MatrixFlowの用途と導入メリット・デメリット

こんにちは、AI研究所です。

MatrixFlowは、マウスのドラック&ドロップだけで、AI、機械学習、ディープラーニングができるプラットフォームです。プログラミングが不要で、エンジニアのいない会社でも利用しています。

しかし、MatrixFlowがすばらしいプラットフォームといっても、使い方や特徴が分からないと、試すのが怖いですよね?MatrixFlowを検討中の担当者に向けて、用途、メリット・デメリットを解説します。

MatrixFlowは、どのような用途で使われる?

MatrixFlowは、どのような用途に利用できるのでしょうか。ここからは、MatrixFloにおける3つの用途(活用例)を紹介します。

ソーシャルヒートマップ(街づくり)

MatrixFlowは、街づくりに使われています。MatrixFlow社長のインタビュー記事によると、工務店が「ソーシャルヒートマップ」を利用して、SNSの投稿から世代、性別、年収を予測して、街づくりに活用しているそうです。

現在でもイメージ通りの効果が出ていて、上記のシステムを利用中です。事例は街づくりでしたが、新商品の開発でも活用できるかもしれません。

カードローン成約率の予測

MatrixFlowを利用すれば、カードローンの成約率も予測できます。予測機能を利用して、年齢、住宅ローンの有無、職業のデータを入力します。データを活用して、カードローンを成約しやすい人のタイプを予測します。

追加するデータを変更すれば、クレジットカードやキャッシュカードの成約率にも応用可能です。

データサイエンティストの育成

MatrixFlowが普及すれば、データサイエンティストの育成をするという用途も生まれます。MatrixFlow社長のインタビュー記事によると「誰でもデータサイエンティストになれる未来が待っている」と話されていました。

なぜなら、データに詳しいのは、会社の担当者だからです。例えば、エンジニアがECサイトを作成できますが、業務知識はネットショップ運営者の方があります。(※ECサイト経験のあるエンジニアは除く)

会社の担当者がMatrixFlowを使いこなせれば、データに詳しく、分析もできるスペシャリストになれます。将来的には、自社でデータサイエンティストのような分析者が増えるかもしれません。

MatrixFlowの導入するメリット

MatrixFlowの活用イメージ

ノーコードAI構築サービスの『MatrixFlow』から見えた国内AI活用推進の鍵【AI姉さん】

MatrixFlowを利用したい人は、このような疑問が湧いてきませんか?「MatrixFlowを導入したら、どのようなメリット・効果があるのかな?」

そんな人に向けて、MatrixFlowを導入する3つのメリット・デメリットを紹介します。

非エンジニアでも、AIを構築できる

MatrixFlowのメリットは、非エンジニアでもAIの構築ができます。MatrixFlowの評判・口コミでも「学習データ付きのCSVファイルをアップロードすれば、時系列データ予測ができる」と書いてありました。

エンジニアじゃなくても、AIを活用できるのは大きなメリットです。

プログラミングスキル不要

MatrixFlowは、プログラミングスキルが要りません。なぜなら、ドラッグ&ドロップでAIの構築ができます。高度なプログラミング、AI、機械学習の知識が不要で、パソコンの操作ができれば、API(アプリケーションプログラミングインターフェース)と接続ができます。

簡単にいえば、他サービスと連携しやすいプラットフォームです。

  • 「AIにチャレンジにしたいけど、プログラミングはできない」
  • 「AIの勉強をしたけど、難しすぎて挫折した」

このような会社の担当者なら、MatrixFlowの利用する価値はあります。

開発工程の削減・人件費のカット

MatrixFlowを利用すると、開発工程の削減や人件費のカットができます。なぜなら、MatrixFlowには「AutoFlow」と呼ばれるシステムがあるからです。

システムを利用すれば、データサイエンティストのノウハウを得られるでしょう。例えば「どのようなアルゴリズムを利用すべきか」や「パラメーターの数値は、どれがいいのか」など、データサイエンティストしか分からない設定を、自動化できます。

プログラミングを知らない会社の担当者は、AIに構築を丸投げできて、データサイエンティストは、工数を削減できて業務効率化が期待できます。

MatrixFlowの導入するデメリット

フリー写真 口の前でバツを作る日本人女性

MatrixFlowにおける3つのメリットを紹介しました。しかし、MatrixFlowの導入には、2つのデメリットがあります。ここからは、MatrixFlowにおける2つのデメリットを紹介します。

一部の機械学習に対応していない

MatrixFlowのデメリットは、一部の機械学習に対応していない点です。MatrixFlowの評判・口コミによると「教師なし学習が利用できにない」と書かれていました。

MatrixFlowで教師なし学習をしたくても、お試しできないのがデメリットです。MatrixFlowのアップデートがあれば、将来的には利用できる可能性はあります。

機械学習の基礎知識が全くないと難しい

MatrixFlowは、プログラミングとAIの知識がなくても利用できます。すばらしいメリットですが、機械学習の基礎知識がまったくないと、結果の良し悪しを見分けられず、間違った解釈するリスクもあります。

これはMatrixFlowのデメリットと書きましたが、一般的な機械学習用のプラットフォームを使用する際にはつきまとう問題です。

ホームページ作成サービスも、制作に必要なhtmlやcssが分からなくてもパズル感覚で作成可能です。しかし、基礎知識がないとホームページが崩れてしまうケースもあります。

それと同じように、MatrixFlowを含め便利なサービスを利用するときは、基礎知識の習得が必要です。

「MatrixFlowを利用したいけど、AI・機械学習の知識がない」という人は、AI研究所のG検定ディープラーニング講座AIビジネス向けセミナーで学習しましょう。

MatrixFlowの用途と導入、メリット・デメリットまとめ

AIとは

この記事では、MatrixFlowの用途、導入のメリット・デメリットをまとめてみました。「AIを導入したいが、社内にエンジニアがいない」という会社の担当者には、役立つ情報かもしれません。

MatrixFlowは、プログラミング不要でAIの構築が可能です。工務店では、MatrixFlowのソーシャルヒートマップして、街づくりに反映しています。

MatrixFlowを利用すれば、ユーザーのターゲットを把握しやすくなり、マーケティングへの活用や見込み客の獲得も可能です。AI・機械学習の基礎が分かれば、正しくデータを分析できるため、G検定レベルの知識があると良いでしょう。

「AIの知識はないけど、費用をかけなくない人」は、AI研究所のG検定ディープラーニング講座AIビジネス向けセミナーを受講してください。

MatrixFlowとAIの学習を併用すれば、将来的にはデータサイエンティストレベルの分析もできます。

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