業務効率化にCopilotがおすすめと聞いて、触ってみたいと考えている方もいるでしょう。しかし、生成AIを初めて利用する入門者の場合、使い方や活用方法がわからず、うまく使いこなせないことは珍しくありません。
本記事では、Copilotの入門として、Copilotの基本的な特徴から使い方、実務での活用例まで初心者向けにわかりやすく解説します。また、おすすめの入門書や入門講座も紹介するので、Copilotをこれから始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
Copilotとは
Copilotとは、Microsoft社が開発・提供しているAIアシスタントツールです。会話形式で質問や文章生成を行えるため、専門知識が必要なく、Copilotの入門段階でも簡単に扱えます。
コンテンツの作成やデータ分析などに活用できることから、普段の業務に取り入れることで、生産性を向上させられるのが特徴です。
無料版と有料版の違い
Copilotには、個人向けプランや一般法人向けプラン、大企業向けプランなど、属性に応じてさまざまなプランが用意されています。これからCopilotを始める入門者の方に向けて、個人向けプランの無料版と有料版の違いをまとめました。
| Copilot Chat | Microsoft 365 Personal | Microsoft 365 Family | Microsoft 365 Premium | |
| 月額料金 | 無料 | 2,130円 | 2,740円 | 3,200円 |
| ユーザー数 | 1人 | 1人 | 最大6人 | 最大6人 |
| Microsoft 365との連携 | ブラウザ版から使用 | Microsoft Copilot搭載のデスクトップアプリを使用可能 | Microsoft Copilot搭載のデスクトップアプリを使用可能 | Microsoft Copilot搭載のデスクトップアプリを使用可能 |
| AIの使用量 | 基本的な利用が可能 | 無料版より多い | 無料版より多い | 最も多い |
引用:Microsoft 365 Copilot プランと価格
生成AIが初めての方は、まずCopilotの入門として無料版で基本的な機能を試してみるのがおすすめです。一方で、Microsoft 365アプリと連携してシームレスに使いたい場合や、生成AIを十分に利用したい場合には有料プランが適しています。
また、以下の記事では、Copilotのプランごとの特徴を解説しています。Copilotの入門として具体的な違いを知っておきたい方は、ぜひあわせてご覧ください。
入門者が知っておきたいCopilotの特徴
以下に、入門者が知っておきたいCopilotの特徴をまとめました。
- Microsoft 365とのリアルタイム連携
- 優れたセキュリティ機能
- プログラミングサポート
Copilotをこれから業務で活用するなら、どのような場面で役立つのかをあらかじめ理解しておくことが大切です。これらの入門者が知っておきたいCopilotの特徴について詳しく見ていきましょう。
①Microsoft 365とのリアルタイム連携

CopilotはMicrosoft 365の各アプリと連携し、普段使用しているWordやExcelなどのアプリ内で生成AIを活用できるのが特徴です。
例えば、Wordでは会議の議事録を要約してわかりやすく整理したり、Excelでは必要な関数を作成したりできます。結果、情報を調べたり考えたりする時間を短縮できるため、日々の業務効率化につながります。
②優れたセキュリティ機能
法人向けのMicrosoft 365 Copilotでは、エンタープライズデータ保護が適用されており、入力したデータがAIの学習に利用されない仕組みになっています。そのため、業務上の情報を扱う際も、ほかの生成AIと比べて入門者でもデータを安全に使用しやすいのがメリットです。
特に、機密情報を扱う企業が生成AIを業務に導入する場合に、高いセキュリティ機能を備えていることは重要なポイントとなります。
③プログラミングサポート
Copilotでは、自然言語で実現したい処理を指示することで、プログラムのコードを生成したり、既存のコードを修正したりできます。専門的な知識がなくても、やりたいことを文章で伝えながらプログラミングを進められるため、入門者の学習や開発のサポートにも活用できます。
また、Copilotには、プログラミングに特化したGitHub Copilotも提供されており、より本格的にプログラミングへ生成AIを活用したい場合にもおすすめです。
入門者向けのCopilotの基本的な使い方
Copilotを使えば、構成や内容を指定するだけで、企画書をWordファイルで作成できます。Copilotの入門として、営業資料作成の業務効率化をテーマにCopilotで企画書を作成する方法を紹介します。
プロンプトはそのままコピーして使えるので、入門者の方はぜひ参考にしてください。
①作成したい企画書の内容をCopilotに指示する
Copilotを開き、作成したい企画書のテーマや構成、出力形式などを具体的に指示します。今回は、以下のようなプロンプトを入力して送信しました。
【テーマ】
営業資料作成の業務効率化プロジェクト
【構成】
1. タイトル
2. 背景と現状の課題(時間やコストなどの定量的データを含める)
3. 解決策(CopilotやGamma等のAIツール導入、標準化など具体策3選)
4. 期待される効果(作業時間の削減率%や削減コスト等の数値を含める)
5. 導入スケジュール(フェーズ1〜3のタイムライン)
【出力形式・ルール】
・Wordの見出しスタイルが自動適用できるよう、Markdown記法(# や ##)を使用してください。
・文章は長文(段落)にせず、後からスライド化しやすいように箇条書き中心で簡潔に記述してください。
・文体はビジネス向けの「〜の推進」「〜の実施」などの体言止めや明確な言い回しに統一してください。
プロンプトを送信すると、指定した条件をもとに企画書のドラフトが作成されます。作成されたWordファイルをクリックして、パソコンに保存しましょう。

