【2025】データサイエンスが学べる大学院おすすめ国内・海外ランキング!

大学だけでなく大学院でもデータサイエンスを学ぶ人はいます。
しかし、日本の大学院進学率は10%程度であり、大学院ではどんなことが学べるのか、大学とどう違うのかイメージが付かない人もいるでしょう。

この記事ではデータサイエンスが学べるおすすめの大学院をランキング形式で紹介します。

大学院で学ぶデータサイエンスとは?

大学院で学ぶデータサイエンスとは?

大学院で学ぶデータサイエンスの内容は、文系か理系かによって代わります。
文系の大学院の場合は実際にマーケティングなどと組み合わせ、実際の世の中の課題をデータサイエンスを用いて解決する手段について考え、学びます。

それに対して理系の大学院の場合はデータサイエンスそのものに対する研究を行い、知見を深めることが可能です

元々データサイエンスを学ぶのは理系の人が中心でしたが、世の中にデータサイエンスが広まり、実際にビジネスの場で活用されるようになったことで、文系向けの大学院も増えています。

データサイエンスについてはこちらの記事で解説しています。

データサイエンスとは?データサイエンスの意味や活用事例を学ぼう

データサイエンスが学べるおすすめ大学院国内ランキング

データサイエンスが学べるおすすめ大学院国内ランキング

日本ではデータサイエンスについて学べる学校が増えています。
それではスタッフが選んだおすすめのデータサイエンスが学べる大学院をランキング形式で紹介します。

なお大学院でデータサイエンスを学ぶなら、ある程度の数学の知識が必要です。
データサイエンスで使われる数学の知識についてはこちらの記事で解説しています。

【2025】データサイエンスに数学知識はどれくらい必要?必要な数学知識7選とそのレベルを紹介

①筑波大学社会人大学院 経営学学位プログラム

どちらかと言うと経営やマーケティングメインで、これらの分野でデータを活用する手段としてデータサイエンスを教えててくれるカリキュラムが用意されているのが筑波大学社会人大学院経営学位プログラムです。

その名の通り社会人のための大学院であり、授業が行われるのは平日の夕方と土曜日。

限られた時間でみっちりマーケティングとデータサイエンスについて学ぶのでついていくのは大変ですが、数少ない社会人がスクーリング形式で通える大学院で人気が高いです。

金融や経営でデータサイエンスを活かすことを目的としてカリキュラムが組まれているので、特に起業の経営者や銀行などの金融業界で働く人におすすめの学部と言えます。

②東京大学大学院 情報理工学系研究科

社会人の中でも人気の高い、日本トップの大学東京大学の大学院ではデータサイエンスについてもしっかり学べます。
数ある研究科の中でも情報理工学系研究科はビジネスにおけるITのスペシャリストの育成を目的とした学科です。

こちらではデータサイエンスだけでなく、データサイエンスで大量のデータを取り扱うのに欠かせないシステム開発やセキュリティに関しても学べます。

ただ、東京大学では東京大学大学院情報理工学系研究科が主体となって、領域知識創生教育研究プログラム(DSS)と言って、企業と連携したデータサイエンティストの育成プログラムを開講しています。

こちらに所属しているのは情報理工学系研究科の学生がメインですが、それ以外の学部でも受講できます。

③上智大学大学院 応用データサイエンス学位プログラム

上智大学大学院は2023年にビジネスでデータサイエンスを活用できる人材の育成として、応用データサイエンス学位プログラムを新設しました。
上智大学は学校全体でデータサイエンスの知見のある人材を育てるとして、データサイエンスを全学部必修としたことで注目度の高い大学です。

中でも応用データサイエンス学位プログラムは社会人大学院同様、ビジネスの場で活躍する社会人をターゲットとし、授業を平日夜に集中させているのが特徴。

2年次には実際に企業の現場で実務に携わるインターンシッププログラムも用意されており、実用的なデータサイエンスのスキルを身につけられます。

④東北大学データサイエンス科学国際共同大学院

東北大学は国公立大学の中でも理系科目に強い大学として有名です。

こちらの大学院のカリキュラムは東北大学の所定の研究科に在籍しているかつ教員からの推薦が必要と入学の条件が厳しいカリキュラムではありますが、膨大なデータを利用し、国内及び海外の提携大学の学生や教授と一緒に研究に取り組めます。

データサイエンス系の学部はビジネスでの活用について学ぶのがメインで、研究におけるデータサイエンスについて学べる場所は限られているでしょう。

東北大学データサイエンス科学国際共同大学院では世界トップクラスの研究者と一緒にデータサイエンスについて学べる環境があるので、データサイエンスを使って研究職に就きたい方におすすめです。

⑤一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス学部・研究科

一橋大学は文系メインの大学として知られていますが、こちらでは社会学を始めとした文系の専門的な知識を持ったデータサイエンティストの育成に力を入れています。

世の中で働くデータサイエンティストは、文系もしくは理系に知識が偏ってしまっているのが課題です。

そこで文系科目に強い一橋大学がデータサイエンティスト専門の学部を設置することで、両方の知識をバランスよく業務に落とし込める人材の育成が期待できます。


大学院に行かなくてもデータサイエンスを学ぶことも可能です。
データサイエンティストセミナーなら会場やライブウェビナーを2日間受講すればデータサイエンスを習得できます。

