【2026】ZapierとChatGPTの連携事例5選!無料の使い方・ログイン方法・料金も紹介

「毎回同じ作業を繰り返している」「ツール間の行き来が多くて面倒」そんな悩みを解決してくれるのがZapierです。しかし、日本ではあまり知られていないため、Zapierの自動化機能を知らない方も多いでしょう。

この記事では、Zapierの仕組み、ChatGPTの連携事例5選をご紹介します。無料の使い方やログイン方法、料金もお伝えするので、「業務をもっと効率化したい」という方はぜひご一読ください。

Zapierとは?

Zapierとは?

Zapier(ザピアー)は、日々発生する定型業務を自動化し、仕事を効率化してくれるノーコードツールです。

8,000以上のWebサービスを数クリックでつなぎ、データの受け渡しや通知といった作業を自動で行う「Zap(ワークフロー)」を簡単に作成できます。

ノーコード:コード記述不要でアプリ開発やシステム連携を実現する開発手法

Zapierで覚えておきたい4つの重要用語

Zapierの自動化の仕組みは、4つの用語で成り立っています。ここでは、この用語について表で解説しましょう。

ステップ/用語内容具体例
Trigger(トリガー)自動化がスタートするきっかけフォームに回答が送信されたとき
Action(アクション)Trigger発生後に実行される処理回答内容を別のアプリに記録
Task(タスク)Zapが1回実行されたときの処理単位フォーム回答を1件処理→1Task
Zap(ザップ)自動化のルール全体のながれフォームへの回答送信・記録・通知

つまり、Zapierの自動化とは「Trigger(きっかけ)」が起きたとき、「Zap(自動化のルール)」に従って「Action(行動)」を実行することです。その1回の実行単位を「Task(タスク)」と呼びます。

Zapierの料金

Zapierの料金形態は、4つのプランで構成されています。「Zapierの無料プランでできることを知りたい」という方も、ぜひご参照ください。(日本円は145円で計算)

プラン月額料金できること
Free無料Zaps、Tables、Interfaces無制限、2ステップZap
Professional19.99ドル(約2,899円)マルチステップZap、プレミアムアプリ無制限
Team(法人)69ドル(約10,005円)最大25人、Zap・フォルダ共有、権限管理
Enterprise(法人)要問い合わせ人数無制限、高度な管理、専任サポート

なお、上記の料金は月額換算したもので、支払い時は年単位での利用となります。

参照:プランと料金 | Zapier

業務を自動化できるツールは、Zapier以外にも数多く存在します。以下の記事では、業務自動化を代表するRPAシステムを複数紹介しているので、自動化ツールを比較・検討したい方は、ぜひあわせてご一読ください。

【2025】RPAとは?簡単にわかりやすく解説!おすすめ無料ツールと国内三大RPA・活用例も紹介

ZapierとChatGPTの連携事例5選!

ZapierにChatGPTを組み合わせて使うと、ChatGPTにアクセスするだけでZapierと連携し複雑な作業を実行できます。つまり、Zapierにアクセスしなくても、Zapierの機能をChatGPT上で完結できるのです。

では、Zapier×ChatGPTの連携を5つの活用例で具体的に見ていきましょう。

Gmailでメールを即時作成&送信

これは、ZapierとChatGPTの連携により、Gmailを開かずにChatGPT上でメールを送信できる事例です。

作成手順

  1. ChatGPTに、「Gmailでメール送信のアクションを作成して」と依頼
  2. ChatGPTがZapierに自動アクセス
  3. Zapierが「Gmail送信」アクションのリンクを作成
  4. リンクをクリックして、アクションを開く
  5. 送信に使うGmailアカウントを設定
    (AIの自動生成設定も可能(宛先(To)、件名(Subject)、本文(Body)など)
  6. 設定が終わったら「Enable action」を押す

