G検定は、AIやディープラーニングに関する基礎知識などを問われる資格ですが、カンペ(チートシート)を見ながら受験したいと思う方もいるでしょう。
本記事では、G検定を受験するときにカンペは見ても良いのか、カンペを作るポイントなどを解説します。さらに、G検定の合格に近づくためのコツも紹介しているので、最後まで読んでG検定に合格しましょう。
G検定を受けるときにカンペを見てもいい?
まずはじめに、G検定を受けるときにカンペを見ても良いのかどうかを解説します。カンペに関する注意点も一緒に解説するので、先にチェックしておきましょう。
見ることは可能
G検定はオンラインで自宅から受験できるため、カンペを見ること自体は可能です。遠隔でチェックされていたり、監視カメラが設置されたりもしないため、試験官は受験者の手元を確認することはできません。
しかし、公式ではカンペの使用は認められていないため、本来であればカンペなしで試験に臨むのがベストです。また、AIの知識を身につけてビジネスに活かすのが目的であり、G検定に合格するのはゴールではありません。
カンペを用意してG検定に臨む人が多いため黙認はされているものの、カンペに頼りすぎるのではなく、自身の知識と実力で挑戦するのが望ましいといえます。
活用できない可能性もある
G検定は自宅でできる受験のため、カンペを見ることは可能と紹介しましたが、活用できない可能性もあります。なぜなら、G検定はハイペースで問題を解く必要があるため、せっかくカンペを作成しても、すべての内容を確認する時間的余裕がない場合もあるからです。
Gj検定は試験時間120分の間に200問程度が出題されるため、1問あたりの解答時間は約36秒しかありません。カンペから答えを探しているうちに解答時間はどんどんなくなり、かえって不利になる可能性もあります。そのため、次で紹介するカンペ作成のポイントを押さえておきましょう。
G検定のカンペを作るポイント
G検定のカンペを作るポイントを、以下の2つ紹介します。
- 要点のみをまとめる
- 最新の情報か確認する
カンペを活用して合格する可能性を高めるためにも、確認しておきましょう。
①要点のみをまとめる
G検定のカンペを作成する際は、試験直前まで勉強を続けて、どうしても覚えられない内容のみをまとめることが重要です。カンペの量が多くなりすぎると、試験中に必要な情報を探すのに時間がかかってしまいます。
そのため、簡潔かつ要点を押さえたカンペを作成するのが効果的であり、合格にも近づくコツです。さらに、カンペを作ることでG検定で出題される問題への理解が深まり、記憶に残りやすくなります。
よって、カンペは最後の頼みの綱として捉えつつ、できるだけ自分の知識で解答できるように勉強して準備することが大切です。G検定ではどのような問題が出題されるのかを知りたい方は、上記の動画をご覧ください。
②最新の情報か確認する
G検定のカンペを作成する際は、最新の情報かどうかを確認してください。G検定で出題される内容は定期的に更新されるため、古い情報に基づいたカンペは、最新の試験内容に対応していない可能性があるからです。
インターネットで検索するとG検定のカンペを提供しているサイトはありますが、最新のシラバスに対応しているかチェックすることが大切です。最新かつ正確な情報に基づいたカンペを作成することで、G検定合格への近道となるでしょう。
なお、G検定を主催する日本ディープラーニング協会は「E資格」も取り扱っています。G検定とE資格の違いが気になる方は、下記の記事もあわせてご確認ください。
G検定のカンペの作り方
G検定のカンペを作る際は、次の2つの方法を参考にしてください。
- エクセルやスプレッドシートにまとめる
- テキストを利用する
これからカンペを作成しようと考えている方は、上記を確認しながらさっそく取り掛かっていきましょう。
①エクセルやスプレッドシートにまとめる
G検定のカンペは紙で作成しても良いですが、エクセルやスプレッドシートを活用するのがおすすめです。Ctrl+Fのショートカットキーを利用すると、あなたが求める情報を素早く検索できるため、試験中に必要な情報を効率よく探せます。
また、シートや項目別に情報を分類できる機能があるため、出題分野ごとに分けてカンペを作成するのも良いでしょう。さらに、カンペの作成中にミスを発見しても簡単に修正できるため、わざわざ書き直す手間が省けます。
フォントサイズの変更や色分けなどの視覚的な工夫も簡単にできるため、より見やすく理解しやすいカンペを作成できるでしょう。
②テキストを利用する
G検定のカンペを作成するために、勉強で使用していたテキストを活用する方法もあります。例えば、テキストに直接重要なことを書き込んだり、付箋を貼ったりすることで効率的に情報を整理できます。
また、重要な箇所にマーカーを引いたり、余白にキーワードや補足説明を書き込んだりして、試験中に確認するのもよいでしょう。ただし、テキスト全体を見直す時間は確保できないため、とくに重要な部分や苦手な箇所に絞ってマーキングすることが大切です。
カンペを活用してG検定に合格するには?
