無料で使える画像生成AIは増えていますが、「商用利用できるのか」「十分な品質で使えるのか」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。最近は、テキストを入力するだけで画像を作成できる無料の生成AIツールが増えており、さまざまな場面で活用されています。
そこで本記事では、無料で使えるおすすめの画像生成AIツール10選を紹介しながら、タイプごとの選び方や活用する際の注意点をわかりやすく解説します。
画像生成AIツールとは?

画像生成AIツールとは、入力した文章やキーワードをもとに、AIが自動で画像を作成してくれるツールやサービスのことです。
たとえば「白い背景に置かれたノートパソコン」「ビジネス向けのシンプルなイラスト」など、作りたい画像のイメージをテキストで指示すると、生成AIが内容を読み取り、イラストや写真風の画像を生成します。
最近では、無料で使える画像生成AIツールも増えており、SNS投稿、広告バナーなどに活用しやすくなっています。
無料の画像生成AIでできる範囲

有料でなければ高品質の画像を生成できないわけではありません。ここでは、無料の画像生成AIでできる範囲について主に次の3つ紹介します。
- テキストから画像を生成
- 画像のテイストや雰囲気を指定
- 画像の修正や一部編集
①テキストから画像を生成
無料の画像生成AIでは、作りたい画像のイメージをテキストで入力するだけで、画像を生成できます。たとえば、
- カフェで仕事をする女性
- 青を基調にしたビジネス風の背景
- 未来的なオフィスのイラスト
など、指示を入れることで、目的に近い画像を作成できます。ブログのアイキャッチやSNS投稿、資料の挿絵など、ちょっとした画像が必要な場面であれば、無料の生成AIでも活用しやすいでしょう。
②画像のテイストや雰囲気を指定できる
無料の画像生成AIでは、テイストや雰囲気を指定できるツールも多くあります。具体的には、「写真風」「水彩画風」「アニメ風」「ビジネス向け」「シンプルなイラスト」など、用途に合わせて画像の印象を変えられます。
生成AIを使えば、記事やSNSの世界観に合わせて作りやすい点が魅力です。ただし、無料では選べるスタイルが限られていたり、高画質出力や細かな編集機能が使えなかったりする場合があります。そのため、無料で使える範囲を確認しながら、目的に合う画像生成AIを選ぶことが大切です。
③画像の修正や一部編集
無料の画像生成AIでは、新しく画像を作るだけでなく、作成した画像や手持ちの画像を修正できます。たとえば、背景を変更したり、不要なものを消したりする使い方が可能です。
画像の編集はスキルが必要でしたが、画像編集ソフトに慣れていない方でも、文章で指示を出して画像を整えられるツールもあるため、SNS投稿やブログ用画像の作成にもおすすめです。
タイプ別|無料の画像生成AIの選び方

ここでは、タイプ別に無料の画像生成AIを選ぶポイントを解説します。
- 画像生成に特化したAI
- 画像以外も生成できるAI
①画像生成に特化したAI
画像生成に特化した無料AIは、画像の作成や編集を中心に設計されているタイプです。文章作成や調査には向かない場合がある一方で、画像づくりに関する機能が充実している傾向があります。無料で使える画像生成AIの中にも、背景を整えたり、不要な部分を消したり、似た雰囲気の画像を作ったりできるものがあります。
このタイプの無料画像生成AIは、「とにかく見栄えのよい画像を作りたい」「画像編集もまとめて行いたい」という方に向いています。たとえば、Canvaのように編集機能も備えた画像生成AIツールであれば、作成した画像をそのままバナーやSNS投稿などに活用しやすくなります。
②画像以外も生成できるAI
画像以外も生成できる無料AIは、文章作成、アイデア出しなどにも使える汎用タイプです。ChatGPTやGeminiのような生成AIは、画像を作る前に「どんな画像がよいか」を相談したり、プロンプトを一緒に考えたりできるため、初心者でも使いやすい点が魅力です。無料で試せる範囲でも、画像と文章を組み合わせた作業に活用しやすいでしょう。
たとえばChatGPTでは、プロンプトへの追従や文字表現、チャット文脈を活かした画像生成が強化されています。無料で画像だけを大量に作るなら特化型、文章や企画も含めて作業したいなら汎用型の生成AIを選ぶとよいでしょう。
画像生成AIの無料おすすめツール10選
ここからは無料で使用できるおすすめの画像生成AIツールを10個紹介します。
| ツール名 | タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| Canva | 特化型 | 画像生成からデザイン編集まで一括で行いやすい |
| Adobe Firefly | 特化型 | 高品質な画像生成や一部編集に強いクリエイティブ向けツール |
| Craiyon | 特化型 | 無料で画像生成AIを気軽に試せる初心者向けツール |
| Microsoft Designer | 汎用型 | 生成AIで作った画像をそのままデザイン素材として使いやすい |
| ChatGPT | 汎用型 | 画像の企画・プロンプト作成・生成まで会話しながら進められる |
| Gemini | 汎用型 | 画像生成と文章作成・アイデア出しをまとめて行いやすい |
| Leonardo AI | 特化型 | イラスト・キャラクター・コンセプトアート系の画像生成に強い |
| Fotor | 特化型 | 画像生成と写真補正・加工をまとめて使いやすい |
| Pixlr | 特化型 | ブラウザ上で画像生成と編集を手軽に行える |
| Picsart | 特化型 | ブラウザ上で画像生成と編集を手軽に行える |
①Canva