これで送信が完了です。

使用手順

  1. ChatGPTでメール作成の概要を書き、送信を依頼
  2. Zapierがアクションを作成
  3. アクションを確認し、AIが作った内容をチェック
  4. 問題がなければ「Run」をクリック

これで、メールが宛先に送付されます。

受信した長文メールの要約&チャットツールへの転送

ZapierとChatGPTを使うと、長文のメールを自動で要約し、チームチャットに共有できる自動化システムができます。

作成手順

  1. ChatGPTに、「(アドレス名)のメール要約→Chatwork転送のZapを作って」と依頼
  2. Zapierがメールの通知をトリガーにして要約→転送するシステムを作成

これで、ZapierとChatGPTを連携し、メール通知→要約→転送する自動化システムが完了です。

内容確認方法

  1. Zapierの返信チャットの下部にあるリンクをクリック
  2. Gmail、ChatGPT、Chatworkの流れが表示
  3. この画面上でアドレスを変更することも可能

なお、ChatGPTにトークン数の制限があるため、長文のメール(1万文字など)は要約できないこともあります。

Googleカレンダーの予定をChatWorkへ事前通知

次は、ZapierとChatGPTを使い、Googleカレンダーの予定をChatWorkへ通知する事例です。予定を毎日決まった時間に通知させることで、「確認する」というタスク自体を自動化できます。

作成手順

  1. ChatGPTへ「Googleカレンダーの予定をChatworkに前日通知するZapを作成して」と依頼
  2. ChatGPT上で、連携したZapierから一連のシステム作成が完了した返信が来る

これで、「日付変更」をトリガーに、翌日のイベントを取得→Chatwork通知の自動化システムができました。

内容の確認

  1. Zapierからの返信文の下部にある「Zapの確認と作成」をクリック
  2. ここで自動化の詳細を確認・変更

Googleカレンダーを複数持っている方は、この設定時に選択しましょう。

ChatGPTからXへリアルタイム投稿

このZapierとChatGPTの連携は、思いついたアイデアをすぐにXに投稿できる自動化事例です。Xのアプリを開くことなく、プロンプトで内容を伝えるだけで、AIが投稿文を作成・実行準備までしてくれます。

作成手順

  1. ChatGPTへ「Xの投稿文のアクションを作成して」と依頼
  2. Zapierがアクション設定のリンクを設定
  3. リンクをクリックし、連携するXアカウントを設定
  4. 設定後「Enable action」をクリック

これで設定は完了です。Xに一度もアクセスせずに、ZapierとChatGPTの連携でXに投稿できました。

使い方

  1. ChatGPTに「Xに〇〇を投稿して」と概要を依頼
  2. ChatGPTの画面上でZapierがアクションを作成
  3. アクションリンクをクリックし、X投稿の内容を確認
  4. 問題なければ「Run」で完了

投稿文の内容を編集したいときは、確認画面の「message」に内容を記載してください。

ブログ更新時にXを自動投稿

このZapierとChatGPTの連携は、ブログが更新された際に、記事のタイトルとURLを自動的にXに投稿する自動化事例です。Xへの投稿作業を完全に自動化し、集客をサポートします。

作成手順

  1. ChatGPTへ「サイトが更新されたら、ブログのRSSを使ってXに自動投稿するZapを作って」と依頼
  2. Zapierが、RSSフィード更新をトリガーとしたZapのリンクを提示
  3. リンクをクリックし、ブログのRSSフィードのURLを設定
  4. メッセージボックスに、記事のタイトルとURLが自動で入るよう設定
  5. 「Test Action」をクリック
  6. テスト投稿を実施し、問題がなければ「Publish(公開)」をクリック

一度このZapを公開すれば、以降はブログが更新されるたびに、記事のタイトルとURLがXアカウントに自動投稿されます。

なお、ここではChatGPTへの指示の際、アクションとZapと二つの言葉で指示していました。この使い分けに細かい規定はありませんが、基本的にトリガーがない場合(メール送信設定)はアクション、トリガーがある場合はZapと区別すると良いでしょう。

ノーコードで「自社特化型AI」を構築しよう!

