【2026】n8nの料金プランを徹底解説!無料版との違いや選び方のポイント

業務の自動化ツールとして注目を集めているn8nですが、導入を検討する際に最も気になるのが料金でしょう。本記事では、n8nの各プランの具体的な料金と機能の違い、さらに競合ツールとの料金比較や、実際の活用シーン別におすすめの料金プラン選びまで解説します。

そもそもn8nとは?

n8nは、様々なWebサービスやアプリケーションを連携させて業務を自動化できるオープンソースのワークフローツールです。最大の特徴は自社サーバーで運用できるセルフホスト型を選べる点で、料金を抑えながら柔軟な環境構築が可能です。

ZapierやMakeといった競合ツールと比較しても、n8nは料金体系の選択肢が豊富で、個人開発者から大企業まで幅広いニーズに対応できる設計となっています。なおn8nの概要については、以下の記事でも詳しく解説していますので、興味のある方はぜひご一読ください。

【2026】n8nとは?料金やログイン・GitHubとの連携方法・Difyとの違いを解説

n8nの料金プラン一覧|無料版・有料版の違い

n8nの料金体系は、無料で使えるセルフホスト版から大企業向けのエンタープライズプランまで幅広く用意されています。各プランの料金設定と機能の違いを確認してみましょう。

プラン種別月額料金(年間契約時)月間実行可能回数特徴・推奨利用者
Community Edition(自社サーバー運用型)0円上限なし
  • 完全無償で利用制限なし
  • インフラ環境は自前で構築
  • 技術知識のある個人開発者に最適
Proプラン約7,500円(50ユーロ)10,000回まで
  • 複数メンバーでの協働作業に対応
  • 実行履歴の参照が可能
  • データ分析ダッシュボード搭載
  • 5〜10名程度のチーム規模を想定
Businessプラン約10万円(667ユーロ)40,000回まで
  • 法人での本格導入を見据えた設計
  • SSO認証によるセキュリティ強化
  • テスト環境と実運用環境の分離機能
  • 大規模な処理量に耐える仕様
Enterpriseプラン見積もりベース(応相談)要望に応じて調整
  • 大手企業や厳重な情報管理が必須の組織向け
  • 専属サポートチームによる支援体制
  • システム構成の完全カスタマイズ
  • 最大12ヶ月分の実行ログ保管

※2026年1月現在

参考:n8n公式サイト

n8nの料金プランは実行回数とチーム規模を基準に設計されています。特に無料版は実行回数の制限がないため、技術力があれば料金を気にせず本格的な自動化が実現できます。

n8nの無料版(セルフホスト版)でできる範囲

n8nのセルフホスト版では、ワークフロー数や実行回数に制限がなく、料金を気にせず本格的な自動化環境を構築できます。API連携やデータベース接続、条件分岐といった高度な処理も利用可能で、有料版と遜色ない機能を備えています。

ただしサーバーの準備や保守は自分で行う必要があり、一定の技術知識が求められるのがネックです。クラウド版の料金プランと比較すると、インフラコストは発生するものの、n8nのライセンス料金自体はかからないのが最大のメリットです。

n8nと他のツールの料金比較

n8nと他のツールの料金比較

n8nの料金を検討する際には、他の自動化ツールとの比較が欠かせません。たとえばZapier、Make、Difyといった類似サービスは、それぞれ異なる料金体系と特徴をもっています。

