【2025】AI画像を生成できる無料サイト12選!登録なし・ログイン不要・商用利用OKも紹介

イメージを言葉にするだけで、誰でも手軽にクリエイティブな表現を楽しめる画像生成AI。無料で使えるサイト、アクセスすればすぐに使えるツールも登場するなど、AIによる創作がさらに身近な存在になってきました。

この記事では、厳選した12の無料で使える画像生成AIサイトをご紹介します。登録不要・ログインなしのサイト、無料枠の範囲や商用利用の可否もあわせて紹介するので、手軽で安全・高性能なサイトを見つけてオリジナルのAI画像を作ってみましょう。

AI画像は無料で生成できる?

AI画像は無料で生成できる?

「AI画像は有料プランのみなのでは?」と思う方もいるかもしれません。 結論からいえば、AI画像は無料で生成できます。上記の画像も、「Canva」の無料枠で使ったAI画像です。

ただし、すべてのサービスが完全無料というわけではなく、無料の可否や範囲はツールによって異なります。

AI画像を作れるサイトはそれぞれ特徴がある

AI画像を作れるサイトは料金面だけではなく、それぞれサービス内容にも特徴があります。

例えば、SeaArtのように「Lora」というテンプレートで画像の雰囲気を指定できるものもあれば、Geminiの画像生成AI、通称「Nano Banana」のように、チャット形式で追加指示を出しながら理想の画像に近づけられるタイプもあります。この2つのツールは、画像をアップロードして視覚的にイメージを伝えることも可能です。

従来は「プロンプトの一発勝負」で、思い通りのアウトプットを得にくかったものの、最近はこれらの機能により、効率的に理想の画像を生成できるようになっています。また、最近では、登録やログインなしで、ネット記事を読む感覚でサッと利用できるサイトも増えてきました。

AI画像の無料サイトを選ぶポイント

AI画像を無料で作成する際は、サイトの使い勝手とサイトの特性を事前に確認しましょう。

多くのサイトは回数制限やポイント制を採用しているので、「気づかないうちに無料枠を使い切ってしまった」という事態になりがちです。特にポイント制では、1回の生成に必要なポイントが分かりにくく、慣れないうちは無料枠を無駄に消費しやすい傾向があります。

また、サイトによって得意な画風や提供機能も異なります。
プロンプト入力のインターフェースが直感的か、日本語での指示精度が高いか、縦横比の指定は可能か、などの独自機能を確認してください。

AI画像の生成はプロンプトも重要

AI画像の基盤となるプロンプトも、サイト選び同様にポイントを踏まえることが重要です。例えば、「ネガティブプロンプトを取り入れる」「光の表現、構図を記述する」「英語で記述する」など、具体的なテクニックがいくつもあります。

生成AIセミナーでは、モデルの性能を最大限に引き出し、意図したクオリティを実現するためのプロンプトエンジニアリング技術を学べます。「開発効率を高めたい」「AI生成物の品質・再現性という技術的な課題を解決したい」というAIサービス・コンテンツの開発担当者に最適です。

セミナー名生成AIセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング

以下の記事では、AIイラストのプロンプトを複数紹介しています。構図や光を取り入れたプロンプトを画像付きで紹介しているので、プロンプトの書き方を知りたい方はぜひご一読ください。

【2025】AIイラストのプロンプト8選を一覧で紹介!ポーズ・表情・構図の具体例と入力のコツを解説

AI画像を生成できる無料サイト12選!

では、さっそく無料で使えるおすすめの画像生成AIサイトを12選ご紹介しましょう。ここでは、商用利用可能を明記したサイトに限り、実際のAI画像を添付してお伝えします。

使用プロンプト
Cute anime girl, professional illustration, dramatic backlighting, rim light, sharp shadows, gentle expression, over shoulder pose, windswept hair, detailed eyes, intricate dress, depth of field, sharp focus, ethereal, masterpiece, waist up.

まずは、各サイトの主要情報をまとめた一覧表からご覧ください。

サイト名運営元無料範囲有料プラン商用利用登録
CanvaCanva50回/月
  • プロ:8,300円/年
  • チームス:15,000円/年
可能
Adobe FireflyAdobe10回
  • Standard:1,580円/月
  • Pro:3,180 円/月
  • Premium:31,680 円/月
可能
ベータ版不可
SeaArtSTAR CLUSTER PTE. LTD.約17枚/日
  • スタンダード:720円 /月
  • マスター:3,600円 /月
  • プロ:2150円 /月
可能
Stable DiffusionオンラインStable Diffusion10回/日
  • プロ:約1,450円/月
  • マックス:約2,900円/月
有料のみ不要
ChatGPTOpenAI3枚/日
  • Plus:約2,900円/月
  • Pro:約29,000円/月
可能不要
Microsoft DesignerMicrosoft15枚/月
  • Personal:21,300 /年
  • Family:27,400 /年
可能不要
WhiskGoogle10枚超
  • Pro:2,900円/月
  • Ultra:36,400/月
不明不要
GeminiGoogle100枚/日
  • Pro 2,900円/月
  • Ultra 36,400/月
不明不要
ImageFXGoogle50枚超なし不明不要
RecraftRecraft30枚/日
60枚/初
  • Pro:約1,450円/月
  • Team:約7,975円/月
不可
Bing Image CreatorMicrosoft10枚超なし不可不要
CopilotMicrosoft10枚超不可不要

