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【2022】DXのおすすめセミナー3選!初心者でも失敗しない選び方のポイント

DX推進を行うために必要な知識を補うために、DXセミナーの受講を検討する人は少なくありません。DXセミナーは短期間で集中的にDX推進に必要な知識やスキルを習得できるため、効果的な学習手段です。

ただし、セミナーの講座数が多いし、自分に合ったものがどんなものかわからず、選びにくいですよね。今回は、DXセミナーで得られる知識やメリット、自分に合ったセミナーの選び方やおすすめのセミナーを紹介します。

DXとは

DXとはDigital transformationの略称で、直訳すると「デジタルの変容」という意味です。

2018年に経済産業省が発表した「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン(DX推進ガイドライン)」によると、DXの定義は「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」とされています。

要するに、DXは「企業がデータやデジタル技術を用いて、競争上の優位を確立する」といった「目的のあるアプローチ」のことです。

DX人材に求められる役割とセミナーで身に着くスキル

突然「DX推進を任せる」と言われてプロジェクトメンバーに任命されても、「プログラミングの知識がないのに大丈夫なのか?」「どうやって進めれば良いかわからない」と困ってしまいますよね。

ここからは、DX推進に必要な知識やスキルについて、セミナーで得られるそれと照らし合わせながら解説します。

DX人材のシステム開発工程の中での位置づけ

DX人材というと、「プログラミングの知識が必要なのではないか」と思われがちですが、実際にはそうではありません。というのも、プログラミングの知識が不要の場合もあれば、プログラミングの知識だけでは不足する場合もあるからです。

具体的には、下記のDXの開発ステップにしたがって解説します。

  1. 業務の整理・業務改善
  2. OA・RPAツールの活用
  3. 要件定義
  4. プロトタイピング
  5. システム開発

DX推進において、プログラミングの知識が必要なのは、「4. プロトタイピング」と「5. システム開発」にあたりますが、それ以前にさまざまな工程を踏んでいくことになります。

さらには、推進していく途中でシステム開発の必要がなく、「2. OA・PRAツールの活用」で対応可能となる場合もあります。したがって、プログラミングの知識はプロジェクトの最終工程には必要であって、不要となる場合もあります。

ただし、DX推進を組織で進めるにあたっては、プログラミングの知識があってもそれ以外の工程を担当する場合もあります。したがって、上流工程部もできるようにしておく必要があります。

加えて、プログラミングの知識があって、かつ上流工程の知識を有している人材はDX推進においては非常に価値が高いです。それによって、システム化を含めて最適な手段を検討することができるようになったり、開発時間の短縮が行えたりします。

DXセミナーでは、これらすべての工程において不足している知識やスキルを習得できるため、これからDX推進を行っていく担当者には有効な情報収集の手段といえます。

ITスキル

システム開発においては、プログラミングの知識が必要ということをお伝えしましたが、さらに掘り下げると、プログラミングの知識だけではシステム開発は困難です。

システム開発においてはプログラミングを含めた「ITスキル」が必要になります。ITスキルとは、下記の5つに分類されるスキルのことをいいます。

  1. 現状把握・分析力
  2. IT活用の知識
  3. ITの特性を踏まえた設計力
  4. 利用者視点のデザイン力
  5. IT独自の物づくり力

このうち、プログラミングに関係するのは「5. IT独自のモノづくり力」のみです。他のスキルに関しては、プログラミングというよりもビジネススキルの延長線上にあるものといえます。

これらのITスキルを幅広く保有している人材は貴重ですが、日頃の業務においては細分化された業務を中心にしている場合、なかなか身につかないことでしょう。DX推進は経営層直結で小人数で進める場合が多く、日頃の担当範囲よりも広くプロジェクトに関わる場合が多いため、普段は使っていないスキルが必要になります。

こういったスキルの習得ができるのもDXセミナーです。どちらかというと、細かなプログラミングのスキルよりも、1~4までのビジネススキルが不足しがちなので、そういった部分をわずかな日程で補えるセミナーは有効な学習手段だといえます。

