「JavaScriptを学びたいけど、どの講習を選べばいいのかわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?Web開発の必須スキルとして、JavaScriptの需要は年々高まっています。しかし、独学では挫折しやすく、適切な講習を選ぶことが重要です。
本記事では、おすすめJavaScript講習10選を厳選し、選び方のポイントや習得できるスキルについて解説します。初心者向けから実務レベルまで、自分に最適な講習を見つけましょう。これからJavaScriptを学び、エンジニアとしてのスキルを伸ばしたい方は、ぜひ参考にしてください。
JavaScriptとは?
JavaScriptは、WebサイトやWebアプリの動的な動きを実現するプログラミング言語です。HTMLやCSSと組み合わせることで、ボタンのクリック、アニメーション、データの非同期通信などを可能にします。
特に、ReactやVueなどのライブラリ・フレームワークと併用することで、より高度なWeb開発が可能になります。また、最近ではサーバーサイド開発(Node.js)にも活用され、フルスタック開発ができる点も魅力です。初心者から上級者まで幅広く活用されています。
なお、JavaScriptについては以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
おすすめのJavaScript講習10選
ここでは、JavaScriptを学べる講習を厳選して紹介します。学習方法やサポート内容、受講形式は講習によって異なるため、自分の目的やスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。以下の公式情報に基づき、それぞれの講習の特徴を見ていきましょう。
講習名 | 受講料 | 受講形式 | カリキュラム | 特徴 |
---|---|---|---|---|
CODEPREPのJavaScript学習 | 基本無料(プレミアムプランは月額980円(税込) | オンライン(ブラウザ) |
|
|
ProgateのJavaScriptコース | 月額990円(税込)~(割引プランあり) | オンライン(ブラウザ, アプリ) |
|
|
侍テラコヤのJavaScript講座 | 月額2,980円(税込)~ 割引プランあり | オンライン |
|
|
株式会社インソースのJavaScriptプログラミング研修 | 4時間24,200円(税込) | オンライン |
|
|
TechAcademyのフロントエンドコース | 社会人: 251,900円(税込) 学生: 240,900円(税込) ※補助金制度あり | オンライン |
|
|
テックキャンプのJavaScript集中講座 | 657,800円 (税込) ※転職保証付き | オンラインクラス形式 | Webアプリ開発に必要な知識 |
|
WinスクールのJavaScriptプログラミング講座 | 113,300円(税込、入学金・教材費込) | オンライン, 対面 |
|
|
デジハリオンラインのJavaScript講座 | 68,200円(税込) | オンライン(オンデマンド動画) |
|
|
インターネット・アカデミーのJavaScript講座 | 261,360円(税込, 分割払い可) | ライブ授業, マンツーマン, オンデマンド |
|
|
UdemyのJavaScriptコース | 講座ごとに異なる (セール時1,200円台~) | オンライン(オンデマンド動画) |
|
|
①CODEPREPのJavaScript学習
CODEPREPは、オンラインで100種類以上のプログラミング教材を提供する学習サイトです。JavaScriptの基礎から応用までを「ブック」と呼ばれるコンテンツで学び、実践的な課題に取り組みながらスキルを身につけられます。
基本的に無料で学べますが、すべてのブックにアクセスするには月額980円のプレミアムプランが必要です。環境構築不要で、初心者でも手軽に学習を始められる点がメリットです。
②ProgateのJavaScriptコース
Progateは、初心者向けにスライド形式で学べるプログラミング学習サイトです。環境構築が不要で、ブラウザ上でコードを書きながら学べるため手軽に始められます。JavaScriptの基本文法や条件分岐、ループ、関数、オブジェクト操作などをステップアップ形式で学習できる点が特徴です。
