【2024】夏休みの自由研究に作品を作る方法!おすすめ12選の作り方を紹介

子どもにとって夏休みは海や川遊び、祭りや花火など、1年で1番楽しめる時期ですが、毎年悩んでしまうのが自由研究です。「今年こそ凄い作品を作ろう!」と思っても、テーマ選びや作り方が分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では夏休みの自由研究に作品を作る方法を解説し、おすすめ12選の作り方も紹介します。

夏休みの自由研究とは

夏休みの自由研究とは

毎年夏休みに、休み期間中の課題として宿題と一緒に学校から出されるのが夏休みの自由研究です。夏休みの自由研究はその名の通り研究のテーマを自由に選び、その事項についてさまざまなリサーチを行います。

そしてそのリサーチの結果をレポートにまとめたり、作品として仕上げることで、自分で考えて行動する力を養います。自由研究に取り組むことで自ら考え、行動する主体性や想像力を育むと同時に、最後までやり抜く力も育むことも可能です。

近年は自由研究の一環として、ゲーム開発などに役立つプログラミングを行うケースも多く見受けられます。下記に自由研究の課題として、プログラミングに取り組む際の学習方法やメリットを記載した記事を掲載するので、1つの例として参考にしてください。

【2024】自由研究でプログラミングにチャレンジしよう!おすすめの学習方法やメリットについても解説

自由研究の作品作りの進め方

自由研究の作品作りの進め方

自由研究の作品をスムーズにつくるためにも、効率的な進め方があります。その大まかな手順は以下の通りです。

  1. 自由研究のテーマ選定
  2. 材料・資料収集
  3. 考察
  4. 1つの作品としてまとめる
  5. 作品発表

この流れに沿って自由研究の作品を作れば、スムーズにクオリティの高い作品ができます。また流れやスキルを取得すれば自由研究に限らず、企業におけるプロジェクト進行などに役立てることも可能です。このような観点からも自由研究は、社会に出ても役立つスキルを子供の頃から身に着けるための練習の場ともいえます。

夏休みの自由研究作品おすすめ12選

夏休みの自由研究に取り組む前に、実際にどのような作品が作られているか確認して参考にするのもおすすめです。そこでここからは、夏休みの自由研究作品を作る方法や特徴を下記に表記し、それぞれを詳しく解説します。

自由研究の種類特徴・方法
①生成AIでオリジナルデザインを作る生成AIを使って画像デザインを行いロゴやアイコン、ポスターなどを作り、AIの仕組みや機能を理解する
②チャットボットを作るプラットフォームを使って、簡単なAIチャットボットを作ることができる
③3DCADと3Dプリンターでキーホルダーを作る初心者でも高いクオリティのキーホルダーを作ることができる
④Illustratorでオリジナルのロゴを作るIllustratorはコツを掴めば初心者でも利用可能
⑤Photoshopで画像を作る比較的簡単に多様な画像加工も可能で、調整後のレタッチも可能
⑥ペットボトル空気砲遊び方としてはペットボトルをしっかり持ち、ゴムを引っ張って話せば空気が押し出される
⑦ストローの笛ストローの長さによって音も変わるので、長さの違う笛を作るなど、いろいろな方法で楽しめる
⑧パチンコ飛ばす玉にはまつぼっくりや、新聞紙を丸めてセロハンテープで固めたものを使用
⑨昆虫標本そのままの状態でも立派な標本になりますが、レジン液を使用すれば本格的な標本になるのでおすすめ
⑩食塩の結晶水の温度が高すぎる状態が続くと、結晶の形が崩れる場合もあるので、温度を上げ過ぎないよう注意
⑪天体観測天体観測での惑星の位置の変化の仕方を細かくレポートにまとめ、自分が感じたことや気づいた点を絵や文章でまとめる
⑫リンゴの小物入れオシャレな仕上がりにするためにも、ペットボトルは無色より色付きのものを使用

作品①生成AIでオリジナルデザインを作る

作品①生成AIでオリジナルデザインを作る

AIツールにデザインテーマやスタイルに合わせたプロンプトを入力し、そのプロンプトを基にAIに画像を生成させることによってロゴやアイコンなどの画像デザインを作る自由研究です。

様々なプロンプトを入力してみて生成された画像が予想通りか、また、プロンプトの内容や設定が結果にどのように影響したのかを分析することで、AIについて深く理解することもできAI技術の魅力やその実用性を覚えるのに良い機会となるでしょう。

