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【2022】DXの資格おすすめ10選!DX推進で役立つ・関連する資格と選び方

多くの企業が人材不足の課題や、新型コロナウイルス感染拡大によるリモートワークの導入など、さまざまなシステムの導入やデジタル化を含むDX化を推進していることでしょう。

しかし、多くの企業で課題になるのは、DX化を推進していく際の「人材」ではないでしょうか?

ここでは、DX化を推進していく人材にぜひ取得したい「資格」を紹介します。

目次

DX化を進める際に資格は必要?

そもそも、DX化を進めていくにあたって、資格は必要なのでしょうか?

結論からお伝えすると、資格を持っていないとDXを進めることができないことはありません。しかし、DXを進めていくために、何の知識もなく進めていくことよりも、ある程度知識を持って進めていく方がDXの推進を成功させやすいでしょう。

そういった意味では、DX化を進めていくにあたって、知見を広げ知識をつけるためにも、DXに役立つ資格の取得がおすすめです。資格選びに失敗しないようにポイントを押さえてDXに役立つ資格取得を目指しましょう。

失敗しないDXの資格の選び方のポイント

DX化に関する資格選びのポイントは、主に次の2点です。

  • 目的に合った資格を選ぶ
  • 受験する人のスキルに合わせて選ぶ

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

目的に合った資格を選ぶ

DXに役立たせる資格を選ぶ際にポイントになるのは、「目的に合った資格を選ぶ」ことです。

目的はDXを推進するためですが、その中でも知識や技術を身につけるには、さまざまな目的が存在します。

たとえば、企業のDXを推進上で、プロジェクトのリーダーのようにどのように進めていくか計画を立て、企業内にあるレガシーシステムを、クラウドを利用したシステムに移管していくことや、さまざまなツールやネットワークを利用して情報を一元管理、作業の自動化など、全体的な設計をしていくためには、ITコーディネータのようなDX検定など全体的な広い視野で知識を持つための資格の取得が役に立つでしょう。

一方、実際にAI技術や機械学習などを利用して自動化などを進めていく実行部隊の方であれば、PythonやAIなどの技術を学ぶ研修が目的に合っているといえるでしょう。

このように、目的に合わせた資格の選定が必要です。

受験する人のスキルに合わせて選ぶ

次に、受験する人のスキルや状況に合わせて資格を選定することもポイントの一つです。

受験する対象の人が、あまり知識がないのに基本情報技術者試験を勉強してもさっぱりわからないという状況になるでしょう。そのような場合には、その一歩手前のITパスポート試験をまずは受験させるなど、レベルに合わせて試験を選択しなければ、受験する人のモチベーションも上がらず、やらされ感が出てしまうでしょう。

資格は一つだけ取得すれば良いということではありませんので、目的に合わせた資格選びと、スキルやレベルに合わせてステップアップできるような資格選びが良いでしょう。

DX推進に直接役立つ3つの資格

ここからは、実際にDX化に役立つ資格をご紹介していきます。

DX検定

DX検定は、DXにまつわるさまざまな用語について、網羅的に学習できる試験です。

IT先端技術のトレンドやビジネストレンドについて、DXに関するさまざまな情報について理解を深めることができる試験となっており、試験の点数によって「DXプロフェッショナルレベル」「DXエキスパートレベル」「DXスタンダードレベル」といったレベル認定を行う試験です。

この資格取得で学べること

DXの取り組みをしていく中で、さまざまな用語が飛び交い、最新技術やトレンドなど新しい用語も次々と登場します。このような用語を理解し、DXを推進していくために必要なことを学ぶことができるのがDX検定です。

どんな人が受験するべき?

これからDX化を進めようとしている方や、DXについての知識がまだまだ乏しいという方におすすめの試験です。

試験概要

  • 試験内容:60分120問の知識問題で、多肢選択式の回答方法となります。
  • 受験概要:Webで受験できるため、自宅での受験も可能。毎年1月と7月に試験が開催されます。
  • 受験料:6,600円(税込)

デジタルトランスフォーメーション検定

デジタルトランスフォーメーション検定(DX検定)は、DX人材になるために必須のDX知識の基礎を学ぶことができる試験です。AIやIoT、クラウドなどの知識を、デジタルトランスフォーメーション検定の試験勉強をすることで学ぶことができます。

この資格取得で学べること

DXの総論やAI、IoT、クラウド、デジタルマーケティング、情報セキュリティなど、DXを進める上で必要となるさまざまな要素の知識を得ることができます。

どんな人が受験するべき?

