就活準備を始めたものの、「必要なスキルってなんだろう?」「そもそも自分にスキルがあるのか不安…」と悩む方も多いのではないでしょうか。
一般的に「就活に必要なスキルはコミュニケーション能力」といわれていますが、企業が求めているのはそれだけではありません。
この記事では、就活生がまず知っておきたい「就活に必要なスキル」について解説します。就活を有利にするスキルアップ資格、おすすめのセミナーも紹介するので、就活で有効なスキルを身につけたい方は、ぜひ参考にしてください。
就活に必要なスキルは?
就活に必要なスキルは、やはりコミュニケーション能力が第一に挙げられます。その他、基礎的な学力や責任感、積極性・外向性なども重要です。
しかし、これらの要素は、すでに認識している就活生の方も多いでしょう。
そこで、厚生労働省の調査結果を参考にしながら、実際の採用現場で「企業がどのような能力・スキルを重視しているのか」について詳しく解説していきます。
企業が採用時に重視する能力
令和5年度(2023年)に厚生労働省が行った「若年者の就職能力に関する実態調査」によると、企業が採用時に重視する能力で最も多かったのはコミュニケーション能力でした。これは全体の85.7%の企業が必要であると答え、次いで基礎学力、責任感、積極性・外向性、資格取得と続いています。
その他、行動力や実行力、ビジネスマナーなども重視されており、50%未満の回答には、プレゼンテーション能力、職業意識、柔軟性などがありました。その他、体力やストレス耐性、学生時代のアルバイト経験やサークル・課外活動なども評価の対象となっています。
大卒就活生はより高いスキルが求められる
これを学歴別に見ると、コミュニケーション能力の高さは高卒・大卒問わず同じ割合、基礎学力は高卒就活生が若干高めで74.7%、大卒就活生の場合は66.9%でした。
責任感は高卒・大卒共に同程度の割合で、積極性・外向性は高卒就活生が57.6%、大卒就活生の場合は61.3%。資格取得に関しては、高卒就活生は52.2%と低めでしたが、大卒就活生は60.3%と高い割合でした。
これらのことから、大卒の就活生にはコミュニケーション能力をはじめ、資格取得や積極性・外向性も重要視されていることが分かります。全体的に、大卒の就活生に求める能力が高いのも特徴的でした。
就活成功の鍵を握るスキルアップ
先ほど紹介した厚生労働省の調査からも、企業が就活生に求めるスキルは「コミュニケーション能力」ということが裏付けられました。
その他、積極性、外向性、行動力、実行力などが上位にランクインしていたことから、就活時には積極的に行動するスキルも重視されていることが伺えます。
コミュニケーションスキルに自信がない場合は?
しかし、コミュニケーションスキルや積極性は、生まれ持った資質や経験に左右される部分も大きく、就活という短期間で劇的に向上させるのは難しいものです。就活生の中には、「人見知りが強い」「人前で緊張しやすい」という方も当然いるでしょう。
では、こうした課題を補い、就活を有利に進めるにはどうすればよいのでしょうか?