生成AIを使った自由研究に取り組む際は、BIZROADが提供する「生成AIセミナー」で学ぶことで、研究をスムーズに進めることができるでしょう。

AI初心者でも安心して受講できる内容となっており、Stable DiffusionやMidJourneyといった人気のAIツールを利用してイメージに合うデザインを作成するためのテクニックを学べるるので、是非セミナーを受講して自由研究に生成AIを活用してみてください。

生成AIセミナーのスケジュール/お申し込みはこちら

作品②チャットボットを作る

作品②チャットボットを作る

チャットボットの作成は、AIの可能性やその応用を探求できる自由研究です
チャットボットというユーザーとの対話をシミュレートする作品を作りながら、AIの基本的な概念やスキルを習得することができるでしょう。

チャットボットは人工知能の基礎を学ぶのに最適な題材であり、プログラミングやAIの仕組みに興味を持つ初心者の方におすすめの自由研究といえます。

AI研究所が主催する「チャットボット入門セミナー」では、初心者でも簡単にAIチャットボットの基本を理解し、作成する方法を学ぶことができるセミナーです。

プログラミングの経験がない方でも参加可能で、1日目にDialogflowというプラットフォームを使用して、日常会話に対応できる簡単なチャットボットを作成します。
これにより、プログラミング言語を使用せずに、短期間で実用的なチャットボットを完成させることが可能となります。

自由研究としてチャットボットの作成に挑戦してみたい方は、以下のボタンからセミナーの詳細を確認てみてください。

チャットボット入門セミナーのスケジュール/お申し込みはこちら

作品③3DCADと3Dプリンターでキーホルダーを作る

多様な形状の設計や製図が可能な3DCADのFusion 360と、そのデータをもとに造形を行う機械、3Dプリンターを使えばオリジナルのキーホルダーを作ることができます。作業手順は以下の通りです。

  1. 3DCAD(Fusion 360)でキーホルダーのモデリング(設計)する
  2. CAD内のスライスソフトでデータ変換
  3. 3Dプリンターにデータ転送
  4. 3Dプリンターによるプリント
  5. 不要なパーツを除去

以上の手順で初心者でも高いクオリティのキーホルダーを作ることができるので、夏休みの自由研究の1つにいかがでしょうか。3Dプリンターでの簡単な工作には、初心者でも扱いやすい3DCADソフトであるFusion 360がおすすめです。

またFusion 360の詳しい利用方法が知りたい方は、本格的なモデリングも学べるFusion 360 3DCAD入門セミナーも受講してみてはいかがでしょうか。

作品④Illustratorでオリジナルのロゴを作る

Adobe社が販売しているテキスト制作用ソフト、Illustratorを使用してオリジナルのロゴを作るのも夏休みの自由研究の1つにおすすめです。ロゴ作成の手順を下記に表記します。

  1. ベースになる文字を入力(文字サイズは一番小さく)
  2. 各単語の位置文字目のサイズを拡大(ジャンプ率作成)
  3. 文字同士の感覚を詰める(トラッキング)
  4. 文字ごとの位置を上下にバラつかせる
  5. 空きスペースにサブタイトル入力
  6. 文字にグラデーション設定を行う

Illustratorはコツを掴めば初心者でも利用できますが、独学での利用が不安な方は2日間で実践的な使用方法まで学べる、Illustrator基礎セミナーの受講がおすすめです。

作品⑤Photoshopで画像を作る

Adobe社が開発・販売している写真やイラストの加工が可能なソフト、Photoshopを使用してオリジナル画像を作成するのも、夏休みの自由研究として有効です。作り方の手順は以下の通りになります。

  1. レイヤー複製(レイヤー上で右クリックして選択)
  2. レイヤー複製確認
  3. サイズや画角を調整する
  4. 画角の傾きを確認するためガイド線を引く
  5. ツールバーの「切り抜きツール」を選択
  6. サイズ調整
  7. 画面の明るさ調整
  8. コントラスト調整
  9. 色相・彩度・明度を調整

Photoshopは比較的簡単に多様な画像加工も可能で、調整後のレタッチも可能な便利なソフトです。Photoshopの適切な使用方法を学習したい方は、実践的なスキルも学べるPhotoshop基礎セミナーを受講してみてはいかがでしょうか。

また下記にPhotoshopに代表される、デジタルアートの作り方を紹介した記事を掲載するので参考にしてください。

【2024】デジタルアートの作り方は?注目を集める理由やおすすめ生成サービス

作品⑥ペットボトル空気砲

ペットボトルを利用し、空気の力を利用して空気砲を作ることもできます。ペットボトル空気砲の作り方は以下の通りです。

  1. ペットボトルの中心部より少し下をハサミで切る
  2. ゴム風船の中心部より少し下をハサミで切る
  3. 切ったゴム風船を伸ばし、切ったペットボトルに被せる
  4. ゴム風船とペットボトルの繋ぎ目をビニールテープで固定する
  5. 好きな色にデザインして完成