DX教育の進め方

DX教育を進めるにあたっては、2つのポイントがあります。ここからは、DX教育の具体的な進め方について解説します。

経営層を含む全社でDXを理解する

DX推進は経営層直下の組織で進められることが多いですが、これまでにない進め方や聞きなれない単語などが出てくるため、DX推進の意識統一や言葉のレベル(ナレッジ)の共有化が不可欠になります。

したがって、具体的な教育に入る前に、現存メンバーでの情報共有が必要です。

部門内にDX推進者を作る

DX推進は全社の業務効率化や働き方改革に直結するため、各部門にDX推進に協力できるメンバーの育成が必要です。そのメンバーには、各部署での目標設定や困りごとの抽出、システム活用・開発などを担えるような教育が必要になります。

DXをセミナーで学習するメリット

DX関連の教育に関しては数々の専門書が発売されているため、それらを活用して独学することも困難ではありません。しかし、独学には下記のようなデメリットがあります。

  • わからない部分があっても聞けない
  • 学習期間が長くなる
  • 情報が古い場合がある

DXセミナーは、基本的にDXに精通した講師の講義を受けられるため、こういった心配がありません。

ウェビナーなどでは、その場で質問できますし、オンデマンドセミナーの場合でも講師の連絡先が案内されていることがほとんどです。しかも、ほとんどのセミナーは半日から1週間程度で受講できるようになっているため、学習期間も非常に短く実践のためにフットワークを軽くして知識を習得できます。

また、DX推進に使うツールの説明などでは、書籍では最新の情報が追いにくいことがあります。リアルタイムで受講できるセミナーであれば、専門家である講師が最新の情報にまで言及できるため、そういった心配がなくなります。

DXセミナー選びのポイント

DXセミナーは開催数も多く、種類も様々で自分に適しているものを選ぶ基準がわかりにくいことでしょう。ここからは、DXセミナーの中で自分に適しているものをどのように選べば良いのか、ポイントを解説します。

開催場所

DXセミナーは大きな会場で行われる「会場受講」、自宅やオフィスからでも参加できる「オンライン形式」などさまざまですが、新型コロナウィルス感染拡大防止が騒がれる昨今、オンライン形式が主流になっています。

会場受講はほとんどが都市部で行われるため、地方に住んでいる方や都内の移動を避けたい方などはオンライン形式がおすすめです。

受講料

セミナーには受講料が高いものが多いですが、そういったセミナーは講師のサポートが受けやすかったり、内容が充実していたりする場合が多いです。

ただし、「どんなものかな?」と軽くDXに触れたいだけの方にとっては手が出しにくいかと思います。最近では、受講料無料のセミナーもたくさんあるため、まずは無料のセミナーで試してみると良いでしょう。

ただし、無料のセミナーは情報の抜け漏れやサポートの不足などの懸念もあるため、まずは無料のセミナーを受けてみて、それから有料のものを受講すると良いでしょう。

日程

DXセミナーに限らず、セミナーは日時が指定されているものや、eラーニング形式やアーカイブ配信のように期間が決められているものがあります。予定が合えば日時が決まったものを受けても良いですが、時間の融通が効くeラーニングやアーカイブ配信のものがおすすめです。

いずれにせよ、数時間で終わるものから数日間開催されるものがあるので、予定や内容に合わせて選ぶ必要があります。

定員・参加条件

DXセミナーは、比較的すぐに定員に達してしまうことが多く、予約が始まったらすぐに登録が必要です。また、セミナーによっては参加条件として役職や事業規模などの制限を設けているものもあるため、申し込み前には注意が必要です。