一つの有効な手段として、「努力によって得られるスキル」に注目することが挙げられます。例えば、明確な目標を設定し、計画的に学習を進める資格取得は、着実なスキルアップにつながる効果的な方法といえるでしょう。
資格取得は5番目にランクイン
資格取得は、採用時に重視する能力でも5番目にランクインしており、実に国内全企業の56.3%が重視しています。つまり、半数以上の企業が「就活で有用なスキル」として認めているのです。
資格は、就活時に個人のスキルを客観的に証明し、努力の積み重ねを形にできます。さらに、合格という成果をつかむプロセスを通じて、責任感や行動力も自然と身につきます。
何よりも、資格取得で得た知識や経験は、自己肯定感や自信を育成し、自然と発言に説得力が生まれ、相手に「伝える力」まで磨いてくれます。結果、周囲との円滑な関係構築につながり、就活で最も有効なコミュニケーションスキルまで高めてくれるのです。
就活を有利にするスキルアップ資格6選
前項では、資格取得が就活に有効とお伝えしましたが、では具体的にどのような資格が就活時のスキルアップに役立つのでしょうか?本項では、就活を有利にするスキルアップ資格を6つご紹介します。
まずは、各資格の内容や一般的な難易度をまとめた表をご覧ください。
資格名 | 内容 | 難易度 |
MOS | Microsoft Office製品(Word、Excel、PowerPointなど)の操作スキル | 一般レベル:易 上級レベル:中 |
ウェブデザイン技能検定 | Webサイトの制作(HTML/CSS、情報設計、デザイン制作など)に関するスキル | 3級:易 2級:易~中 1級:中~高 |
オートデスク認定ユーザー試験 | AutoCADなどのCADソフトウェアの操作スキル | 易~中 |
Python3エンジニア認定データ分析試験 | Pythonを使用したデータ分析スキル | 易 |
G検定 | AIの基礎知識とビジネスでの活用スキル | 中 |
E資格 | AIエンジニアとしての専門的スキル | 高 |
では、それぞれの資格について解説しましょう。
①MOS
MOSとは、Microsoft Office Specialistの頭文字を取った資格名称で、マイクロソフトが提供する国際的に認定された資格です。MOSは、レベルは一般レベルと上級レベルの2種類があり、ワードやエクセル、パワーポイントなどのOfficeソフトの操作スキルを証明できます。
これらのOfficeソフトは、一般的な事務職だけでなく、営業職など多様な業種で使われており、プレゼンテーション資料作成ではパワーポイントが広く活用されています。MOSは認知度が高く汎用性が高いため、就活生に最適なスキルといえるでしょう。
②ウェブデザイン技能検定
Webデザイン技能検定とは、ウェブサイト制作に必要な広範なスキルを問われる資格です。Webデザイン業界で唯一の国家資格であり、その信頼性と認知度の高さから、就活時にも非常に有利に働きます。
近年、企業はWebを活用した集客に力を入れているところが非常に多く、Webデザインスキルは就活時の有効なアピールポイントになります。専門的スキルでありながら、クリエイティブな側面を持ち合わせているのも魅力です。
③オートデスク認定ユーザー試験
オートデスク認定ユーザー試験は、オートデスク社のCADソフト操作スキルを評価する資格です。オートデスク社は、CADの代表的なソフト・AutoCADを開発・販売している企業で、他にも数多くの有名なCADソフトを手掛けています。
オートデスク認定ユーザー試験は、AutoCAD、Revit Architecture、Autodesk Fusionの3種類があり、希望のCADソフトに合わせて資格を取得します。CADソフトは、建築業界や製造業など多彩な業界で活用されており、就職時のスキルアップに活用される方も多い人気資格です。
④Python3エンジニア認定データ分析試験
Python3エンジニア認定データ分析試験は、汎用性の高いプログラミング言語・Pythonの基礎知識を問われる資格です。Python3エンジニア認定データ分析試験はPythonの最も入門的な試験であり、プログラミングスキルがない方も数多くチャレンジしています。
Pythonは、IT・AI関係をはじめ、製造業ではPythonを使った生産管理システム、金融業界では金融データ分析など、その活用範囲は非常に広く、就活にも非常に有利に働く資格です。
以下の記事では、Pythonで作れるものについて解説しています。プログラミング初心者向けの簡易なプログラムを紹介しているので、Pythonの可能性や魅力に触れたい方もぜひご覧ください。
⑤G検定
G検定とは、日本ディープラーニング協会が主催する人気のAI資格です。G検定は、AIの基本的な知識、法律、倫理など広範なスキルを問われ、G検定のGが表す通り、AIのジェネラリストを証明できます。
