【2025】AWSを学べる本おすすめ14選!初心者から上級者・認定資格向けまでジャンルごとに紹介

AWSはトヨタやパナソニックといった大手企業が次々と導入し、AWS認定資格の評価もますます高まってきました。AWSユーザーの増加に伴い、AWS関連の本も数多くリリースされています。

この記事では、AWSを学べるおすすめの本を14冊厳選しました。

初心者から上級者、そしてAWS認定資格取得を目指す方まで、レベルや目的に合わせて最適な書籍を選べるよう、ジャンル別に紹介します。本を使ってAWSスキルアップを目指している方はぜひ参考にしてください。

AWSを学べる本とは?

AWSを学べる本とは?

AWSを学べる本とは、AWSの基礎知識から実践的な技術、資格対策まで学べる書籍のことです。

多くの企業がAWSを導入する昨今、AWSエンジニアは求人市場では「引く手あまた」の状態で、現代社会を支える重要なスキルの一つとして広く認知されています。

AWSの書籍の特徴

AWS関連書籍は学習者のニーズに応えるべく、多種多様なラインナップで展開されています。

例えば、豊富な図解で視覚的に学習する初心者向けの本、クラウドプラクティショナーやソリューションアーキテクトなどのAWS認定資格試験対策用の本、サーバーレスやコンテナ、マイクロサービスといった最新技術に対応した専門書などがあります。

リリースされている数も多いため、多彩な選択肢から選べるのも魅力といえるでしょう。

AWS認定資格で人気のクラウドプラクティショナーについては、以下の記事で詳しく解説しています。試験形式や試験内容もお伝えしているので、どのような資格か知りたい方もぜひ参考にしてください。

【2025】AWS クラウドプラクティショナーとは?資格の概要から学習方法まで徹底解説

AWSとは

AWSは、Amazonが提供するクラウドサービスです。AWSを使うと、サーバーやデータベースなどのITインフラをインターネット経由で必要な分だけ利用できます。

例えば、映画を観るためにDVDやプレイヤーを買うのではなく、Netflixのような配信サービスで手元に何もなくても視聴できるのと同じ感覚です。AWSを使えば、高価なIT設備を購入しなくても同様のサービスを得られます。

AWSは、今例に挙げたNetflixやメルカリ、PayPayなどの大手企業も利用しており、実は私たちも知らないうちにAWSのサービスを使っているのです。

AWSは以下の記事で詳しく解説しているので、合わせて読んで理解を深めてみてください。

【2025】AWSとは?できることやメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説

AWS初心者向けの学習本

AWS初心者向けの学習本

はじめに、AWS初心者向けの本をご紹介します。
まずは、以下の表でそれぞれの本の価格や内容を比較してみてください。

本の名称主な内容出版日価格
AWS1年生クラウドのしくみ
  • 会話形式で楽しく学べる
  • AWSサービス一覧表付
2024/3/13
  • 2,178円
  • 1,960円
    (電子書籍)
いちばんやさしい新しいAWSの教本
  • 運用・導入の勘所を解説
  • PDF版特典付き
2023/6/14
  • 2,178円
  • 0円
    (電子書籍)
図解 AWSの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる
  • 60超のサービス紹介
  • オールカラー紙面
2022/2/2
  • 2,200円
  • 0円
    (電子書籍)
図解まるわかり AWSのしくみ
  • AWSの概要を網羅
  • 最新動向もリアルに解説
2022/5/23
  • 1,848円
  • 1,663円
    (電子書籍)
AWSハンズオンブック (インフラ入門編): 後悔しないための入門書
  • ハンズオン形式で学習
  • クラウドネイティブ対応
2022/11/18
  • 2,970円
  • 0円
    (電子書籍)

①AWS1年生 クラウドのしくみ

AWS1年生クラウドのしくみ
引用元:Amazon

こちらは、カワウソ先生とヒナタちゃんとの会話形式で、難しいクラウドの仕組みを楽しく学べる本です。サーバー、データ保存、基本サービスまで網羅し、まるで友達と話すように自然に理解できます。

200以上あるAWSサービスから本質的なものを厳選しているので、最初の一冊にも最適。口コミでは、「AWSサービスの全容がよく分かった」「可愛いイラストでとっつきやすかった」などの声が寄せられています。

