AIで人物の画像を生成する際に、思うような顔で生成できないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。理想の顔を生成するには、適切なツール選びが大切です。
本記事では、AIで日本人の顔を生成できるツールを5つ厳選して紹介しています。また、リアルな顔を生成するためのコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分に合った画像生成AIツールを選ぶ方法
以下の項目を意識することで、自分に合った画像生成AIツールを選びやすくなります。
- 生成できるスタイルで選ぶ
- 無料で使えるAIツールを選ぶ
- カスタマイズ性の高いAIツールを選ぶ
これらの選び方について詳しく見ていきましょう。
①生成できるスタイルで選ぶ
画像生成AIツールは、それぞれ得意とする画像のスタイルが異なります。写真のようなリアルな人物画像を得意とするものもあれば、アニメ風の画像生成に特化したツールもあります。
また、AIモデルによっては特定のスタイルしか生成できない場合もあるため、自分が作成したい画像のスタイルに対応しているかは、事前に確認しておきましょう。
②無料で使えるAIツールを選ぶ
画像生成AIツールの多くは、無料プランと有料プランが用意されています。有料プランでは生成回数の上限が増えたり、高性能なAIモデルを利用できたりするなどのメリットがあります。
一方で、趣味やお試しで利用する程度であれば無料プランでも十分に活用できるため、まずは無料で使えるツールから始めてみるのがおすすめです。
③カスタマイズ性の高いAIツールを選ぶ
生成結果にこだわりたい方は、細かな設定ができるAIツールがおすすめです。利用できるAIモデルを自由に切り替えられるものや、LoRAに対応しているツールであれば、好みの画風や人物の顔の特徴を反映しやすいでしょう。
無料ツールを使ってみて、よりクオリティを求めたいと感じた方は、ぜひカスタマイズ性も意識して選択してみてください。
また、画像生成AIの仕組みについて知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。AIが画像を作成する流れや、活用事例などを紹介しています。
日本人の顔を生成できるAIツール5選
日本人の顔を生成できるおすすめのAIツールは以下のとおりです。
- Canva
- Fotor
- Adobe Firefly
- ChatGPT
- Gemini
これらのAIツールの特徴について見ていきましょう。
①Canva

引用:Canva
Canvaでは、日本人の顔をリアルな写真風からイラスト風まで幅広いスタイルで生成できます。性別や年齢、髪型、服装などを細かく指定できるため、イメージに近い人物画像を作成しやすいでしょう。
無料プランでも毎月50回まで画像生成機能を利用でき、気軽に試せる点も魅力です。
また、Canvaの画像生成AIの使い方を知りたい方は、Canva基礎セミナーをチェックしてみてください。Canva基礎セミナーでは、Canvaの画像生成機能をデザインに取り入れる方法や、テンプレートを使ったフライヤー作成の方法など、実践的な活用方法を学べます。
セミナー名 Canva基礎セミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
②Fotor

引用:Fotor
Fotorでは、写実的な人物画像を生成できます。日本人だけでなく、さまざまな人種の顔を生成できるため、用途に合わせた画像を作成できます。
また、髪色や髪型、顔の向き、表情なども細かく指定できるので、自分好みの顔で生成が可能です。
③Adobe Firefly

Adobe Fireflyでは、多様性のある人物画像を生成できます。照明や背景、構図などを細かくカスタマイズできるのも特徴です。
さらに、パブリックドメインや使用許諾を受けたコンテンツのみを学習データとして利用しているため、商用目的でも安心して活用できます。
④ChatGPT
ChatGPTでは、リアルな顔の人物画像を生成できます。対話形式で指示を出せるため、プロンプト設計が苦手な方でも直感的に画像生成を行えます。
映画のような表現にも優れているので、シネマティックな雰囲気を取り入れた画像の生成も得意です。
また、ChatGPTで画像を生成する方法を知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。画像生成のやり方から、クオリティを上げる方法まで解説しています。
⑤Gemini

