AI(人工知能)系の資格として知られる「G検定(ジェネラリスト検定)」とはどんなものか皆さんご存知でしょうか。
今回、実際に「G検定」を受験してみましたので、その様子と感想を書いていきたいと思います!
G検定とは何か分からない方・受験方法が分からない方にも分かりやすく説明しているので、知らない方もぜひ参考にしてください。
G検定とは?

G検定とは、日本ディープラーニング協会(JDLA)が運営している資格試験の一つです。
資格の内容としては、「ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する」試験であると定められています。
ディープラーニングを始めとするAIは、数学的な理解が必要だったり、プログラムを理解する必要があるなど、とっつきにくい印象をもたれている方も多いかもしれませんが、体系的に学ぶことで誤解なくAIを正しく理解し、これからの時代に役立てましょう!という試験になっています。
実はこのG検定、特にどこかの試験会場に行って受験するのではなく、なんと自宅でパソコンを使って受験するというものなのです!自宅ですので、書籍やテキスト・インターネットをいくら使っても問題ありません。「なんだ簡単じゃん」と思った方もご安心ください。そうならない工夫がしてありますので、後ほど詳細をお知らせします。
また試験前日でも間に合うeラーニング学習は最後の復習としても効果的です。G検定対策講座のeラーニングはリーズナブルな価格でしっかり要点を押さえることができます。
G検定がカンニング可能なのかというところに関しては、下記記事でも解説しています。
G検定の受験ではどんな問題が出る?
G検定受験の出題範囲は下記のようになっています。
G検定が自分が取得したい内容なのかどうか、受験前によく確認しておきましょう。
| 範囲のジャンル | 主な内容 |
|---|---|
| 人工知能とは |
|
人工知能をめぐる動向 |
|
機械学習の概要 |
|
ディープラーニングの概要 |
|
ディープラーニングの要素技術 |
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ディープラーニングの応用例 |
|
AIの社会実装に向けて |
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AIに必要な数理・統計知識 |
|
AIに関する法律と契約 |
|
AI倫理・AIガバナンス |
|
引用:jdla
など、G検定の受験では上記以外にもさまざまな問題が出題されており、問題内容は毎年変わります。
AIや機械学習分野に自信があるとしても、一切勉強せずに受験しても合格することは難しい検定でしょう。
G検定が学べるおすすめのセミナーは下記で紹介しています。
G検定の受験は難しい?
G検定の難易度はというと、合格率は平均60〜70%と言われており落ちてしまう方も多い検定です。十分に勉強していても合格できない可能性はあるので、一概に簡単であるとは言えません。
ただ他の資格と比較すると、「E資格」と呼ばれるAIエンジニア向けの検定よりは難易度が低いでしょう。
G検定を受験する準備
それでは実際にG検定の試験を受ける準備をしていきたいと思います。
G検定の試験までには、きちんと自宅のパソコンのブラウザで試験が受けられるかどうか、動作確認を行う必要があるのです。
まず、G検定(ジェネラリスト検定)の受験サイトに行きましょう。
こちらの画面からアカウント作成をして、ログインします。

マイページの一番下に「試験当日の流れ」というところがあるので、そこから動作確認画面へ進みます。

すると、下記のような画面が立ち上がりますので、「試験を開始する」をクリックしましょう。

チュートリアルが出てきて、実際にG検定を受ける際の画面を体験することができます。
基本的にはクリックして次の問題に行き回答をしていくのですが、「この問題をチェックする」と「すべての問題を確認する」も確認しておきましょう!

きちんと問題が動作していれば準備完了です!