②企画書の内容を確認する
保存したWordファイルを開き、内容を確認します。

構成を修正したい場合は、Copilotに追加の指示を出してブラッシュアップすることも可能です。このように、Copilotを活用することで、入門者でも企画書の構成を一から考えたり、文章を作成したりする作業を効率化できます。
また、Copilotのスキルを入門レベルから引き上げるには、セミナーの受講がおすすめです。以下の記事では、セミナーの選び方や使える助成金なども紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
実務でのCopilotの活用例
Copilotは、日常業務のさまざまな場面で活用できます。実務での具体的な活用例は以下のとおりです。
- 文章作成:企画書や議事録、メール文の作成など、さまざまな文章作成のサポートができる
- データ分析:大量データの要約や傾向の分析などを、関数を使わず自然言語で行える
- 画像生成:テキストで入力した内容に応じた画像の生成や修正ができる
Copilotを活用すれば、事務作業やデザイン作業など、幅広い業務の効率化を実現できます。まずは、Copilotの入門として、簡単な定型作業をCopilotで自動化するところから始めましょう。
このように、Copilotはさまざまな業務に活用できます。しかし、Copilotの入門者のなかには、具体的にどのようにCopilotを業務に取り込めばよいかわからない方も多いでしょう。
GETT ProskillのMicrosoft 365 Copilotセミナーでは、生成AIの活用フローやプロンプトエンジニアリングを学べるため、Copilotを業務活用するための実践的なスキルが身につきます。講座でCopilotに入門したい方は、ぜひ以下のリンクから詳しいカリキュラムをチェックしてください。
Copilotが学べるおすすめ入門書
Copilotを一から学ぶなら、入門書を使った学習がおすすめです。Copilotが学べるおすすめの入門書は以下のとおりです。
| 入門書 | 著者 | 発売日 |
| ①Microsoft 365 Copilot踏み込み活用術(できるビジネス) | 太田 浩史 | 2026年1月8日 |
| ②今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Copilot 超入門 | 井上 香緒里 | 2026年6月2日 |
| ③今すぐ使えるかんたんEx Copilot 仕事術&時短技 生成AI活用BESTセレクション | リンクアップ | 2026年3月2日 |
これらの入門書の特徴について見ていきましょう。
①Microsoft 365 Copilot踏み込み活用術(できるビジネス)

引用:Amazon
本書は、Microsoft 365 Copilotの基礎知識から、ビジネスシーンで役立つ実践的な活用方法まで学べる入門者向けの一冊です。複数の企業でMicrosoft 365の導入・活用を支援してきた著者が、実際の業務に活かせる具体的なテクニックを紹介しています。
メールの返信や議事録作成など、日常的な業務でCopilotを活用する方法が紹介されているため、Copilotの基本を学んだうえで、実務での活用方法まで身につけたい方におすすめの入門書です。
②今すぐ使えるかんたん ぜったいデキます! Copilot 超入門

引用:Amazon
本書は、生成AIに苦手意識がある方でも、Copilotの基本から無理なく学べる入門書です。操作方法を一つひとつ丁寧に解説しているため、Copilotの入門者でも、着実にスキルを身につけられます。
また、基本操作だけでなく、WordやExcelと連携した実践的な活用方法も紹介されています。Copilotの使い方を基礎から学び、日々の業務に活かしたい方におすすめの一冊です。
③今すぐ使えるかんたんEx Copilot 仕事術&時短技 生成AI活用BESTセレクション

引用:Amazon
本書は、Copilotの基本操作から実務で役立つ活用方法まで幅広く学べる入門書です。質問や指示の出し方、文章の作成・要約といった基本的な使い方から、Excelの活用やプログラミング支援といった応用的な使い方まで学習できます。
目的別に活用方法が解説されているため、入門者でもCopilotのスキルを網羅的に習得可能です。
Copilotが学べるおすすめの入門講座

入門者がCopilotスキルを効率的に高めたいなら、講座の受講がおすすめです。講座では、プロの講師からサポートを受けながら、Copilotの使い方を学ぶことができます。
特に、GETT ProskillのMicrosoft 365 Copilotセミナーなら、Copilotの入門となる基礎から実践的な活用方法まで、ハンズオン形式で学習できます。これからCopilotを使い始めたい方はもちろん、基本操作から一歩進んで、業務効率化に活かせるスキルを身につけたい方にもおすすめです。
セミナー名 Microsoft 365 Copilotセミナー 運営元 GETT Proskill(ゲット プロスキル) 価格(税込) 29,700円〜 受講期間 2日間 受講形式 対面(東京・名古屋・大阪)・ライブウェビナー・eラーニング
Copilot入門のまとめ
今回は、Copilotの入門として知っておきたい基本的な使い方や特徴を紹介しました。Copilotは文章作成やデータ分析など、さまざまな業務の効率化に活用できる便利なAIアシスタントツールです。
シンプルな操作で利用できるので、生成AIの入門として活用するのもおすすめです。まずは基本操作を試してみて、より実践的なスキルを身につけたい場合は、今回紹介した入門書や入門講座を活用してみてください。





