初心者OK!Pythonのポートフォリオを作る手順!作り方から活用事例まで紹介

Pythonの初心者が案件を獲得するには、ポートフォリオを作成し、案件を依頼してくる企業などに見せて検討してもらうのが早道です。こちらでは、Pythonのポートフォリオとはどんなものかに加え、作成手順やおすすめのフレームワークやデータベースについてもご紹介します。

Pythonのポートフォリオとは

IT業界でのポートフォリオは、実績や能力をアピールするための作品集のようなもので、転職や案件獲得の際に使われます。Pythonのポートフォリオですが、経験者は携わったプロジェクトやサービスを記載できるでしょう。未経験者は自作したソースコードや作成したアプリを、webページなどで公開するとよいかもしれません。

初心者がPythonのポートフォリオを作る準備や手順

ポートフォリオ自体は、HTMLやCSSを使うだけでも作成できますが、こちらでは、ポートフォリオ自体をPythonを使ってプログラミングするイメージでの作成方法をご紹介します。ポートフォリオの作成には、手順をマスターするだけでなく、ベースとなる知識も必要であるため、その点も含めて記載していきます。

ポートフォリオに掲載する内容を考える

ポートフォリオの目的は、案件を獲得したり、転職を実現することです。そのため、自分がやってきたことや学んできたことが、相手の企業や依頼者にどう役立つかをイメージして、ポートフォリオに情報を記載する必要があります。Python初心者がポートフォリオに記載できる具体的な内容としては、今まで経験してきた仕事でPythonを使った業務に役立ちそうなこと、どんなフレームワークが使えるかなど技術面、作成可能なアプリや使用できるWebサービスなどの情報となるでしょう。

ポートフォリオ作成のための技術面を準備をする

IT業界で用いるポートフォリオは、履歴書や職務経歴書など紙面やエクセルで作ったデータで提出するのとは異なり、Webページなどで視覚的に整えた形で作成するのが一般的です。また、Pythonをいかに使えるかを示すために、該当のプログラミング言語そのものや付随する技術を使ってポートフォリオをつくると、効果的にアピールできます。そのためには、Python以外の技術や知識も求められます。

フレームワークを使おう

Pythonのポートフォリオを作成するのに、フレームワークを使うのはよい方法です。フレームワークとは、日本語では「骨組み」を指す言葉で、効率よくシステム開発するための基本機能のまとまりです。Pythonのフレームワークを使ってポートフォリオを作成すると、あらかじめ「骨組み」が用意されている形になるので、多くの工程を踏まずに目的のものを作成できるメリットがあります。Pythonのポートフォリオをつくるにあたり、おすすめのフレームワークはDiangoやFlaskです。特に、Diangoを使った案件は多数あるので、使用していれば、自然とアピールにつながります。Diangoに加え、HTMLやCSSを使うと、デザイン性のあるポートフォリオを作成するのに役立ちます。

フレームワークを使わない場合

なお、フレームワークを使わないポートフォリオの作成も可能ですが、ポートフォリオと連携して必要な機能を呼び出すためのAPIをあらかじめ用意したり、それを画面から呼び出すなど、Python以外の知識やスキルが必要になるので、初心者向けとは言えません。

データベースを準備しよう

加えて、使用するデータベースも決定します。データベースを使うと、テキストファイルやcsvファイルを使用する場合とは異なり、大量のデータを扱うことができます。Pythonを実務で使う場合、データベースは当たり前のように使われるので、ポートフォリオ上で自分の実力を示すチャンスととらえるとよいでしょう。データベースを使う場合は専用のアプリケーションの利用が求められますが、柔軟性と拡張性を併せ持ち、初心者にも扱いやすいMySQLがおすすめです。

公開するWebサーバーも決めておきましょう。無料で公開するなら、HerokuやPaaSの利用がおすすめです。

ポートフォリオのデザイン作成

Pythonのポートフォリオは、まず画面イメージを考え、AdobeXDなどのツールを使って具現化していきます。伝えたいことが正確に伝わるものとしたいので、凝ったデザインにする必要はありません。

デザインに沿ってポートフォリオをコーディングする

ポートフォリオのデザインが固まったら、書きたい内容をコーディングしていきます。コーディングは性格などその人の本質が表れやすいといわれます。コメントを入れるなどして、他の人が見たときに整理されて見やすいと感じるようなコーディングしていくのがおすすめです。

完成したポートフォリオを公開する

ポートフォリオが完成したら、Web上に公開します。Webサイトの形で公開するほか、自分のプログラミングをソースコードの管理サービスであるGitHubに公開したり、学習や成果物を開発する過程をブログに載せることもできるでしょう。

参考にしたいPythonのポートフォリオ事例

Pythonのポートフォリオ作成手順を理解するのと、実際にポートフォリオを作成するのは別問題です。仕事に結び付くポートフォリオの作成は、すでに作られたお手本を見ると、どんなものをつくったらよいか理解できるかもしれません。こちらでは、実際にネットで見ることができるPythonのポートフォリオをいくつかご紹介します。

デスクトップアプリ

独学でPythonを学ばれた方は、エンジニア向けの情報コミュニティである「Zenn」に、ダウンロードした音楽ファイルを読み込んで音楽情報を自動的に取得するアプリを作成し、ポートフォリオとして挙げています。Zenn自体には、アプリを作成する過程やこだわった点、苦労した点などを自己紹介とともにテキストベースで記載しています。作成したアプリのアウトラインや実際に使用したソースコードの一部、考え方を記した図なども掲載されているので、仕事を依頼したときにどんなことが可能なのかが透けて見える内容です。なお、アプリ自体は、ソースコード管理サービス・GitHubに掲載しています。

>>【独学・未経験】Pythonデスクトップアプリを作成したから見て欲しい。 (ポートフォリオ )

作成したソースコードの公開

Pythonで作成した帳票作成アプリと画像認識プログラムのソースコードがGitHubに掲載された例があります。それぞれのアプリごとに、概要や実行方法とソースコードの記載があり、加えてアプリの使用結果も載せられています。

>>実際のGithub

robozushiさんのブログ

自身が習得した技術とその習熟度が、表形式でプログラマの技術情報共有サービスである「Qiita」に公開されています。それぞれの技術を使っての経験や記載したソースコード、考え方などが階層形式になってまとめられているので、見る側は興味のある内容を深掘りして検討できます。こちらの技術ブログの作成者は、いくつかの言語を習得されていて、言語別に使用経験や学習内容を分けて記載しているので、一目瞭然でどれほどのレベルなのかがわかります。

>>ポートフォリオ — スキル一覧@robozushi10

ハムレット型エンジニアのカンニングノート

PythonのAPI連携やデータ分析、自動化ツールの作成の過程をブログサイトとして公開された内容です。作成したものについては、ファイル構成や使用したデータを掲載したうえで、プログラムを作成し、実行した過程をソースコードを含めて記載し、最後に実行結果を表示しています。この方はさらに、Python以外の技術情報も載せており、それをタグ化して検索できるようにしています。幅広い案件に対応可能であることをアピールできる内容は注目ポイントです。

>>ハムレット型エンジニアのカンニングノート

Python初心者のポートフォリオにはアピールできる要素が大切

初心者がPythonのポートフォリオを作成するには、フレームワークやデータベース、HTMLやCSSなどのベースが必要で、公開までの手順を理解しておく必要があります。それと同時に大切なのは、ポートフォリオの内容です。何ができるのかを効果的にアピールするテクニックを入れ込んだり、プログラミングの工程や考えたことを記載すると、案件や仕事の獲得に役立つに違いありません。

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