ここでは、n8nと主要な自動化ツールの料金プランを一覧で比較していきましょう。

ツール名称特徴・できること料金(代表的なプラン)
n8n
  • オープンソースのワークフロー自動化ツールで、自己ホスティング可能
  • ノードベースのUIで各種SaaSやDB、APIをつなぎ、条件分岐やループなど柔軟なワークフロー構築ができる
  • Zapier系より開発者寄り
  • Community Edition(自社サーバー運用型):0円
  • Proプラン:約7,500円(50ユーロ)
  • Businessプラン:約10万円(667ユーロ)
  • Enterpriseプラン:見積もりベース(応相談)
Zapier
  • ノーコード自動化の代表格で、数千種のSaaS・Webサービス連携に対応
  • トリガーとアクションをつなぐ「Zap」で、日常業務オペレーションをGUIだけで自動化
  • 非エンジニアでも理解しやすいUIと豊富なテンプレートが強み
  • Freeプラン:0円
  • Professionalプラン:約3,100円〜/月($19.99)
  • Teamプラン:約10,500円〜/月($69)
  • Enterpriseプラン:見積もりベース(応相談)
Make(旧Integromat)
  • ビジュアルなシナリオエディタが特徴の自動化プラットフォーム
  • Zapierよりフロー可視化に強く、複雑な分岐やデータ変形などのシナリオを組みやすい
  • 操作にやや慣れが必要
  • Freeプラン:0円
  • Coreプラン:約1,400円/月($9)
  • Teamsプラン:約4,500円/月($29)
  • Enterpriseプラン:約15,000円〜/見積もりベース(応相談)
Dify (Dify.AI)
  • 生成AIアプリケーションやAIエージェント向けのプラットフォーム
  • チャットボットや業務アシスタントなどのAIアプリをノーコードで作成
  • LLMやベクターストアとの統合を前提にした作りが特徴
  • Sandboxプラン:0円
  • Professionalプラン:約9,200円/月($59、5,000クレジット)
  • Teamプラン:約24,800円/月($159、1万クレジット)

参考サイト:n8n公式サイトZapier公式サイト / Make公式サイトDify公式サイト

比較表から分かるように、n8nの料金は競合ツールと比べて柔軟性が高く、中でもセルフホスト版は実行回数無制限という大きなアドバンテージがあります。Zapierは非エンジニア向けの使いやすさが魅力ですが、n8nの料金体系の方が開発者やチームには経済的です。

Makeは中間的な位置づけで、Difyは生成AI特化という独自路線を取っています。なお、以下の記事では、Zapierの概要や料金について解説していますので、ぜひ併せてお読みください。

【2026】Zapierの無料の使い方!Difyやn8nとの比較・料金・連携一覧やできることも解説

n8nの有料プランはこんな人におすすめ

この章では、n8nに料金を払うべき人として、以下のとおり紹介します。

  1. ビジネス利用およびチーム作業がメインの場合
  2. 高度なセキュリティやサポート体制を重視する場合
  3. クラウドメインで運用作業する場合

①ビジネス利用およびチーム作業がメインの場合

n8nの料金がかかるプランは、複数メンバーでワークフローを共有・編集する協働作業に最適化されています。無料版では個人利用が前提となりますが、料金を支払うことで、チーム全体での効率的な運用が実現します。

n8nの料金体系はチーム規模に応じて段階的に設定されており、5名程度の小規模から数十名規模まで柔軟に対応できる点が魅力です。

②高度なセキュリティやサポート体制を重視する場合

企業での本格運用では、セキュリティ要件とサポート体制の充実度が重要な判断基準となります。n8nの料金がかかるプランでは、SSO認証やIP制限といった高度なセキュリティ機能が利用でき、料金に見合った「安心感」を得られます。

n8nの料金には単なる機能だけでなく、企業が求める信頼性とサポート品質も含まれているのです。

③クラウドメインで運用作業する場合

自社でサーバーを管理する手間を省きたい企業には、n8nのクラウド版有料プランが最適です。無料のセルフホスト版ではインフラ構築や保守に技術リソースが必要ですが、料金を支払うことでこれらの負担がゼロになります。

クラウド版には自動バックアップやスケーラビリティ、稼働監視といった運用面の機能も標準搭載されています。技術者が限られている組織の場合、月額料金を支払うメリットは大きいでしょう。

開発・DXにおけるn8nの活用例

開発・DXにおけるn8nの活用例

n8nは料金プランの選択肢が豊富なだけでなく、実際の開発現場やDX推進の場面で幅広く活用されています。代表的な活用シーンを一覧表にすると、以下のようになります。

利用者活用例
エンジニア・開発業務における効率化
  • ChatGPT APIと連携した自動応答システム
  • 機械学習モデルのトレーニングデータ収集
  • GitHub連携による自動デプロイ
  • コードレビュー通知の自動化
DX推進担当者の業務改善事例
  • 社内申請フローの自動化
  • データ集計レポートの自動生成

