会社や店舗などのロゴを作りたいものの、デザインの知識がなく、どこから始めればよいか迷う人は多いでしょう。ロゴ生成AIを使えば、配色やモチーフなどを伝えるだけで、AIで複数のデザイン案を短時間で作成できます。
本記事では、おすすめのロゴ生成AIを紹介するとともに、選び方や作り方のポイントなどを解説します。ぜひ、ロゴ作りの参考にしてください。
ロゴ生成AIとは

ロゴ生成AIとは、会社名・サービス名・業種・デザインの雰囲気などを入力すると、AIが条件に沿ったロゴ案を作成してくれるツールです。専門的なデザインソフトを操作できなくても、複数の案をAIが効率的に生成・比較できます。
ただし、完成品を一度で作るのではなく、AIでの作成・比較・修正を繰り返すことで、自分が納得できるロゴの完成を目指す方法が一般的です。
ロゴ生成AIのおすすめ6選
それでは、ロゴの制作が可能なおすすめの生成AIツールを紹介します。無料版の有無やサービスの特徴などを比較してみましょう。
| AIツール | 無料利用の目安 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | 無料版でも利用可能・回数制限あり | 対話しながらロゴ案の生成・修正ができる | コンセプトやデザインの方向性から相談したい人 |
| Canva | 無料プランあり | テンプレート・日本語フォント・編集機能が豊富 | ロゴを名刺・SNS画像・チラシなどにも展開したい人 |
| Adobe Express | 無料利用可能・生成クレジットを使用 | スタイルを選んでロゴを生成。文字・色・配置を編集できる | Adobe製品に慣れている人・生成後も細かく調整したい人 |
| MiriCanvas | 無料クレジットあり | プロンプト・参考画像・テンプレートを使って生成できる | 日本語画面でロゴを生成・編集したい人 |
| Looka | 生成・編集は無料・ダウンロードは有料 | ロゴからSNS素材・名刺・ブランドキットまで作成できる | ブランド全体のデザインを統一したい人 |
| Wixel | 無料プランあり | AIと手動の編集を組み合わせ、PNG・SVGなどで出力できる | ロゴ案の生成から実用データへの仕上げまで行いたい人 |
それぞれのサービスについて、詳しく紹介します。
ChatGPT|対話しながらロゴの方向性を考えられる

引用:ChatGPT
ChatGPTは代表的な生成AIツールであり希望する条件を文章で伝えて、生成結果を確認しながら修正が可能です。例えば「もっとモチーフを簡略化したい」「配色を濃紺と水色に変えたい」など、会話形式で調整しながらロゴ生成を進められます。
無料版でも画像生成を利用できますが、画像作成には利用回数の制限があるので注意しましょう。複数案を続けて作る場合は、上限に達する可能性を考慮しながら、使いどころを考えることが大切です。
ChatGPTの使い方を本格的に学ぶには、セミナーの利用もおすすめです。プロンプトの作り方や画像生成の方法など、この機会に体系的に学んでみましょう。
Canva|生成後の編集やデザイン展開がしやすい

引用:Canva
Canvaでは、AI Logo Generatorとドラッグ&ドロップ式のエディターにより、ロゴ生成が可能です。ロゴ案を作成した後に、フォント・配色・レイアウトを調整できます。名刺・SNS画像・チラシなどに展開しやすいのも魅力です。
デザインテンプレートやアイコン・図形などの素材も豊富に用意されているため、生成したロゴを基に細かな装飾を加えられます。専門的なデザインソフトを使った経験が少ない人でも、完成イメージを確認しながら編集を進められます。
なお、CanvaでAIによる画像を生成する際のポイントに関しては、以下の記事で詳しく解説しています。こちらを参考にしてください。
Adobe Express|スタイルを選んでロゴ案を作成できる
Adobe Expressは、作りたいロゴのイメージを文章で入力し、好みのスタイルを選んで複数のデザイン案を生成できます。AIで一からロゴ生成をするだけではなく、豊富なロゴのテンプレートを基に、制作を始めることも可能です。
さらに生成後は、文字・色・アイコン・配置などをエディター上で調整できます。完成したロゴをSNS投稿・名刺・チラシなどへ展開しやすいため、ロゴ制作以外のデザイン作業も同じ環境で進めたい方に向いています。
MiriCanvas|日本語画面でロゴを生成・編集できる

引用:MiriCanvas
MiriCanvasは、シンボルロゴ・カリグラフィーロゴなどからスタイルを選択し、プロンプトや参考画像を使って生成できるサービスで、レイアウト・サイズ・余白などの編集も可能です。生成したロゴは、文字・配色・背景・配置を編集画面で調整できます。
豊富なテンプレートも用意されているため、デザインの方向性が決まっていない場合でも、完成イメージを確認しながら制作を進められます。毎日一定数の無料クレジットが付与されるので、気軽に生成を始めてみましょう。
Looka|ロゴからブランドキットまで作成できる

引用:Looka
Lookaは、会社名や好みのスタイル・色・シンボルなどを選んで、複数のロゴ案を生成して比較できます。ロゴ生成と編集は無料で試せますが、完成データのダウンロードには購入が必要となります。
生成されたロゴは、フォント・配色・レイアウト・シンボルなどを編集できるため、ブランドのイメージに合わせて細かく調整できます。ロゴを基に、名刺・SNS用画像・レターヘッドなどのデザインへ展開できるのも特徴です。
Wixel|AI生成と手動編集を組み合わせられる

