こんにちは!AI研究所の石川です。
本日のtopicsは、Intelligence Design株式会社がリリースした、多様なカメラ/デバイスと連携が可能なリアルタイム/オンデマンドAI画像解析基盤「IDEA platform」をご紹介します。
Intelligence Design株式会社は、既設のカメラやデバイスから取得した映像データに対してAIによる解析ができるAI画像解析基盤「IDEA platform」を2021年6月1日にリリースしました。
<提供価格>
初期費用:100,000円(税抜)から
月額費用: 20,000円(税抜)から
「IDEA platform」開発背景
これまでIntelligence Design社は、AIエッジカメラソリューション「IDEA counter」を提供していましたが、お客様から既設のカメラを利用してAIによる解析ができないか、所有している映像データを解析することは可能かというご意見を多くいただいていました。
そこでカメラ/デバイスに依存せず、AIによる画像解析ができるプラットフォーム開発を進めてきました。
これまで「IDEA counter」で培った画像解析技術や学習データはそのままに、入力デバイスに依存しないAI画像解析基盤を提供します。
「IDEA platform」特長
「IDEA platform」は、多様なカメラ/デバイスとの連携可能なリアルタイム/オンデマンドAI画像解析基盤です。Intelligence Design社の開発した独自AIエンジンを利用することができます。また、推論結果はWeb画面上で確認できるほか、結果データのダウンロード、Web APIによるデータ取得、イベント設定(迷惑行為の検出や閾値を超過するデータの検出)を行うことで、管理者宛にメールやLINEにてリアルタイムにイベント通知する機能を用意しています。
多彩な入力デバイスに対応
お客様が保有している既設のカメラや映像データに対して、リアルタイムまたはオンデマンド(ユーザ任意のタイミングにて)でAI画像解析をすることができます。
低コストでの導入が可能
保有するデバイスをそのまま活用できるため、新たな機器購入をせずに導入することができます。
独自開発したAIエンジンを標準搭載
さまざまな実証実験を通じて開発した独自のAIエンジンが搭載されています。既に実用可能なエンジンを豊富に搭載しており、即時利用することができます。
<AIエンジン例>
・人物検知エンジン
– 交通量カウント
– 属性分類(性別)
– 滞留・密検知
– 人物トラッキング
・車検知エンジン
– 交通量カウント
– 車種分類推定(11分類)
– 車両速度推定
– ナンバープレート検出
・鳥獣検知エンジン
活用シーン例
これまでの有人による調査や防犯監視の業務を一部機械へ代替することにより、省人化や防犯の初動対応の早期化が期待されます。また、IoTデバイスと連携することで犯罪抑止に活用することができます。
調査関連
・店舗内または店舗外の交通量調査を常時計測したい
・店舗内の混雑度(密度合い)を検出し、お客様にリアルタイムで見せられるようにしたい
・地域の車の交通量を既存のカメラで常時計測したい
防犯関連
・防犯カメラを利用して、指定された立ち入り禁止エリア内への侵入を検知し、管理者へ通知したい
・防犯カメラを利用して、人の転倒や徘徊など、危険な動作を検出して管理者へ通知したい
・防犯カメラを利用して、迷惑行為や犯罪行為を検知して、アラート発報したい(IoTデバイス連携)
Intelligence Design株式会社がリリースした、既設のカメラやデバイスから取得した映像データに対してAIによる解析ができるAI画像解析基盤「IDEA platform」に注目です!