料金は、ドル表記の場合、1ドル145円で計算しています。
また、上記の「登録」項目の「不要」には、GoogleやMicrosoft、ChatGPTなど、各ツールに該当するアカウントをすでにお持ちの方も含まれています。アカウントをお持ちでない場合、登録が必要となるので注意しておきましょう。

Canva

Canva

CanvaのAI画像生成は、クリアな画像と約10秒で4枚の画像を生成するスピーディさが特徴です。プロンプトのヒントが得られる「インスピレーションを得る」機能や、映画・ネオンなど画像の雰囲気を指定できる「スタイル」選択で、ハイクオリティなAI画像を簡単に生成できます。

最大のメリットは、生成した画像をそのままデザインツールであるCanvaでシームレスに加工できること。無料枠も月50回と広いため、繰り返し生成して完成度の高いコンテンツ制作をしたい方におすすめです。

Canvaの多彩な機能を使いこなし、プロフェッショナルな画像を作りたい方は、Canva基礎セミナーがおすすめです。短期間で、広告に使えるバナーや幻想的な画像デザイン、さらには動画のクリエイトまで学べます。

セミナー名Canva基礎セミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング

Adobe Firefly

Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、画像、動画、ベクターグラフィックなどを提供するデザイン系サイトです。複数のAIモデルを使うことで、難しいクリエイティブ課題を効率的に解決し、単一モデルの偏り(バイアス)を避けられます。

AI画像の生成では、約10秒で4枚を生成し、「スタイル」「トーン」「構成」指定も可能です。ベータ版の指定がない正式版のAI機能を使って生成したものであれば、無料版であっても商用利用できます。

SeaArt

SeaArt

SeaArtは、1枚から4枚まで枚数を指定できる画像生成AIです。利用には「スタミナ」というポイントが必要で、これは毎日無料で付与されます。

1日あたり約17枚の画像を無料で生成できますが、プロンプト最適化など他の機能もスタミナを消費するため、利用時には注意が必要です。サイズやモデルの指定も可能で、特に美女AI画像の生成に強みを持つサイトとして人気を集めています。

Stable Diffusion オンライン

画像生成の代表格であるStable Diffusionは、オープンソースソフトという性質から、利用に一定のスキルが必要でした。しかし、このStable Diffusionオンラインを使えば、登録なし・ログイン不要で、誰でも無料かつ手軽に、Stable Diffusionの高品質なAI画像を生成できます。

なお、Stable Diffusionはオープンソースなので完全無料ですが、オンライン版は有料プランも設けており、支払い方法は1ヶ月当たりの料金をまとめて年間課金するシステムです。

ChatGPT

ChatGPT

OpenAIの画像生成機能は、通常のChatGPT画面から登録・ログイン不要で即利用可能です。プロンプト入力欄の「+」で手持ち画像をアップロードし、生成AI画像を作成できるのが特徴です。

ただし、画像サイズの指定はできず、無料の場合1日3枚が上限です。また、無料利用では、混雑時(特に20時頃)に生成時間が長くなり、1時間程度かかることもあります。なお、有料プランの方には優先権があるため、無料よりもグッとスピーディーに生成できます。

Microsoft Designer

Microsoft Designer

Microsoft Designerは、AIを活用した画像、ステッカー、デザインなどの作成・編集ツールです。Microsoftアカウントがあれば登録なし・ログイン不要で利用できます。

1回の実行で4枚、3種類からサイズを選べ、不要なオブジェクトの消去や背景除去、サイズ変更といった編集機能も充実しています。おしゃれなカードやアバターを生成できるプロンプト例もあるので、AI画像をはじめて作る方にもおすすめです。

Whisk

GoogleのAIツールWhiskは、Nano BananaとVeo 3を搭載した高品質なAI画像を生成するサイトです。画像生成は約10秒で2枚と高速で、AIチャット経由の画像編集・動画生成もできます。

加えて、公式サイトからDiscordに即アクセスできるので、作品共有や情報交換に最適です。なお、無料回数の明記はありませんが、今回試した際は10回を超えても無料で利用できました。

Gemini

GoogleのGeminiは、2025年8月から高性能な画像生成モデル「Nano Banana(Gemini 2.5 Flash Imageの愛称)」を搭載しています。この機能は、従来のAIが苦手とした同一キャラクターの見た目の一貫性を、ポーズや衣装を変えても高精度で維持できる点が特徴です。