データサイエンスが学べるおすすめ大学院海外ランキング

データサイエンスが学べるおすすめ大学院海外ランキング

日本はまだ、ビジネスにおけるデータサイエンスの導入が遅れているのが現状です。
そこで、もっと最新のデータサイエンスを学びたいと思っているなら、海外の大学院も検討してみると良いでしょう。

それでは、次はスタッフがおすすめするデータサイエンスが学べる海外の大学院を紹介します。

①ジョージア工科大学大学院

ジョージア工科大学大学院はアメリカのジョージア州アトランタに拠点を置く大学です。

こちらはオンラインで受講できるので、わざわざ海外に留学する必要がありません。
学費も100万円以内に抑えられ、日本の大学院に通うよりも安く済むでしょう。

しかもジョージア工科大学大学院の評価は東京大学と同等クラス。

コンピューターサイエンスの学位を持っているなど入学には条件がありますが、すでにデータサイエンスを学んだ経験があり、もっとハイレベルな環境で学びたいと考えているならぜひ検討してみてください。

②テキサス大学オースティン校

テキサス大学オースティン校の大学院でもデータサイエンスについて学べます。

こちらでは学士は必須ですが、分野は問われません。

ただし、コンピューターサイエンスや数学などデータサイエンスと関係ない学部出身の場合は事前に数学などのコースを受講していたり、データサイエンスに関わる業務を経験していたりすることを前提に審査が行われます。

こちらもオンライン形式で100万円弱で受講でき、ネームバリューがある大学院でデータサイエンスが学びたい方はこちらも検討してみてください。

データサイエンスを学ぶための選択肢とその特徴

データサイエンスを学ぶための選択肢とその特徴

データサイエンスは近年注目を集める分野で、多くの大学院が専門的な教育や研究を提供しています。例えば、東北大学、京都大学、東京大学といった有名大学は最先端の研究環境を整えており、データサイエンスに力を注いでいます。しかし、これらの大学院は学費や入学難易度が高く、社会人や忙しい方にとってはハードルとなる場合があります。特に海外の大学院では、年間数百万円の学費がかかることも珍しくありません。

そのような方におすすめなのが、効率よくデータサイエンスを学べるセミナーです。オンライン形式も含め、多様な受講スタイルが提供されており、初心者でも短期間でスキルアップが可能です。

効率的に学べるセミナーの紹介

1. データサイエンティストセミナー(AI研究所)

データサイエンティストセミナー

初心者でも2日間で実践的なスキルを習得できる短期集中型セミナーです。Pythonの実装やビッグデータの扱い方など、データサイエンティストに必要なスキルを効率的に学べます。受講形式は会場受講やオンライン受講など複数から選べ、人気のため早めの予約が推奨されています。

データサイエンティストセミナーの詳細はこちら

2. JDLA認定 G検定対策講座

JDLA認定 G検定対策講座

AI研究所が提供するG検定対策講座では、AIの基礎からディープラーニングまでを1日で学べる内容が特徴です。この講座は、データサイエンティストを目指す方にも人気が高く、年々受講者が増加しています。短期間で資格取得を目指す方に最適です。

JDLA認定 G検定対策講座の詳細はこちら

3. E資格対策 ディープラーニング講座

E資格対策ディープラーニング短期集中講座

AI資格の中でも難易度が高いE資格の合格率83.3%を誇る実績ある講座です。事前学習から試験対策までを網羅した内容で、4日間の集中講座でAIエンジニアへの道が開けます。JDLA認定の高品質な講座として、信頼性の高い学習環境を提供しています。

E資格対策 ディープラーニング講座の詳細はこちら

G検定やE資格の他にも、AI関連の資格は複数存在します。各資格の詳細やおすすめ情報について知りたい方は、関連記事をご参照ください。

おすすめのAI関連資格10選!活かせる職種や資格取得のメリットも解説

データサイエンスを学ぶのに大学院は必要?

データサイエンスを学ぶにあたって、必ずしも大学院に進学する必要はありません。

もちろん大学や仕事でデータサイエンスについて学んでいたり、自分の仕事の経験から見つけた課題をデータサイエンスで解決したいと考えているなら、研究がメインの大学院を選ぶと良いでしょう。

ただ、データサイエンスを学べる場は大学院以外にも専門学校や大学、プログラミングスクールなどの選択肢があります。

特に未経験からデータサイエンスを学びたい、データサイエンティストになりたいと考えている場合は、大学院よりもこちらの選択肢の方がおすすめです。

まとめ

データサイエンスを学ぶ選択肢は、大学院、セミナー、専門学校など幅広く存在します。それぞれに特徴があり、学びたい内容や自身のライフスタイルに応じて選ぶことが重要です。

研究志向の方には、最先端の知識を深めることができる大学院が最適です。大学院では理系・文系それぞれの専門性を生かしたカリキュラムが用意されており、国内外のトップ大学院は充実した研究環境を提供しています。

一方で、短期間で実践的なスキルを身につけたい方には、セミナーやオンライン講座が効率的です。これらの学習手段は仕事や生活の合間を活用して学べる柔軟性があり、初心者からプロフェッショナルを目指す方まで幅広く対応しています。

データサイエンスは今後さらに需要が高まる分野であり、適切な学び方を選ぶことで、キャリアやスキルアップに繋がります。自分に合った方法でデータサイエンスを学び、未来の可能性を広げていきましょう。

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