近未来的な雰囲気を感じるAIは、一部の専門分野でしか活用されていないと思っている方も多いのではないでしょうか。
ところがAIは、家電製品やスマートフォンなど日常生活のあらゆるシーンで活用されている身近な技術です。
AIの進化と成長に従い、ディープラーニングの知識も各分野で求められてきています。
そこで今回は、ディープラーニングを学べるおすすめ講習を3選、特徴や料金と共にご紹介します。
ディープラーニングを講習で学ぶメリット
2010年代以降広がり始めた「第3次人工知能ブーム」と共に注目を集めているディープラーニング。AIの急速な進化と普及と共に、「基礎からAIの知識を習得したい。」「ディープラーニングを実装から学びたい。」このような思いを抱いている人も増えつつあります。
自動運転や医療機器など幅広い分野で活用され始めたディープラーニングですが、その可能性はまだ未知数です。過渡期の技術であるディープラーニングは、今後さらに需要が高まると予想されています。
しかし、いざディープラーニングを学習しようと思った場合、独学で習得するか、講習を利用するかで悩む方もいるのではないでしょうか。そこで、ディープラーニングを独学で学ぶ場合と講習で学ぶ場合のメリット・デメリットを比較してみました。
まず独学でディープラーニングを学ぶメリットと言えば、やはり学習するにあたって料金が少ないということでしょう。書籍やネット記事を活用してディープラーニングを習得すれば、スクールなどに支払う料金が必要なくなります。
独学のデメリットとしては、学習が長期化する可能性が大きいということです。高度なディープラーニングの知識は、独学の場合途中で分からないことが出てきて壁にぶつかることが少なくはありません。独学でディープラーニングを学ぶ場合、モチベーションを維持することが難しく、途中で挫折する可能性が非常に高いと言えるでしょう。
一方、ディープラーニング講習を利用するメリットと言えば、効率的に学習を進められるということです。ディープラーニング講習は、基礎から応用まで効率的にカリキュラムを組んで学習を進めていくので、学習の進捗に遅れが生じることもなく一定期間中に確実にディープラーニングの知識を習得できます。
また、分からないことが即解決できることもディープラーニング講習のメリットです。講習を受けているならば、その場で質問したり、また後で分からないことが出てきた場合でもメールなどで相談したりすることもできます。ディープラーニングを習得する際には、学習の壁にぶつかることは実際少なくありません。しかし、講習を利用すれば知識を着実に積み重ねながら学習を進めていけます。
さらに、さまざまな講習形式をとっているスクールが多いので、対面学習だけではなくオンライン学習やeラーニングなど自分の生活スタイルに合わせて選べることも魅力です。
ディープラーニング講習のデメリットと言えば、やはり独学と比較すると金銭的支出が必要になることです。しかし、各スクールは比較的リーズナブルな料金で講習を行っています。より受講料を抑えたいときには、eラーニングなどの学習スタイルを選ぶのも良いでしょう。
ディープラーニングのおすすめ講習3選
基礎からスタートするケースが多いディープラーニング講習は、初心者でも取り組みやすいカリキュラムが魅力です。基礎だけではなくディープラーニングの応用・実装まで学べるので、現場で活用できるAI技術を習得したい方にもおすすめします。
実践的に学べる！ビジネス向けAI完全攻略講習
実践的に学習を進めていくAI研究所のビジネス向けAI完全攻略講習は、最速でビジネスシーンに活用できるディープラーニングの知識を習得できる講習です。AI権威である東京大学松原教授監修の当講習は、短期集中学習で初心者でも効率的にディープラーニングを学べるカリキュラムとなっています。97.5％を突破する受講生の高い満足度も魅力の講習です。
当講座の特徴は、AIに関する知識がない方でも受講できることです。AIの基礎知識から理解してもらうために、人工知能の活用事例やAIをビジネスで活用する知識紹介からスタートします。続いて、高度な画像認識可能なAIの作成方法を学び、機械学習の実践的スキルを習得。さらにAIの応用知識としてプログラミング言語を使用した機械学習を実装し、最後にニューラルネットワークによる中古車価格予測の回帰モデル作成などの実装課題に取り組みながら知識の定着度をチェックします。
AI研究所のビジネス向けAI完全攻略講習は、対面での学習が魅力の会場受講と、ズームで受講するライブウェビナー、会場受講と同じ講座を動画で学習するeラーニングの3コースです。
講習料金は、会場受講とライブウェビナーが41,800円（税込）で、eラーニングは35,200円（税込）です。ちなみに各料金ともキャンペーン割引適用後の料金となっています。
AIプログラミングを短期集中で習得！AIエンジニア育成講習
株式会社VOSTのAIエンジニア育成講習は、AIプログラミングを短期集中で習得したい人におすすめです。慶大教授と東大教授監修の当講座は、効率的なスクーリングが評判となり受講者は1万人を突破しました。
AIプログラミングに関する知識がゼロの方でも学べられる当講座は、ステップ1ではAI基礎からスタートし、実装・可視化まで学習の幅を広げます。続いて、ステップ2ではライブラリ活用などの応用的なAI技術など高度なAI実装まで習得。ステップ3では、実務級AI実装を学習し、転移学習などAIエンジニアに必要となる高度なデータ処理まで進みます。
効率的な学習スタイルもAIエンジニア育成講習の特徴です。まず、講習を受けながら実際に手を動かし知識および技術を習得。次に、実際にAIプログラミングができるようになるため、講習で学んだ課題に取り組みます。このように、知識をインプットした後に即アウトプットすることで、講習で得た知識が大幅に広がるだけではなく、次回の講習へとつなげる礎になっていくのです。
当講座は、3日間開催される対面講習と、ズームを使用したオンライン講習、申し込み後1年間はいつでも受講可能なeラーニングの3種類があります。利用料金は、対面講習とオンライン講習は160,800円（税込）で、eラーニングが140,800円（税込）です。
ディープラーニングハンズオンセミナー
株式会社キカガクが提供するディープラーニングハンズオンセミナーは、初心者でもディープラーニング実装レベルまでの技術と知識を習得できる講習です。当講座は、ディープラーニングで必要な微分・積分やベクトルおよび確率などの高等数学からスタートし、AIプログラミングやAzure上のGPU搭載マシンを活用した学習計算まで知識を深めていきます。
講座はChainerコースとKerasコースがあり、自分の希望で選択可能です。Microsoftと共同開催しているディープラーニングハンズオンセミナーのカリキュラムは、事前学習とハンズオン講習（7時間×3日間）、およびオンライン補講動画となっています。
料金は、補講動画まで含んで165,000円（税込）です。eラーニングの画像・自然言語特化コースセットは、77,000円（税込）となっています。
ディープラーニング習得には学習効果の高い講習がおすすめ
ディープラーニングの知識を習得するなら、効率的かつ確実に学習を進められる講習がおすすめです。
AI技術は日夜進化を続け、今後さらに幅広い分野で活用されることが予測されています。
ディープラーニングの知識および技術の習得は、必要とされるシーンが増え続けるとともに、有効なスキルとして高く評価されていくことでしょう。
