「ネットのとおりにコマンド(=パソコンに文字で出す指示)を貼ったのにエラーが出た」「ターミナル(=コマンドを打ち込む画面)を使ったことがない」
Claude Codeをインストールしたくても、このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
実は、Claude Codeは無料プランのClaudeでは使えません。また、インストール自体は難しくありませんが、Windowsではターミナルの種類によって打つコマンドが変わるなど、事前に押さえておきたい点があります。
そこで本記事では、インストール前の注意点と、Windows・Macの手順、インストールできないときの対処法を解説します。
Claude Codeをインストールする前に確認すること

インストールを始める前に、「パソコンの条件」と「プラン」の2つを確認しておきましょう。途中で無料プランでは使えないと気付く、といったつまずきを防げます。
- 対応OSとパソコンの条件
- Claude Codeを使えるプラン
①対応OSとパソコンの条件
Claude Codeは、Windows・Mac・Linuxのどれでも使えます。条件は以下のとおりです。
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| OS | Windows 10(1809)以降/macOS 13以降/Ubuntu 20.04以降など |
| メモリ | 4GB以上 |
| パソコンの種類 | 64bit(32bitは非対応) |
| インターネット接続 | 必要 |
| プラン | Claudeの有料プラン(無料プランは不可) |
パソコン自体の条件は、Windowsなら以下の3つを確認しましょう。
- Windows 10(1809)以降
- メモリ4GB以上
- 64bit
②Claude Codeを使えるプラン
Claude Codeは無料プランでは使えないため、ProやMaxなどの有料プランが必要です。公式の料金ページでも、無料プランはClaude Codeの対象外とされています。
なお、古い解説にある「先にNode.js(=プログラムを動かすためのソフト)を入れる」手順は、公式の推奨のインストール方法では不要です。
料金の詳細は、以下の記事で解説しています。
WindowsにClaude Codeをインストールする手順
Windowsのターミナルには、PowerShell(=最初から入っているコマンドの画面)とコマンドプロンプト(=より古い画面)の2種類があります。
種類によって打つコマンドが違うので注意してください。この取り違えはエラーのよくある原因の1つで、公式のトラブル解決ページにも複数のエラーが載っています。
基本はPowerShellで十分で、公式の手順でもPowerShell用が先に載っています。
コマンドプロンプトの手順は、開いた画面がコマンドプロンプトだった方や、普段から使っている方向けです。どちらでインストールしても、Claude Codeは同じで、以後の自動更新も変わりません。
Macの方は以下の「MacにClaude Codeをインストールする手順」へ進んでください。
- PowerShellとコマンドプロンプトの見分け方
- PowerShellでインストールする
- コマンドプロンプトでインストールする
①PowerShellとコマンドプロンプトの見分け方
「Win + X」のメニューからターミナルを開いたら、行の頭に PS があればPowerShell、無ければコマンドプロンプトです。
「ターミナル」アプリはどちらも開けるので、アプリ名ではなく表示で見分けましょう。
②PowerShellでインストールする
- Win + X を押す
- 「Windows PowerShell」または「ターミナル」を選ぶ
- 行の頭が PS か確認する
- 下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押す
- 完了したらターミナルを開き直す
コマンドは、| iex まで全部を1行で貼るようにしてください。前半の irm だけを実行すると、中身の文字が表示されるだけでインストールされません。
③コマンドプロンプトでインストールする
コマンドプロンプトでは、少し長い別のコマンドを使います。
- コマンドプロンプトを開く
- 行の頭に PS が無いことを確認する
- 下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押す
- 完了したらターミナルを開き直す
長く見えますが、「インストール用のファイルを取ってくる→実行する→消す」を1行にまとめただけです。PowerShellに貼るとエラーになるので、PowerShell用とコマンドプロンプト用は混ぜないよう注意してください。
手順どおりにインストールできたら、次は業務での使い方です。使いこなすには指示の出し方などを知っておく必要があります。
そんな実践で学びたい方にはClaude Codeセミナーという講座がオススメです。
MacにClaude Codeをインストールする手順

Macは、「ターミナル」アプリにコマンドを1行貼るだけでインストールできます。条件はmacOS 13以降です。
- ターミナルを開く
- 下のコマンドを貼り付けてEnterキーを押す
- 完了したらターミナルを開き直す
同じコマンドはLinuxでも使えるので、MacとLinuxは同じ1行でインストールできると覚えておきましょう。以後の更新も自動です。
Homebrew(=Macでアプリをまとめて入れる道具)でもインストールできますが、その場合は更新を自分で行う必要があります。
インストールできたかを確認する方法
使い始める前に正しくインストールできたかを確かめておきましょう。後でエラーが出たときに原因を絞りやすくなります。
- claude –versionでバージョンを確認する
- claude doctorで状態を診断する
①claude –versionでバージョンを確認する
下のコマンドを打ち、バージョン番号と「(Claude Code)」が表示されれば成功です。
インストールに使ったターミナルのままだと、「認識されていません」と出ることがあります。ターミナルを開き直してから確認するのがポイントです。
②claude doctorで状態を診断する
claude doctor は、Claude Codeを起動せずに、インストールの状態や設定の問題を一覧で見せてくれるコマンドです。
バージョンは出るのに途中で止まるなど、おかしいときはまず、claude doctor を試してみてください。
初回ログインの手順
初回は claude を起動すると、ブラウザが開いてログインを求められます。
- 作業したいフォルダでターミナルを開く
- claude と入力してEnterキーを押す
- 開いたブラウザでClaudeのアカウントにログインする
- Login successful と出たらEnterキーを押す
ブラウザが開かないときは、c キーでURLをコピーして自分で貼り付けましょう。ログイン情報は保存されるので、毎回のログインは不要です。
使い方は、以下の記事で解説しています。
Claude Codeをインストールできないときの対処法