オンラインやアーカイブ配信の場合は、定員や参加条件に関して寛容な場合が多いため、選択肢の豊富さという意味ではそちらがおすすめです。

講義内容

DXセミナーには、求める分野や知識レベルによってさまざまな講義内容のものがあります。ここでは、DXセミナーの講義内容の主な種類について説明します。

DX推進の取り組み方

DX推進に必要な「DXを進めていきたいけどどうしたら良いのかわからない」「何から始めれば良いのかわからない」という方は、DXの定義・推進における課題・考え方など、DXについて詳しく学べるセミナーがおすすめです。

最先端デジタル技術(AIやRPAなど)の事例・最新動向

DXを推進するうえで欠かせない技術やデータについて学べるセミナーもあります。DXのためのAI、RPA、IoT、VR、AR、ブロックチェーン、APIなどの技術や活用法、注意点、ビジネスへの取り入れ方の他、事例や最新動向なども学べます。

AIやITの基礎知識

事業内容によっては、今までAIやIT技術にふれる機会が少なかったという企業様もいらっしゃることでしょう。セミナーは基礎知識から学べる初心者向けのものもあるため、DX推進にあたり、最初に知っておきたい知識を身につけておきましょう。基礎を学んでおくことで、その後の応用にも活かしやすくなります。

対象者

DXセミナーは知識レベルの他にも、DX推進においておかれている立場ごとに対象者を絞ったものがあります。ご自身の役割に近いセミナーが開催されていれば、それに参加するのが最も効率的です。ここでは、DXセミナーの主な対象者について解説します。

営業・マーケティング向け

営業やマーケティングにおけるDX推進は、「自社の商品・サービスの売上をのばすこと」あるいは「新規ビジネスで市場参入すること」です。近年のDX推進が最も求められているとされるこの分野のセミナーは人気が高く、数も豊富です。

SFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)などの各種ツールの使い方やビジネスでの活用方法について紹介しているところが多く、システムの提供元となる会社が主催しているものが多いです。必要に応じていくつかのセミナーに参加し、自社に必要なシステムを選定するという考え方で参加するのも良いでしょう。

経営層・人事向け

経営・人事向けのDXセミナーは、DX推進によるデータ活用で経営方針を考えたり、全社向けにDX人材の育成方法などを学べたりします。DXで最も重要な「DX人材をどのように確保するか」ということを理解できるので、全社でDX人材育成を計画していたり、データドリブンによる経営を検討していたりする経営層におすすめです。

経理・財務部門向け

経理や財務部門では、ペーパーレス化が急速に進み、データを取り扱う業務が増えたことで、このタイミングでデータを利活用して業務効率化を検討する動きが加速しています。これによって、請求書や注文書などもデジタルデータに移行しているため、それらを管理するシステムやツールを活用したDX推進の知識も必要になっています。

このように、経理部門ではお金を取り扱う手続き類や、ツールの活用方法に関する講義内容のセミナーがおすすめです。

中小企業向け

中小企業にとっては、DXは競合他社との差別化のために重要な役割を担います。大企業に対抗するため、業務効率化や生産性向上を求められる中小企業ですが、組織がコンパクトであることを考慮すればDX推進はやりやすいといえます。

 

実際に、DX戦略によって大きく成長した企業なども、自社事例紹介のために登壇することもあるため、会社規模に関わらず新たな発見に期待できるのが中小企業向けのDXセミナーです。

DXセミナーに関する注意点

「DXセミナーを受けに行ったけれど、あまり学習効果がなく、自社のDX推進に役立てなかった。」という話はよくあります。そうならないためには、DXセミナーを受講する前に注意しておくことがあります。

ここからは、DXセミナーの申し込み前における注意点を説明します。

ITスキル(プログラミング以外)が必要な場合がある

DX推進のほとんどはITスキルが不要ですが、ビジネスでよく使われているMicrosoft Office 365などもうまく活用すれば効果的なITツールになります。そういったツールの紹介を主としたセミナーでは、最低限のITスキルがあった方が、学習効率が高まります。