DX担当者や管理職の方、IT関連業務担当の方やエンジニア・プログラマーの方、DXのアドバイザーなど多岐にわたっておすすめの試験です。

特に、DXの担当になりたての方にはおすすめの試験といえるでしょう。

試験概要

  • 試験内容:アドバイザー、オフィサーの2つの種類の試験があり、それぞれ 70%以上の正答で合格となります。
  • 受験概要:オンライン受験が可能です。
  • 受験料:
    • DX推進アドバイザー認定試験:11,000円(税込)
    • DXオフィサー認定試験:19,800円(税込)

DXアドバイザー検定

DXアドバイザー検定は、「DXマーク認定制度」がある試験で、合格するとDXアドバイザーとして第三者機関から認定を受けることができる試験です。DXに関するリテラシーやビジネスアナリシス、ITリテラシーや情報マネジメントなどの分野が出題されます。

この資格取得で学べること

DXを進めていく上で必要となる「企業と法務」などのストラテジ分野や、マネジメント、テクノロジー、データサイエンス、DXやAIなど広い範囲の知識を身につけることができます。

どんな人が受験するべき?

DXを進めていく上で中心になる方や、DXを進めていくアドバイスをする立場にあるような方、またはそれを目指している方などにおすすめの試験です。

試験概要

  • 試験内容:ITパスポートに出てくる出題範囲から抜粋された内容や、DXやAIなどの分野が出題範囲となり、90分で正答率70%以上で合格となります。
  • 受験概要:CBT方式でWebサイトにて受験が可能です。
  • 受験料:10,000円(税込)

DX推進に関連する7つの資格

ここからは、DX推進に役立つ資格について紹介していきます。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、「ITを利活用するすべての社会人が持つべき基礎的な知識」を題材に作られた試験で、「ITのパスポート」的な立ち位置で作られました。

ITパスポートはIT分野の試験ではレベルの低い試験ではありますが、企業のDXを進めていくためには最低限理解しておくべき内容の試験といえるでしょう。

この資格取得で学べること

AIやビッグデータ、IoTなどの新しい技術やアジャイルなどの新しい手法、セキュリティやネットワークなどの基本的なIT知識だけではなく、マネジメントや経営戦略なども学ぶことができます。

どんな人が受験するべき?

ITに知見のない方や、DXを進めようとしている方、社会人や学生でもおすすめできる試験です。

試験概要

  • 試験内容:120分で100問を解く、四肢択一式問題で、総合評価600点以上が合格ラインです。
  • 受験概要:CBT形式で受験が可能です。
  • 受験料:7,500円(税込)

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITパスポートと同じくIPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が運営している試験で、IT系の仕事をするための登竜門として知られる試験です。

この資格取得で学べること

ITパスポートよりも高度な試験で、システムの設計や開発、運用に関して基本的なことを理解して担当業務に活用できるほどの知識を身につけることができます。

どんな人が受験するべき?

これからDX推進を担当される方や、リードしていく方、DXに関する業務にかかわっていく方は全般的におすすめの試験です。

試験概要

  • 試験内容:午前・午後の2つの試験を受けることになり、いずれも150分の多肢選択式の試験となっています。
  • 受験概要:試験会場にて受験をします。試験は上期と下期に分けて実施されていますので、その年の受験期間を確認しておきましょう。
  • 受験料:7,500円(税込)

ITストラテジスト試験

ITストラテジスト試験は、ITに関するストラテジスト(戦略家)になるための登竜門の試験です。DXを進めていく上でITに関して経営者目線で戦略・立案をすることが求められる立場の方におすすめの試験です。

この資格取得で学べること

ITに関して企業がどのような戦略でどのように活用していくのか、戦略的に考えられる知識や考え方を学ぶことができます。

どんな人が受験するべき?

DXを進めていくリーダー的な存在になる方、DXを進める経営者

試験概要

  • 試験内容:午前午後で全4つの試験を受験することになる試験で、全部で300分の試験です。
  • 受験概要:試験は年2回、春季と秋季があります。
  • 受験料:5,700円(税込)

ITコーディネータ試験

ITコーディネータ試験は、その名前の通り、ITコーディネータになるための試験です。試験に合格しないとITコーディネータになれないわけではありませんが、試験に合格することで、幅広い知識をもとに、コーディネートすることができるでしょう。

この資格取得で学べること

ITコーディネータ試験は、ITだけではなく経営戦略や業務改革、IT戦略、IT利活用など幅広い知識を学ぶことができます。特に、経営戦略や業務改革においては、ITを企業経営に活用していく上での基本的な知識を学ぶことができるでしょう。

どんな人が受験するべき?