このようにn8nは料金の柔軟性だけでなく、技術者から非技術者まで幅広い層が実務で活用できる汎用性を持っています。

n8nの料金プランを選択する際の注意点

この章では、n8nの料金を払う際の注意点として、以下を紹介します。

  1. セキュリティ設定とアクセス制御を徹底する
  2. 実行権限と操作範囲の制限を設計する
  3. 障害発生時の復旧手段を用意しておく

①セキュリティ設定とアクセス制御を徹底する

n8nを本番環境で稼働させる際は、必ず認証機能を有効化しましょう。クラウド版n8nではHTTPS通信が標準搭載されていますが、セルフホスト版では自身でSSL証明書を設定する必要があります。

n8nの料金プラン選択時には、料金だけでなくセキュリティ機能の充実度も判断材料にすべきでしょう。

②実行権限と操作範囲の制限を設計する

自動化ツールに無制限の権限を与えると、データの誤削除や改ざんのリスクが高まります。ワークフロー設計時に「閲覧のみ」「条件付き変更」など権限ルールを設けましょう。

n8nの料金プランには権限管理機能の有無も含まれるため、チーム利用では料金がかかるプランの検討がおすすめです。

③障害発生時の復旧手段を用意しておく

n8n運用では、トラブル発生時に素早く対処できる体制が不可欠です。

対策として、たとえば重要な処理にはSlackやメール通知を設定するなど、管理者がリアルタイムで状況把握できる仕組みを構築しましょう。

n8nをDX業務でより有効活用したいなら

n8nの料金プランを理解し、基本的な自動化環境を整えたら、次のステップは「組織全体でのAI・DX活用の推進」です。ワークフロー自動化ツールであるn8nは、生成AIと組み合わせることで真価を発揮しますが、そのためには体系的な知識と実践的なノウハウが欠かせません。

中でも製造業や建設業では、現場業務とデジタル技術の橋渡しが重要な課題となっています。n8nの料金対効果を最大化するには、組織全体で生成AIリテラシーを高め、適切な導入ステップを踏むことが不可欠です。

そこでおすすめなのが、製造業・建設業 生成AI無料オンラインセミナーです。生成AIの主要ツールを組み合わせた業務改善の具体例や、社内でのAI活用推進方法まで、短時間で体系的に学べます。

セミナー名製造業・建設業 生成AI無料オンラインセミナー
日時2026年2月16日(月) 16:00~16:30
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開催場所Zoomウェビナー(オンライン)

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n8nに関連するよくある質問

ここでは、n8nに関連するよくある質問に答えていきます。

無料版(セルフホスト版)は素人でも使える?
技術的な知識が必要なため、初心者には難しいでしょう。n8nの料金を抑えたい場合でも、まずはクラウド版の無料トライアルで操作感を確認してから、セルフホスト版への移行を検討することをおすすめします。
n8nは商用利用できる?
はい、n8nは商用利用が可能で、料金のかからないセルフホスト版でもビジネス目的での利用に制限はありません。ただし、クラウド版n8nの料金プランを利用する場合は、各プランの利用規約を確認しましょう。チームでの利用や大規模な実行回数が想定される場合は、BusinessプランやEnterpriseプランといった上位の料金プランが推奨されます。
どういう人がn8nの有料版を使うべき?
チームでの共同作業が必要な方、技術サポートを重視する方、サーバー管理の手間を省きたい方は料金がかかるプランを選ぶべきです。n8nの料金を支払うことで、複数メンバーでのワークフロー共有や実行履歴の詳細分析、専任サポートが利用できるためです。

n8nの料金についてまとめ

n8nの料金体系は、完全無料のセルフホスト版から大企業向けプランまで用意されています。技術力があれば無料で運用できますが、チーム利用やサポートが必要な場合は料金を払うのがおすすめです。

n8nの料金はZapierやMakeと比較しても優秀なので、ぜひ積極的に使いこなして業務の生産性を向上させましょう。

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