AIエンジニアの資格7選!おすすめスキルやAI資格おすすめのセミナーを紹介!

AIは多くの分野で活用ができるため、様々な業種で利用されています。
それに伴い、AIエンジニアの活躍も増えていて、AIに関連した資格もたくさんあります。
しかし、AIについて詳しく分からない人もいるでしょう。
そこでこの記事ではAIエンジニアにおすすめの資格と資格取得に必要なAIプログラミングスキル・AIの資格に関連したおすすめのセミナーを紹介します。

AIの現在とは

AIの現在とは

AIはどんな分野でも活用ができるだけではなく、人間だけでは難しい大変な作業もAIを導入することで負担を減らせます。
そんなAIは現在どのように活躍しているのかまず簡単におさらいしていきます。

医療の分野でAIエンジニアが活躍

医療の分野でAIはMRIやレントゲンなどの画像を認識して、病気などを発見してくれる最先端の技術です。
膨大な数の診断画像を人間が見て判断するには限界があり、しかも医師によって診断結果に違いが出てしまう可能性もあります。
それを過去の画像データを蓄積したAIが医師の代わりに診断を行い、病気の予測や特定をしてくれます。

製造業などでAIが不良品を検知

製造業では、不良品の検知を行うのにAIを活用しています。
ライン製造などで流れてくる製品を人間の目で確認して、不良品を見つけるのはとても大変です。
しかも、ある程度の熟練した人材でないと難しいため、人材の確保も大変です。
それをAIの画像処理技術を用いて、自動で不良品を検知できるようにします。

AIエンジニアによる設備の管理

工場などにある設備等の異常を検知するAIもあります。
例えば、予めAIに設備の正常なデータを学習させておけば、もし設備が高温になったり異常音がでたりした時に、AIが異常を検知してくれる仕組みです。
また、点検を自動化しておけば24時間365日、設備を稼動し続けられるようになります。

AIを使った効率的なマーケティング

AIを使った効率的なマーケティング

膨大な市場データを分析して顧客のニーズを見つけ出し、的確なマーケティングを行います。
例えば、利用頻度の高い顧客をAIによって判別し、それぞれのユーザーに合う商品をメールマガジンで配信して売り上げを上げる方法です。
AIを使えば膨大な顧客データでも、それぞれの特徴を判別できるため、マーケティングの効果を最大限発揮できます。

AIやエンジニアの導入で無駄を省いて経費を削減

取引やお金のやりとりをAIを使って管理できれば、自動で伝票の入力や仕分け作業を行ってくれるので、手間を削減できます。
しかも、自動化により無駄なお金の流れを見つけ出し、経費削減にも役立てることができます。

AIエンジニアにおすすめの資格7選

特にAIエンジニアになるなら、取得した方が良いスキルがいくつかあります。
知識を深めるためにも、様々な資格取得の勉強はとても重要です。

①G検定

一般社団法人日本ディープラーニング協会であるJDLAが行っている、AIエンジニアの資格です。主にディープラーニングを中心とした、様々な分野への応用スキルが問われる資格と言えるでしょう。
また、ディープラーニングだけではなく、機械学習から人工知能の動向など、AIに関する様々なことを学習する必要があります。
そのため、このG検定の資格取得を目指せば、AIエンジニアとして多くスキルを身につけられるでしょう。

G検定の学習方法を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

G検定の問題集のおすすめは?合格につながる学習方法もご紹介!

②E資格

一般社団法人日本ディープラーニング協会であるJDLAが行っている、AIエンジニアの資格で、G検定よりもさらに上のランクの資格です。
ディープラーニングの理論だけではなく、その手法から実装までより実践的な能力が求められます。
E検定の資格を持っていれば、AIエンジニアを目指す上でも有利な資格です。

>>E資格とは?概要から学習方法、おすすめのJDLA認定プログラム講座も紹介

③Python3エンジニア認定基礎試験

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が行っている資格です。
AIのプログラミングで欠かせない、Pythonの基本知識を問われる資格です。
AIの分野であればよく使われるプログラミング言語なので、おすすめの資格のひとつと言えます。

④Python3エンジニア認定データ分析試験

Pythonを用いて様々なデータを分析するのに必要な、基礎や手法を身につける資格です。
試験はPythonの基礎だけではなく、数学の基礎から解析、統計などデータを分析する上で必要な知識が求められます。
この資格を取得できればAIエンジニアだけではなく、データ分析を中心としたデータサイエンティストなどにもおすすめの資格です。

