「お盆休みの渋滞を避けたい」「より精度の高い渋滞予想をする方法はある?」と悩みを抱える方も多いでしょう。せっかくのお盆休みに長時間の渋滞を避けたいのは誰もが考えること。
しかし、どれだけ準備をして予測をしていたとしても、思わぬ事故や自然災害により渋滞を避けられないこともあります。
そこで本記事では、お盆の渋滞をできる限り回避するための5つのテクニックを紹介。また、近年注目されるAI活用による渋滞予測の方法もあわせて解説していますので、「いつ出発すれば良いか」「どのルートを選べば混雑を避けられるか」を事前に把握できるようなります。
2025年のお盆休み渋滞予想
まずはNEXCO東日本・西日本が発表している情報を見てみましょう。それぞれが発表している渋滞予想は以下の通りです。
【東日本の渋滞予想】

出典:NEXCO東日本
【西日本の渋滞予想】

出典:NEXCO西日本
東日本の渋滞予想では、下り方面は午前中を中心に渋滞が発生し、特に8月9日の8時にE4東北道・矢板北PA付近を先頭に最大40kmの渋滞が予想されています。ピークは8月9日と13日で、特に9日は渋滞発生回数も多く、混雑するとの予想です。
一方、西日本(中国地方)の高速道路における渋滞予測が示されています。下り線では8月9日が最も混雑し、10〜20km未満の渋滞が3回、5〜10km未満が3回発生と予想され、10日も断続的な渋滞が続きます。上り線は8月16日がピークで、10〜20km未満が1回、5〜10km未満が4回発生する見込みです。
お盆休みの渋滞予想がわかる調べ方

お盆休みの渋滞予想がわかる方法は主に以下の3つです。
- 高速道路各社の公式サイト・アプリで確認する
- 地図・ナビアプリの渋滞予測機能を活用する
- AIを用いた渋滞予測アプリ・サービスを使う
①高速道路各社の公式サイト・アプリで確認する
まずはNEXCO東日本・中日本・西日本など高速道路各社の公式サイトやアプリで確認する方法です。毎年お盆休み前に「渋滞予測カレンダー」や「ピーク日一覧」を公開しています。
過去数年分の交通データや曜日の並び、交通需要の傾向などを分析して作られており、区間ごとの渋滞発生時間や最大距離、混雑の激しいSA・PA情報まで詳細に確認可能です。
公式発表のため信頼性が高く、事前に混雑を避けた出発計画を立てるうえで確認するべきでしょう。
②地図・ナビアプリの渋滞予測機能を活用する
次に地図・ナビアプリの渋滞予測機能を活用する方法です。地図・ナビアプリでは、出発時間を指定して所要時間や渋滞状況を予測する機能があります。過去の交通実績データや曜日・時間帯別の混雑傾向をもとに算出されるため、同じルートでも出発時間を変えた場合の所要時間差を簡単に比較できます。
おすすめのアプリは以下の通りです。
- Googleマップ
- Yahoo!カーナビ
- NAVITIME
リアルタイムの交通情報とも連動しており、当日出発直前や走行中にも最新の渋滞状況を反映したルート提案を受けられるため、急な混雑回避にも有効です。
③AIを用いた渋滞予測アプリ・サービスを使う
近年では、生成AIやAI搭載型カーナビサービスを使って、複数の情報源を統合しながら渋滞予測を行う方法が注目されています。例えば、NEXCOの渋滞予測情報や地図アプリの所要時間データをAIに入力し、条件を指定すると、最適な出発時刻や代替ルート、混雑回避のための休憩ポイントまで提案してくれます。
さらに当日もリアルタイムの情報を入力することで、渋滞状況の変化に応じたルート再計算や判断のサポートが可能になり、計画段階から移動中まで渋滞の回避ができるでしょう。
お盆の渋滞をできるだけ正確に予測するAI活用法

ここからは無料で使えるChatGPTを実際に活用して、お盆休みの渋滞予想をするやり方を解説します。手順は以下の通りです。
- 条件を明確化する
- 公式の渋滞予測を入力する
- 渋滞を避けた最適なルートを提案してもらう
- 当日のリアルタイム交通情報を入力して再計算させる
①条件を明確化する
まずは条件を決めて、ChatGPTに入力します。決める項目は以下の通りです。
- 出発地
- 目的地
- 出発時刻
- 到着の締め切り時間
今回は以下の内容で入力します。
| 出発地 | 東京・世田谷区 |
| 目的地 | 仙台駅 |
| 出発日時・時刻 | 8/10日(10:00)以降 |
| 到着の締め切り時間 | 8/11日(12:00)まで |
ここまでを決めたら次のステップに移ります。
②公式の渋滞予測を入力する
次にNEXCO東日本で公表されている公式の渋滞予測を取得します。今回は東日本が公表している「令和7年 お盆期間の主な渋滞予測」のデータを活用して、ChatGPTに入力します。
まずはChatGPTを開き、以下のようにプロンプトを入力します。なお、この時に①で決定した条件の入力も忘れずに行いましょう。

すると、以下のように出力されました。

ここで「矢板北通過を9時前にすれば渋滞ピーク前に抜けられる」と予測してくれました。では、ここで最適なルートを提案してもらいましょう。
③渋滞を避けた最適なルートを提案してもらう
最後は渋滞を避けた最適なルートを提案してもらいます。先ほどの続きでプロンプトを入力して、ルートを提案してもらいましょう。ここで提案された内容は以下の通りです。


