インスタ投稿やブログのアイキャッチを作る際、「イメージやデザインを立体で伝えられたら…」と思ったことはないですか?
この記事では、そんなときに役立つ3Dモデルができる生成AIを7選ご紹介します。実際に3Dモデル化する方法、完成画像もお見せするので、「手持ちの画像を立体的に動かしたい」「簡単に3Dモデルのデータを作りたい」という方はぜひ参考にしてください。
生成AIで3Dモデルはできる?

生成AIといえば、文章の作成や画像・動画の生成を思い浮かべる方が多いでしょう。実は、生成AIは3Dモデルの作成にも対応しています。
全部の生成AIが3Dモデルを作れるわけではない
ただし、すべての生成AIが3Dモデルを生成できるわけではなく、たとえば、ChatGPTやGeminiなどの一般的な生成AIは、現時点(2026年7月2日)では3Dモデルを直接生成・ダウンロードできません。
これらの生成AIでできるのは、Blenderなどの3Dソフトで利用するためのコードの生成、モデリング作業の支援などです。実際に3Dモデルとして出力するには、生成AIが作ったコードをBlenderなどの3Dソフトで読み込む必要があります。
「画像から短時間で立体的な3Dモデルを生成したい」という場合は、3Dモデル生成に特化したAIや、3Dモデル変換機能を備えた生成AI(Copilotの一部機能など)を利用するのがおすすめです。
セミナーに参加してマルチモーダルなCopilotを使いこなそう!
Copilotは、ChatGPTやGeminiと同等のマルチモーダル機能を持ちながら、3Dモデル生成にも対応できる注目のツールです。
Microsoft 365 Copilotセミナーは、3Dデータ生成のほかにも、生成AIの出力を最大限高めるプロンプトエンジニアリング、AIエージェントによる業務自動化まで幅広くカバーした「お得&効率的」なおすすめ講座です。
CopilotのAIエージェントについては、以下の記事でくわしく解説しています。最新の自動化機能の魅力・特徴を知りたい方もぜひご一読ください。
3Dモデルを作れる生成AIおすすめ7選!
ではさっそく、3Dモデルを作れるおすすめの生成AIを7つご紹介します。今回は、同一イラストを使って実際に生成した画像も添付しますので、イメージをつかみながら読み進めてください(無料枠のあるものに限る)。
まずは、各ツールの無料枠、主な有料プランの金額、商用利用の可否、生成時間(目安)、対応ファイルなど、比較に重要なポイントをまとめた一覧表から確認していきましょう。
| 区分 | ツール名 | 無料枠 | 主な料金 | 商用 | 時間 | 対応ファイル |
|---|---|---|---|---|---|---|
| マルチ | Copilot | 1~2回/日 | 2,130円/月 | 可 | 3分 | GLB、STL、GIF |
| Canva | 50回/月 | 1,180円/月 | 可 | 30秒 | JPG、PNG、PDF、GIF、SVG、MP4、PPTX | |
| 専用 | Meshy AI | 100C/月 (約5回) | 6,168円/月 | 可 | 1分 | FBX、GLB、OBJ、STL、USDZ、BLEND、3MF、DXF |
| AI3DGen.com | 5回/日 | 7ドル/月 | 有料 | 50秒 | GLB、OBJ、STL | |
| Tripo AI | 200C/月 (約3回) | 19.9ドル/月 | 有料 | 5分 | FBX、GLB、OBJ、STL、USD、3MF | |
| AI 3D Model | なし | 19.9ドル/月 | 可 | 数秒 | JPG、PNG、JPEG、WEBP | |
| Copilot 3D Pricing | なし | 79.8ドル/月 | プロ以上 | 3分 | FBX、GLB、OBJ、STL |
上記の無料枠で、クレジット制の場合は「C」と表記しています。なお、無料枠や料金プランは現時点(2026年7月3日)のもので、これらは随時アップデートするため、利用前には再度ご確認ください。
①Copilot|3Dモデルにも対応するマルチモーダルAI
Microsoftが開発した生成AIのCopilotは、3Dモデル化できる「Copilot 3D」機能を搭載しています。画像(均一な明るさ・シンプルな背景・単一被写体)をアップするだけの簡単操作、アートデザインやゲーム&映画など豊富な3Dモデルのサンプルも魅力です。
特徴的なのは、通常カラーとワイヤーフレーム(白の骨組み構造)をワンクリックで切り替えられること。これにより、3Dモデルの輪郭を正確にチェックできます。なお、無料枠の回数は公式に明記されていませんが、今回の検証では2回目の生成から処理が遅くなりました。