Zapier×ChatGPT連携で自動化の可能性を感じたら、次は生成AIセミナーでAzure AI Foundryを使ったノーコードでの「自社専用AI構築」を学んでみましょう。汎用ツールでは難しい、独自データベース連携の自動化を目指せます。

Zapierを使う前の準備事項

続いて、Zapierを使う前の準備事項をお伝えします。

Zapierのアカウント作成

まずは、Zapierを利用するためのアカウントを作成しましょう。

  1. Zapierの公式サイトにアクセスZapierのアカウント作成
  2. パーソナライズ画面で自分自身の情報を設定Zapierのアカウント作成
  3. 普段使っているアプリを選択Zapierのアカウント作成

これでログインが完了し、Zapierのホーム画面が開きます。

ダッシュボード(管理画面)の見方

ダッシュボード(管理画面)の見方

Zapierのアカウントでログインしたホーム画面の主な項目、内容です。

項目内容
Copilot(AI beta)自動化のアイデアをAIに質問して提案
+ Create新しい自動化(Zap)を作成
Homeダッシュボード(ホーム画面)に戻る
ZapsZapを一覧で管理

Zapierの基本の使い方

ここでは、Zapierの基本的な「スケジュール」を使った自動化を行います。

自動化の目標:毎週金曜日の夕方5時に、特定のメッセージを自分宛てに送る

①Zapierのトリガー(きっかけ)を設定

Zapierのトリガーは「毎週金曜日の夕方5時」に設定します。

  1. Zapierの左上にある「+ Create」→「Zaps」をクリックし、Zapの作成画面に移動Zapierのトリガー(きっかけ)を設定
  2. Zapierの「Trigger(トリガー)」の設定ブロックを開くZapierのトリガー(きっかけ)を設定
  3. Zapierの画面右側の「Popular built-in tools」から「Schedule」をクリックZapierのトリガー(きっかけ)を設定
  4. Zapierの画面右側の「Setup」タブの「Trigger event」の「Every Week」を選択Zapierのトリガー(きっかけ)を設定
  5. 選択したら、パネル下部の「Continue」ボタンをクリックZapierのトリガー(きっかけ)を設定
  6. Zapierの画面右側の設定パネル「Day of the Week」から「Friday」を選択Zapierのトリガー(きっかけ)を設定
  7. 「Time of Day」から「5:00 PM」を選択Zapierのトリガー(きっかけ)を設定
  8. 設定が終わったら「Continue」をクリックZapierのトリガー(きっかけ)を設定
  9. 次のテスト画面で「Test trigger」を押して、トリガーが正しく動作するか確認Zapierのトリガー(きっかけ)を設定

これで、「毎週金曜日の午後5時」というZapierの「きっかけ」が完成しました。

②Zapierを使ったアクション(動作)設定

Zapierのテスト完了後は、アクションに進みます。アクションは「メッセージを自分宛てに送る」ことに設定します。ここでは、Gmailを使って自分自身に通知を送る例を使いましょう。

  1. Zapierの画面の「Action」を選択②Zapierを使ったアクション(動作)設定
  2. アプリ(動作)として「Gmail」を選択②Zapierを使ったアクション(動作)設定
  3. 「Action event」から「Send Email (メールを送信)」を選択②Zapierを使ったアクション(動作)設定
  4. 画面右側の「Account」の「Sign In」をクリック②Zapierを使ったアクション(動作)設定
  5. リマインドメールの送信元として使いたいGmailアカウントを選択②Zapierを使ったアクション(動作)設定
  6. 「Continue」をクリックしてZapierとの連携を許可②Zapierを使ったアクション(動作)設定

これで、Zapierを使ったGmailの連携が完了です。

③Zapierを使ったメールの内容設定

続いて、以下のような内容でメールの内容を設定しましょう。

  1. メールの詳細を設定する項目が表示
    (SubjectとBodyは下部にスクロールして表示)③Zapierを使ったメールの内容設定
  2. 設定後に「Continue」をクリック
  3. 「Test step」をクリック③Zapierを使ったメールの内容設定
  4. Zapierのテスト成功を確認したら、画面右の「Publish」をクリック③Zapierを使ったメールの内容設定