②いちばんやさしい新しいAWSの教本

いちばんやさしい新しいAWSの教本
引用元:Amazon

こちらは、AWSを初心者目線で丁寧に解説している本です。AWS導入支援の実績豊富な専門家が、複雑な技術を分かりやすく説明しています。

サーバーレスやCI/CDなど最新トレンドまで、豊富な図解とカラーページで学べるのも特徴。口コミでは「例え話がめちゃくちゃわかりやすい!」「知識がなくても理解できる」と大絶賛。PDF付きというお得な特典も魅力です。

③図解 AWSの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる

図解 AWSの仕組みとサービスがたった1日でよくわかる
引用元:Amazon

こちらは、AWSのサーバー、ストレージ、セキュリティまで、60以上のサービスを豊富な図解で丁寧に解説します。ITの知識がない人でも、直感的に理解できるカラーページも魅力の本です。

口コミでは「3ヵ月で AWS認定資格を取得できた!」「仕事に必要な知識をすぐに理解できた」と大好評。徹底した初心者目線で作られた、AWS最高の入門書です。1日(24時間)でAWSの全体像をつかめるのも魅力です。

④図解まるわかり AWSのしくみ

図解まるわかり AWSのしくみ
引用元:Amazon

こちらは、AWSの複雑な仕組みを分かりやすく解説している本です。見開き形式で、イラストと解説を組み合わせ、クラウドの基本からサービスの特徴まで、実践的な内容を網羅しています。

口コミでは、「資格取るほどでもない、公式ドキュメント読みたくない人向け」「始め方の説明があるのでやってみたくなる」などの意見がありました。

⑤AWSハンズオンブック (インフラ入門編): 後悔しないための入門書

AWSハンズオンブック (インフラ入門編): 後悔しないための入門書
引用元:Amazon

こちらは、3週間でAWS開発をハンズオン形式でマスターする画期的な本です。実際の画面操作を元に解説し、クラウドネイティブ開発の基礎から実践的なスキルまで体系的に学べます。

口コミでは、「提案の精度が上がった」「買って後悔することは全くない」と高い評価を得ています。とにかく、見やすく記載内容が簡潔。手軽にAWSを学びたい方必見です。

AWS中級者向けの学習本

AWS中級者向けの学習本

続いて、AWSを学べる中級者向けの本をご紹介しましょう。
ここでは、初心者から中級者向けの本をピックアップしたので、初心者の方でも対応できる内容となっています。

本の名称主な内容出版日価格
AWS運用入門 押さえておきたいAWSの基本と運用ノウハウ
  • 現場で役立つ知識が満載
  • 新人エンジニア向け
2023/4/1
  • 3,300円
  • 2,970円
    (電子書籍)
Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
  • 図解で仕組みを学習
  • エンジニア1年生向け
2019/11/7
  • 2,178円
  • 2,137円
    (電子書籍)
Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築
  • UIや操作方法の改訂版
  • 読後はAWSを自分で構築
2023/5/3
  • 2,970円
  • 2,673円
    (電子書籍)

①AWS運用入門 押さえておきたいAWSの基本と運用ノウハウ

AWS運用入門 押さえておきたいAWSの基本と運用ノウハウ
引用元:Amazon

こちらは、システム運用の基礎から応用までを体系的に解説する初心者から中級者向けの本です。EC2、IAM、RDSなどの基本サービスから、バックアップ/リストア、セキュリティ統制まで、トップエンジニアの運用ノウハウを実践的に学べます。

口コミでは、「図解でわかりやすい」「効率的な運用手法が満載」と高評価が多く見られました。システム構築以外の重要ポイントもしっかり押さえた良書です。

②Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書
引用元:Amazon

こちらは、初心者から中級者を対象に、クラウドとネットワークの基礎から、サーバー、ストレージ、データベースサービスまで、AWSの全体像を丁寧に解説している本です。難しい用語や技術を図解でやさしく説明し、応用まで段階的に学べます。

口コミでは、「AWS認定試験の前準備に最適」「テキストの理解が格段に深まった」という喜びの声も見られました。

③Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築

Amazon Web Services基礎からのネットワーク&サーバー構築
引用元:Amazon

こちらは、クラウド環境でのインフラ構築を実践的に学べる本です。Amazon Linux2023を使用し、最新のAWSマネジメントコンソール操作から、サーバー構築、WordPress運用まで、基礎から応用まで解説します。

