Canvaが創業以来最大級のアップデート「Canva AI 2.0」を発表し、デザインの常識が大きく変わりはじめています。しかし、Canvaの生成AIでは実際に何ができるのでしょうか。生成AIが作った画像や動画の仕上がりも気になるところです。
この記事では、進化したCanvaの生成AIを、動画、画像を使いながら実例をとともにお伝えします。「Canvaの生成AIの魅力を具体的に知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
Canvaの生成AIとは?

Canvaの生成AIとは、画像・文章・動画などのコンテンツ制作を生成AIがサポートしてくれるAI機能のことです。
Canvaの生成AIは、SNS投稿・プレゼン資料・Webコンテンツ作成など、使えるシーンも幅広く、さらにテキストで指示を出すだけの簡単操作、見やすく使いやすいユーザーインターフェースもCanvaの生成AIならではです。
2026年4月には大型アップデート「Canva AI 2.0」も発表され、CanvaはデザインツールからAIクリエイティブツールへと進化を続けています。
Canva AI 2.0とは?
Canva AI 2.0は、「デザイン作業を指示するだけ」の新クリエイティブ基盤です。会話や音声でイメージを伝えるだけで、AIが構成案から完成デザインまでを自動生成します。例えば、
- SNSキャンペーンやプレゼン資料をまとめて自動作成
- AIと会話しながらデザインを細かく編集
- Slack・Gmail・Google Driveなど外部ツールと連携
- 情報収集や投稿予約などの作業も自動化
なども可能です。さらに、ユーザーのブランドカラーや制作スタイルを学習する「カスタムメモリー」により、使えば使うほど「自分専用のオリジナルツール」へと進化していきます。
進化の早いCanvaの機能を効率的に身につけよう!
Canva AI 2.0の登場で、Canvaのデザイン制作は手動から自動化のフェーズに突入しています。こうした最新機能を使いこなすには、基礎から段階的にステップアップすることが重要です。
Canva基礎セミナーは、Canvaの基礎操作からスタートし、CanvaAIを用いたオリジナルテンプレート作成、ChatGPT・Claude・MCPなど外部生成AIとの連携までまとめて学べます。復習に最適な「Canva完全攻略セミナーガイド」も無料でもらえるお得なカリキュラムです。
Canvaの生成AIでできること
続いて、Canvaの生成AIでできることをお伝えします。Canvaの生成AIは無料と有料プランでできることが異なるので、それぞれの生成AI機能を表で一覧比較してみましょう。
| 機能名 | 無料プラン | Canva Pro | できること |
|---|---|---|---|
| チャット機能 | ◯ | ◯ | AIとチャットでデザイン案を構築 |
| マジック作文 | ◯ | ◯ | キャッチコピー・長文などを作成 |
| マジックグラフ | ◯ | ◯ | データ入力で多彩なグラフを提示 |
| モックアップ | ◯ | ◯ | ボトルなどの立体画像にはめ込み |
| 写真・動画生成 | ◯ | ◯ | 写真・言葉から画像や動画を生成 |
| 音声生成 | ◯ | ◯ | 言葉からナレーションやBGMを生成 |
| マジックリサイズ | ー | ◯ | バナーなど異なるサイズへ変換 |
| 写真背景透過 | ー | ◯ | 背景をワンクリックで削除 |
| マジック消しゴム | ー | ◯ | 写真の不要物だけを消去 |
| AI背景生成 | ー | ◯ | 被写体に適した新背景を生成 |
その他にも、デザインの質感をガラリと変えるマジック変身やマジック切り抜き、スライド生成、AI自動翻訳など、Canvaの生成AIは多彩な機能を搭載しています。
以下の記事では、Canvaの生成AI機能の一つ・スライド生成の使い方をご紹介しています。ぜひこちらも合わせてチェックして、Canvaで何ができるかを具体的にお確かめください。
Canvaの生成AIの料金プランと無料枠
Canvaの生成AI機能は、プランによってAIの生成回数や選べるクオリティ(画質・品質)の上限が細かく分かれています。詳しくは、以下の表をご参照ください。
| プラン名 | 年額料金 | 標準品質 | 高品質 | 最高品質 | 対象ユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| 無料 | 0円 | 最大200回 | 最大20回 | 利用不可 | 初めて使う方 |
| Canvaプロ | 8,300円 | 無料の約10倍 | 無料の約10倍 | 最大20回 | 個人事業主 |
| Canvaビジネス | 18,800円 | 無料の約20倍 | 無料の約20倍 | 最大40回 | チームや企業 |
| Canvaエンタープライズ | 要問合せ | 無料の約20倍 | 無料の約20倍 | 最大40回 | 大規模組織 |
参照:Canvaの料金プラン
Canvaの生成AIを無駄なく使うためにも、料金プランや無料枠は必ず押さえておきましょう。
Canvaの生成AI画像・動画は商用利用できる?
結論からいうと、Canvaの生成AIで作成した画像や動画は、規約に準拠した合法的な目的であれば商用利用が可能です。
Canvaの規約では、AIに指示したデータ(入力)や、出来上がった画像・動画(出力)の所有権はユーザー自身に帰属すると明記されています。所有権についての規約は、以下の引用をご参照ください。
お客様とCanvaとの関係において、かつ適用法で認められる最大限の範囲において、入力に関する所有権はお客様が保持し、出力の所有権もお客様に帰属します。
お客様は、本規約に準拠し、自己責任で使用することに同意する限りにおいて、ご自身が所有する出力を法的な目的に使用することができます。
このように、規約を守って自己責任で使用するのであれば、Canvaの生成AIコンテンツをビジネスや商業目的で使うことは認められています。
Canvaの生成AIの動画の使い方
では、Canvaを使った生成AIの動画制作の使い方をご紹介します。Canvaの動画に関連する生成AI機能は、主にCanva AIとマジック生成があります。
ここでは、CanvaAIでの一般的な動画、マジック生成を使った人気の3分割動画の2パターンの使い方を紹介します。
Canva AIの動画制作の使い方
まずは、Canvaの生成AIを代表するCanva AIで動画を作ってみます。
- Canvaにアクセスして、Canva AIをクリック