遊び方としてはペットボトルをしっかり持ち、ゴムを引っ張って話せば空気が押し出されます。尚ハサミやカッター使用時に、指を切らないよう十分注意しましょう。

作品⑦ストローの笛

ストローの笛はハサミさえあれば簡単にできるので、自由研究に最適です。作り方は以下の通りです。

  1. ストローの吹く場所を指で平らにつぶしてクセをつける
  2. ハサミを使用して先端を加工する

音が上手く出ない場合には、ストロー尾切込みの長さを調整したり、拭く場所のつぶし方を変えましょう。またストローの長さによって音も変わるので、長さの違う笛を作るなど、いろいろな方法で楽しめます。

作品⑧パチンコ

Y字型の木の枝を使用すれば、簡単にパチンコを作ることができます。パチンコの作り方の手順を下記に表記します。

  1. Y字型になっている木の枝を探す
  2. 木の枝の余分な部分をペンチでカットする
  3. 輪ゴムをひっかける部分に小刀で切れ込みを入れる
  4. 切れ込み部に輪ゴムを入れて完成

飛ばす玉にはまつぼっくりや、新聞紙を丸めてセロハンテープで固めたものを使いましょう。またゴムに本革などをつければ、玉を固定しやすくなるのでおすすめです。

作品⑨昆虫標本

夏の自由研究の代表格といえば、昆虫標本です。レアな昆虫は捕まえるのは大変ですが、成功すれば夏の良い思い出作りになります。昆虫標本の作り方の手順は以下の通りです。

  1. 綺麗な状態の昆虫を採集する
  2. 形を整えるために熱湯に昆虫を浸してやわらかくする
  3. 30分弱ひたして形を整える
  4. 標本の土台にまち針で昆虫を固定する

そのままの状態でも立派な標本になりますが、レジン液を使用すれば本格的な標本になるのでおすすめです。尚昆虫標本の作業は子どもだけでは危険なので、大人も付き添って作業を進めましょう。

作品⑩食塩の結晶

食塩や装飾用のモール、水などを利用して美しい食塩の結晶を作ることもできます。食塩の結晶の作り方の手順は以下の通りです。

  1. モールで好きな形を作る
  2. 鍋に食塩水を作ってかき混ぜながら沸かす
  3. 水面に食塩の結晶が浮かんできた時点で火を止める
  4. 形を作ったモールをさいばしで鍋の中につるす
  5. 食塩水をゆっくり冷やすため、鍋ごとダンボールの中に入れる
  6. 食塩水が冷えて時間が経てばモールに食塩の結晶が付着
  7. モールを水から出して結晶を採取

尚水の温度が高すぎる状態が続くと、結晶の形が崩れる場合もあるので、温度を上げ過ぎないよう注意しましょう。

作品⑪天体観測

天体観測も夏の自由研究の代表格の1つに挙げられます。太陽系の惑星で水星や金星、火星や木星、土星などの惑星は肉眼でも確認できるので、日ごとの動きを観察してレポートにまとめましょう。天体観測の手順を下記に表記します。

  1. 国立天文台のWebサイトで惑星の見える時間帯や方角を調べる
  2. 星空を観察して惑星を見つけ、惑星が見える方角を記録する
  3. 数日後の同時刻に観察し、星座早見表と比較して変化を記録

天体観測での惑星の位置の変化の仕方を細かくレポートにまとめ、自分が感じたことや気づいた点を絵や文章でまとめましょう。

作品⑫リンゴの小物入れ

ペットボトルの底を利用し、オシャレで可愛らしいリンゴの小物入れを作ることもできます。作り方の手順を下記に表記するので参考にしてください。

  1. 5リットルか2リットルのペットボトルを2本準備する
  2. 片方のペットボトルを下から8㎝付近でカットする
  3. もう1本のペットボトルを下から4㎝付近でカットする
  4. 2つ目にカットしたペットボトルを被せて蓋にする
  5. 画用紙で作ったヘタに葉っぱを付ける
  6. ヘタを蓋になっているペットボトルにつけて完成

オシャレな仕上がりにするためにも、ペットボトルは無色より色付きのものを使用しましょう。

自由研究で面白い作品を作ろう

本記事では夏休みの自由研究に作品を作る方法を解説し、おすすめ12選の作り方も紹介しました。夏休みの自由研究はテーマ選びが大変ですが、子どもと親が一緒になって取り組める楽しい課題でもあります。

少しでも楽しく、勉強になる自由研究にするためにも、本記事を参考にして面白い作品作りに取り組んでください。

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