門性を示す資格として企業からの評価も高く、認定プログラムを経ることで、AI分野でのキャリア形成にも役立つ資格といえるでしょう。
E資格とよく比較されるG検定についての詳細は、こちらを参考にしてください。
E資格認定プログラムの選び方と比較ポイント

E資格の認定プログラムは複数あり、料金や学習期間、サポート内容などがそれぞれ異なるため、しっかりと比較検討することが重要です。ここでは、E資格の認定プログラムを選ぶ際にチェックしておきたい主な比較ポイントを紹介します。
- 料金(費用)を比較
- 学習期間を比較
- 数学・プログラミングのサポートで比較
- 法人研修対応かどうかで比較
①料金(費用)を比較
E資格の認定プログラムを選ぶ際に、まず比較しておきたいのが料金(費用)です。E資格の認定プログラムは講座によって受講料が大きく異なり、安いものでは10万円前後、高い認定プログラムでは30万円以上になるケースもあります。
このようなE資格認定プログラムの料金の違いは、講義内容やサポート体制、教材の充実度などによって生まれます。たとえば、動画講義のみのE資格認定プログラムは比較的低価格で提供されることが多く、ライブ授業やメンターサポートが付くE資格の認定プログラムは費用が比較的高くなる傾向があります。
単純に価格だけで比較するのではなく、学習内容やサポート体制とのバランスを比較しながら、どのE資格認定プログラムが自分にとってよりコストパフォーマンスの高いものかを判断することが重要です。
②学習期間を比較
E資格の認定プログラムは、学習期間を比較することも重要です。短いもので1~2か月程度で修了できる認定プログラムもあれば、3~6か月ほどかけて体系的に学習する認定プログラムもあります。
E資格の認定プログラムのうち、短期間で修了できる講座については、すでに機械学習やプログラミングの知識がある人に向いています。効率よくポイントを学習できるため、比較的時間をかけずにE資格受験を目指したい人に適した選択肢といえるでしょう。
一方、AIやディープラーニングの学習経験が少ない場合は、学習期間に比較的余裕のあるE資格認定プログラムを選ぶ方が理解を深めやすいです。基礎から段階的に学べるカリキュラムの認定プログラムを選ぶことで、E資格の合格に必要な知識を無理なく身につけることができます。
③数学・プログラミングのサポート体制で比較
E資格では、ディープラーニングの理論理解だけでなく、数学やPythonプログラミングの知識も重要になります。そのため、数学やプログラミングのサポート体制が整っているかどうかを比較することも、E資格の認定プログラムを比較する際の重要なポイントです。
E資格の認定プログラムのうち、サポート体制がしっかりしているものであれば、AI分野の学習が初めての人でも比較的安心して取り組むことができます。さらに、質問対応やメンタリング制度があるE資格の認定プログラムは、学習中の疑問を解決しやすいためおすすめです。
④法人研修対応かどうかで比較
E資格認定プログラムの中には、個人受講だけでなく法人研修として利用できる講座もあります。企業のAI人材育成を目的として、社員向けにE資格の認定プログラムを導入するケースが増えているためです。
法人研修に対応しているE資格の認定プログラムでは、企業向けのカリキュラムや団体割引、受講管理システムなどが用意されていることがあります。企業の研修としての導入も視野に入れている場合は、こうしたサポート体制が整っているE資格の認定プログラムから比較検討することが重要です。
E資格の認定プログラム18講座を徹底比較!