口コミでは、「モバイルアプリエンジニアでも簡単に理解できた」「基礎を学んでおけばスムーズに分かる」というコメントがありました。初心者からステップアップしたい技術者まで、実機を使いながら学べる充実の一冊です。

AWS上級者向けの学習本

AWS上級者向けの学習本

続いて、AWS経験者や上級者向けの専門書をご紹介します。

本の名称主な内容出版日価格
マルチテナントSaaSアーキテクチャの構築
  • Amazonベストセラー1位
  • SaaSの網羅的一冊
2025/1/174,950円
AWSクラウドネイティブデザインパターン (エンジニア選書)
  • クラウドネイティブを網羅
  • 内部の類型化パターンを解説
2024/8/193,080円
AWSインフラサービス活用大全[第2版]
  • インフラ構築実践ガイド
  • 多数の手法を網羅
2024/2/28
  • 5,170円
  • 5,067円
    (電子書籍)

①マルチテナントSaaSアーキテクチャの構築

マルチテナントSaaSアーキテクチャの構築
引用元:Amazon

こちらは、AWSなどのSaaSビジネスを技術と経営の両面から深く掘り下げた中・上級者向けの本です。コントロールプレーン、アプリケーションプレーンといった先進的な概念から、テナント分離、データパーティショニング、運用戦略まで、マルチテナントSaaSの全貌を学べます。

口コミでは、「SaaS開発の実践的なノウハウが満載」「ビジネスと技術の両面を理解できる」との評価を得ています。Amazonベストセラー1位を獲得したAWSエンジニア必携の一冊です。

②AWSクラウドネイティブデザインパターン(エンジニア選書)

AWSクラウドネイティブデザインパターン(エンジニア選書)
引用元:Amazon

こちらは、クラウドの本質的な活用を目指す中・上級エンジニア向けの本です。運用効率、レジリエンス、オブザーバビリティの3つの観点から、AWSの先進的なアーキテクチャパターンを体系的に解説。単なる移行ではなく、クラウドの真の価値を引き出す設計手法を学べます。

口コミでは、「実務で非常に役立った」「技術トレンドを押さえた実践的な内容」とのコメントがありました。「クラウドネイティブ」という言葉について知りたい方にもおすすめです。

③AWSインフラサービス活用大全[第2版]

AWSインフラサービス活用大全[第2版]
引用元:Amazon

こちらは、クラウドインフラの構築と運用を包括的に解説する「3rd Edition」の翻訳本です。サーバー、データストア、コンテナ技術、高信頼化まで、AWSの幅広いサービスを実践的に詳説。無料利用枠から本格運用まで、自動化指向のインフラ設計を徹底解説しています。

口コミでは、「未知のサービスを網羅的に学べる」「オフィスに一冊あると便利」「辞書的に使える」などの声がありました。18章からなる大ボリュームの一冊です。

上級者向けの本はセミナーの併用がおすすめ

上級者向けのAWS本を活用する際は、セミナーを併用すると難解な言葉や知識もスムーズに理解できます。AWSで始めるインフラ構築基礎セミナーは、わずか2日間でAWSの広範な知識を学べので、短期間で効率的に学びたい方にも最適です。

受講スタイルは、会場参加とオンラインの2種類から選択可能。「自分に合ったスタイルでAWSのスキルアップを目指したい」という方にもおすすめの学習サービスです。

AWS認定試験対策の学習本

AWS認定試験対策の学習本

AWSは、AWS公式認定資格取得に対応した本も数多くリリースされています。以下では、AWS公式認定資格取得を目指す方におすすめの本を3選ご紹介しましょう。

本の名称主な内容出版日価格
AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー 改訂第3版
  • Amazonベストセラー
  • 基本解説+練習問題
2024/3/28
  • 2,970円
  • 2,673円
    (電子書籍)
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト改訂第3版
  • SAA-C03試験に対応
  • 練習問題+模擬問題
2023/9/28
  • 2,680円
  • 2,675円
    (電子書籍)
AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト テキスト&問題集
  • テキスト+ハンズオン
  • テンプレファイル付き
2024/4/22
  • 2,860円
  • 2,574円
    (電子書籍)

①AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー改訂第3版

AWS認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー改訂第3版
引用元:Amazon

こちらは、AWS認定試験CLF-C02に完全対応したテキスト本です。クラウドの基本概念、セキュリティ、テクノロジーサービス、料金体系まで、合格に必要な知識を体系的に解説。AWS認定試験CLF-C02は、営業職など非エンジニアの方にも適した基礎的な資格です。

読者からは、「Webスキルビルダーのテストで高得点をとれた」「出題範囲を網羅している」と好評価を得ています。Amazonベストセラー・口コミ100の人気本です。

AWSクラウドプラクティショナーについては、以下の記事もご参照ください。試験の詳細やおすすめ学習方法についても解説しています。

【2025】AWS クラウドプラクティショナーとは?資格の概要から学習方法まで徹底解説

②AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト改訂第3版

AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト改訂第3版
引用元:Amazon

こちらは、先ほどお伝えしたAmazonベストセラーと同じシリーズで、SAA-C03試験に完全対応したテキスト本です。セキュリティ、弾力性、高性能、コスト最適化など、AWSアーキテクチャの本質的な設計スキルを、豊富な実例と練習問題で学習します。

口コミでは、「解説が分かりやすい」「問題数が若干少ない」などの評価がありました。実践スキルと試験対策のノウハウが凝縮された、システム設計プロフェッショナル向けの一冊です。

③AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト テキスト&問題集

AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト テキスト&問題集
引用元:Amazon

こちらは、SAA-C03合格に特化した初心者向けテキスト本です。AWS実践環境ガイド&テンプレートファイル付きで、ハンズオン学習を徹底サポート。サービス別・試験分野別の二部構成により、重要ポイントを絞り込んで学習できます。

口コミでは、「辞書的に活用している」「サービスごとに簡潔にまとまっている」とのコメントがありました。ダウンロード模試と章末問題で、実践的な試験対策ができる一冊です。

AWSを学べる本を選ぶポイント

AWSを学べる本を選ぶポイント

AWS関連の本はたくさんありますが、自分に合った一冊を見つけるためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。

ポイント①自分のレベルに合った本を選ぶ

AWSの学習時には、自分のレベルに合った本を選ぶことが重要です。AWSが初めてなら、専門用語が少なく図解が豊富で親しみやすい本からスタートしましょう。

逆に、基本知識がある方は、具体的な構築手順や実践的な設定方法が載っている本を選ぶと、効果的にスキルアップできます。

ポイント②学びたい分野を明確にする

事前にAWSで学びたい分野を明確にしておくこともポイントです。AWSにはサーバーの管理、データベース、セキュリティ、機械学習などさまざまな分野があります。

「とにかくAWSの全体像を知りたい」のか、「特定のサービスを詳しく学びたい」のかを意識すると、自分に合った本を見つけやすくなります

③実践スキルの必要性を検討する

AWSの本を使って学習をする際、実践的なスキルの必要性も検討しましょう。実践的な学習をしたい場合は、ハンズオン形式で解説されている本がおすすめです。

実際に手を動かしながら学べるので、サービスの仕組みがより深く理解できます。本の中で紹介されている手順を試しながら学習すると、知識定着度がグッと高まります。

④新しい本を選ぶ

AWSの本を使って学習をする場合、発行年をチェックして新しい本を選ぶことも大切です。AWSは頻繁にアップデートが行われるため、古い本だと情報が使えないこともあります。

特に、資格取得を目指している場合、シラバス変更も随時行われているので、できるだけ新しい本を選ぶようにしましょう。

⑤読みやすさも考慮する

「読みやすさ」も、AWSの本選びの際に重要です。同じ技術について書いている本でも、文章が難解、または説明が一本調子といった場合、途中で挫折しやすいです。

まずは、サンプルページを読み、本の雰囲気を事前にチェックしておきましょう。レビューで「分かりやすい」と評判の本を選ぶと、無理なく学習を続けられます。

AWSを学べる本についてまとめ

AWSを学ぶ本選びは、目的やレベルに合わせることで、より学習効果が高まります。楽しく学び進めるためにも、ぜひ本記事を参考に自分にピッタリな本を選んでみてください。

AWSで始めるインフラ構築基礎セミナーは基礎知識が必要なAWSの中・上級者向け本の学習サポートに最適です。2日間の短期集中講座なので、効率的に学習したい方にもおすすめの学習カリキュラムです。

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