ここまでを通して分かったことは、8月10日午前から昼にかけて東北道下り矢板北PA付近で最大35km・約85分の渋滞が発生する可能性が高いです。
最も快適かつ確実に到着するには、この時間帯を完全に外せる8月11日(月)早朝4時半頃に世田谷区を出発し、首都高から川口JCT経由で東北道を北上するルートが最適だということがわかります。
これにより渋滞をほぼ回避し、9時前後には仙台駅へ到着でき、締め切りの12時までに到着できるでしょう。。
④当日のリアルタイム交通情報を入力して再計算させる
渋滞予測はあくまでも予測であるため、当日の事故や天候・自然災害によって変動します。この際は、当日の状況を入力して、出力し直しましょう。
例えば、天候が雨で渋滞が予測とは違うところで発生している場合は、その渋滞区間を含まない代替ルートへの切り替えや、到着時間に余裕がある場合はサービスエリアやパーキングエリアで一時待機する判断が可能になります。
再提案してもらうことで、予測では回避できなかった突発的な混雑や事故渋滞にも柔軟に対応でき、締め切り時間内の到着を確実にすることが可能になります。
なお、今回はパソコンのChatGPTを使用して解説しましたが、スマホによるChatGPTの使い方は以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
お盆休みの渋滞を回避するコツ

お盆休みの渋滞をなるべく回避するには以下3つのコツを留意しましょう。
- ピーク日・時間帯を外して出発する
- 渋滞が分かった場合は高速道路を降りる
- ETC割引や深夜・早朝割を活用する
①ピーク日・時間帯を外して出発する
お盆期間中の高速道路渋滞は、NEXCO東日本やJARTICが公表する渋滞予測であらかじめピーク日と時間帯が分かるため、時間帯を避けた移動計画を立てましょう。
下り方面では8月10日前後の午前中、上り方面では8月15〜16日の午後が混雑しやすく、ピーク時には数十kmの渋滞で1〜2時間のロスになる場合もあります。これを避けるためには、前日の夜や当日の早朝4〜6時台に出発して混雑前に渋滞区間を通過する、またはピークが過ぎた夕方以降に走行するなど、時間帯をずらすのがおすすめです。
移動の自由度がある場合は、そもそもピーク日を外して前後にずらすだけで渋滞の影響を減らせます。
②渋滞が分かった場合は高速道路を降りる
走行中に予測以上の渋滞が発生した場合は、高速道路に執着せず、早めに一般道やへ迂回するのがおすすめです。渋滞中は走行速度が時速10〜20km程度まで落ち込み、10km進むのに30分以上かかることも珍しくありません。一方で、下道に降りれば信号待ちはあるものの、流れが良ければ結果的に早く目的地に着ける場合があります。
降りるICは渋滞の先頭より手前の出口を選び、ナビやGoogleマップのリアルタイム情報で一般道の混雑状況も確認してから判断すると無駄な遠回りを避けられるでしょう。
特にお盆期間は観光地や大型商業施設周辺の下道も混みやすいため、複数ルートを候補として把握しておくことが大切です。
③ETC割引や深夜・早朝割を活用する
お盆期間の長距離移動では、高速料金の節約と渋滞回避を両立させるためにETC割引を活用するのがおすすめです。ETC深夜割引は午前0時〜4時に高速道路を通過すると料金が割引になり、交通量が少なく渋滞のリスクも低くなります。
また、ETC早朝夜間割引や休日割引も一部区間で適用されるため、料金所を通過する時刻を調整するだけで節約につながるでしょう。
ただし、深夜運転は眠気や暗さによるリスクがあるため、休憩や交代運転を組み込み、安全を確保しながら活用することが重要です。
また、以下の記事では天気の予測するAIの使い方についても紹介していますの、あわせてご覧ください。
AIでお盆の渋滞予想確度を上げたい人におすすめ
生成AIでお盆休みの渋滞を予想する場合は、利用する側の知識・スキルも必要に。そこでおすすめなのが、生成AIセミナーです。生成AIセミナーは、基礎編で生成AIの種類や大規模言語モデルの仕組み、AIの基礎と活用事例、プロンプトエンジニアリングやChatGPT・Copilotの実践テクニックなどを体系的に学習。
応用編では、CanvaやDream Machine、Vizcom、Claudeといった各種生成AIツールのハンズオン演習を行い、業務活用における課題と解決策、情報漏洩リスク対策を学んだ上で、APIやノーコード・ローコードを用いた自社独自のChatGPT構築方法まで習得します。
受講後は復習用として「生成AI完全攻略セミナーガイド」PDFが配布され、学習内容を実務で即活かせる知識とスキルが身につく構成になっています。
| セミナー名 | 生成AIセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 27,500円〜 |
| 開催期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング |
お盆休みの渋滞についてのまとめ
本記事では、2025年お盆休みの渋滞予測をもとに、NEXCO公式データや地図・ナビアプリ、近年注目される生成AIを活用した渋滞回避術を解説しました。
AIを使えば出発条件やリアルタイム情報を組み合わせて最適ルートや出発時刻を高精度に算出でき、予測段階から移動中まで渋滞リスクを最小化できます。本記事を参考に生成AIを活用して、お盆休みの渋滞を避けてみてはいかがでしょうか。