Windowsでのエラーの主な原因は、「ターミナルに合わないコマンドを打った」か「置き場所がPATHに無い」かです。PATHとは、パソコンがコマンドを探しにいくフォルダの一覧のことです。
下の表で、画面の表示を探してください。
| 画面に出る表示(例) | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| ‘claude’ は…認識されていません/用語 ‘claude’ は…認識されません | 置き場所がPATHに無い(インストール直後は、開いたままのターミナルに反映されていないことがある) | まずターミナルを開き直す。それでも出る場合は、PATHに %USERPROFILE%\.local\bin を追加(%USERPROFILE% はユーザーフォルダを指す書き方) |
| ‘irm’ は…認識されていません | コマンドプロンプトにPowerShell用を貼った | 行の頭の PS を確かめ、PowerShellで打ち直す |
| トークン ‘&&’ は、このバージョンでは有効なステートメント区切りではありません | PowerShellにコマンドプロンプト用を貼った | 行の頭に PS があれば、PowerShell用を貼り直す |
| パラメーター名 ‘fsSL’ に一致するパラメーターが見つかりません | PowerShellにMac用を貼った | PowerShell用を貼り直す |
| 英語の文字が並ぶだけで終わる | 最後の | iex が抜けた | | iex まで全部を1行で貼り直す |
| Claude Code does not support 32-bit Windows | (x86)付きのPowerShellで打った | (x86)が付かないPowerShellで打ち直す |
| claude と打つとClaudeのアプリが開く | 古いデスクトップアプリ | アプリを最新版に更新 |
迷ったら、まずターミナルを開き直し、行の頭の PS を確かめるのが近道です。
使いこなしたい方におすすめのClaude Codeセミナー

インストールできても、何を頼めば仕事が楽になるのか分からず、手が止まる方もいるでしょう。そうした方向けの講座が、Claude Codeセミナーです。
業務の自動化までを実践形式で学ぶ内容で、講座ページでは「初心者でも受講できる」と紹介されています。
| セミナー名 | Claude Codeセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
Claude Codeセミナーでは、主に次のような内容を学べます。
- 写真やPDFの帳票をExcelにまとめるツールづくり
- 議事録や日報から、報告メールやタスクを自動で作る仕組み
- ファイルの自動仕分けと、Slack・Teamsへの通知
- 自分専用の業務アシスタントづくり
インストールの先の業務自動化まで学べるのが特徴です。申し込みは個人でもできます。
会社の研修として受講させる場合は、キャリアアップ助成金などを活用できると紹介されています。
印象的だったのは、題材が帳票や議事録、日報など、エンジニア以外の業務に寄っている点です。プログラミングが本業でなくても、自分の仕事に置き換えて学べそうだと感じました。
一方で、基本操作だけ知りたい方には内容が広めです。
まず触ってみて、業務で使いたいことが見えてから検討してみるのがオススメです。
Claude Codeのインストールでよくある質問
インストールについてよくある疑問を、2つまとめます。
公式の推奨のインストール方法なら、Windowsはユーザーフォルダの .local\bin ににインストールされます。
Windows:%USERPROFILE%\.local\bin\claude.exe
Mac・Linux:~/.local/bin/claude
このフォルダがPATHに無いと、「認識されていません」のエラーになります。
拡張機能だけでも、VS Codeのチャット画面では使えます。
ただし、拡張機能は claude コマンドをPATHに置かないので、ターミナルで使うなら本体のインストールも必要です。
拡張機能にはVS Code 1.94.0以上と、本体と同じ有料プランが必要です。
Claude Codeのインストールについてまとめ
Claude Codeは、有料プランがあれば事前の準備は要りません。Windowsでは、行の頭の PS でターミナルを見分け、ターミナルに合うコマンドを1行打つだけでインストールできます。
インストールできたら claude –versionで確認し、おかしいときは一度 claude doctor で診断しましょう。エラーの主な原因は、コマンドの取り違えか置き場所の問題です。
そしてインストールの次は、業務での使い方を学ぶ段階に進みます。Claude Codeセミナーのような講座も積極的に活用して、業務での使い方を身につけていきましょう。