G検定の試験当日・受験方法
私が指定した試験当日は、13:00から試験開始でした。
ドキドキして12 :40頃からサイトにアクセスして待っていましたが、「あなたの試験一覧」には何も表示されていませんでした。
12 :50を過ぎてから更新すると、以下のような試験一覧が表示されました!
[開始する]を押すことができるようになっています。

開始するを押した後は、どんどん次に進んでいきます。受験規約をしっかり読んで、同意しておきましょう。

同意したらいよいよG検定の受験が開始されます!
[受験を開始する]ボタンで開始されます。この時点ではまだG検定はスタートしませんので安心してください。
以下のポップアップページが表示されて、[試験を開始する]を押すと、G検定の本試験が開始されます。

ここで注意が必要なのが、押した瞬間からG検定が開始されることです。
例えば、12:53にこのボタンを押して受験開始すると、試験時間は120分のため、14:53に試験終了となるのです!
残り時間のカウントもありますが、私は気持ち的に残り時間を計算しやすいように13:00ちょうどを待ちま…せんでした。(笑)ウズウズしてしまい、12:55にG検定を開始しました!
G検定受験の途中経過
G検定の試験内容をキャプチャするのはまずいので、一度ざっと回答を行ったあとに「すべての問題を確認する」で表示された画面をキャプチャしてみました。

残り時間は常に上に表示されていますので、ちらちら見ながら進めました。
この画像だと、50分位で即答できるものを回答していたみたいですね。
残り70分で、☆マークが付いたチェック済み問題と、未回答の問題を頑張って調べて回答をしていきました!
ちなみに、割と前半に法律や社会の情勢などの一般的な問題が多かったため、分からないからといって調べていると、時間がなくなって後半の簡単に解ける知識問題に手が回らない人も多いんじゃないかなと感じました。
ですので、やはりざっと分かる問題だけ先に解いておくのがおすすめです。
G検定受験終了後の手続き

試験終了後は、簡単なアンケートを回答して終わりです。
結局、調べきれなかった未回答の問題は、適当にマークして終えてしまいました。
無事G検定に合格しました
今回の試験では、無事G検定に合格することができました。
事前に想定していたよりも幅広い領域から出題があり、120分で226問は、集中力的にも精神的にもかなりしんどかったです。
やはり、きちんと受験勉強をして知識を定着させておく必要があるなと感じました。
特に、G検定対応の公式テキストや問題集は、ディープラーニングの仕組みについて詳細な解説があるわけではないため、腹落ちするまで理解して回答するにはより深い勉強が必要だと感じました。
公式テキストと過去問演習はもちろん、合格の最大のポイントはG検定対策講座を受講し、詳細まで体系的にきちんと理解したことだと思います。
特に役立ったのは、ディープラーニングの基礎理論に加えて、AI倫理・法律分野の理解を深めておいたことです。実務では軽視しがちな領域ですが、試験では頻出であり、点数源にもなります。また、ただ暗記するのではなく、各アルゴリズムの特徴や適用シーンを自分の言葉で説明できるレベルまで理解しておくことが、総合問題での判断に大きく貢献したと思います。
実際に受講したG検定対策講座