引用:Gemini
Geminiでは、リアルな顔やイラストチックな顔まで、幅広い人物画像の生成を行えます。特に、人物の顔を維持したままポーズや髪型だけを変更するなど、一貫性のある画像を生成しやすい点が特徴です。
また、チャット形式で自然に指示を出せるため、プロンプト作成に慣れていない初心者でも直感的に画像生成を行えるでしょう。
AIで日本人の顔を生成する方法
今回は、無料で使えるAdobe Fireflyを使って、日本人の顔を生成する方法を紹介します。Adobe Fireflyならモデルを自由に切り替えられるので、好きなテイストの画像を生成しやすいでしょう。
①Adobe Fireflyにログインする
まずは、Adobe Fireflyへアクセスしてログインします。画面右上にある「ログイン」をクリックし、任意の方法でログインしましょう。
ログイン後は、画面上部のアイコンから「Firefly」を選択し、左側メニューにある「画像」から「画像を生成」をクリックしてください。
②設定を行う
画像生成の画面が開いたら、左側のメニューから生成設定を行います。まずは「モデル」の項目から使用するAIモデルを選択しましょう。Adobe FireflyではAdobeモデルに加え、パートナーモデルも利用できます。
商用利用を前提とする場合はAdobeモデルがおすすめですが、今回はリアルな人物画像の生成に強い「GPT Image 2」を使用します。
なお、モデルによって設定できる項目や消費するクレジットは異なる点に注意が必要です。そのほかの設定は任意で選択し、右下の入力欄に日本人の顔を生成するためのプロンプトを入力しましょう。
入力したプロンプト
日本人の20代の女性、正面を向いたポートレート写真、自然な笑顔、ナチュラルメイク、日常の自然な光、高画質、リアル
また、特定の雰囲気や構図を参考にしたい場合は、「参照画像」から画像を設定することも可能です。
③画像を生成する
設定が完了したら、画面右下の「生成」ボタンをクリックしてください。数秒待つと、入力したプロンプトに沿った日本人の顔の画像が自動で生成されます。
生成結果がイメージと異なる場合は、プロンプトを修正したり、モデルや設定を変更したりして再生成してみましょう。
AIでリアルな顔を生成するコツ
AIでリアルな顔を生成する際は、以下のコツを意識してください。
- 生成したい顔に強いAIツールを選ぶ
- 細部まで指示を出す
- 綺麗すぎる顔にしない
これらのコツについて詳しく見ていきましょう。
①生成したい顔に強いAIツールを選ぶ
AIツールは、アジア系の顔に強いものや美しい造形の顔の生成に強いものなど、それぞれに特徴があります。どのような顔の人物を生成したいかによって、AIツールを使い分けることで理想の顔を生成しやすくなるでしょう。
特に、どのような顔に強いツールかは生成例から確認しておくことが大切です。
②細部まで指示を出す

リアルな顔を生成したい場合は、できるだけ具体的なプロンプトを入力しましょう。曖昧な指示では、ありきたりな顔の画像が生成されやすくなります。
顔のパーツだけでなく、表情や年齢まで細かく指示を出すことで、個性のある顔を生成できます。また、カメラアングルやライティングなども意識すると、より印象的な画像に仕上がるでしょう。
③綺麗すぎる顔にしない
AIで生成した顔が左右対称で綺麗すぎる場合、AI感が強く出てしまいます。そのため、リアルさを重視するなら、あえて完璧すぎない表現を取り入れるのがおすすめです。
例えば、左右にわずかな違いを持たせたり、画質を落としたりすることで、AI特有の不自然さを軽減できるでしょう。
また、実践的な画像生成の方法を学びたい方には、Canva基礎セミナーがおすすめです。Canva基礎セミナーでは、生成した画像をデザイン制作に取り入れる具体的な方法を学べるため、生成画像をどのように活用すればよいのかを知ることができます。AIを使った副業に興味のある方にもためになる講座なので、ぜひチェックしてみてください。
AIで顔を生成するときの注意点
AIで顔を生成する際は、いくつか注意しなければいけない点があります。
- 実在の人物の顔を生成しない
- AIで生成した画像であることを明記する
- 商用利用の可否を確認する
これらの注意点について見ていきましょう。
①実在の人物の顔を生成しない
AIで人物画像を生成する際は、実在する人物をもとにした顔を生成しないよう注意しましょう。本人の写真を参照画像として使用したり、氏名をプロンプトへ入力して画像を生成したりすると、肖像権やパブリシティ権を侵害する可能性があります。
| 権利 | 説明 |
| 肖像権 | 個人の顔や姿を無断で撮影・公開されないように主張できる権利 |
| パブリシティ権 | 著名人の氏名や肖像が持つ顧客吸引力を排他的に利用する権利 |
また、特定の人物を指定していなくても、AIが意図せず実在する人物に似た顔を生成することがあります。そのため、画像を公開する前は、特定の人物と酷似していないかを必ず確認することが大切です。
②AIで生成した画像であることを明記する
AIで生成した画像を公開する場合は、AIによって作成した画像であることを明記することが大切です。AI生成であることを隠したまま公開し、後から判明すると、ユーザーからの信頼を損ねる原因になります。
また、AIで生成した人物画像が実在する人物の写真として拡散されると、誤った情報が広まり、誤解を招く恐れもあるでしょう。
③商用利用の可否を確認する
AIで生成した画像をビジネスで利用する場合は、商用利用が認められているかを事前に確認しましょう。商用利用とは、生成した画像を営利目的で使用することです。
また、商用利用が認められているAIツールであっても、学習データに著作物が含まれていると、著作権上のトラブルにつながる可能性がある点には注意が必要です。
顔を生成できるAIツールについてのまとめ
今回は、日本人の顔を生成できるAIツールやリアルな顔を生成するコツ、利用時の注意点などについて解説しました。
AIツールによって得意な画風やカスタマイズ性は異なるため、自分が作成したい人物に合ったツールを選ぶことが大切です。また、著作権や肖像権、商用利用のルールなどへの配慮も必要です。
ぜひ本記事を参考に、自分に合ったAIツールを見つけてみてください。