引用:Wixel
Wixelは、Wixが提供するAIデザインプラットフォームです。事業名や業種・雰囲気などを入力すると、AIがロゴを提案してくれます。さらに、フォントや色・アイコンごとの編集も可能です。
生成された複数のデザインを比較しながら、ブランドのイメージに近い案を選べます。テンプレートを活用した調整にも対応しているため、AIによるデザインの経験が少ない人でも、スムーズに作業を進められるサービスです。
ロゴ生成AIツールの選び方

ロゴ生成AIは、ツールによって生成方法・編集機能・出力形式などが異なります。利用するサービスを選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。
- 料金や商用利用の条件はどうなっているか
- 日本語の文字やフォントを編集できるか
- 生成後にデザインを調整できるか
- 必要なファイル形式でダウンロードできるか
完成後の使い方まで考えて、自分に合ったサービスを選びましょう。
料金や商用利用の条件はどうなっているか
ロゴ生成AIを選ぶ際には、作成したデザインを商用利用できるか、きちんと確認する必要があります。無料で生成できても、高解像度データのダウンロードや背景透過などに、料金が発生する場合があるので注意しましょう。
また、無料プランと有料プランでは、利用できる素材やフォント・機能などが異なることもあります。ロゴを広告・商品・Webサイトなどに使用する場合は、各AIツールの利用規約やライセンス条件を、事前にチェックしておきましょう。
日本語の文字やフォントを編集できるか
日本語の会社名や店舗名をロゴに入れる場合は、文字を後から編集できるツールが便利です。画像生成AIで文字を作る場合は、表記・字形・文字間隔が意図に沿って生成しやすいか確認しましょう。
なお、ロゴのシンボルマークだけをAIで生成し、会社名はデザインツールで入力し直す方法などもおすすめです。文字部分だけを分けてロゴ生成を進めれば、誤字の修正やフォントの変更も容易になります。
生成後にデザインを調整できるか
AIによるロゴ生成では、成果物をそのまま採用せず、ブランドの目的に合わせて調整することが大切です。色やフォント・アイコン・配置する場所など、後から簡単に変更できるツールがおすすめです。
また、複数のデザイン案を並べて比較できる機能があると、イメージに近いロゴを選びやすくなります。編集履歴を残せるAIツールであれば、試行錯誤を重ねつつ、自分に合ったデザインに調整しやすいでしょう。
必要なファイル形式でダウンロードできるか
必要なファイル形式でダウンロードできるかも、ロゴ生成AIを選択する際の重要なポイントの一つです。
WebサイトやSNSにロゴを掲載する場合、PNGや透過PNGが使いやすい形式です。一方、印刷物や大きな看板などの場合は、拡大しても輪郭が崩れにくいSVGなど、ベクター形式でのダウンロードが適しています。
なお、無料プランでは、形式・解像度・背景透過が制限される場合があります。ロゴ生成に関する機能だけではなく、ダウンロードの条件まで確認しましょう。
AIによるロゴ生成ならセミナーの受講もおすすめ

ロゴ生成で思い通りの結果を得るには、AIに目的や条件や分かりやすく伝えて、出力を確認しながら修正するスキルが必要です。
独学でAIに与えるプロンプトの作り方などを学ぶのも有効ですが、セミナーで体系的に学ぶことで、指示の組み立て方や出力結果の改善方法などを、効率よく身に付けられます。
ChatGPTセミナー講座では、生成AIによる業務効率化を短期間のハンズオン形式で学べます。プロンプトエンジニアリングや文章作成・要約・AIエージェントに関する知識などを、体系的に学びたい人におすすめです。
| セミナー名 | ChatGPTセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
AIで生成したロゴを使用する際の注意点

AIで作成したロゴを公開・販売・広告などに使用する場合は、以下の点にも注意する必要があります。
- 既存のロゴや商標に似ていないか確認する
- AIが生成したデザインをそのまま使用しない
利用規約や権利関係を確認し、生成されたデザインをそのまま採用せず、既存ロゴとの類似や文字・形の不自然さなども、しっかりチェックして修正しましょう。
既存のロゴや商標に似ていないか確認する
AIによるロゴ生成の結果、既存企業のロゴと似た成果物が出来上がる可能性があります。特定の企業や、ブランド・キャラクターを模倣するようなプロンプトは避けましょう。
さらに、AIの生成後は画像検索や商標検索により、成果物が既存のロゴに似ていないかチェックすることが大事です。商標についてはJ-PlatPatを利用すると、商標名や読み方などから、出願・登録情報を検索できます。うまく利用して他者の権利を侵害しないように注意しましょう。
なお、ロゴ生成や画像生成のためのプロンプトの作り方に関しては、以下の記事で解説しています。こちらも参考にしてください。
AIが生成したデザインをそのまま使用しない
AIによるロゴ生成には、文字の誤りや不自然な線・装飾などが残っている場合があります。画像が生成されたらそのまま利用せず、小さいサイズでも判別できるか、白黒印刷でも意味が伝わるかを確認しましょう。
また、Webサイト・SNS・名刺・看板など、使用する媒体によってロゴの見え方は異なります。テキストの視認性や、拡大・縮小した際に細部が崩れないかも確認し、適宜文字や線の太さ・余白・配色などを調整しましょう。
ロゴ生成AIを活用してデザイン作業を効率化しよう
ロゴ生成AIを使えば、デザイン経験が少ない人でも、スムーズに複数のロゴ案を作り、比較・検討できるようになります。
まずは、ロゴの使用目的・ターゲット・与えたい印象などを整理し、自分に合ったAIのロゴ生成ツールを使ってみましょう。生成されたロゴは、既存の商標や画像との類似性をきちんと確認し、文字・配色・レイアウトなどを調整した上で、安全に使用してください。