これで、「毎週金曜日の夕方5時に、自動でリマインドメールが届くZap」の設定は完了し、Zapierの稼働開始となります。

【設定項目】
To (宛先)→自分のメールアドレスを入力

Subject (件名)→【リマインド】週次タスク確認の時間です!と入力
Body (本文)→ 今週のやり残しがないか確認しましょう。と入力

以下の画面が、Zapierが稼働中の状態です。

③Zapierを使ったメールの内容設定

以下は、Zapierのテスト時に送られたリマインドメールです。

テスト時に送られたリマインドメール

Zapierを利用する際の注意点

Zapierを利用する際の注意点

Zapierを利用する際には、以下の点に注意が必要です。

日本語に対応していない

Zapierは英語表記が主体のサービスです。英語が苦手な場合、英語の操作画面や設定内容に戸惑うこともあるでしょう。日本語の解説記事や動画もありますが、

  • 情報が古いことがある
  • 内容に差が出ることがある

といった点には注意が必要です。英語がネックに感じる場合は、日本語対応のノーコードツールを選ぶことも選択肢に入れましょう。以下の記事はノーコードツールを複数紹介しているので、こちらもぜひご一読ください。

【2025】無料のノーコードツールおすすめ12選!活用事例・導入メリット・選び方・注意点まで徹底解説

自動化の必要がない作業もある

Zapierは便利ですが、すべての作業を自動化する必要はありません。例えば、

  • Xのリアルタイム投稿(話題に合わせて文言を変えたいとき)
  • SlackやChatworkでの短いやり取り(「了解です」などの即レス)

こうしたものは、Zapierで仕組みを作るより、その場で自分が対応した方が早いケースが多いです。「実際に自動化が必要なのか」をよく見極めてから利用を決定しましょう。

高度な自動化にはスキルが求められる

Zapierはノーコードで使えますが、条件分岐が多い処理や、少し込み入ったワークフローを作ろうとすると、難易度が一気に上がります。その結果、

  • 設定の意図が分かりにくい
  • 使いこなすまでに時間がかかる

と感じやすく、有料プランにしても十分に活かしきれないことがあります。複雑な業務に対応したい一方で、プログラミングスキルに不安がある場合は、ローコードツールから段階的にスキルアップしていくのがおすすめです。

Zapierをレベルアップする方法

生成AIセミナーZapierは手軽に自動化を始められる一方で、業務が複雑になるほど「この先どう広げるか」で悩みがちです。

生成AIセミナーでは、Azure AI Foundryを活用し、ノーコード・ローコードで独自データベースと連携した生成AIチャットを構築する方法を学べます。Zapierの次のステップとして、汎用ツールに頼らない自社業務に最適化された自動化・AI活用を実現したい方におすすめです。

セミナー名生成AIセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング

Zapierでよくある質問

ここでは、Zapierの利用を検討している方が抱きやすい疑問にお答えします。

Zapier Chatbotsを使うのに、費用や登録は必要ですか?
無料のZapierアカウントさえあれば大丈夫です。クレジットカード情報の登録も不要なので、すぐに試すことができます。
テンプレート(ZapやTable)を使う場合、プログラミング知識は必要ですか?
コーディングは不要です。テンプレートには、必要なZap(ワークフロー)とTable(データベース)があらかじめ構成済みです。組織に合わせてカテゴリやチームの割り当てをカスタマイズするだけで使えます。
現在使っているチャットツールから、別のツールへ切り替えても使えますか?
はい、このテンプレートは非常に柔軟です。SlackからMicrosoft TeamsやGoogle Chatなど、Zapier連携の多彩なチャットツールに適用して利用できます。

Zapierについてまとめ

Zapierは、異なるアプリを連携させるノーコードの自動化ツールです。アカウント作成や簡単なスケジュール設定によるリマインドメール送信などは容易に実行できます。

ただし複雑な業務に対応できないこともあるため、セミナーを活用した自社独自の開発も視野に入れましょう。

【2025】Zapierとは?ChatGPTの連携事例10選!無料の使い方・ログイン方法・料金も紹介
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