さらに、チャット形式で「この部分だけ修正」といったピンポイントな編集も対応。Geminiの画面から無料で利用できるので、Geminiを利用している方はもちろん、Googleアカウントを持っている方も登録不要・ログインなしで利用できます。

ImageFX

ImageFXは、テキストからの画像生成に加え、画像・動画の生成にも対応するGoogleの生成AIサイトです。Googleアカウントがあれば登録、ログイン不要で利用でき、約10秒で4枚の独自の画像を生成します。

無料枠は公式に明示されていませんが、今回試したところ50回(200枚)を超えても無料でAI画像を生成可能であったため、AI画像の無料制限を気にせず利用したい方に最適です。

Recraft

Recraftは、ベクター画像やイラストに特化したAI画像の生成サイトです。ベクター形式で画像を生成するため、出力後に色を自由に変更できます。これにより、資料やデザイン素材に合わせて「青を黒っぽく」「赤に変更」といった細かな調整が容易に行えます。

1回の生成につき2枚AI画像を生成し、生成時間は約10秒。利用開始時には60クレジット(60枚)の無料枠があり、その後毎日30クレジット付与されます。

Bing Image Creator

Bing Image Creatorは、GPT-4oを活用した高性能な画像生成ツールです。生成された画像はChatGPTの画風に近く、縦横比を3種類から選べるため、ChatGPTユーザーが画風を維持しつつサイズ調整したい場合にも最適です。

生成時間は30秒~1分ほどかかり、1回につき1枚生成されます。無料回数に明記はないものの、今回AI画像を生成した際には10回を超えても無料で使えました

Bing

Copilotは、Microsoftの検索画面からワンクリックで画像生成へ移行でき、ログインや登録が不要ですぐに利用を開始できます。

生成は1回につき1枚ですが、1日約10枚以上は対応可能です(公式上限は非公開)。短時間の連続生成には制限がかかる場合がありますが、手軽にAI画像を試したい方に最適なツールです。

AI画像を無料で生成する方法

続いて、実際に無料でAI画像を生成する方法をお伝えしましょう。ここでは、Canvaの無料サービスを使ったAI画像の生成方法をお伝えします。

  1. Canvaの公式サイトにアクセスして「Canva AI」をクリックAI画像を無料で生成する方法
  2. プロンプトを入力して矢印マークをクリックAI画像を無料で生成する方法
  3. 4枚のAI画像を生成AI画像を無料で生成する方法
  4. 画像のダウンロードマーク、もしくは編集をクリック

これで、AI画像の生成は完了です。生成したAI画像をさらに加工したいという場合「編集」を選ぶと、そのままAI画像を用途に合わせて加工できます。

出展:Canva

AI画像を無料で生成する際の注意点

AI画像のサイトを無料で利用する際は、以下の点に十分注意が必要です。

無料・自動課金の確認

AI画像の無料サイトを使う場合、無料枠と自動課金を確認しましょう。
多くのサービスでは、無料枠の上限(枚数など)が設定されており、それを超えると有料プランへの移行を促されます。また、無料お試し期間を設けているサービスでは、期間超過後に自動で有料プランに移行し、課金が発生するケースがあるので注意が必要です。

商用利用の可否と規約の確認

AI画像の商用利用にも注意が必要です。AI画像は商用利用を禁止しているサービスが多く、中には、無料プランのみ商用利用不可としているケースも存在します。

ネット上の情報は古い場合や誤っている場合があるため、必ず利用するサービスの公式規約で商用利用の有無を確認しましょう。公式規約を最優先に確認することが重要です。

著作権と権利侵害のリスク

生成されたAI画像の著作権侵害には注意が必要です。
近年は、既存キャラクターの名称をプロンプトに記述すると自動でブロックするサイトも増えていますが、すべてが当てはまるわけではありません。また、写真をアップロードしてAI画像を生成するサービスを利用する場合、著作権を持つ画像を使ってAI画像を生成し、それを商用利用するのは避けましょう。

著作権侵害の基準は「依拠性」と「類似性」です。つまり、「オリジナルの作品と本質的な特徴が似ている」と感じる画像であれば、著作権侵害の恐れが高いと考えると良いでしょう。

著作権については以下の記事で詳しく解説しているので、安全にAI画像を使うためにも、ぜひこちらをご参照ください。

【2025】ChatGPTで著作権侵害しないためには?ビジネス利用する際のポイント

AI画像を生成できる無料サイトまとめ

AI画像を生成できるサイトは近年急速に増え、もともとあったサイトも大きく進化しました。その結果、多くのサイトが以前はできなかった画像サイズの調整や、画像イメージの指定に対応しています。

手軽で身近になった反面、利用の際には著作権や商用利用の可否などを必ず確認するというユーザーの姿勢も問われます。また、サイトによってサービスの質も異なるため、ぜひ本記事を参考にご自身に合った信頼できる画像生成AIサイトをご利用ください。

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