Claude Codeは、コード生成だけでなく、ファイルの修正やテスト、Excel・CSVの集計、ファイル整理まで実行できるツールです。そのような中、「Claude Codeでできることは何?」「普通のClaudeと何が違うの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Claude Codeでできること9選を具体例とともにわかりやすくまとめました。
非エンジニアが活用できる業務や、実際にデータ集計を任せた例、できないこと・注意点まで解説するので、Claude Codeを仕事に取り入れたい方はぜひ参考にしてください。
できることを知る前に「Claude Code」とは?

Claude Codeとは、Anthropicが提供するAIを活用したコーディングツールです。
一般的な生成AIのように、質問へ回答したりコードを生成したりするだけでなく、コードベース全体を確認しながら、ファイルの編集やコマンドの実行、バグ修正などを進められます。
なお、Claude Codeは有料プランからのみ利用できる機能です。
次のように自然な言葉で指示するだけで、Claude Codeが必要なファイルを調べながら作業を進めてくれます。
- 「このエラーの原因を調べて修正して」
- 「この機能を追加して」
- 「テストを実行してエラーがあれば直して」
そのため、コードを部分的に生成してもらうだけではなく、「目的を伝えて、一連の作業を任せる」という風に使えるのがClaude Codeでできることの特徴です。
Claude Codeの料金や導入方法、基本的な使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
通常のClaudeでできることとの違い
通常のClaudeとClaude Codeは、次のようにできることや主な用途が違います。
| 比較項目 | 通常のClaudeでできること | Claude Codeでできること |
|---|---|---|
| 主な用途 | 質問・文章作成・分析など | 開発・PC上の作業 |
| コード生成 | 〇 | 〇 |
| プロジェクト内のファイル確認 | 利用環境による | 〇 |
| 複数ファイルの編集 | 利用環境による | 〇 |
| コマンドの実行 | 利用環境による | 〇 |
| テスト・デバッグ | 支援が中心 | 実行まで可能 |
| 開発作業の自動化 | △ | 〇 |
通常のClaudeは、質問への回答や文章作成、情報整理、コード生成など幅広い用途に使える生成AIです。一方のClaude Codeは、開発環境やファイルにアクセスし、コードの修正やテスト、コマンド実行など、実際の作業まで進められます。
相談だけでなく、作業まで任せたい場合はClaude Codeが向いています。
Claude Codeでできること9選
Claude Codeは、コード生成に加えて、既存コードの解析や修正、テスト、データ加工、外部ツールとの連携などにも活用できます。ここでは、開発業務から日常的な業務効率化まで、Claude Codeでできることを9個紹介します。
| Claude Codeでできること | 活用シーン |
|---|---|
| プログラムコードを生成する | 新機能の実装やプログラム作成 |
| 既存コードを理解・説明する | 他人が書いたコードや既存システムの理解 |
| バグの原因を調査してコードを修正する | エラー調査・デバッグ |
| 複数ファイルをまとめて編集する | 大規模な修正・リファクタリング |
| Webサイトやアプリを作成する | Webサービスや社内ツールの開発 |
| テストコードの作成・実行をする | 動作確認・品質チェック |
| Excel・CSVなどのデータを集計・加工する | 売上集計・データ分析 |
| 定型業務を自動化する | ファイル整理・繰り返し作業 |
| MCPを使って外部ツールと連携する | GitHubやデータベースなどとの連携 |
①プログラムコードを生成する

Claude Codeでできることの代表例が、自然な言葉からのプログラムコード生成です。
Pythonでの集計処理やJavaScriptによる機能追加など、作りたい内容を具体的に伝えるだけで、目的に合ったコードを作成できます。
実際に、「PythonでCSVファイルを読み込み、商品別の売上合計を算出するプログラムを画面上に作成して」というように、使用する言語や実現したい処理、条件をまとめて入力しました。すると、上の画像のようなコードが生成されました。
②既存コードを理解・説明する