ここでは、E資格の認定プログラムとしておすすめしたい18講座を比較表でまとめます。自分に合ったE資格の認定プログラムはどれなのかを判断する材料として、次の比較表をぜひご活用ください。
| E資格認定プログラムの講座名 | 特徴 | 料金 | 期間 | 対象(個人・法人) |
|---|---|---|---|---|
| ①E資格対策ディープラーニング短期集中講座|GETT Proskill | 試験対策・模試・解説まで含む実践的なE資格認定プログラム | 要問合わせ | 短期 | 個人・法人 |
| ②全人類がわかるE資格講座|AVILEN | オンライン中心のE資格認定プログラム、コーディング課題やサポートが充実 | 149,600円 | 約3日~2ヶ月 | 個人・法人 |
| ③ディープラーニングハンズオンコース|キカガク | 実装重視・ハンズオン型のE資格認定プログラム | 77,000円 | 約3日〜数週間 | 個人・法人 |
| ④現場で使えるディープラーニング基礎講座|スキルアップNeXt | 実務を意識したE資格開発認定プログラム | 55,000 円 | 約2〜3か月 | 個人・法人 |
| ⑤E資格 for Global AI Engineer|zero to one | 英語対応・オンライン完結のE資格認定プログラム | 71,500円 | 約1〜3か月 | 個人 |
| ⑥AIエンジニア育成講座(E資格対応)|デロイト トーマツ ディープスクエア | コンサル企業が提供する実務型のE資格認定プログラム | 96,800円 | 約2〜3か月 | 個人・法人 |
| ⑦Deep Learning 入門【JDLA E資格対応】|すうがくぶんか | 数学重視のカリキュラムのE資格認定プログラム | 122,500円(5期) | 約5か月 | 個人・法人 |
| ⑧ゼロからわかるやさしいディープラーニング講座|エム・ティ・ストラテジー | 初心者向けに基礎から解説するE資格認定プログラム | 50,000円 | 約1〜3か月 | 個人・法人 |
| ⑨E資格対応パッケージプラン講座|エッジテクノロジー | 動画教材中心のE資格認定プログラム | 229,900円 | 約3か月 | 個人・法人 |
| ⑩AI道場 E資格コース|調和技研 | 理論+実装の両方を学ぶE資格認定プログラム | 要問い合わせ | 約3ヶ月 | 法人 |
| ⑪数学から学ぶE資格対策講座|AMBL | 数学基礎からディープラーニングを理解できるE資格認定プログラム | 20,000円 | 約2〜3か月 | 個人 |
| ⑫元脳科学研究者と学ぶE資格講座|LINKI’N FELLOWS | 研究者講師による専門性の高いE資格認定プログラム | 295,000円~ | 約2〜3か月 | 個人 |
| ⑬CU Synergy Program(AI基礎と応用)|中部大学 | 社会人向けのE資格認定プログラム | 1,000,000円 | 約6か月 | 個人 |
| ⑭愛媛デジタル情報人材育成プログラム|愛媛大学 | 大学主導のE資格認定プログラム | 要問い合わせ | 約6か月 | 個人 |
| ⑮未来をつくるAI技術講座|JOBIRUN | AI基礎から実装まで幅広く学べるE資格認定プログラム | 15,000円~ | 約2〜3か月 | 個人 |
| ⑯機械学習オンライン/ディープラーニングオンライン|zero to one | オンライン完結のE資格認定プログラム | 要問い合わせ | 約2〜3か月 | 個人・法人 |
| ⑰ラビットチャレンジ|Study-AI | 月額制で低価格のE資格認定プログラム | 月額3,300円 | 約3〜6か月 | 個人 |
| ⑱実務家・有名講師陣によるディープラーニング講座|エッジテクノロジー株式会社 | マンツーマン受講対応の演習・体験重視のE資格認定プログラム | 要問い合わせ | 約3〜6か月 | 個人・法人 |
このようにE資格の認定プログラムは、講座によって料金・学習期間・カリキュラム内容が大きく異なります。短期集中で合格を目指せる認定プログラムや、数学やプログラミングの基礎から学べる認定プログラム、実務を意識したAI開発スキルを習得できる認定プログラムなど、その特徴はさまざまです。
そのため、E資格の認定プログラムを選ぶ際には、自分の学習レベルや目的、学習にかけられる時間、予算などを踏まえて比較することが重要です。
特におすすめのE資格認定プログラムを厳選紹介!
