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公開日:2020.10.09 

AI・人工知能とロボットの違いとは?AIが搭載されたロボットまとめ

AI(人工知能)の知識

AIとロボットの違い

AI(人工知能)とロボットは大きく異なります。
ロボットはプログラミングされたことだけを実行できる形のある機械ですが、AIは自分で意思決定できる形のないコンピューターです。
近年では、AI搭載のロボットが続々と開発されています。
AIが加わることで、ロボットは自ら学習して賢くなれるようになるのです。
SF映画のように、AI搭載ロボットが人間を助ける日々がすでに訪れています。

AI・人工知能とロボットの違い

AI・人工知能とロボットはよく混同されがちですが、全く違うものと認識しましょう。
簡単に言うと、ロボットは動作するための形が必要で、人工知能は必要不可欠ではありません。
対して、AIはコンピューターなのでロボットのような身体はいらないのです。

AI・人工知能とは

AIの定義はまだ決まっておりませんが、一般的にコンピューターに人間の知能と同レベルの働きをさせる技術・学問のことです。
ちなみに、AIは”Artificial Intelligence(人工知能)”の略語となります。

人間の知能と同等の働きとは言っても、AIができるのは1つもしくは少数のタスクだけ。
人間のように複数のタスクを実行できるAIの登場は、早くとも2045年ごろだと言われています。

AIと普通のプログラムの違いですが、普通のプログラムは事前に教えられたことだけできます。
つまり、人間に分かることしかできないのです。
プログラム開発の際、人間が一から十まで丁寧に書く必要があります。

一方、AIならこれまでの学習データから法則を導き出し、人間にさえ分からない予測を立てることができるのです。
例えば、過去10年間の天気と美術館入場者のデータを学習させることで、来月の利益の推測を行えます。

AIは人間よりもずっと情報処理と分析が得意なので、あらゆる場面で活躍しています。
リクエストに対する適切な回答をするSiri、ネットフリックスやアマゾンのレコメンド機能などもAIのおかげで実現できた技術です。

ロボットとは

ロボットとは、自動的に行動できるプログラミングされた機械のことです。
プログラミングされたことは正確に行えますが、それ以外のことはできません。
単純作業に特化しているので、工場などで活用されることが多いです。

AI・人工知能とロボットの違い

AIとロボットの大きな違いは、自ら行動を起こせるかどうか。
ロボットはプログラミングで教えられたことしかできませんが、AIは未知の課題や問題に直面しても、答えを導き出せるのです。

また、決まった形の有無も大きな違いですね。
ロボットは実作業を行うための、身体が必要となります。
対して、AIはプログラムなので身体は不要です。
その分機械やシステム、スマホの中に入り込めます。

AI・人工知能搭載のロボットとは?

最近では、AIを搭載したロボットが続々と開発されています。
つまり、ロボットが人間のように考えて、行動できるようになるのです。

AI搭載ロボットの多くにはコンピューター・ビジョンが適用されています。
コンピューター・ビジョンとは、人間の視覚と同じスキルをコンピューターに与えるためのトレーニングです。
例えば、コンピューター・ビジョン搭載の防犯カメラなら、映像から特定の人物を瞬時に見つけ出すことが可能になります。

ロボットにAIを搭載することで、ロボットは動作しながら情報収取と分析、学習ができるようになるのです。
今後は、医療や介護、製造、サービス業などでAI搭載ロボットが活躍すると予想されています。

AIが搭載されたロボット6選

世界で活躍するAI搭載ロボットをご紹介します。

AI搭載ロボット1:ボストン・ダイナミックス

 

ボストン・ダイナミックスはAI搭載ロボット開発で世界的に有名な企業です。
現在、9つのロボットを展開しています。
どのロボットも高性能センサーで、リアルタイムのデータ収集と分析を行っているのです。

代表製品は四足歩行ロボット”Spot”。
滑らかに動くだけではなく、ドアの開閉も行えます。
最大14㎏の荷物を運べ、建設業を中心に使用されています。

AI搭載ロボット2:キャンバス・テクノロジー

キャンバス・テクノロジーは倉庫で使われるAI搭載ロボットを開発しており、先日アマゾンに買収された企業です。

代表商品は自動走行カート。
搭載されたセンサーから得た情報をAIが分析し、人や物体などを認識して避ける仕様です。

毎日大量の商品を倉庫から発送するアマゾンが、この企業を買収したのは、非常に合理的な選択だと思われます。

AI搭載ロボット3:ドローンセンス

ドローンセンスは、AI搭載のドローンソフトウェア・プラットフォームを開発しています。
プラットフォームは、主に火事や医療現場などの公共の安全のために活用されているのです。

AIプラットフォームを搭載することで、ドローンは高性能ロボットとなります。
ドローンは人間が行けない場所まで飛べるのが強みです。
危険地帯にドローンを飛ばし、ドローン搭載のカメラから得た情報をAIが分析。
そして、ユーザーに分析結果を示してくれるのです。

ドローンとAIの相性は良いので、今後AI搭載ドローンが中継や災害リスク想定などあらゆるシーンでの活用に期待されます。

AI搭載ロボット4:アイロボット

アイロボットは消費者向けの家庭用ロボットを開発しています。
企業を知らなくとも、お掃除ロボット「ルンバ」の開発企業と言えばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
実はルンバもAI搭載ロボットなのです。

ルンバ搭載AIは、部屋の環境を学習するので、掃除するほど賢くなるのです。
繰り返し使うことで、効率よく家の中をきれいにしてくれます。
業界初となる物体認識AIも搭載されたことで、テーブルや机の周りなど場所を指定した掃除が可能になりました。

AI搭載ロボット5:ミソ・ロボティクス

カリフォルニア州に拠点を置くミソ・ロボティクスは、レストランなどのキッチンで活用されるロボットを開発しています。

代表商品が調理アシスタントのフリッピー。
3Dの熱スキャナーから得た情報をAIが学習し、新たなスキルを身に着けることができるのです。

すでにプロ野球チームのドジャースは、スタジアム内のショップでフリッピーを導入しています。
1時間に300個ものハンバーガーをロボットは作れるので、生産性アップや待ち時間の短縮につながっているそうです。

無人レストランが実現する日もそう遠くはないでしょう。
特に単純作業の多いファストフード店では、AI搭載ロボットの活躍に期待できます。

AI搭載ロボット6:ニューララ

ニューララが開発するのはAI搭載ソフトウェアであり、機械にとっての脳です。
ソフトウェアをロボットやドローン、スマートデバイスなどに統合することで、機械はリアルタイムでの学習が可能となります。

すでに900万以上のデバイスに搭載されている実績があります。
導入の際に特別なプロセスは不要で、アプリでAIに学習を加えられる手ごろさも魅力です。

まとめ

AIとロボットの主な違いは、自分で意思決定できるかどうかです。
ロボットの場合は、プログラミングしたことしか行えないので、想定外の事態に対応できません。

また事例を見てきたように、AI搭載ロボットが続々と開発されています。
かつては遠い未来の話だった人間とコミュニケーションをとれるロボットですが、数年後にはAI搭載ロボットと共存する日が来るのかもしれません。

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