既存コードを読み取り、処理の流れや役割を説明してもらうこともClaude Codeでできることです。自分が作成していないコードや、引き継いだシステムの構造を把握したいときに役立ちます。
実際に、①で生成したコードを読み込ませて、「このコード全体の構成と、何をしているのか仕組みを説明して」と指示を出してみました。結果として、上の画像のように①の要望通りの回答を得られました。
③バグの原因を調査してコードを修正する

エラーの原因を調べ、必要な修正まで進められることもClaude Codeでできることのひとつです。エラーメッセージや関連コードを確認しながら問題箇所を特定できるため、デバッグにかかる手間を減らせます。
①で作成したコードに、関係のない△という数値を入れてみました。
「添付したコードだとうまく動作しません。原因を調査して、必要な箇所を修正してください」と指示を出した結果、自動で原因が△だと抽出されました。
④複数ファイルをまとめて編集する

Claude Codeでできることには、複数ファイルをまたいだ一括編集もあります。
変数名の統一や仕様変更など、関連するファイルをまとめて修正できるため、手作業でひとつずつ直す負担を減らすことも可能です。
実際に、2つのプロジェクト(ZIPファイル)を用意して「プロジェクト内のuserNameをdisplayNameに変更し、関連するすべてのファイルも修正して」と指示してみました。抽出および修正まで自動でClaude Codeが対応し、修正データをダウンロードできました。
⑤Webサイトやアプリを作成する

Webサイトや簡単なアプリを1から作成できることも、Claude Codeの代表的な活用方法です。必要な機能や画面構成を伝えると、HTMLやCSS、JavaScriptなどを使って必要なファイルを作成できます。
たとえば、「CADの作成支援サービスを提供するWebサイトのTOPページをHTML・CSSのみで作成して」と指示を出した結果、おしゃれなホームページの画面が完成しました。
⑥テストコードの作成・実行をする

Claude Codeでできることとして、プログラムが正しく動くか確認するためのテスト作成・実行の機能を活用できます。実装した機能に合わせてテストコードを用意し、結果を確認しながら問題があれば修正につなげられるのが特徴です。
①で作成したプログラムを読み込ませて「テストコードを用意して実行し、問題があれば原因も確認して」と指示してみた結果、問題なく動作することがわかりました。
⑦Excel・CSVなどのデータを集計・加工する

開発以外でClaude Codeにできることとして、ExcelやCSVなどのデータ処理があります。
売上データを月別に集計したり、必要な項目だけを抽出したりできるため、日常的な集計業務の効率化にも活用できます。
「添付したcsvを読み込み、月別・商品別の売上を集計して、新しいCSVファイルとして出力して」と指示を出した結果、上の画像のように生成されました。対象ファイルと、最終的にどのような形にしたいかを伝えることが重要です。
⑧定型業務を自動化する

毎回同じ手順で行っている作業を自動化できることも、Claude Codeでできることのひとつです。ファイル名の変更やフォルダ分け、データの結合など、単純でも時間のかかる定型業務をスクリプト化できます。
画面左側の「ルーティン」のボタンをクリックし、メイン画面で定型業務と進め方を指示するだけで、決められた時間に自動でClaude Codeが動作します。
⑨MCPを使って外部ツールと連携する

