【2024】プログラミングのおすすめ資格10選!対応言語や特徴を徹底比較

就職や転職をするために、何か新しい資格を取得したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
プログラミングに関する資格は数多くあるので、どれを選ぶかが重要なポイントになります。

今回はプログラミングの資格の中でも、特におすすめの資格をいくつか紹介します。

プログラミングの資格とはどのようなもの?

プログラミングの資格というのは、プログラミングに関する様々な知識やスキルをどの程度持っているのかを証明するための資格です。
プログラミング言語に特化したもの、ソフトウェアの自動化に特化したものなど、資格によって証明できるスキルは変わってきます。プログラミングをする時に必ずしも資格が必要になるわけではないですが、持っていると就職や転職に有利になるということで、取得を目指す人は多くいます。

プログラミングの習得によって活躍できる職種や仕事内容については、以下の記事をご参照ください。

プログラミングの仕事はどんな?仕事内容や年収を解説

プログラミングのおすすめ資格10選

プログラミングのおすすめ資格10選

それでは早速プログラミングにおすすめの資格を紹介していきます。

1.PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、人気のプログラミング言語「PHP」をどの程度扱えるのかを測る試験です。難易度は初級・準上級・上級の3種類用意されているので、これからプログラミングを学ぼうと思っている方、すでに仕事でPHPを扱っている経験者など、幅広いレベルに対応しています。準上級と上級に関しては合格率10%程度と難易度が高いですが、初級は初心者の人もチャレンジしやすい難易度です。

2.情報処理技術者試験

情報処理技術者試験はIT系の国家資格の1つで、1から4のレベルに分かれています。国家資格ということで難易度は高いですが、プログラマーとしてのスキルを証明するために適した資格なので、持っていると転職や就職で有利になります。システムを構築・運用する人はもちろん、システムを利用するユーザーなど、幅広い人に向けて作られた資格試験です。試験は、情報技術に関する知識や技能を、幅広く評価する内容になっています。

3.Ruby技術者認定試験

プログラミング言語の「Ruby」に特化しているのが、Ruby技術者認定試験です。Rubyは様々なシステム開発に用いられている、人気のプログラミング言語になります。扱えるようになっておけば、ジャンルを問わず様々な場所で活用できるでしょう。試験は初級にあたるSilverと上級にあたるGoldに分かれているので、自分のレベルに合わせてチャレンジできます。

4.Pythonエンジニア認定試験

Pythonを扱う仕事をしたいと考えている人におすすめの資格が、Pythonエンジニア認定試験です。Pythonの基礎について問われる「Python 3 エンジニア認定基礎試験」、Pythonを用いたデータ分析の基礎を問われる「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」、より実践的な内容の「Python 3 エンジニア認定実践試験」という3つの種類があります。エンジニアという名前がついていますが、プログラマーにも役立つ資格です。

5.ITパスポート試験

ITパスポート試験は、IPAと言われる情報処理推進機構が実施している国家資格です。ITに関する基本的な知識が身に付いているかを証明できる資格で、IT系の国家資格の中では比較的難易度が低い試験となっています。IT関連の仕事をしたいと考えているプログラマーが、まず取得を目指したい資格と言えるでしょう。

ITパスポートを含むDXに近い資格に関しては下記記事でも解説しています。

【2024】DXのおすすめ資格10選!資格の特徴と注意点を徹底解説

6.オラクルマスター

日本オラクル社が認定する、Oracle Databaseの管理スキルを証明するための資格がオラクルマスターです。種類は、「Bronze」「Silver」「Gold」「Platinum」の4つあります。Oracle Databaseは、日本国内で圧倒的なシェアを誇るデータベース管理ソフトなので、本資格を取得しておけば色々な仕事に役立ちます。

7.Javaプログラミング能力認定試験

Javaプログラミング能力認定試験は、サーティファイ情報処理能力認定委員会が認定する資格です。Javaに関する基本的な知識や、アプリケーションを作成する能力などを認定する試験で、難易度は3級・2級・1級の3つに分かれています。3級と2級は筆記試験ですが、1級はパソコンを使った実技試験が実施されます。日本国内はもちろん、海外でも認知度が高い資格なので、将来は海外で働きたいと考えている人にも向いている資格です。

8.応用情報技術者試験

プログラマーとしてスキルアップしたい、仕事の幅を広げたいと考えている人におすすめなのが、応用情報技術者試験です。500時間以上もの学習時間が必要と言われている資格で、難易度は高めですがプログラミングに関する幅広い知識や技術、応用力が身に付きます。経営戦略や業務課題の解決などに関するスキルも習得できるので、キャリアアップを考えているプログラマーやエンジニアにもおすすめです。

9.C言語プログラミング能力認定試験

C言語プログラミング能力認定試験は、サーティファイ株式会社が認定している資格です。難易度は3級・2級・1級の3種類あり、プログラマーやエンジニアなど、IT系の仕事をしている人達に人気があります。プログラミングに欠かせないC言語の理解度を確認するためにも役立つ資格なので、プログラマーを目指す人にもおすすめです。

10.VBAエキスパート

VBAエキスパートは、VBAの知識はもちろんExcelを自動化する方法など、様々なスキルを証明できる資格となっています。初心者向けのベーシック、経験者向けのスタンダードの2種類あるので、自分のレベルに合わせてチャレンジできます。Excelの自動化はプログラマーがよく行う仕事で需要も高いので、就職や転職を考えている人は本資格を取得しておくと有利になります。

以下の動画では、IT系の国家資格や民間資格を分かりやすく紹介しています。

プログラミングの資格を取得しておくメリットとは?

プログラミングの資格を取得しておくメリットとは?

プログラミングを行うために必要になる資格はありません。しかし、プログラマーやエンジニア向けの資格は数多くあり、取得する技術者は多くいます。なぜ資格を取得するかというと、自分が保有するスキルや知識を証明しやすくなるからです。プログラマーやエンジニアは即戦力を求められることも多く、資格を持っているのと持っていないのとでは信用度が変わります。就職や転職をする時、有利になるというのはプログラミングの資格を取得する大きなメリットでしょう。

就職した時の待遇がよくなるというのも大きなメリットです。会社によって変わりますが、業務に関わる特定の資格を取得していると、資格手当を出してくれるところも少なくありません。基本給とは別に手当てが支給されるので、資格を持っているだけで収入がアップする可能性があるのです。中には、試験費用や教材代など、資格取得のための費用を負担してくれる会社もあります。

プログラミングについて理解を深めたいと考えている人にも、資格を取得する意味はあります。試験に合格するためには、プログラミングの基本的な知識やスキルが必要不可欠です。試験にチャレンジすることで目的を持って学習を進められますし、自分にどの程度の能力が身に付いているのか確認することもできます。新しいプログラミング言語を学びたい、自分に不足している知識やスキルを確認したい、そういう時にプログラミングの資格にチャレンジしてみるのもよいでしょう。

プログラミングの仕事はどんな?仕事内容や年収を解説

プログラミングの資格を取得して仕事の幅を広げよう!

必ずしもプログラミングの資格を取得する必要はないですが、スキルアップしたい、仕事の幅を広げたいと考えているのであれば、試験にチャレンジしてみる価値はあります。資格を持っていれば自分のアピールポイントになりますし、試験にチャレンジすることで新しい知識を身に付けることもできるので、自分に合った資格はないか探してみてはいかがでしょうか。

プログラミングのおすすめ資格10選!対応言語や特徴を徹底比較
最新情報をチェックしよう!