受講料は月額990円からで、6ヶ月プラン(月額1,290円)や12ヶ月プラン(月額990円)などの割引プランも用意されています。スマホアプリからの学習も可能で、移動中でも効率的に学べるでしょう。
③侍テラコヤのJavaScript講座
侍テラコヤは、サブスクリプション型のオンラインプログラミングスクールで、現役エンジニアの指導を受けながら学べる点が特徴です。JavaScriptの基本から実践的なプロジェクトまで学べるカリキュラムが用意されており、個別指導も受けられます。
受講料は月額2,980円からで、半年定額割・年間定額割などの割引プランを活用すると最大40%の割引が適用されます。学習スケジュールの自由度が高く、自分のペースで学習できるのもメリットです。
④JavaScriptプログラミング研修(株式会社インソース)
インソースのJavaScriptプログラミング研修は、企業向けに設計された実践的な講座です。HTMLやCSSの基本を理解している受講者を対象に、JavaScriptの基本文法からDOM操作、jQueryの活用までを短期間で学べます。
受講形式はオンライン研修で、Visual Studio Codeを使いながら実践的なスキルを身につけられます。受講料は4時間22,000円(税別)となっており、短期間で効率的に学びたい方向けの研修です。
⑤TechAcademyフロントエンドコース
TechAcademyのフロントエンドコースは、JavaScriptを中心にフロントエンド開発の実践スキルを習得できる講座です。カリキュラムにはHTML/CSS、JavaScript/jQuery、Vue.js、Web APIなどが含まれ、オリジナルWebサービスの開発も行います。
受講形式はオンラインで、週2回のマンツーマンメンタリングがあり、現役エンジニアからフィードバックを受けながら学べるのが特徴です。受講料は社会人251,900円、学生240,900円で、補助金制度を活用すればさらに費用を抑えられます。
⑥テックキャンプのJavaScript集中講座
テックキャンプは、短期間で実践的なスキルを習得できるプログラミングスクールです。JavaScriptを活用したWebアプリ開発に必要な知識を学びながら、転職を目指す方にも対応したカリキュラムが用意されています。
受講形式はオンラインクラス形式で、短期集中コースと長期プランが選択可能です。受講料は657,800円と高額ですが、転職保証が付いており、キャリア支援が充実している点が魅力です。
⑦WinスクールのJavaScriptプログラミング講座
Winスクールは、全国に教室を展開するプログラミングスクールで、オンライン・対面の両方に対応しています。JavaScript講座では、基礎文法からDOM操作、非同期処理、実務で使えるスキルまで幅広く学べます。
受講料は113,300円(税込)で、入学金や教材費込みの料金設定です。90分×10回の集中講座形式で、個別指導があるため、自分のペースで学習を進められる点が特徴です。
⑧デジハリオンラインのJavaScript講座
デジハリオンラインは、Web制作やアプリ開発に特化した講座を提供するスクールです。JavaScript講座では、jQueryの活用やイベント処理、アニメーション制作など、クリエイティブな要素を含むカリキュラムが用意されています。
受講料は68,200円(税込)で、オンデマンド形式の動画授業を中心に学習を進めます。実践的な演習課題が豊富で、Webデザインとプログラミングの両方を学びたい方におすすめです。
⑨インターネット・アカデミーのJavaScript講座
インターネット・アカデミーでは、最新のWeb技術を学べるJavaScript講座を提供しています。Webアニメーションの制作やAPI連携を活用したWebアプリ開発など、実践的なスキルを習得できるカリキュラムが特徴です。
受講形式はライブ授業、マンツーマン指導、オンデマンド授業の組み合わせで、自分に合った学習スタイルを選べます。受講料は261,360円(税込)で、分割払いにも対応しています。
⑩UdemyのJavaScriptコース
Udemyは、世界最大級のオンライン学習プラットフォームで、さまざまなJavaScript講座が開催されています。初心者向けの基礎コースから、ReactやVue.jsを活用した実践的な開発講座まで幅広く学べるのが魅力です。
受講形式はオンデマンドの動画学習で、購入後は無期限でアクセス可能です。料金は講座ごとに異なりますが、定期的なセール時には1,200円台から受講できることもあります。