出典:Canva
Canvaは、画像生成AIを初めて使う方でも扱いやすい無料ツールです。テキストで作りたい画像のイメージを入力すると、写真風・イラスト風・デザイン素材風など、さまざまな画像を無料で作成できます。
生成した画像をそのままCanvaの編集画面で使えるため、バナー、アイキャッチ、SNS投稿まで無料で作業しやすい点が魅力です。画像を生成して終わりではなく、文字入れやレイアウト調整まで行いたい方に向いています。
無料で生成AIを試しながら、デザイン制作にも活用したい場合に使いやすいツールです。
Canvaの画像生成AIを使いこなすスキルやノウハウを身に付けたい方は「Canva基礎セミナー」の受講を検討するとよいでしょう。Canva基礎セミナーでは、画像生成AIの活用だけでなく、チラシ作成、広告バナー作成、画像加工、SNS用デザインなど、実務に使いやすいCanvaの操作を体系的に学べます。
| セミナー名 | Canva基礎セミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング |
②Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、画像生成AIを使ってAdobe製品と連携しながら、生成AIによるビジュアル作成を試したい方に向いています。テキストから画像を生成するだけでなく、生成塗りつぶしなどの編集機能を利用できる場合があるため、画像の一部を自然に変えたい場面にもおすすめです。
Adobe系ツールと相性がよく、デザインやクリエイティブ制作に慣れている方なら、より実務に近い形で活用しやすいでしょう。無料で生成AIを試しながら、広告風の画像、背景素材、コンセプトビジュアルなどを作りたい場合に向いています。
③Craiyon

出典:Craiyon
Craiyonは、無料で手軽に画像生成AIを試したい方に向いているツールです。テキストを入力するだけで画像を生成できるため、まずは生成AIでどのような画像が作れるのか体験したい場合に使いやすいでしょう。
高度な編集や細かな調整よりも、アイデア出しやラフ案の作成に向いています。無料で画像生成AIに触れてみたい初心者や、複数パターンの画像を見ながら発想を広げたい方におすすめです。
④Microsoft Designer

Microsoft Designerは、画像生成AIとデザイン作成を組み合わせて使える無料ツールです。自然言語でイメージを入力すると、投稿画像やカード、ビジュアル素材などを無料で作成できます。
特に、難しいデザイン操作を覚えなくても、見栄えのよい画像を作りやすい点が特徴です。Microsoft系のサービスを普段から使っている方であれば、作成した画像を資料や業務用コンテンツに展開しやすいでしょう。無料の生成AIを使って、SNS投稿、簡単なプロモーション素材を作りたい方に向いています。
⑤ChatGPT

出典:OpenAI
ChatGPTは、文章で相談しながら画像を作れる汎用型の無料で使える生成AIです。「どのような画像が記事に合うか」「プロンプトをどう書けばよいか」まで会話しながら決められるため、初心者でも使いやすい点が魅力です。
画像の方向性を決める前段階から活用できるため、アイキャッチ、図解のたたき台にも向いています。無料で使える範囲でも、画像生成AIの使い方を試しながら、文章作成や構成案づくりも同時に進められるのが強みです。
ChatGPTは手軽に使える反面、「何をどう指示すればほしい画像に近づくのか」がわからず、自己流のまま止まってしまうことも少なくありません。そこで「ChatGPTセミナー」の受講を検討しましょう。
ChatGPTセミナーでは、生成AIの基礎から、業務効率化につながる活用方法、プロンプトの考え方、カスタムGPTやAIエージェントの活用まで、実務を意識しながら体系的に学べます。
| セミナー名 | ChatGPTセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング |
⑥Gemini

出典:Gemini
Geminiは、画像生成だけでなく、文章作成やアイデア出しにも活用できる生成AIです。画像生成機能では、テキストから画像を作成したり、既存の写真をもとに新しいビジュアルへ調整したりを無料でできます。
Google系のサービスを利用している方には、日常的な調べものや文章作成と合わせて使いやすい点も魅力です。無料で生成AIを試したい方の中でも、画像だけでなく、説明文や投稿文などを無料でまとめて作りたい場合に向いています。
Geminiは機能の幅が広い分、どの順番で使えばよいのか迷いやすいツールでもあります。そこで「Geminiセミナー」の受講がおすすめです。Geminiセミナーでは、生成AIの基礎やGeminiの活用方法に加えて、プロンプトエンジニアリング、業務効率化などの最新技術、自社独自の生成AIチャット作成まで学べます。
| セミナー名 | Geminiセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 29,700円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング |
⑦Leonardo AI

