G検定の申し込み手順や流れは?申し込みで注意することも解説

G検定の申し込みをしたいと考えているなら、最初にどのような流れになるのか手順を確認が欠かせません。
特に申し込み締め切りなどはしっかりと確認し、受験日に向けて準備を進めることが大切です。
そして申し込み後には、合格のためにしっかりと準備を進めていく必要があります。

今回はG検定申し込みまでの流れと合わせて、G検定を対策するポイントについて解説していきます。

G検定を申し込む前の知識

G検定を受験したいと考えているなら、最初に申し込みの手順と流れを確認する必要があります。
ですが流れについて考えていく前に、いつ受験するのか決めることも大切です。
受験日を決めなければ、具体的に申し込みの期日や試験対策について考えていくことができません。
G検定の試験は、年に3回開催されていて、3月・7月・11月の土曜日が設定されています。
自分のスケジュールや受験勉強に使いたい時間を逆算したうえで、いつの受験日を目指すのか考えます。

受験日を決めたら、次の手順となるのが申し込みです。
申し込みは試験当日の約1ヶ月半前から開始され、約1ヶ月の受付期間が用意されています。
受付期間は受験日によって前後することもあるので、受験前に確認しておくことが大切です。

そして申し込みの流れが完了したら、後は当日の受験日を待つだけです。
受験が終わってから1~2週間程度で、登録したメールアドレスに結果が届く仕組みになっています。
また合格した場合には、結果発表から2週間ほどで合格証と合格認証ロゴが発行されます。
発行に関する詳しい内容は、受験結果のメールに記載されているので確認を忘れないようにしましょう。

G検定の概要

G検定の概要については以下の表をご参照ください。

受験資格制限なし
実施概要試験時間:120分
知識問題(多肢選択式・220問程度)
オンライン実施(自宅受験)
出題範囲シラバスより出題
受験費用一般:13,200円(税込)
学生:5,500円(税込)
【再受験の方】
受験日から2年以内の方は半額(一般:6,600円、学生:2,750円)で受験することができます。
対象者の方は受験サイトにて過去に受験された際のIDでログインし、受験申込いただくことで割引料金が自動で適用されます。
※再受験制度の適用は個人でのお申込み時にのみ有効です。団体経由でのお申込みでは適用不可となりますのでご了承ください。【AI For Everyone修了者の方】
Courseraの受講修了証をご提示いただくと、G検定を30%引き(一般:9,240円、学生:3,850円)で受験することができます。
※割引アクセスコードの併用は不可となります

引用:一般社団法人 日本ディープラーニング協会

G検定の試験日程

G検定は2017年から始まり、2019年以降は年に3回開催されています。
4ヶ月ごとの開催で、自宅で受けられるのが特徴です。

今後の予定は、公式より下記のように発表されています。(2022年10月現在)

2022年 第3回11月4日(金)
11月5日(土)
2023年 第1回3月4日(土)
2023年 第2回7月8日(土)
2023年 第3回11月11日(土)

G検定受験者数の推移

G検定受験者数の推移は以下の通りです。
2017年に始まった当初は1,500人をきる受験者数でしたが、2020年以降は年間20,000人を超え、累計受験者数は81,444名にのぼります。そのうち合格者は53,027名となっています。

受験者数
2017年1,448人
2018年4,668人
2019年15,159人
2020年26,100人
2021年20,911人
2022年13,158人
(全3回中2回目までの合計人数)

G検定申し込みの手順

G検定の申し込みは、個人と団体の2つのパターンが用意されています。
パターンごとに申し込みの手順には違いがあるため、個別に確認していくことが大切です。

個人でG検定に申し込む場合

個人でG検定に申し込む場合

STEP1:G検定のサイトにアクセスする

個人でG検定に申し込みたい場合には、最初にG検定のサイトにアクセスします。
手続きはすべてオンライン上で完結するので、郵送などの流れは必要ありません。

STEP2:新規アカウントの作成、またはログイン

初めてG検定に申し込む場合には、新規アカウントの作成が必要です。
すでにアカウントを持っている場合、G検定受験サイトにログインして受験申込のページにアクセスします。

STEP3:必要事項を入力する

あとは必要事項を入力すれば、申し込みの手続きは完了です。

STEP4:受験料の支払い

申し込みが完了したら、最後に受験料の支払いを行います。

受験料の支払いは、クレジットカードかコンビニ決済から選ぶことが可能です。
また、受験料は一般なら税込で13,200円ですが、学生の場合には半額の税込5,500円です。