E資格の認定プログラムは数多くあるため、「どの講座を比較して選べばいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。ここでは、他の講座と比較して特におすすめしたいE資格の認定プログラムを厳選してご紹介します。
おすすめ認定プログラム①E資格対策ディープラーニング短期集中講座

E資格対策ディープラーニング短期集中講座は、E資格合格に必要な知識を短期間で体系的に学べるE資格認定プログラムです。数学の基礎や機械学習アルゴリズム、ディープラーニングの仕組みを数式から理解し、Pythonを用いたAI実装まで段階的に学習できるカリキュラムを採用しています。
E資格合格に必要な数学の基礎知識や応用数学、AIの仕組み、機械学習アルゴリズムはもちろん、PythonによるAIプログラミング、ロジスティック回帰やSVMなどの機械学習アルゴリズム、ニューラルネットワーク、RNNや強化学習、自然言語処理など、E資格の出題範囲を網羅的に学習できます。
E資格試験の直前にはフォローアップ講座も用意されており、過去の出題傾向をもとにした問題演習や予想問題に取り組むことで、本番レベルの試験対策が可能です。他のE資格認定プログラムと比較して、短期間でE資格合格に必要な知識を集中的に学べる認定プログラムといえるでしょう。
| セミナー名 | E資格対策ディープラーニング短期集中講座 |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 54,780円〜 |
| 開催期間 | 4日間 |
| 受講形式 | 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング |
おすすめ認定プログラム②全人類がわかるE資格講座|AVILEN
全人類がわかるE資格講座は、AI教育企業AVILENが提供するJDLA認定プログラムで、E資格合格者数の多さでも知られる人気講座です。ディープラーニングの理論や数学、Pythonによる実装を体系的に学べるカリキュラムが特徴で、初心者でも理解しやすいよう段階的に学習できるよう設計されています。
実践的なコーディング課題やプロダクト開発課題を通して、試験対策だけでなく実務で活用できるAIスキルの習得も目指せます。質問サポートや模試など学習支援も充実しており、他のE資格認定プログラムと比較してもサポート体制が手厚い点が魅力です。
おすすめ認定プログラム③ディープラーニングハンズオンコース|キカガク
ディープラーニングハンズオンコースは、AI教育で実績のあるキカガクが提供するE資格対応の認定プログラムです。ディープラーニングの理論だけでなく、Pythonを用いた実装を重視したハンズオン形式の講義が特徴で、画像認識や自然言語処理などの応用分野まで実践的に学ぶことができます。
講義では機械学習やニューラルネットワークの仕組みを理解しながら、実際のコードを書いてモデルを構築するため、理論と実装の両方をバランスよく習得できます。E資格の認定プログラムを比較する中でも、実装重視の学習スタイルが特徴的で、AIエンジニアとしての実務スキルを身につけたい方に適した認定プログラムです。
おすすめ認定プログラム④現場で使えるディープラーニング基礎講座|スキルアップNeXt
現場で使えるディープラーニング基礎講座は、AI人材育成を専門とするスキルアップNeXtが提供するE資格対応の認定プログラムです。ディープラーニングの理論や数学的背景を学びながら、実務で活用できるAI開発スキルを習得できる点が特徴です。
講師にはAI研究者やデータサイエンティストなど、実務経験豊富な専門家が参加しており、最新の試験傾向やAI技術を踏まえた講義が行われます。E資格の認定プログラムを比較すると、実務に直結する知識や開発ノウハウを学べる点が評価されており、企業研修としても導入されている実績があります。
おすすめ認定プログラム⑤E資格 for Global AI Engineer|zero to one
E資格 for Global AI Engineerは、AI教育サービスを提供するzero to oneが運営するE資格対応の認定プログラムです。AI未経験者や数学に自信がない方でも学びやすいよう、基礎から段階的に理解できるカリキュラムが特徴となっています。
機械学習やディープラーニングの理論を学びながら、Pythonによる実装演習を通してAIモデルの開発スキルを身につけることができます。E資格認定プログラムを比較する中でも、初心者向けの分かりやすさと柔軟な学習スタイルが特徴の講座といえるでしょう。
法人対応のE資格認定プログラムを比較するメリット

法人対応のE資格認定プログラムを比較するメリットは、自分に合った学習環境を選びやすくなる点にあります。法人対応のE資格認定プログラムは企業研修として設計されているため、体系的なカリキュラムや実務を意識した演習、講師によるサポート体制が充実しているケースが多いことが特徴です。
実際にE資格の認定プログラムを比較すると、法人向け講座のほうが講義時間や課題演習、質問対応などの学習サポートが手厚い場合も少なくありません。また、企業研修で培われた実践的なカリキュラムにより、ディープラーニングの理論だけでなくAI開発に役立つ実装スキルまで学べる点も魅力といえるでしょう。
E資格の認定プログラムを個人で受講する場合でも、法人対応の講座を比較して選ぶことで、より実践的で質の高い学習環境を選択できる可能性があります。
法人向けのAIビジネス研修おすすめについては、こちらも参考にしてください。
E資格認定プログラムを比較して合格を目指そう
E資格は、AIエンジニアとしてディープラーニングの知識や実装力を証明できる資格として注目されています。ただし、E資格を受験するためにはJDLA認定プログラムの修了が必要なため、自分に合った講座を比較して選ぶことが重要です。
E資格の認定プログラムには、料金や学習期間、サポート体制などさまざまな違いがあります。この記事で紹介したポイントや認定プログラム比較表を参考にしながら、自分の学習目的やスキルレベルに合ったE資格の認定プログラムを見つけてみてください。
適切な環境で学習を進めることが、E資格合格への近道になります。AI分野のスキルを高め、キャリアの可能性を広げるために、E資格の認定プログラムを活用していきましょう。