⑤画像処理エンジニア検定

AIの発展により画像処理の知識やスキルが、求められるようになりました。
画像処理エンジニア検定は、画像処理に関係するプログラミングの検定で、AIによる画像処理を行う上で必要な、基本的スキルを身につける検定と言えます。

⑥AI実装検定

ディープラーニングの実装に必要な、基本的な数学の知識を求められる検定です。
今後、更に複雑なプログラミングのスキルを高めたい場合は、基礎理論の理解が重要なので、AI実装検定は、その基礎の検定と考えておくと良いでしょう。

⑦統計検定

データに基づいて客観的に判断したり、統計に関する知識や、活用力を評価したりする全国統一の試験です。
また、統計検定は4~1級までの階級があり、難易度に合わせてスキルを試せます。
データの分析における表やグラフ、確率などの基本的な知識を身につけるのに最適と言えるでしょう。

G検定とE資格について詳しく知りたい方には、こちらの動画もおすすめです。

AIエンジニアの資格を取得するのに必要なスキル

AIに関連した資格を取得するには、いくつかのプログラミングスキルが必要です。

Python

AI資格 Python

AIのプログラミングで最も使われている言語であり、文法の構造も比較的分かりやすく、コードの記述もしやすいのが特徴です。
初心者でも学びやすくて、AIに関係した様々な資格を取得する上でも役立てることができます。

>>機械学習によく使うPythonのコード一覧まとめ

R言語

R言語もPythonと同様に、AIのプログラミングにおいてよく使われている言語です。
特に、データ解析や統計学などの分野で使われることが多いので、AIのプログラミングにおいては欠かせない言語と言えるでしょう。

C++

C++は、C言語よりもさらに発展させたプログラミング言語で、AIの分野でも使われています。
そのため、資格取得を目指す上でも、スキルを身につけておいて損はありません。

Julia

AIのプログラミングをする上で使われている言語で、文法構造も分かりやすく、初心者でも取得しやすいのが特徴です。
また、PythonやR言語のライブラリを、Juliaで扱えるので拡張性が高い言語と言えるでしょう。

AIエンジニアの資格を取得するのにおすすめのセミナー

初心者などの初めてAIエンジニア関連の資格を取得する方は、セミナーなどの講座に参加をして勉強をするのも良いでしょう。
分からないことも質問ができて、効率よく学習ができます。

E資格対策ディープラーニング短期集中講座

このセミナーは、E資格に合格するためのポイントを、短期間で習得できます。
また、幅広い専門知識がないと資格を取得するのが難しいため、実績のある講師が分かりやすく教えてくれます。
他にもセミナーで分からないことがあったら個別で相談できたり、実際の現場で必要な構築、実装スキルを習得できたりと、AIの知識をしっかりと身につけられるのがこのセミナーの特徴です。

ビジネス向けAI完全攻略セミナー

AIに関わる仕事がしたいと感じていても、具体的にどんな仕事があるのか分からない人もいるでしょう。そんな方のためにAI攻略セミナーでは、AIをどのように活かせるのか、AIはどのように作っていくのかなど、AIについて幅広く学習ができるセミナーです。また、機械学習やディープラーニングの仕組みなど、具体的な活用方法も学べるので、ビジネスに直結した学習ができるセミナーです。

強化学習プログラミングセミナー

強化学習プログラミングセミナーは、様々な分野で実装できるAIを制御する方法を学習するセミナーです。
例えば、自動車などの自動運転から、ロボットやゲームなどの最適化まで、AI技術者に必要な知識を学べます。
ただし、ニューラルネットワークの仕組みや、Pythonの基本的なプログラミングを理解している方が前提となるため、初心者向きではありません。

AIエンジニアにおすすめの資格まとめ

AIは今後、多くの分野で活用が期待されており、そのAIを開発して実用化するにはAIエンジニアの存在が欠かせません。
もしAIエンジニアに興味があるなら、資格取得を目指すのも良いでしょう。
そうすれば知識が身について、即戦力としてAIの分野で活躍ができるかもしれません。
今の職業から年収をアップさせたいけど、AIに関してはまったくの初心者という人でも、セミナーに参加しAIエンジニアの資格を取得すれば年収アップに近づけるでしょう。

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