kaggleは、kaggle社が2010年から提供を始めた予想モデリングおよび分析手法関連プラットフォームです。
優秀なデータ分析モデルを提出し、世界のデータサイエンティストと競い合うことができます。
今回はkaggleのアカウント登録方法の手順や、登録してからやることを解説します。
kaggleとは
kaggleは、コンペ形式で提供されているサービスです。
まず企業などが「AI技術を活用する必要がある課題」を投稿し、kaggleに登録しているユーザーがその課題を自らの知識で解き、ベストなモデル構築を目指していくという仕組みです。
そして、提出した課題に関してはすべて採点が行われ、ランキング形式で点数がサービス上に掲載されます。
課題の提出期間が終了し、見事ランキング1位を獲得したユーザーには、課題を掲載した企業への無償利用権と引き換えに賞金を受け取ることができるわけです。
そのため、AI人材としての経験を積んでいきたい人にとって、報酬を得ながら経験を積むことができる貴重なプラットフォームといえるでしょう。
では、登録してみよう!と思ってサイトを覗いてみると、オール英語です。
「せっかく頑張ってみようと思ったけど萎えるなぁ」
「やっぱ、やめておくか…」
そう思ってしまった方に向けて簡単なアカウント解説手順をご案内します。
アカウントの解説まではすぐなので、興味がある方はアカウント登録を済ませてしまいましょう。
kaggleについてはこちらの記事でも解説しています。
kaggleサイトでアカウント登録
まずは、kaggle公式サイトにアクセスしましょう。
上段にコンペ、データセット、ノートブックと項目が並んでいますが、一番右端にRegisterと書いてあるクリックポイントがあり、これをクリックします。
クリックすると、Googleアカウントか、自分のメールアドレスから新規アカウントをつくるか選択する画面がでてきます。
上段を選ぶと、Googleアカウント、下段がメールアドレスです。
Googleアカウントかメールアドレス登録で作成
特に問題なければGoogleアカウントを使うとアカウント作成がすぐに完了します。
ユーザーネームやパスワードはGoogleアカウントと同じものです。
メールアドレス登録で進めると、登録アドレス宛にメールが届きアカウント作成を進めることになります。
ユーザー名、サイト表示名、メールアドレス、パスワードの設定を行います。
ユーザー名だけは、登録後変更することができません。サイト内での表示名は変更可能です。
匿名での参加が可能ですが、できるだけ覚えやすい名前にしておいたほうがいいですね。
入力が完了したらgetstartedを押下します。
個人情報取り扱いに同意
次に、個人情報の取り扱いに同意します。
全文英語になっていますが、英語が苦手な方は日本語に翻訳して確認しましょう。
そんなに長い文章ではないので、念の為目を通しておいたほうがいいですね。
同意できるなら「I agree」を押します。
登録が完了したらユーザー名と自分のプロフィールURLを確認し、特に変更がなければNEXTを押下、これで登録が完了します。
Googleアカウントと併用した場合は、ユーザー名はGoogleアカウント名となります。
下のチェックボックスはお知らせメールです。
コンペのお知らせなど来るかもしれませんので、チェックを入れておいてもいいかもしれません。必要な方はチェックをお忘れなく。
以下、登録完了後のホーム画面です、アカウント名をクリックするとプロフィール内容を変更することができます。
プロフィール画面では、他のサイトとの連携を設定することができます。連携できるサイトは、GitHub, Twitter, LinkedIn, Websiteです。
アカウントの登録は以上です。アカウントの登録についてはとても簡単です。
とりあえずGoogleアカウントかメールアドレスさえあればすぐ登録することができます。
特に悩むような項目はありませんので、さっと登録してしまいましょう。
英語ばかりでどうすればいいのかわからない時は、こちらの記事で紹介されている翻訳ツールを利用するといいでしょう。
登録後はチュートリアルをsubmit(提出)しましょう
登録が終わったら、分析データの提出を行いましょう。
実際の詳しい内容は他の記事に譲るとして、この記事では最初のさわりだけ説明させていただきます。
以下画像は初心者向けタイタニックのコンペです。このコンペの分析データを提出することで自分の名前が順位にのります。
まず、右上のJoin Competitionを押下すると、利用規約について聞かれますので「はい」と答えるとコンペに参加できます。
この後は、カーネルを使ってコードを確認したり、また自分でコードを書いてみたりして操作性や基本的な使い方を学んでいくといいでしょう。
最後にデータタブよりデータをアップロードできたら提出完了です。
自分の名前が順位に反映されていると思います。
これでkaggleを始める準備は整いました。最初のうちはカーネルを中心に学習を積み重ねていきましょう。
登録が終わったあとは初心者向けのコンペに挑戦
引用:https://www.kaggle.com/competitions
この記事では、kaggleのアカウント登録を中心にお届けしました。
アカウント登録は、問題なければGoogleアカウントと併用するのが簡単でいいのではないかと思います。
メールアドレスを使って登録する場合は、ユーザーネームやパスワード等を新しく決める必要があります。
個人情報の取り扱いなどに同意できたらアカウント開設完了です。
英語がメインなので面食らってしまうかもしれませんが、登録自体は簡単です。機械学習を志すかたは、迷わず登録しておきましょう。
アカウント登録後は初心者向けのコンペに取り掛かりましょう。
有名なものでタイタニックのコンペがあります。
kaggleでPythonのコードの書き方などを学習したらとりあえずデータを提出します。
自分の名前が順位にのりますので、ここからkaggleの活用スタートです。
一通りの作業が終わったら、カーネルを駆使して更に学習を深めていきましょう。
おすすめAIセミナー2選
kaggleなどを学ぶために、AIセミナーを探している人も多いのではないでしょうか。
初心者の人でも安心して学べる、おすすめAIセミナーをいくつか紹介していきます。
おすすめAIセミナー①実
践的に学べるAIエンジニア講習
実践的に学べる「AIエンジニア講習」は、最速でAIプログラミングのプロを目指せる講座です。
最短3日間で、kaggleなどのプラットフォームを用いて実践的なAIプログラムの実装ができるレベルまで到達できます。
受講形式は、「会場受講」「ライブウェビナー」「eラーニング」の3つに対応しています。講師と対面で学びたい人も、自宅で自分のペースで学びたい人も、安心して受講できる環境が整っているのが魅力です。
AIに関する基本的な知識を身につけるところから始まり、ライブラリや転移学習、実践的なAIプログラムの実装など、段階的にレベルアップできるカリキュラムなので、未経験の人も安心して受講できます。
おすすめAIセミナー②実践的に学べるビジネス向けAI講習
kaggleを扱えるようになりたい人、ビジネスに活かせるAI作成方法を習得したい人にぴったりなおすすめAIセミナーが、実践的に学べる「ビジネス向けAI講習」です。
人工知能の活用事例やメールスパム判定の仕組みといったAIの基礎知識から、人工知能の作成や実装課題などの応用まで、深く学べるカリキュラムが組まれています。
AI学習未経験でも受講可能な講座なので、初心者の人も問題なく学べます。
Kaggleサイトのアカウント登録方法の手順についてまとめ
kaggleは、予想モデリングおよび分析手法関連プラットフォームであり、データサイエンスのスキルを磨くのにぴったりです。
サイトは英語で記述されていますが、本記事や翻訳ツールを参考にすればアカウント登録をして、コンペに参加できるでしょう。
AIエンジニアとしてのスキルを積みたい方は、参加してみてください。
なおkaggleを扱えるレベルのAI知識を身につけたいという方は、実践的に学べるビジネス向けAI講習を受講されることをおすすめします。