セミナーで3Dモデルを組み合わせて面白いコンテンツを作ろう!
Microsoft 365 Copilotセミナーでは、3Dモデル生成以外に、画像や動画生成も学べます。これらの技術を組み合わせると、SNSで目を引く立体アニメーションなど、目を惹く魅力的なコンテンツ作りが叶います。
その他、ルーティンワークを効率化する自動化機能まで身につけられる、実践的なカリキュラムです。「3Dモデルを使って新しい表現を生み出したい」「Copilotをもっと業務で活用したい」という方におすすめのカリキュラムです。
セミナー名 Microsoft 365 Copilotセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング
②Canva|マジック生成で手軽に3Dモデル化
オンラインデザインツールのCanvaは、生成AIに対応した「マジック生成」機能で3Dモデルを作れます。サイドバーの専用メニューから、作りたいイメージをテキストで入力するだけの簡単操作で、1回あたり4つの3Dモデルを生成します。
Canvaは画像のアップロードは未対応なため、今回は「一軒家、シンプル、青い屋根、白い壁、リアルなイラスト風」というプロンプトを使い3Dモデルを作りました。上記画像のように、クリアで繊細なディテールが特徴で、生成したモデルはその場で編集できます。
③Meshy AI|クリエイターに支持される本格3Dモデル
3Dアーティストやゲーム開発者からも高い評価を得ている「Meshy AI」は、3Dモデル専用の生成AIです。画像とテキストでの生成に対応しており、モデルタイプは「標準」「ローポリ(Beta)」から選べます。
操作は画像をアップロードして、高さなどをリサイズしたらダウンロードするだけ。生成したモデルのポリゴン数(フェイス数や頂点数)が画面上に数値で表示されるので、データの容量をその場でチェックできます。
④AI3DGen.com|ログイン不要ですぐ試せる
「AI3DGen.com」は、会員登録の手間なくサッと生成できる3Dモデル専用ツールです。生成する前にデータの細かさを決める「面数(5K〜40K)」を自分で指定できるので、データ容量を調整したい場合にも最適です。
なお、無料プランでは混雑時に順番待ち(キューイング)が発生するLiteモデルでの生成となります。有料プランは7日の返金保証・キャンセルに対応可能です。
⑤Tripo AI|オールインワンの3Dモデル生成AI
Tripo AIは、最大200ポリゴンの「HDモデル」「スマートトポロジーメッシュ」の2機能搭載した3Dモデル生成AIです。豊富な編集機能があり、上記画像のような「ホログラム」、または「スケッチ」「ノーマル」など、3Dモデルのスタイルをワンクリックで切り替えられます。
生成AIで作った3Dモデルを、その場でプリント・配送できるのも魅力。「v3.1」に切り替えると、生成時間が長くなるものの、最高品質の3Dモデルが作成できます。
⑥AI 3D Model|アバターも作れる3Dモデル専用生成AI
テキストや画像から3Dモデルを生成できる「AI 3D Model」は、ゲーム開発・プロダクトデザインに最適な多機能生成AIです。「VRChatアバターを生成」や「自動リギング(モデルに骨組みを入れる)」を使えば、ゲーム内で動く本格的な3Dモデルが簡単に仕上がります。
ワンクリックで使える3Dモデルの無料サンプルは「城」「車」「アニメ」など14種類。さらに、複数の画像から3Dモデルを作れるので、アバター制作やクリエイティブなモデリングを極めたい方にも最適です。
⑦Copilot 3D Pricing|Copilotの3D技術を使った高品質アセット
Copilotの3D v3技術「Copilot 3D Pricing」は、Microsoftの3Dモデル用生成AI・Copilotの「3D v3」の技術を使った3Dモデル専用のツールです。画像とテキストのどちらでも入力でき、100億パラメータ処理によるジオメトリとテクスチャの同時生成にも対応しています。
インスピレーションギャラリーでは、「アニメ戦士」「森の精霊」「部族のトーテム」など、多彩な3Dモデルサンプルを提示。商用利用の場合はプロプラン以上の加入が必要です。
画像データがないときは生成AIを活用しよう!
「3Dモデルの画像データがない」という場合は、画像自体を生成AIで作るのもおすすめです。
以下の記事では、無料で使えるおすすめの画像生成AIサイトを複数紹介しています。実際の生成画像も掲載しているため、迷うことなくお気に入りのツールを選べます。
3Dモデルの生成AIを選ぶポイント