G検定はAI初心者の方でも比較的チャレンジしやすい資格であり、かつ認知度も高く企業評価も抜群。AIエンジニア最高峰の資格であるE資格の第一ステップとしてもおすすめです。
⑥E資格
E資格は、AI分野における国内最高峰の資格試験であり、先ほど紹介したG検定と同じく、日本ディープラーニング協会が主催しています。E資格の価値は非常に高く、就活においても強力なアピールポイントとなります。
AIエンジニア向けの高度な資格ですが、G検定から段階的に学び進めることで、無理なくスキルアップできます。今後、AIの発展に伴い需要がさらに拡大すると予想されており、その有用性も一層高まる注目の資格です。
以下の記事では、E資格の概要や受験情報、学習時間の目安などを解説しています。E資格受験に役立つ情報を網羅しているので、E資格取得を目指す方はぜひご一読ください。
就活のスキルアップにおすすめのセミナー
では、先ほど紹介した就活におすすめの資格を学べるセミナーをご紹介しましょう。
各セミナーとも短期で効率的に学べるカリキュラムを組んでいるので、多忙な就活生でも手軽にスキルアップできます。
セミナー名 | 受講期間 | 受講形式・受講料 |
MOS対策短期集中講座 | 2日 | 会場:19,800円 ライブウェビナー:19,800円(各キャンペーン特価) |
Canva基礎セミナー | 2日 | 会場:38,500円 ライブウェビナー:38,500円 |
Photoshop基礎セミナー講習 | 2日 | 会場:38,500円 ライブウェビナー:38,500円 eラーニング:27,500円(eラーニング特価) |
AutoCAD基礎セミナー講習 | 2日 | 会場:38,500円 ライブウェビナー:38,500円 eラーニング:27,500円(eラーニング特価) |
Python基礎セミナー講習 | 2日 | 会場:38,500円 ライブウェビナー:38,500円 eラーニング:27,500円(eラーニング特価) |
JDLA認定 G検定対策講座 | 1日 | 会場:30,800円 ライブウェビナー:30,800円 eラーニング:5,500円(各キャンペーン特価) |
E資格対策ディープラーニング短期集中講座 | 4日 | 会場:138,600円 ライブウェビナー:138,600円 eラーニング:54,780円(各キャンペーン特価) |
では、それぞれのセミナーの詳細をお伝えしましょう。
①MOS対策短期集中講座
MOS対策短期集中講座は、人気のオフィス資格「MOS」をわずか2日間で学び、合格を目指せる講座です。カリキュラムはワードとエクセルの2項目に対応しており、効率よくスキルを習得できます。
受講形式は、好きなものを選択できて、現在、どちらもお得なキャンペーン割引価格で受講できます。なお、席数は残りわずかとなっていますので、受講を希望する就活生の方は、以下のページでスケジュールをご確認ください。
セミナー名 Excel基礎セミナー講習 運営元 ProSkilll(プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
②Canva基礎セミナー
Canva基礎セミナーは、初心者でも短期間で効率よくデザインスキルを学べる講座です。オンライン上で直感的に操作できるCanvaは、資料作成やSNS投稿、チラシ制作など幅広い場面で活用されています。
本セミナーでは、基本操作をはじめ、広告バナーやアニメートを使った動くイラスト、モザイク加工の合成SNS用動画の作成まで実践的に学習。Webデザイナーを目指す方はもちろん、就活時のスキルアップに有効なカリキュラムです。
セミナー名 Canva基礎セミナー 運営元 ProSkilll(プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー
③Photoshop基礎セミナー講習
Photoshop基礎セミナーは、Webデザインに欠かせないPhotoshopの操作を基礎から学べる講座です。実務に即した内容で、実際に手を動かしながら画像編集の方法を習得できるため、理解が早く、楽しみながらスキルアップできます。
カリキュラムはPhotoshopの基本操作から始まり、モックアップの作成、人物の修正、GIFアニメーションの制作など、プロフェッショナルなスキルまで幅広くカバー。Web集客を目指す企業研修にも採用されている講座で、クリエイティブなスキルを就活に活かしたい方にも最適です。
セミナー名 Photoshop基礎セミナー講習 運営元 ProSkilll(プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
④AutoCAD基礎セミナー講習