出典:Leonardo AI
Leonardo AIは、クオリティの高い画像やアート作品を作りたい方に向いている無料の画像生成AIです。作成した画像の調整や品質向上にも使いやすく、幅広い用途に無料で活用できます。
無料で試せる範囲でも、プロンプトを工夫すれば、雰囲気のある画像を作りやすい点が魅力です。特に、同じ世界観で複数の画像を無料で作りたい場合や、ビジュアルの方向性を細かく探りたい場合に便利です。
⑧Fotor

出典:Fotor
Fotorは、画像生成AIと画像編集をまとめて使いたい方におすすめの無料ツールです。テキストから画像を作るだけでなく、写真の補正、背景調整など、編集寄りの機能も使いやすい点が特徴です。
無料の画像生成AIで作成した画像をそのまま整えたり、手持ちの写真を加工したりできるため、SNS投稿やWeb記事用の素材づくりにも向いています。無料で使える生成AIツールの中でも、画像を作成するだけでなく「きれいに仕上げる」作業まで意識したい方に便利です。
⑨Pixlr

出典:Pixlr
Pixlrは、ブラウザ上で画像生成AIと画像編集を使える無料ツールです。既存の画像をもとに加工したり、デザイン素材として整えたりしやすい点が特徴です。専用ソフトを入れずに使えるため、無料かつ手軽に画像生成AIを試したい方にも向いています。
SNS用の画像、ブログの挿入画像、簡単な広告素材などを作りたい場合に活用しやすいでしょう。操作も比較的シンプルなので、生成AIに慣れていない方でも取り入れやすい無料ツールです。
⑩Picsart

出典:Picsart
Picsartは、画像生成AI、写真編集、デザイン作成をまとめて使えるクリエイティブ系の無料ツールです。投稿画像の編集などにも対応しているため、SNS運用や個人のクリエイティブ制作と相性がよいです。
生成AIで作った画像をそのまま加工し、投稿に使いやすい形へ整えられる点が魅力です。無料で画像生成AIを試しつつ、編集や装飾も行いたい方に向いています。ビジネス画像よりも、目を引く画像や個性のあるビジュアルを作りたい場合に使いやすい無料AIツールです。
以下の記事でもおすすめの画像生成AIツールを紹介していますので、あわせてご覧ください。
無料の画像生成AIを活用する際の注意点

最後に無料の画像生成AIを活用する際の注意点を2つ解説します。
- 無料プランでは商用利用や利用条件を必ず確認する
- 生成した画像はそのまま使わず違和感や誤解がないか確認する
①無料プランでは商用利用や利用条件を必ず確認する
無料の画像生成AIを使う際は、作成した画像をどこまで自由に使えるのかを確認しておくことが大切です。個人で試すだけなら問題になりにくくても、SNS運用や資料などに使う場合は、商用利用の可否やクレジット表記、生成した画像の扱いを見ておく必要があります。
無料の生成AIは手軽に画像を作れる反面、ツールごとに利用できる範囲が異なります。無料で作れたから自由に使えると判断してしまうと、あとから掲載先で使えない、修正が必要になるといった問題につながる可能性があります。
②生成した画像はそのまま使わず違和感や誤解がないか確認する
無料の画像生成AIで作成した画像は、必ず人の目で確認してから使いましょう。生成AIは便利ですが、形などが不自然に出ることがあります。また、実在する企業・商品・人物と誤解されそうな画像になっていないかも注意が必要です。
特に、無料の画像生成AIで作った画像を記事や広告に使う場合は、見た目がきれいかだけで判断しないことが大切です。画像の内容が本文と合っているか、読者に誤った印象を与えないかを確認しましょう。
以下の記事では、画像生成AIの使い方についても紹介していますので、あわせてご覧ください。
無料の画像生成AIについてのまとめ
無料の画像生成AIは、アイキャッチやSNS投稿、広告バナーなどを手軽に作れる便利なツールです。ただし、どの生成AIを選んでも同じように使えるわけではありません。画像生成に特化した無料のAIは、クオリティや編集機能を重視したい方に向いており、画像以外も生成できる汎用型AIは、文章作成やアイデア出しまでまとめて進めたい方に適しています。
大切なのは、「無料で使えるか」だけで判断せず、作りたい画像の目的、編集のしやすさ、生成後の使いやすさまで確認することです。まずは無料の画像生成AIをいくつか試し、自分の業務や制作スタイルに合う生成AIツールを見つけてみましょう。