ITコーディネータになりたい方や、ITコーディネートをする方、DX化推進をしていく方などにおすすめです。

試験概要

  • 試験内容:経営系問題が40問、情報系問題が40問、全部で120分で80問を解く試験です。
  • 受験概要:試験は年に数回、期間を分けて実施されていますので、その年の期間を確認してみましょう。CBT試験となります。
  • 受験料:19,800円(税込)

Python 3 エンジニア認定基礎試験

Python 3 エンジニア認定基礎試験は、プログラム言語であるPythonの正しい知識やスキルを学ぶことができる試験です。機械学習を使った人工知能の開発やWebアプリケーションなど、さまざまな分野で利用することができるPythonを基本から学ぶことができる試験です。

この資格取得で学べること

DX化を進めていく上で必要な知識となるAIや機械学習、システム開発などに利用されるPythonのプログラミング言語の知識やスキルを学び習得することができます。

どんな人が受験するべき?

これからDXを進めていく方や、実装していく方、DXを推進していく上でプログラミングなどの知識を必要とする方などにおすすめです。

試験概要

  • 試験内容:60分で全部で40問、NumPy・Pandas・Matplotlib・scikit-learnなどライブラリに関する問題が多くなっています。
  • 受験概要:CBT試験で随時試験は行われています。
  • 受験料:11,000円(税込)

AI実装検定

AI実装検定は、ディープラーニングに関する基礎知識と実装について学ぶことができる試験です。受験し、合格すると、「ディープラーニング実装師」という称号を得ることができます。

この資格取得で学べること

AI実装検定で学べることは、AIの概要や基本的な知識、ディープラーニングや機械学習がどのようなものなのか、また、AIの実装力や画像処理能力などが学べる試験です。

どんな人が受験するべき?

DX化を進める上でAIの技術や知識を身に着けておきたい方、またはAIをこれから実装していく必要がある方などにおすすめです。

試験概要

  • 試験内容:AI検定はB級・A級・S級ランクがあり、それぞれレベルに合わせて受験が可能です。S級を例に挙げると、60分で50問、70%以上が合格ラインです。
  • 受験概要:CBT形式にてテストセンターで受験が可能です。
  • 受験料:
    • S級:33,000円(税込)
    • A級:14,850円(税込)
    • B級:99,000円(税込)

情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの知識を高め、トラブルの事前防止、トラブル発生時の対処法などが学べる試験です。DXを進めていく上で、セキュリティの知識は必要不可欠ですので、セキュリティに関する試験も受験がおすすめです。

この資格取得で学べること

情報セキュリティ全般、管理や対策、関連法規などを学ぶことができ、情報セキュリティの具体的な取り組み方法やケーススタディなどを学ぶことができます。

どんな人が受験するべき?

DX化を進めていく方、DX化を実装していく方、セキュリティマネジメントを管理されている方におすすめです。

試験概要

試験内容:午前午後と2回にわたって受験する試験となり、午前は知識系、午後はケーススタディなどの問題を解いていきます。

  • 受験概要:CBT試験となります。
  • 受験料:7,500円(税込)

社員にDXの資格を取得させる際の注意点

最後に、社員にDX化に役立つ資格取得をしてもらう際に、注意すべき点をお伝えします。

目的を明確に伝える

資格を受験してもらう理由、勉強してもらう理由を明確に伝えるようにしましょう。目的が明確に伝わっていない仕事は、社員のモチベーションを下げるだけではなく、目的とは異なる結果を生み出してしまうことになりかねないからです。

たとえば、試験に合格することが目的ということになると、合格するためにヤマを張り、試験に出てきそうな部分だけを勉強するといった、本来のDXについて知識を広めるという目的から外れた勉強方法を行うことも考えられます。

あくまでも受験するのは知識や技術を身につけてもらい、企業のDX推進に役立てるためという目的をしっかり伝えるべきです。

費用は会社負担にする

受験に関する費用は会社が負担するべきでしょう。

社員は自ら受験したくてする場合を除いて、あくまでも会社の仕事の一環として勉強や受験をすることになります。そのため、「自分のためになるんだから」と受験費用や受験時間を自己負担させるのではなく、会社の仕事として受験料は会社が持つべきであり、勉強する時間もある程度与えるべきでしょう。

人選・資格選定を間違えない

受験させる社員の選定を間違えないことと、その人に合わせた試験選びをするということが重要です。あまりDX推進に前向きではない人に受験をさせたり、無理やり勉強させたりしてもやらされ感だけが強くなってしまいます。

ある程度責任感がある人や興味を持っている人、会社のDX化に前向きな方に受験してもらった方が、企業のDX推進に役立つことでしょう。

まとめ

DXに役立つ資格について解説しました。

DXを進めていくうえで資格取得は絶対必要ということではありませんが、資格取得をする過程で知識や技能を身につけることができるため、DXをよりスムーズに進めることができるようになるでしょう。

できれば、特定の人だけ取得させるのではなく、希望する人には率先して企業が受験料を払い、多くの人に勉強して受験してもらう方が、企業の成長につながることでしょう。DXを進める上で、資格取得というステップも視野に入れてみてください。

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