AutoCAD基礎セミナー講習は、オートデスク社公式の認定セミナーで、AutoCAD初心者でも短期間で実務に即した応用レベルのスキルを習得できます。CAD初心者の就活生でもスムーズに理解できるハンズオン形式のセミナーです。
カリキュラムはAutoCADの画面操作や初期設定からスタートし、線や円など基本的な形状のオブジェクト作成・編集、図面への注釈入れ、レイアウトの使い方、データ管理・活用まで幅広く学びます。
セミナー名 AutoCAD基礎セミナー講習 運営元 ProSkilll(プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
⑤Python基礎セミナー講習
Python基礎セミナー講習は、就活市場で人気のPythonを基礎から学べる初心者向けセミナーです。先程紹介したPython3エンジニア認定データ分析試験に一部対応しているので、Pythonの基礎を学びながら資格取得を目指したい就活生にも有効です。
カリキュラムは、Pythonの基礎文法や環境構築からスタートし、Pythonによるデータ可視化やエクセル処理の自動化、画像処理の基礎、RPA(Pythonを使ったRPA自動化)など、実務に即したスキルまで幅広く習得できます。
セミナー名 Photoshop基礎セミナー講習 運営元 ProSkilll(プロスキル) 価格(税込) 27,500円〜 開催期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
⑥JDLA認定 G検定対策講座
G検定対策講座は、すぐに終わる短期集中の講座で、G検定の基礎から応用まで学べる効率的なセミナーです。基礎的な数学や統計、AIの基本的な仕組みから学習するため、プログラミング初心者の就活生もスムーズに理解できます。
カリキュラムはG検定のシラバスに沿った合格に直結する内容で構成されており、学習スタイルは好きな受講形式を選べます。現在、各コースともキャンペーン割引中なので、ぜひこのお得な期間にご検討ください。
⑦E資格対策ディープラーニング短期集中講座
E資格対策ディープラーニング短期集中講座は、日本ディープラーニング協会(JDLA)認定の公式講座です。修了率99.2%、合格率83.3%以上。短期間で、就活で評価の高い人気のE資格合格を目指せます。
本セミナーでは、E資格基礎講座を事前学習として提供し、受講前に動画学習を行うことで、スムーズに講座へ取り組めるカリキュラムを組んでいます。講義終了後には、習熟度を確認する4択問題形式の試験対策を実施。徹底したサポートで脱落者ゼロの実績を積み重ねています。
セミナー名 E資格対策ディープラーニング短期集中講座 運営元 ProSkilll(プロスキル) 価格(税込) 54,780円〜 開催期間 4日間 受講形式 対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング
就活のスキルアップセミナーを選ぶポイント
最後に、就活のスキルアップに有効なセミナーを選ぶポイントについて解説しましょう。
- 自分の目的に合ったものを選ぶ
- 受講期間も考慮する
①自分の目的に合ったものを選ぶ
就活のスキルアップセミナーを選ぶ際には、自分の目的に合ったものを選ぶことが重要です。特定分野に特化したセミナーを受講することで、習得したスキルが明確になり、就活時のアピールにつなげやすくなります。
例えば、PhotoshopやCanvaのデザインスキル、Excelのデータ分析スキルなど、実務に直結するスキルをピンポイントで学べるセミナーがおすすめです。
一方で、幅広いビジネススキルを網羅的に学ぶセミナーでは、特定のスキルを深く身につけにくく、「何ができるのか」を明確に伝えにくいというデメリットがあります。自分の就活の方向性を明確にし、それに合ったスキルを習得できるセミナーを選びましょう。
②受講期間も考慮する
就活に有効なセミナーを選ぶ際、受講期間も重要なポイントです。長期間のセミナーは内容が充実している一方で、就活中のスケジュール調整が難しくなる可能性があります。そのため、短期間で集中的に学べるセミナーを選ぶのも一つの手です。
例えば、2日間や1週間といった短期集中型のセミナーなら、効率よく学習しながら、就活の準備もしっかり進めることができます。日々忙しい就活生だからこそ、時間効率の良いセミナーを利用するメリットは大きいでしょう。
就活に必要なスキルについてまとめ
就活市場において、企業が就活生に求めるスキルのトップはコミュニケーション能力でした。
しかし、就活を有利に進めるためには、資格取得によって専門知識やスキルを身につけ、自己PR材料を増やすことも重要です。コミュニケーション能力を補完するためにも、ぜひ本記事を参考に資格取得を就活に活かしてみてください。