また、DXセミナーではプログラミング習得を目的としたものもあるため、そういった場合は前提となる知識レベルを確認したうえで参加しましょう。

業種・職種が合っていないと学習効果が薄くなる

すでに解説したように、営業・人事・経理・中小企業など、DXセミナーによっては自身のおかれる立場や役割を限定した内容の講義があります。「DX人材育成をしたいのに、売上向上ツールを紹介された」など、ご自身の求めている内容と合っていないと学習効果が薄くなってしまうため注意が必要です。

講義内容をよく理解したうえでセミナーを選ぶ

上記で挙げたような、レベルや業種以外にも、自身に合わない内容のセミナーは多分に存在します。一口に「DX」といっても、それはツールや手段の一種であり、目的が異なればDXの内容も異なることがほとんどです。講義内容を確認するうえでは、「どこに活かせる知識か」ということをよく把握した上で受講するようにしましょう。

DXセミナーおすすめ3選

これまで、DXセミナーのメリットや選び方について説明してきましたが、ここからは実際に開催されている数あるセミナーのうち、特におすすめの3つのセミナーを紹介します。

AI研究所:DX完全攻略ハンズオンセミナー

DX完全攻略ハンズオンセミナーは、株式会社VOSTが運営するメディア「AI研究所」が開催するDXセミナーです。

このセミナーは、オンライン開催としては珍しい体験型学習(ハンズオン形式)を取り入れたセミナーで、手を動かして実践しながら学べるため、学習効率が非常に高いことが特徴です。

オンライン形式では、講師とリアルタイムでやり取りしながら進めるウェビナー形式や、好きな時間に動画を視聴できるeラーニング形式があり、現地に行って受けられる会場受講もあるため、都合に合わせて選ぶことができ、多くの人が受講できます。

DXに関してまったく知識がない方でも、講義全体を通して基本的な仕組みやビジネスでの活用方法までを幅広く理解できるカリキュラムとなっており、DX推進に関わる方であれば誰もが納得いく知識を得られるセミナーです。

さらに、今なら「e-ラーニング形式」は期間限定で受講料が安くなっているので、この機会に申し込みましょう(キャンペーンは2022年7月31日までなので、お早めに!)。

三菱総合研究所:「事例紹介」お客さまと実現するビジネス変革

次に紹介するのは、三菱総合研究所が配信しているアーカイブセミナーです。無料で視聴可能なアーカイブセミナーなので、時間や場所を気にせず受けられることが特徴です。

講義の内容は、データ利活用プラットフォーム「ForePaaS」の適用事例紹介を中心として、下記のようになっています。

  • ビジネス変革の課題と対策におけるデータ利活用の重要性
  • 実際にお客様とデータ利活用に取り組んできた中で経験した具体的な5つの失敗
  • データ利活用に失敗しないための3つのポイント

DXの中でもデータの利活用に関する内容なので、売り上げ向上を目指す営業部門や、データドリブンを取り入れたい経営層にはおすすめのセミナーです。

デジタルトランスフォーメーション研究所:デジタルトランスフォーメーション入門講座(文系の方にもよくわかる)

最後に紹介するのは、動画教材配信サービス「Udemy」にあるDXセミナーです。Udemyでは、個別の動画教材購入や1万6,000点以上の動画教材が見放題になるプレミアム会員登録ができます。

このDXセミナーは、その中でもおすすめの動画教材で、DXに関して広く学べることが特徴です。また、個別の動画購入としては安く、さらにモバイルでも視聴可能のため、移動中にも教材を使って学習したいという忙しい方にとってはおすすめのDXセミナーです。

まとめ

DXセミナーは、DXを推進する上で必要な知識やスキルを、短期間で効率よく習得できるためおすすめの学習方法です。

せっかくセミナーを受けるのなら、自身のスキルや担当・役割に合ったセミナーを受講したいものです。講義内容をよく理解した上で、自分が今必要な知識やスキルに関するものを選び、DX人材として1日でも早く活躍できるようになりましょう。

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