JavaScript講習を選ぶポイント
自分に最適なJavaScript講習を見つけるには、いくつかの重要なポイントを考慮する必要があります。以下の点をチェックして、あなたの目的やレベルに合った講習を選びましょう。
- 初心者向けか実務向けかを確認する
- 学習スタイルに合った受講形式を選ぶ
- 独学と講習の違いを理解する
- サポート体制の充実度をチェックする
- 企業研修向けの講習も活用できる
①初心者向けか実務向けかを確認する
JavaScript講習には、初心者向けと実務向けのコースがあります。初心者向けは基礎文法や簡単なアニメーション、DOM操作などを学ぶ内容が中心です。実務向けの講習では、ReactやVueなどのフレームワーク、API連携、セキュリティ対策など、現場で必要なスキルを学べます。
効率的にスキルを習得するには、自分の目的に合わせて適切な講習を選ぶことが大切です。
②学習スタイルに合った受講形式を選ぶ
JavaScript講習は「オンライン」「オフライン」の2種類があります。オンライン講習は場所を選ばず受講でき、動画教材やメンター制度を活用できます。オフライン講習は講師に直接質問でき、対面で学べるメリットがあります。また、マンツーマン形式で受講できる講習もあります。
受講する講習を決定する前に公式サイトを確認して、自分の学習スタイルにどの受講形式が合うかを考えておきましょう。
③独学と講習の違いを理解する
独学でもJavaScriptを学ぶことは可能ですが、講習を受けることで効率的に学習を進められます。独学は自分のペースで学べる反面、つまずいた際に解決までに時間がかかることがあります。
講習では、体系的なカリキュラムと講師のサポートがあるため、疑問をすぐに解決でき、短期間でスキルを習得しやすくなります。特に、実務レベルのスキルを目指す場合は講習を受講するのがおすすめです。
どうしてもJavaScriptを独学で習得したいという方は、以下の記事を参考にしてみてください。
④サポート体制の充実度をチェックする
講習の中には、学習中や修了後のサポートが充実しているものがあります。メンターによる質問対応や課題添削、就職・転職支援の有無などを確認することが大切です。
特に、未経験からエンジニア転職を目指す場合、ポートフォリオ制作や企業紹介のサポートがある講習を選ぶと、自分の理想を現実にできる可能性が高まります。
⑤企業研修向けの講習も活用できる
企業向けに提供されているJavaScript研修も選択肢のひとつです。企業研修向け講習では、業務課題を解決するための実践的なトレーニングが含まれることが多く、即戦力として活用できるスキルが身につきます。
JavaScript講習を受けると得られるスキル
JavaScript講習を受けることで、フロントエンド開発の基礎から応用まで幅広いスキルを習得できます。詳しくは以下で見ていきましょう。
- フロントエンド開発の基礎と応用
- JavaScriptを活用した動的なWebサイト構築
- ライブラリ・フレームワーク(React・Vueなど)の基礎
- API連携と非同期処理(Ajax・Fetch API)
- 開発環境の整備とバージョン管理(Git/GitHub)
①フロントエンド開発の基礎と応用
JavaScriptはフロントエンド開発に不可欠な言語です。講習では変数・関数・ループ処理といった基礎から、DOM操作やイベント処理、CSSとの連携など、より実践的なスキルを学べます。
さらに、ブラウザの動作を理解し、ユーザーの操作に応じたインタラクティブなサイトを作る方法も習得できます。基礎から応用まで体系的に学ぶことで、現場で即戦力となるスキルを磨けます。
②JavaScriptを活用した動的なWebサイト構築
静的なWebサイトに動きを加えるのがJavaScriptの役割です。クリックイベントでのメニュー表示、スライドショーの作成、フォーム入力のリアルタイムチェックなど、さまざまなインタラクションを実装できます。
また、アニメーションライブラリを活用し、視覚的に魅力的なサイトを構築する方法も学びます。講座を受講すれば実際にWebサイト制作をするワークもあるため、動的なUI/UXの設計・開発スキルを高められるでしょう。
③ライブラリ・フレームワーク(React・Vueなど)の基礎
最近のWeb開発では、ReactやVueなどのJavaScriptフレームワークが必須スキルとなっています。講習では、コンポーネントベースの開発手法や、状態管理の基本を学び、効率的なWebアプリケーションの構築方法を習得できます。