- プロンプト欄に「猫が散歩している動画 リアルな写真風 プレミアム品質モデル」と指示
(プレミアム品質を指定することでより美しい動画を生成)
- 約2分で5秒の動画を生成
- 「猫の姿を鮮明に、リアルな写真風を強調して」と追加指示

- 修正した動画を生成
Canvaの生成AI・「Canva AI」なら、このように追加で修正指示を出すことも可能です。ぜひ上記の動画を見て、指示に合った修正ができているかをご確認ください。
マジック生成の3分割動画の使い方
次は、Canvaのもう一つの生成AI機能・マジック生成での3分割動画の使い方をご紹介します。
生成AIで作った3分割動画は今SNSで人気で、3つの動画が同時に動くので、商品紹介・旅行Vlogなど、1本の動画で複数の魅力をまとめて見せたいときに最適です。
- Canva 動画生成AI-無料でテキストから動画を生成にアクセス
- 「今すぐAIで動画生成」をクリック

- プロンプト入力欄に動画の内容を入力→「動画を生成」をクリック

- 動画生成が完了したら、右の枠内にドラッグ&ドロップ

- 同じ手順で3つの動画を入力したら、画面右上の「共有」→ダウンロード
(SNSの共有も可能)
- MP4形式の動画をダウンロード
SNS向けの縦長の動画なので、ぜひ視聴の際は音声調整機能の横「四角のアイコン」を使い、フルスクリーンで全体像をご確認ください。
Canvaの生成AIの画像の作り方
続いて、Canvaの生成AI画像を作る方法をご紹介します。Canvaの生成AI画像も Canva AIとマジック生成などが使えますが、ここでは、Canva AIを使って画像を生成します。
- 先ほどの動画と同じ手順で「Canva AI」を開く
- プロンプトを入力して、右の矢印アイコンで送信
(例:20代日本人女性 おしゃれなカフェでコーヒーを飲んでいる リアルで高品質な写真)
- 4枚の画像を生成→追加で修正依頼
(カフェの店内はポップで明るい雰囲気にしてください)
- 修正内容を反映した画像を生成