G検定は独学でも学べますが、「自分の力だけで合格する自信がない」という人はやはりセミナー講座の受講がおすすめだと思います。
G検定対策講座は、試験対策を中心にG検定に合格するためのポイントを徹底的にお伝えするため、効率よくG検定に合格するための知識とスキルを習得することが出来ました。
また、G検定対策の他に、実務上で起きる課題や問題を解決できるAIの知識を身につけられると思います。
ディープラーニングをしっかりと理解し、AIについて広い知識を得られるG検定は、その知識を実務や仕事に活かすことができるので、これからますます人気の資格になっていくと思います。
この機会に、今から勉強してAIを活用できる力をぜひ身につけてみてください。
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G検定を受験する際のコツ
先ほど確認してもらった「この問題をチェックする」と「すべての問題を確認する」ですが、実際のG検定中にとっても役に立ちます。
というのもこのG検定、120分で約230問の問題を解かなければなりません。
なんと、1問あたりにかけられる時間は約30秒程度なのです!時間がない!
カンニングしても、調べる時間がなさすぎて全問解けないことも…
そんなこともあろうかと、私の場合は先輩研究員にアドバイスをもらいました。
いろいろなやり方はあると思いますが、こんな方法をおすすめされました。
- なるべく受験の準備は徹底する(勉強・準備するもの)
- 悩まず瞬時に解ける問題をどんどん回答していき、わからないものは飛ばす
- 全くわからない問題はあとで調べれば良いので、回答せずそのまま次の問題にスキップ
- 十中八九あってるけど自信がない問題や、少しだけ調べればすぐ回答が出せそうな問題には、左上の「この問題をチェックする」をチェック
- 全問の回答が終わったあとに、チェックした問題を調べながら正答率を上げていく
- 余った時間で全くわからなかった問題の中から、調べてすぐ分かりそうなものを調べて回答する
※やり方には個人差がありますので、この方法が最適とは限りません。
自己責任でお試しください。
その他にもG検定の模擬試験はいろいろな
G検定受験の例題4問
G検定では、AIの基礎理論から最新のトレンド、倫理・法律まで幅広く問われます。
具体的にどのような問題が出題されるのか、参考として公式サイトから代表的な例題をいくつか紹介します。
例題①以下の文章を読み、空欄に最もよく当てはまる選択肢を1つ選べ
人工知能は有限の処理能力しかないため、現実に起こりうる問題すべてに対処することができない ( ) がある
A)フレーム問題
B)ブラックボックス問題
C)シンボルグラウンディング問題
D)最適化問題
例題②重回帰分析の例として、最も適切な選択肢を1つ選べ
A)今日の株価から明日の株価を予測し、その結果から明後日の株価を予測する
B)ポイントカードのユーザ情報に記録された購買記録から、顧客の嗜好性をグループ分けする
C)出店予定の小売店舗の売上高を、地域の人口、店舗面積、販売品目数から予測する
D)アンケートに含まれるたくさんの項目を2つの分析軸に集約して分析する
例題③ニューラルネットワークにおいて、どのような条件のときに勾配消失問題が起こりやすくなると考えられるか。最も適切な選択肢を1つ選べ
A)使用している活性化関数の微分値が大きい
B)学習データの数が多い
C)バッチ正規化を行っている
D)ネットワークの層が深い
例題④以下の文章を読み、空欄に最もよく当てはまる選択肢を1つ選べ
エッジデバイスで深層学習モデルを動かすため、しばしば ( ) と呼ばれる、モデルの重みそれぞれをより少ないバイト数で表現するためのプロセスが取られることがある
A)量子化
B)プルーニング
C)蒸留
D)標準化
例題➄AIが与える地球環境への影響などのAIにおけるサステナビリティ上の課題について、最も不適切な選択肢を1つ選べ
A)モデルの巨大化・複雑化に伴い学習に必要な電力の増大がサステナビリティの点から問題となっている
B)運搬などの分野で効率の良い経路を導き出すことで、運搬によるエネルギー消費を抑えるというAIを用いた環境保護の取り組みが存在する
C)AIに多数のデータを学習させることは、学習効率が向上するため、電力消費量が少数データの学習の場合に比べて低下する
D)AIの学習や推論により発生する電力消費を抑えるべく、環境負荷の少ないモデルの開発が進められている
引用:G検定の例題・過去問
※回答は下記に記載しています。
例題の回答(①A、②C、③D、④A、➄C)
G検定の受験についてよくある質問
E資格に比べて合格率は高いですが、それでも全員が合格できるような検定ではないことが分かります。
G検定の受験についてまとめ
今回はG検定とは何かというところから、実際にG検定を受験してみた時の流れや感想を紹介しましたがいかがでしょうか。
G検定はE資格より簡単で受かりやすいと言われていますが、それでも問題量が多くAIの専門知識が多いことが分かってもらえたかと思います。
本記事でG検定の概要を理解し、十分に対策できるように勉強しておくと結果にもコミットしやすそうですね。ぜひこの機会にG検定とはどんなものかを知ってG検定合格を目指してみてください。