また、フレームワークごとの特徴や、どのようなプロジェクトに適しているのかを理解できるため、実務で適切に活用できるスキルを身につけられるでしょう。
④API連携と非同期処理(Ajax・Fetch API)
JavaScriptを用いたWeb開発では、外部サービスとのAPI連携が欠かせません。講習では、AjaxやFetch APIを使った非同期通信の基礎を学び、データの取得や送信をスムーズに行う方法を習得します。
たとえば、天気予報アプリや検索機能の実装を通じて、リアルタイムでデータを取得する技術を学ぶことができます。講座を受講すれば独学では難しい、より高度なWebアプリ開発が可能になります。
⑤開発環境の整備とバージョン管理(Git/GitHub)
JavaScript講習では、VS Codeなどのエディタの活用、パッケージ管理(npm/yarn)やビルドツールの導入など、開発環境の整備方法を学べます。
また、Git/GitHubを使ったバージョン管理の基本まで解説してくれる講座もあるため、チーム開発に必要なブランチ管理やプルリクエストの流れを習得でき、実務での開発フローをスムーズに進める力を養えます。
JavaScript講習修了後のキャリアパス
JavaScriptを習得すると、フロントエンドやバックエンドの開発に関わる職種に携われます。主なキャリアパスは以下の4つです。
- フロントエンドエンジニア
- バックエンドエンジニア
- フルスタックエンジニア
- Webデベロッパー
①フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアは、JavaScriptを活用してユーザーが直接触れるWebサイトやアプリのUIを開発する職種です。HTMLやCSSと組み合わせ、JavaScriptのDOM操作やイベント処理を駆使してインタラクティブな画面を構築します。
また、ReactやVueといったフレームワークを用いた開発スキルも求められ、デザインやユーザー体験を向上させる役割を担います。最近では、SPA(シングルページアプリケーション)の開発経験が重視される傾向にあり、JavaScript講習を受けることでその経験を培えるのです。
②バックエンドエンジニア
バックエンドエンジニアは、データベースやサーバー処理を担当し、Webサービスの裏側を支える開発を行う職種です。JavaScriptを活用する場合、Node.jsを用いてサーバーサイドのプログラムを作成し、APIの構築やデータ処理を行います。
また、MySQLやMongoDBなどのデータベース管理、セキュリティ対策、リクエスト処理の最適化なども業務範囲に含まれます。JavaScript講習を受講すれば、フロントエンドと連携しながら、スムーズなデータのやり取りを実現するスキルを習得できます。
③フルスタックエンジニア
フルスタックエンジニアは、フロントエンドとバックエンドの両方を担当し、Web開発全体を一貫して行うエンジニアです。スタートアップ企業や小規模プロジェクトで特に需要が高い職種です。
JavaScript講習で得た知識を活用し、ReactやVueなどでフロントエンドを構築しつつ、Node.jsやExpressを用いてバックエンドの処理も開発できます。また、データベース設計やクラウド環境での運用、CI/CD(継続的インテグレーション・デリバリー)の導入など、広範なスキルも養えます。
④Webデベロッパー
Webデベロッパーは、WebサイトやWebアプリの開発を担当し、企業や個人向けのさまざまなプロジェクトに携わる職種です。JavaScriptを使ったフロントエンド開発に加え、WordPressやShopifyなどのCMS(コンテンツ管理システム)のカスタマイズも行います。
また、SEO対策やパフォーマンス最適化の知識も求められ、マーケティング部門と連携することもあります。企業に所属するだけでなく、フリーランスとして活動する選択肢もあるため、柔軟な働き方が可能です。
JavaScript講習まとめ
JavaScript講習には、初心者向けの基礎学習から、実務レベルの開発スキルを習得できる講座まで、さまざまな種類があります。受講形式やサポート体制、学習目的を考慮し、自分に合った講習を選ぶことが重要です。
費用やカリキュラムの内容を比較しながら、効率的に学習を進めましょう。受講前には最新の料金や受講条件を公式サイトで確認し、継続して学習できる環境を整えることが、スキル向上の鍵となります。