3Dモデルを作れる生成AIは多くあり、何を基準に選んでよいかわかりにくい方もいるでしょう。ここでは、そんな方に向けて3Dモデル向けの生成AIを選ぶポイントを3つご紹介します。
- 入力できるデータ形式で選択する
- 出力できるファイル形式で選ぶ
- 無料枠の有無と商用利用を確認する
①入力できるデータ形式で選択する
3Dモデルの生成AIは、その生成AIがどのデータで3Dモデルを生成できるかを確認しましょう。「手持ちの写真を立体化したい」という場合は、画像アップロードに対応した3Dモデル生成AIが必要です。
一方で、「アイデアを言葉にして3Dモデルを作りたい」という場合は、テキスト入力(プロンプト)できるツールを選びましょう。選択に迷ったときは、画像とテキストの両方に対応しているマルチなツールを選ぶのもおすすめです。
②出力できるファイル形式で選ぶ
3Dモデルができる生成AIは、出力できるファイル形式を確認することも重要です。それぞれ出力ファイル形式は異なるので、「その後どこで使いたいか」という目的に合わせる必要があります。
例えば、CanvaやSNS投稿で手軽に動かしたいなら「GIF」、3DソフトやCADでの編集・設計は「GLB」や「OBJ」「STL」といったデータ形式が対応しているので、あらかじめ目的のファイル形式を把握して選びましょう。
③無料枠の有無と商用利用を確認する
3Dモデルの生成AI選びに迷ったら、無料で使える範囲と商用利用の可否で絞り込むのもおすすめです。3Dモデル生成AIには、1日あたり・1ヶ月あたりで数回無料で試せるもの、無料枠がないものなどさまざまです。
その他、仕事で使う場合は商用利用への対応が必要です。中には、「有料プランのみ商用利用可」といったツールもあるため、必ず料金表や内容を確認して、安心して使える3Dモデル生成AIを選びましょう。
3Dモデルを生成AIで作るメリット・デメリット
生成AIを活用した3Dモデルの生成は、やはり複雑な工程をカットして手軽に作れる点がメリットですが、良い面だけではなくデメリットも存在します。ここでは、生成AIで3Dモデルを生成するメリット・デメリットを一覧表にまとめてお伝えしましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット |
|
このように生成AIを使った3Dモデル化にはいくつかのデメリットがあり、特に「思い通りのディテール(精密さ)に欠ける」という点が大きなデメリットです。
これを克服するためには「ベースはAIに任せ、仕上げは3Dモデリングソフトで行う」のもおすすめです。この方法を用いると、効率的かつ、細かい歪みや形状も柔軟に修正できます。
生成AIで画像から3Dモデルを作る方法
最後に、今回ご紹介した生成AIのひとつ・Copilotを使った3Dモデルを作る方法を画像付きでお伝えします。
- Copilotにアクセスし、サイドバーの「実験」を開く
- 「Copilot 3D」の「今すぐ試す」をクリック

- Copilot 3Dが開いたら「+ 画像のアップロード」→「作成」をクリック

- 生成された3Dモデルの上でクリック

- 拡大した3Dモデルを確認したら「ダウンロード」→ファイル形式を選択

なお、Copirotの3Dモデルのファイル形式は、以下の3つです。
- GLB:Web・AR・ゲーム向け
- STL:3Dプリント向け
- GIF:モデルの回転などを見せるアニメ画像向け
ダウンロード時は、適した用途のデータでダウンロードしてください。ダウンロードが完了したら、3Dモデリングソフトやスライサーソフトにデータをインポートして、デザインの仕上げや3Dプリントなど、用途に合わせて活用しましょう。
3Dモデルの生成AIについてまとめ
3Dモデルが作れる生成AIは数多く存在し、なかでもMicrosoftの生成AI・Copilotの3Dモデル化機能は注目を集めています。
3Dモデルに対応した生成AIは、ツールによって出力できるファイル形式が異なるため、「自分が何を作りたいか」を明確にした上で、必要な形式に対応しているものを選ぶことが重要です。
まずはCopilotのように、身近で手軽に試せるツールの無料枠を活用し、「生成AIを使った3Dモデル作成」という最新機能を実際に体験することからスタートしてみましょう。