MCPを活用すれば、Claude Codeでできることを外部サービスまで広げられます。
GitHubやデータベースなどと接続することができ、外部の情報を取得したり、そのデータを使って作業を進めたりと、業務効率化を目指せるのが魅力です。
画面右下の設定からコネクタを選択することで、連携の手続きを進められます。
また、Claude Codeを独学で使いこなすのが難しい場合は、実践形式の講座で学ぶ方法もあります。以下のセミナーでは、コード生成だけでなく、Excel自動化やGAS・API・MCP連携まで学べます。受講後に実務で使える業務自動化ツールを自分で作成したい方におすすめです。
| セミナー名 | Claude Codeセミナー |
|---|---|
| 運営元 | GETT Proskill(ゲット プロスキル) |
| 価格(税込) | 38,500円〜 |
| 受講期間 | 2日間 |
| 受講形式 | 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー |
非エンジニアがClaude Codeでできること
Claude Codeは開発者向けのツールですが、非エンジニアでも業務効率化に活用できるのが特徴です。たとえば以下のように、普段手作業で行っている定型業務を自動化できます。
| できること | Claude Codeの活用例 |
|---|---|
| Excel・CSVの集計 | 売上集計、データ抽出、並べ替え |
| 資料・ドキュメント作成 | レポート、マニュアル作成 |
| ファイル整理 | ファイル名変更、フォルダ分け |
| 定型業務の自動化 | 毎月の集計、データ変換 |
特に、「毎回同じ手順で繰り返している作業」「大量のファイル・データを扱う作業」の場合は、Claude Codeと相性が良い分野です。できることとやりたいことがマッチするのなら、Claude Codeを活用してみてください。
Claude Codeでできないこと・注意点
Claude Codeは幅広い作業を自動化できますが、すべての要素を正確に任せられるわけではありません。特に、生成されたコードの正しさやファイル操作、機密情報の取り扱いには注意が必要です。
ここでは、Claude Codeでできることと一緒に把握しておきたい「できないこと」をわかりやすく説明します。
人間の確認なしで正しいコードを保証することはできない
Claude Codeでできることは幅広いものの、生成・修正したコードが必ず正しいと保証されるわけではありません。複雑な処理では意図と異なる実装になることもあるため、テストや動作確認を行い、最終的には人が判断する必要があります。
曖昧な指示だけで意図どおりの作業を進めることはできない
自然な言葉で指示できることはClaude Codeの強みですが、曖昧な内容から利用者の意図を完全に判断することはできません。「どのファイルを変更するか」「どの形式で出力するか」など、条件や完成形を具体的に伝えることが重要です。
アクセス権限のない情報やサービスを自由に操作することはできない
外部ツールとの連携まで広げられることもClaude Codeでできることの一つですが、権限のない情報やサービスを自由に操作できるわけではありません。必要に応じてMCPなどの連携設定やアクセス権限を用意し、機密情報を扱う場合は社内ルールも確認しましょう。
Claude Codeでできることを使いこなすポイント

本記事で紹介したClaude Codeでできることを十分に活かしたいなら、指示の出し方と確認方法が重要です。ただ単に「修正して」「集計して」と伝えるだけでなく、対象や条件、完成形まで具体的に指定すると、意図に近い結果を得やすくなります。
以下に、押さえておきたいポイントをまとめました。
- 目的と対象ファイルを具体的に伝える
- 使用する言語や出力形式を指定する
- 一度に大きな作業を任せすぎない
- 実行結果や変更内容を必ず確認する
- よく使う指示やルールはCLAUDE.mdなどにまとめる
初めてClaude Codeを使う場合は、小さな作業から任せて結果を確認しながら進めるのがおすすめです。使い方に慣れてきたら、複数ファイルの編集や定型業務の自動化など、徐々にClaude Codeへ任せる範囲を広げてできることを増やしていきましょう。
なお、Claude Codeでできることを実務につなげたい方には、以下のセミナーがおすすめです。
短期間でAI開発や業務自動化、MCP・API連携まで実践的に学べるため、受講後は自社業務に合わせたツール作成や作業効率化へ応用しやすくなります。
また、Claude Codeの使い方やできることを動画で学びたい方は、以下の記事でeラーニングサービスを探してみてください。
Claude Codeでできることについてまとめ
Claude Codeでできることには、コード生成やバグ修正、複数ファイルの編集、テスト実行、データ集計、定型業務の自動化などがあります。さらに、MCPを使えば外部ツールとの連携まで可能です。
ただし、Claude Codeでできることが増えても、生成結果の確認や最終判断は人が行う必要があります。まずは小さな作業から任せて、実際の業務で活用してみてください。