ちなみに前回の受験から2年以内の再受験の方は、半額で受験できます。
さらにAI口座の「AI For Everyone」の修了証を持っている方は、通常の3割引で受けられるという特徴もあげられます。

団体でG検定に申し込む場合

一方団体でG検定で申し込みをする場合には、受験生全員が手続きをする必要はなく、団体の代表者や管理者が申し込むことになります。

団体の代表者は、最初に「団体経由申し込みフォーム」をダウンロードして、必要事項を記入しましょう。
そして必要事項を記入したファイルを添付して、G検定試験事務局にメールします。

メールで申し込んでから3~5営業日ほどで、G検定試験事務局からメールで受付完了の知らせが届きます。
その後請求書が送られてくるので、団体の代表者もしくは管理者が受験料の支払いを行います。

G検定の申し込みで注意が必要な点とは?

G検定の申し込みをしたい場合、いくつか注意が必要なポイントがあげられます。
順番に紹介していきます。

①申し込み締め切り日

特に注意が必要な点が、申し込みの締め切り日です。
受験をしたいと考えていても、申し込みの締め切り日を過ぎてしまったら受験できなくなってしまいます。
申し込み期間には約1ヶ月の余裕があるものの、後回しにすると期間を過ぎてしまって、次の受験日まで待つことになるかもしれません。
受付期間を過ぎてから後悔することのないようにするためにも、受験日を決めたら最初に申し込みの受付期間をしっかりと確認しましょう。
そして申し込みの受付が始まったら、なるべく早めに申し込みをすることが大切です。

②申し込みの受付期間

申し込みの受付について注意が必要な点の1つが、個人と団体だと受付期間には違いがあるという点です。
約1ヶ月の受付期間が設定されているものの、団体受付は個人よりも期間が短く設定されています
1週間ほど短く設定されていることが多いので注意が必要です。
個人で申し込みを忘れたなら困るのは本人だけですが、団体の場合には団体のメンバー全員に迷惑をかけることになります。
多くの方に迷惑をかけることがないように、受付期間を確認して早めに対応することを心がけましょう。

③アカウント情報の確認

G検定の注意点で、団体受験の方は試験前に「アカウント情報を確認しておく」必要があることです。
団体の代表者から申し込み完了の連絡が届いたら後で、初期パスワードの変更やアカウント情報の確認を行います。
これらの確認を試験の7日前までに行って、当日は問題なく受験ができるように準備しましょう。

④PC環境の確認

G検定の受験前に、受験が可能な環境か確認することが大切です。
PC環境や画像解像度、接続回線などの点を確認し、受験当日に問題なく試験が受けられるように準備を進めておきます。
G検定のサイトにアクセスすれば、動作環境に問題ないか確認できるページもあります。
事前に動作確認を行って、試験に備えましょう。

G検定の合格に向けた準備

G検定の合格に向けた準備

G検定の申し込みが無事に完了したら、試験の合格に向けて準備を行いましょう。
試験までに日数を逆算して、効率よく勉強を進めていくことが、試験の合格に近づくためのカギです。

しかしAIやディープラーニングの基礎知識などがない状態だと、どのように勉強したらいいのか戸惑ってしまうこともあるでしょう。
そのような場合であれば、独学で学ぶのではなく、セミナーを活用するのも1つの手です。
セミナーでは、前提知識がない方でも、専門用語も含めてわかりやすく解説してもらえます。
合格に必要な知識を凝縮して伝えてもらえるため、絶対に合格したいと考えているならセミナーの利用も検討してみましょう。

セミナーを利用するなら株式会社VOSTのG検定対策講座を利用するのも1つの手です。
G検定対策講座では、

  • 対面形式で学習できる会場受講
  • どこでも受講可能なライブウェビナー
  • 受講料がお得なeラーニング

という3つの選択肢が用意されています。
自分の状況にあった形で学べるので、学習スタイルに合った方法でセミナーを受講するようにしましょう。

例えば対面形式やライブウェビナーの場合、リアルタイムで講師に質問しながら学習が進められます。
またeラーニングの場合、申し込みから1年間であれば、回数制限なく好きなタイミングで動画を視聴できます。
仕事が忙しくスケジュールの調整が難しいという方でも、eラーニングなら受講しやすくなっています。

G検定受験までの流れを把握しておこう

G検定を受けたいと考えているなら、最初に試験日を決めて申し込みの流れや手順を確認しましょう。
申し込みの受付期間を過ぎると希望の受験日に受験できなくなるため、受付期間には特に注意が必要です。
また合格に近づくために、専門用語も含めてわかりやすく解説してくれるG検定対策講座などのセミナーを活用するのも1つの手です。

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