E資格について調べていると、出題範囲や勉強方法に関する情報は多く見つかりますが、実際にどんな問題だったのか合格者に聞いてみたいですよね。
今回は、実際にE資格へ挑戦し合格したH.Wさんに、E資格の試験問題の印象や当日の時間配分、問題に向けて取り組んだ学習方法について詳しくお話を伺いました。
実際のE資格ではどのように問題を解いたのか、講座で学んだ内容のうち何が本番で役立ったのか、そして資格取得後に仕事へどのような変化があったのかまで聞いてみました。
これからE資格の問題に挑戦する方は、ぜひ受験時のイメージ作りに役立ててください。
E資格の問題はどんな内容でしたか?

H.Wさん:
E資格は120分で100問近い問題を解く試験であり、知っていれば簡単に解ける問題と、じっくり考えないと解けない問題が混在しているため、まずは一通り最初から最後まで全ての問題に手を付けることを心掛けて時間配分に特に気を付けました。
具体的には迷った問題は長考せずチェックを付けて後回しにし、知らない言葉が出てきた問題は悩まずパスするなどして1問に時間をかけ過ぎないようにした結果、最後10分ほど余ってチェックした問題を再考する時間が確保出来ました。
E資格の問題で特に難しかったところはありましたか。
H.Wさん:
特に苦労した点、難しく感じた点は「効率的な畳み込み計算(im2col)」をPythonで実装する部分です。
im2colの概念自体がややこしくて一度解説を聞いonly だけでは理解出来ず、何度も繰り返し解説を聞いてようやく理解出来ました。概念を理解出来た後は、実際にお手本のPythonのコードを真似しながら自分の手で書いてみました。
Im2colは行列計算が多数組み合わさってPythonで表すと記述が非常に複雑になるため、どこの処理のどの部分がPythonのコードのどこにあたるのか注意深く確認しながら一行ずつ丁寧に書いていくことで最終的にしっかり理解することが出来ました。
E資格の一般的な問題範囲
インタビューの途中ですが、ここでE資格の問題範囲について少し把握しておきましょう。
現在ではE資格の一般的な問題範囲は大きく分けて以下の5つとなっています。
- 数学的基礎
- 機械学習
- 深層学習の基礎
- 深層学習の応用
- 開発・運用環境
AIプログラミングや機械学習のことだけでなく、数学の基本知識や開発の運用環境までが範囲となっています。
普段過ごしているだけでは学ぶことが少ない深層学習についてもたくさん出てくるので、この問題範囲を把握しつつ勉強していくと良いでしょう。
E資格の問題を把握するために何をされましたか?
H.Wさん:
学習期間や進め方が自分のペースに合っていたGETT Proskillの「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」を選びました。
普段、纏まった学習時間を確保しにくい生活を送っているため、隙間時間に少しずつビデオ学習の形式でスマホやタブレットやPCなど複数のデバイスから接続して自分のペースで進めることで効率的に進めることが出来ました。
全体的に内容量が多かったですが、学習テーマが100以上に細分化されているため、テーマを少しずつ進めつつ、ところどころ休憩を挟んで続けることで心が折れずに辛抱強く学習を進められました。
理解度を図るために関連する問題と解説が含まれていたり、受講生からの質問が含まれていたのも理解を深めるのに役立ちました。
このE資格講座はどのような方におすすめですか?
H.Wさん:
AIに関心があり体系立てて学習したいが纏まった学習時間が確保しにくく、隙間時間を効率的に活用したい方に非常にお勧めです。
また、他社の講座と比べて受講料が安いので金銭的な負担を出来るだけ少なくしたい方にもお勧めです。
このE資格講座が当日の問題回答に役立った点はありますか?
H.Wさん:
講座内容の中で、特に合格の決めてになったと感じる部分は「誤差逆伝播の計算のプログラム」を具体的な数字を当てはめながら、それぞれの重みがどのように更新されていくのかPythonで実装しながら順番に追っていくことが出来た点です。
誤差逆伝播は現代のディープラーニングの中核をなす重要な考え方で、ここをはっきり理解出来たことで、その後の問題回答をスムーズに進めることが出来ました。
E資格の問題をクリアしてキャリアにどのような変化がありましたか。
H.Wさん:
最近はAIへの世間一般での関心が高く、私が指導するプログラミング教室でもPythonを用いたAIプログラミングを学習したい生徒が増えていたのですが、指導する立場の私が何もスキルを証明する術が無いのは説得力に欠けると思っていました。
E資格の問題を解いたことで今まで以上に自信を持って指導にあたることが出来、また概念やプログラムの中身を解説する際にE資格の問題で学んだ知識がとても役に立っています。
これからE資格の問題へ挑戦する方にアドバイスをお願いします。
H.Wさん:
E資格は問題量が多く中身も複雑で大変な資格ですが、理解できるととても面白い内容で、今まで漠然とイメージしていたAIをより身近に感じることが出来るようになります。
また、AIは今後もますます需要が高まっていく必要不可欠な技術であり、これからの時代に取り残されないためにもしっかりと学習する価値がある資格だと思います。
もし、AIに興味はあるけどE資格はハードルが高すぎて挫折してしまいそうだと感じる方は、まずはG検定からスタートして、G検定合格後にE資格へ挑戦することをお勧めします。
E資格の問題についてまとめ
H.Wさんのお話から分かったのは、E資格では「すべての問題を完璧に考え切ること」よりも、限られた120分をどう使うかが重要だということです。
知っている問題は素早く回答し、迷う問題や時間がかかりそうな問題にはチェックを付けて後回しにすることで、H.Wさんは最後に約10分の見直し時間を確保しています。約100問という問題数を考えると、知識だけでなく、どこで時間を使うかを判断する力も本番では必要になるでしょう。
また、試験対策では単語や公式を暗記するだけではなく、処理がどのように動いているのかまで理解していたことも印象的でした。
いきなりE資格へ挑戦することに不安がある場合は、H.Wさんが話しているように、まずG検定でAIやディープラーニングの全体像を学んでからE資格へ進むのも一つの方法です。
ぜひH.Wさんのこの一連の感想から、E資格の問題の解像度を上げて初心者でも気軽にE資格の問題に挑戦してみてください。