カンペはG検定に合格するために効果的ですが、やはり直前まで諦めずに勉強して得点率を高める努力をすることが大切です。ここでは、G検定の対策方法を以下の2つ紹介します。
- テキストや問題集で対策する
- JDLA認定のG検定対策講座を受講する
まだ勉強を始めていない方や、独学で学んでいても知識が定着しないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
①テキストで対策する
G検定の勉強をする方法1つ目は、テキストで対策することです。どの参考書を選ぶべきか悩む方は、G検定を主催する「一般社団法人 日本ディープラーニング協会」が監修する公式テキストがおすすめです。
テキストでは試験範囲全体をカバーする内容が含まれており、基礎から応用まで系統的に学ぶことができます。また、問題集も活用することで、実際の試験形式に慣れるだけでなく、自分の弱点も把握できます。
問題を解く際は単に答えを確認して丸暗記するのではなく、なぜその答えが正解・不正解なのかを理解することがポイントです。間違えた問題はG検定の試験本番までに何度も復習し、少しでも正答率を上げましょう。
こちらの記事ではG検定の対策ができる本を、合計10選紹介しています。テキスト選びで失敗しないコツも解説しているので、ぜひご覧ください。
②JDLA認定のG検定対策講座を受講する
1人で勉強を進めても知識が定着しない方や、AIに関する知識を保有していない方は、講座の受講がおすすめです。プロの講師からわかりやすく丁寧に解説してもらえるため、理解が深まります。
なかでもおすすめの講座が、AI研究所のJDLA認定 G検定対策講座です。概要を以下の表にまとめたので、ご覧ください。
項目 | 内容 |
---|---|
講座名 | JDLA認定 G検定対策講座 |
受講形式 |
|
受講期間 | 1日 |
特徴 | 最短でG検定の合格を目指す |
JDLA認定 G検定対策講座では、AIの基本的な仕組みの理解や機械学習アルゴリズムの数式など、基礎から徹底的に学習する講座です。前半では基本的な内容を学習し、後半では応用的な知識を習得することを目標に、ディープラーニングが進まない原因とその対策や、強化学習の仕組みとDQNなども学びます。
この講座はJDLAの認定を受けており、試験の出題範囲を網羅した質の高いカリキュラムを提供しています。専門用語もわかりやすく説明するため、前提知識がない方でも安心です。
まずは講座で知識を身につけ、受講後には全100問の模擬試験を配布されるため、さらに理解を深められます。本番と同様に4択問題形式で出題しているので、理解度を把握するの効果的です。
受講形式は会場受講・ライブウェビナー・eラーニングの3つがありますが、なかでもeラーニングは時間や場所を問わず、いつでも学習できるため、とくにおすすめです。
キャンペーン期間中の価格は5,500円(eラーニングのみ)と、リーズナブルです。申し込み後1年間はいつでも視聴可能なため、G検定の試験直前まで見直せるのも嬉しいポイントです。申し込み方法は以下のボタンから確認できるため、さっそく申し込んでみましょう。
G検定カンペのまとめ
本記事では、G検定はカンペを見ながら試験を受けられるのか、カンペを作る方法などを解説しました。G検定は在宅で受けられるため、カンペ自体は確認しながら受験できます。ただし、公式はカンペを認めていないことは覚えておきましょう。
効果的なカンペを作成するためには、すべての範囲を網羅するのではなく、要点のみをまとめて苦手項目に絞ることが重要です。なぜなら、120分の試験時間内に200問出題されるため、カンペを確認する時間は十分に確保できないからです。
カンペの作り方は人によってさまざまですが、エクセルやスプレッドシートを活用したり、テキストに書き込みをしたりする方法があります。
しかし、G検定に合格するのがゴールではないため、最終的には自分自身の知識と実力で試験に挑戦することが望ましいといえます。カンペありきで考えるのではなく、公式テキストや問題集で学習したり、JDLA認定の対策講座の受講したりして、直前までしっかりと対策しましょう。
G検定の講座選びに悩んでいる方は、AI研究所のJDLA認定 G検定対策講座をご検討ください。わずか1日でG検定の学習範囲を学べて、受講後には模擬試験が配布されるため、自分の弱点を克服できます。
AI研究所のJDLA認定 G検定対策講座とカンペを活用して、G検定の合格を目指しましょう。
