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更新日:2017.03.13

【プログラミング不要】Siriのように会話ができるAI(人工知能)の作り方

カテゴリー: AI(人工知能)の作り方

こんにちは、AI研究所の見習い研究員マサミです。

今回は、チャットボットを作成できる「api.ai」を使って、Siriのような会話できる人工知能の作り方をご紹介します。
「api.ai」は2016年にGoogleが買収した、自然言語によるコンピューターとの会話を実現するAPIをプログラミングせずに簡単に作成することができるツールです。

https://api.ai/


api.aiの特徴として、ただのチャットボットと違い「会話の脈略を理解する」というのがあります。

た、api.aiにはあらかじめ「ドメイン」というものが登録されていて、それを利用するとSiriのような人工知能を簡単に作成することができます。
例えば、「今日の東京の天気は?」や「〇〇にメールを送って」などの入力に対して、Siriと同じように返答または実行してくれます。

※ドメインの機能は2017年5月29日以降サポートされなくなります。

あらかじめ用意されてる機能をOnにするだけで使えます。
びっくりするくらい簡単にできるので驚きです!!

ちなみに、利用できるドメインは言語によって異なっていて、日本語の場合は以下のドメインが利用可能です。

・Weather
・Call
・Messages
・Email
・Media
・Maps
・Navigation
・Points of Interest
・Translate
・Authentication

英語のほうが使えるドメインが多いです。

・Small Talk
・Booking
・Weather
・Wisdom
・Flight Schedules
・News
・Call
・Messages
・Email
・Media
・User Name & Agent Name
・Web Search
・Web Browsing
・Apps
・Time & Dates
・Calculator
・Calendar
・Reminders and Notifications
・Manage App
・Maps
・Navigation
・Points of Interest
・Device Control
・Units and Formats
・Translate
・Language Selection
・Shopping
・Notes
・Tasks
・Social Networks
・Events
・Taxi Search
・TV Listings
・Smart Home
・Sports
・Finance
・Authentication
・Learning
・Nicknames
・Contacts Search
・Images
・Traffic
・Maps Shortcuts


今回は、このドメインを利用する以外の方法をご紹介します。

まず、api.aiのサイトにアクセスし、「Get Started for Free」をクリックしてログインします。
※ 無料で登録できます。
https://api.ai/

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ログインできたら、「エージェント」を作成します。
「エージェント」エクセルとかパワポで言うところのファイルみたいなものです。

右下の「CREATE AGENT」をクリックします。

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以下の4つの項目を設定し、左上の「SAVE」をクリックします。

・Agent name(エージェントの名前):会話ロボット
・DESCRIPTION:チャットボットのテスト
・LANGUAGE:日本語
・DEFAULT TIME ZONE:(GMT+9:00)Japan

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言葉を覚えさせる

言葉を登録し、ロボットがその言葉を認識できるようにします。
今回は「愚痴」を認識させて、愚痴に対する相槌を打てるようにします。

左のメニューから「Entities」をクリックして、右上の「CREATE ENTITY」をクリックします。

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「Entity name」に「complaint」と入力し、「Enter refernce value」に「愚痴」と入力、最後に「Enter synoym」に愚痴っぽい言葉を入力して右上の「SAVE」をクリックします。
今回は、「つらい」「イヤだ」「やりたくない」「嫌い」「イライラする」「ムカつく」と入力しました。

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続いて、左のメニューから「Intents」をクリックし、「CREATE INTENT」をクリックします。

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「Intents」には、入力に対する返答を設定することができます。
「Intents name」に「愚痴」と入力し、「User says」の「”」をクリックし「@」に変更した後に「あいつ@complaint:complaint」と入力します。

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続いて、「Text Response」には、「User says」に対する返答を入力します。
今回は、「それは大変だったね。」「愚痴は何も生まないよ。」「がんばれー!」と入力して、「SAVE」をクリックします。

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これで、愚痴を聞いてくれるチャットボットが作成されましたので試してみましょう!
右サイドバーの「Try it now」に「あいつ嫌い」と入力します。
そうすると、先ほど「Text Response」で設定した言葉が返ってきます。

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続いて、「あいつ」以外に名前でも返答が返ってくるように設定します。
「User says」の「”」をクリックし「@」に変更し、「@sys.given-name@complaint:complaint」を新たに加えます。 「@sys.given-name」はあらかじめapi.aiに登録されている「名前」のエンティティです。
「名前」以外にも「国」や「色」、「時間」などのエンティティがあります。
詳しくは以下のページから確認できます!
https://docs.api.ai/docs/concept-entities

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これで名前を認識できるようになったので、右サイドバーの「Try it now」に「太郎嫌い」や「三郎イライラする」と入力してみます。

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ただ、「浦島太郎イライラする」など、あらかじめ登録されていない言葉には対応できません。

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このように認識できない言葉は、「Entities」に登録し「User says」に入力すれば認識してくれるようになります!
ちなみに登録されていない言葉を入力された場合には、あらかじめデフォルトで登録されている返答をするようになっています。
デフォルトで登録されている返答は「Intents」の「Default Fallback Intent」から変更できます。


アクションを設定する

続いて、ロボットに指示をすると歩くようにアクションを設定をします。
左のメニューから「Entities」をクリックして、右上の「CREATE ENTITY」をクリックします。

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「Entity name」に「direction」と入力して、「Enter refernce value」と「Enter synoym」に以下のように入力し、「SAVE」をクリックします。

・前に:前に、前方に、前方向に
・後ろに:後ろに、後方に、後ろ方向に
・左に:左に、左側に、左方向に
・右に:右に、右側に、右方向に

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続いて、左のメニューから「Intents」をクリックし、「CREATE INTENT」をクリックします。

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「Intents name」に「移動」と入力し、「User says」に「前に10歩」と入力します。
入力後、「前に」を「@direction:direction」に設定し、「10」を「 @sys.number 」に設定します。
「Text Response」には「$direction $number 歩動きます。」と入力し、「SAVE」をクリックします。

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右サイドバーの「Try it now」に「右方向に14歩」と入力すると、「右に 14 歩動きます。」という返答と、「direction:右に」と「number:14」というパラメーターが入ります。

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このパラメーターは「SHOW JSON」からも確認できます。

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今回は、愚痴に相槌をうって歩けるチャットロボット(笑)を作成しましたが、左メニューの「Domains」をクリックし、ドメインをOnにすることでSiriのように天気を教えてくれたり、メールを送信してくれるような人工知能を作ることができます。
※ドメインの機能は2017年5月29日以降サポートされなくなります。

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あと、日本語はまだ対応いていないのですが、英語の場合はトレーニングの機能が使えるようです。
今後の拡張が楽しみですね!!

今回は、api.aiを使ってチャットボットを作成しましたが、api.ai以外にもチャットボットを作れるツールはたくさんあります。

チャットボットを作れるツール一覧
・IBM’s Watson
・BeepBoopHQ
・wit.ai
・howdy’s botkit
・textit.in
・Motion.ai
・Chatfuel
・Dexter
・converse.ai
・Gupshup

皆さんもオリジナルの会話可能な人工知能を作ってみてはいかがでしょうか!!

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AI研究所 研究スタッフ
通称:マサミ
アメリカ・サンフランシスコにある情報メディアの専門学校を卒業。大手金融会社での事務経験を経て、2016年9月よりAI研究所に入所。見習い研究員として、AI技術を日々勉強中。

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