- 拡大したCanvaの生成AI画像

なお、生成AIの画像は、デフォルトで「高品質」モードが指定されています。
Canvaの生成AI画像の無料枠は、「高品質」の上限が20回(1度で4回分=4枚消費)なので、練習する場合はプロンプト入力欄の「+」をクリックして「標準」モードに切り替えておきましょう。
「Canvaの画像生成AI以外もチェックしたい」という方は、以下の記事をご参照ください。複数のおすすめ生成AIツールの紹介、および基本的な使い方を解説しています。
Canva×生成AIでプロのクリエイターを目指そう!
ここまで、Canvaの生成AIを使った動画と画像の基本的な作り方を見て、Canvaの生成AI機能のすごさと手軽さを実感いただけたかと思います。しかし、今回ご紹介した手順や機能は、膨大なCanva AIのほんの入り口に過ぎません。
「もっとクオリティの高いデザインに仕上げたい」「AIを駆使した業務効率化スキルを身につけたい」という方には、基礎から応用スキルまで短期で学べるCanva基礎セミナーがおすすめです。Canva基礎セミナーでは、
- Canvaの基礎操作と画面構成
- 「マジック消しゴム」や「背景削除」を使った画像修正
- 「マジック生成(イラスト)」や「マジック切り抜き」の活用術
- AIアシスタントでの広告タイトル作成
- BGM・効果音の追加方法・動画投稿
- 各種生成AI(ChatGPT、Claudeなど)との高度な連携
など、基礎から実践スキル、最新の生成AI活用法まで網羅します。その場で手を動かすハンズオン形式は、「実務で使えるプロのクリエイターを目指したい」という初心者の方にも最適です。
セミナー名 Canva基礎セミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
Canvaの生成AIを使う際の注意点
Canvaでは、生成AIを使うユーザーに向けて規約の「免責事項」で利用者が負うべき責任が明記されています。ここでは、Canvaの生成AIを使う際に知っておきたい注意点を、このCanvaの利用規約をもとに解説しましょう。
- 出力した内容の正確性は保証されていない
- トラブルが発生してもすべて自己責任になる
- ビジネス利用では専門家へ確認を取る
①出力した内容の正確性は保証されていない
Canvaの生成AIが出力する内容は、事実と異なる情報が含まれるケースがあります。Canvaの規約でも、以下のように明記されています。
出力について、Canvaはその正確性を検証しておらず、またCanvaの見解を示すものでもありません。
つまり、生成AIがデザイン内に自動生成したテキスト(説明文やキャッチコピー)を、Canva側は一切チェックしていないということです。間違いに対する保証はないため、デザインを公開・使用する前に、必ず自分で正確性のチェックを行ってください。
②トラブルが発生してもすべて自己責任になる
Canvaでは、生成AIの画像や動画を商用で使い、トラブルや損害が生じた場合でも、Canvaは一切の責任を負わないとも明示しています。
出力の使用により生じるいかなる事象について、または出力に含まれるいかなる不作為またはエラーについて、一切の責任を負いません。出力の使用時の正確性や適切性を評価する責任は全面的にお客様にあります。
例えば、著作権を侵害するような類似コンテンツを商用利用した場合、著作権違反に問われるのは生成者本人です。著作権侵害が不安なときは、Googleアプリのカメラ機能(Googleレンズ)などを使い、似たような画像や既存のロゴがネット上に存在しないか確認するとよいでしょう。
③ビジネス利用では専門家へ確認を取る
Canvaでは、生成AIのアドバイスをそのまま鵜呑みにしないことが推奨されています。特にビジネス利用の場合は、専門家による確認が強く推奨されています。
出力に含まれる助言に基づいて行動する場合、出力の正確さに依拠する場合、または出力を商業目的で使用する場合、その前に専門家による独立した助言を受けることをお勧めします。
判断がわからない場合は、「判断を誤ると重大な影響が出る分野」を目安にするとよいでしょう。一般的には、
- 法律(契約書・規約・免責文など)
- 医療(診断、治療、薬の説明など)
- 美容(施術説明、成分の安全性など)
のような分野は専門家の監修が必要です。
引用元:AIサービスに関する利用規約
Canvaの生成AIについてまとめ
Canvaの生成AIは、これまでの「マジック生成」に加え、「Canva AI」や「Canva AI 2.0」の登場によって、画像生成・資料作成・動画編集・アイデア提案まで行える生成AIクリエイティブツールへと進化しています。
このように、Canvaの生成AI機能はアップデートのスピードも早く、この進化を独学だけで追い続けるのは大変です。「最新の生成AI機能を効率よく学びたい」という方は、セミナーを活用して実践的にスキルを身につけてみてください。














